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魔族侵攻編
ガードルートの休日2~真昼の告白は時を超えて~
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「やぁ、この町はどうだい?ガードルートにも予想出来なかったんじゃないかな?」
声の方向へ振り向くと、右手の通りから少女を肩車したケイがこちらに向かって歩いて来る所だった。
随分ご機嫌なのか、少女が足をバタバタとしながらこちらに手を振ってくる。思わず振り返してしまったが、面識の無いおっさんに手を振るのは頂けない。
「ケイ様、その少女は妹君ですか?少々無防備が過ぎる気がしますが......」
「ん?ああ、妹のライムだよ。天真爛漫に育ってしまってね。田舎は良い人ばかりだから大丈夫だが、そろそろレッドストーンの規模も大きくなってきたしな。追い追い教育はしていくけど、ライムを連れ去る事が出来るとは思えんなぁ」
やれやれと首を振るケイだが、そんな事にはお構い無しのライムはあっち!こっち!と興味が湧いた物があればケイに移動を促す。
はいはい、と移動するケイに付いてガードルートも移動する。子供のお守りをする保護者といった所だろうか。
「それでケイ様」 「様はよしてくれ。君でも、さんでも、殿でもいいが、どうも様は気持ち悪い」
「はぁ、ではケイ殿で。本題ですが、陛下の代理で手紙を読み上げにきたのですが。肝心のアーネスト辺境伯はどこに滞在されているので?」
「アーネストなら」「お家で父さん達とお話してるよ!」
「こら!お兄ちゃんとの話しに横入りするのは失礼だろう?親しき仲にも礼儀ありといってだな?」
ケイの言葉を遮って元気一杯に返事を返したライムだったが、躾に厳しいガードルートがクドクドクドクドと説教を始めるスイッチを入れてしまった。
「ごめんなさい......お兄ちゃん。ライムの事嫌いになった?」
「ははっ、それ位で嫌いになる訳が無いだろう?でも、ガードルートの言葉も正しいからな。ライムも勉強になっただろう?」
「うん、ごめんなさい」
「うむ、自分の過ちを認められる事は素晴らしい事だ。ライムちゃんもケイ殿の様に立派に成れるだろう」
ガードルートのゴツゴツした手で頭を撫でられるのが新鮮なのか、何時に無く大人しいライムだった。
「では、ケイ殿の家に案内してもら」「ケイ!アンナマリーさんが目を覚ましたようで、あら......私やらかした?やらかしたかなぁ?」
「エリスは周囲を見て発言する事を覚えような。ハイエルフだから外見は若々しいが、もう29歳だろうに......」
「とっとと......年は関係ないの!そんな事よりもアンナマリーさんが」
「ケイ殿?......ご説明頂けますな?エスペランサも話を聞きたがっていますぞ」
スラリと鞘から抜き放たれたエスペランサが力を解放してリンリンと光を纏いだすのに合わせて、ガードルートの魔力が高まっていく。
「いやぁ、サプライズプレゼントのはずだったんだけどな。落ち着きたまえガードルート君」
「これが落ち着いていられましょ」「いいから落ち着きな!ガードルート」
「ぶ、ブレンダ!?お前、死んだはずじゃ」
「そこの神様に救ってもらったのさ。アンも無事蘇生したみたいだねぇ」
あっけらかんとした態度でガードルートと話すブレンダだったが、ガードルートの狼狽えた態度を見てニヤニヤとし始める。
どうやら幾度となく繰り返された光景らしく、ウッと言いながら後退るガードルートをジリジリと追い詰めるブレンダの姿は様になっており、歩み寄る彼女に詰め寄られた末、その毒牙の犠牲となった。
「図体は大きくなったし、成長して渋いおっさんになったけどさ......中身はあの時で止まってるみたいだねぇ」
「それは、俺だって色々と」
「黙りな!再会した女にはもっと気の利いた態度があるだろう?抱きしめるなりなんなり出来ないから、アンタはいつまで経っても坊やだってんだよ」
見た目は20台前半の女性に追い詰められるオッサン......切ない気持ちになったケイは助け舟を出す事にする。
「まぁまぁ、うちのドジっ子ハイエルフがネタばらししちゃたのが悪いんだ。本当ならもっとムードのある場所で逢瀬を提供するつもりだったんだが......死に別れたはずの大好きな人が、突然目の前に現れて動揺しない訳がないよな?」
「ああ、二度と会えないと思っていたんだ。この3年間を過ごす中、片時も忘れた事は無かった」
「へ、へぇ......真面目な顔をすれば見れる様になったじゃないか」
満更でも無いらしく、正面から見つめられたブレンダも照れくさくなったのか頬を掻いて目を逸らす。今が好機とばかりにガードルートがラッシュを開始する。
「もう一度出会えたならば言おうと決めていた。ブレンダ......君を愛している」
抱き寄せて右手を頬に当てると、ブレンダが目を逸らそうとする。しかし、逃がさないとばかりに目線を合わせて固定したガードルートは言葉を続ける。
「今度こそ離しはしない。俺と一生を共に歩んでくれ!お前が、お前達が居なければダメなんだ」
万感の思いを込めたガードルートの叫びがブレンダの心を揺さぶる。
「どんな理想を叶えても、どれだけ賞賛されようとも、2人の居ない世界なんかじゃ意味が無い!離れてからようやく気が付いた。傍で微笑んでくれる、支えてくれる2人が意味をくれた。世界に色を分け与えてくれていた事に」
少年は理想を、夢を求める過程で一番大切な物を見失ってしまった。全ての思いの源泉がどこにあったのか?心の奥から湧き出る思いとは別に、自分が求める形がそこにあったはずだった。
「自分が知りもしない物を人に与えられるはずが無いんだ。理想だけ胸に抱えていてもこの両手にあったはずの温もりが無ければ、その価値が分からなければ!俺は拾われたあの時と何も変わらないと分かったんだ!」
「なんだい?いい年した男が泣きながらさぁ。そんな大事な事に今更気が付いたのかい?」
お互いに涙しながら見つめ合い、そっと口づけを交わした2人をケイとエリスは見つめていた。
別れて失い、再会してもう一度別れた。今度こそ会う事は無いだろうと覚悟した人生だったが、もう一度出会う事が出来た。
言葉では言い表せない沢山の感情が入り混じった胸中を知る者はいない。2人が積み重ねた時間を確かめ合うように交わした口づけは、永遠の時を刻むように長く長く感じられた。
「仕方がないねぇ。そこまで言われちゃ離れる訳にもいかないさね」
「嫌だと言っても連れて行くさ。どうせ目的地は一緒なんだからな」
少年は長い旅を経て本当の宝を見つけた。遠く離れて気が付く思いもあるのだろう。一番身近にあったが故に気が付く事が出来なかった宝物。
「アンナマリーにはちゃっかり告白したのに、アタシの事は放置なんだからねぇ」
「許せよ。これからの全ての時間で埋め合わせていくつもりだ」
「本当かねぇ?嘘だったら燃やしちまうよ?孤独はもう懲り懲りさね」
ギュっと腕にしがみ付いて頬擦りするブレンダの表情は満足気で、まるで初恋を叶えた少女の様に初々しい笑みを浮かべていた。
「オホン、そろそろ満足してくれたかな?天下の往来でする事じゃないから魔法で幻を被せたけれどさ。エリスがモジモジしながらこっちをチラチラ見てるからな。俺もまだまだ嫁達にご奉仕しなきゃだしさ」
ケイの言葉を聞いて我に返った2人だったが時既にお寿司!いや、遅し!である。
「今の映像はバッチリ記録しておいたから帰ってゆっくりと見てね!アンナマリーにも見せないとね?」
「ケイ殿!後生ですからそれだけは!何卒ご容赦を!」
「だだだ、ダメだよ!あんなの見られたらアンにどんな顔して会えば良いのか分からなくなっちまうさね!」
「駄目だよ?こんなおもし、大切な事を共有しないなんてアンナマリーに悪いじゃないか?」
映像記憶の魔道具を手にニヤニヤするケイと泣きつく2人。そんな光景を眺めているエリスはため息をついた。これが稀代の英雄達と至高神だというのだから、世の中全てが儘成らないのは仕方が無いのである。
「エリスはキスされてピクピクしていただけだったらしいですし?色々と駄々漏れだったのですよね?」
「イーリスさん!?それは言っちゃ駄目です!ダメ絶対!」
建物の陰から顔を覗かせたイーリスだったが、邪悪な笑みと問題発言でエリスを責め立てる。天使の様な悪魔の笑顔とは彼女の事を言うのだろう......と羞恥にプルプルと震えながらエリスは思ったのだった。
声の方向へ振り向くと、右手の通りから少女を肩車したケイがこちらに向かって歩いて来る所だった。
随分ご機嫌なのか、少女が足をバタバタとしながらこちらに手を振ってくる。思わず振り返してしまったが、面識の無いおっさんに手を振るのは頂けない。
「ケイ様、その少女は妹君ですか?少々無防備が過ぎる気がしますが......」
「ん?ああ、妹のライムだよ。天真爛漫に育ってしまってね。田舎は良い人ばかりだから大丈夫だが、そろそろレッドストーンの規模も大きくなってきたしな。追い追い教育はしていくけど、ライムを連れ去る事が出来るとは思えんなぁ」
やれやれと首を振るケイだが、そんな事にはお構い無しのライムはあっち!こっち!と興味が湧いた物があればケイに移動を促す。
はいはい、と移動するケイに付いてガードルートも移動する。子供のお守りをする保護者といった所だろうか。
「それでケイ様」 「様はよしてくれ。君でも、さんでも、殿でもいいが、どうも様は気持ち悪い」
「はぁ、ではケイ殿で。本題ですが、陛下の代理で手紙を読み上げにきたのですが。肝心のアーネスト辺境伯はどこに滞在されているので?」
「アーネストなら」「お家で父さん達とお話してるよ!」
「こら!お兄ちゃんとの話しに横入りするのは失礼だろう?親しき仲にも礼儀ありといってだな?」
ケイの言葉を遮って元気一杯に返事を返したライムだったが、躾に厳しいガードルートがクドクドクドクドと説教を始めるスイッチを入れてしまった。
「ごめんなさい......お兄ちゃん。ライムの事嫌いになった?」
「ははっ、それ位で嫌いになる訳が無いだろう?でも、ガードルートの言葉も正しいからな。ライムも勉強になっただろう?」
「うん、ごめんなさい」
「うむ、自分の過ちを認められる事は素晴らしい事だ。ライムちゃんもケイ殿の様に立派に成れるだろう」
ガードルートのゴツゴツした手で頭を撫でられるのが新鮮なのか、何時に無く大人しいライムだった。
「では、ケイ殿の家に案内してもら」「ケイ!アンナマリーさんが目を覚ましたようで、あら......私やらかした?やらかしたかなぁ?」
「エリスは周囲を見て発言する事を覚えような。ハイエルフだから外見は若々しいが、もう29歳だろうに......」
「とっとと......年は関係ないの!そんな事よりもアンナマリーさんが」
「ケイ殿?......ご説明頂けますな?エスペランサも話を聞きたがっていますぞ」
スラリと鞘から抜き放たれたエスペランサが力を解放してリンリンと光を纏いだすのに合わせて、ガードルートの魔力が高まっていく。
「いやぁ、サプライズプレゼントのはずだったんだけどな。落ち着きたまえガードルート君」
「これが落ち着いていられましょ」「いいから落ち着きな!ガードルート」
「ぶ、ブレンダ!?お前、死んだはずじゃ」
「そこの神様に救ってもらったのさ。アンも無事蘇生したみたいだねぇ」
あっけらかんとした態度でガードルートと話すブレンダだったが、ガードルートの狼狽えた態度を見てニヤニヤとし始める。
どうやら幾度となく繰り返された光景らしく、ウッと言いながら後退るガードルートをジリジリと追い詰めるブレンダの姿は様になっており、歩み寄る彼女に詰め寄られた末、その毒牙の犠牲となった。
「図体は大きくなったし、成長して渋いおっさんになったけどさ......中身はあの時で止まってるみたいだねぇ」
「それは、俺だって色々と」
「黙りな!再会した女にはもっと気の利いた態度があるだろう?抱きしめるなりなんなり出来ないから、アンタはいつまで経っても坊やだってんだよ」
見た目は20台前半の女性に追い詰められるオッサン......切ない気持ちになったケイは助け舟を出す事にする。
「まぁまぁ、うちのドジっ子ハイエルフがネタばらししちゃたのが悪いんだ。本当ならもっとムードのある場所で逢瀬を提供するつもりだったんだが......死に別れたはずの大好きな人が、突然目の前に現れて動揺しない訳がないよな?」
「ああ、二度と会えないと思っていたんだ。この3年間を過ごす中、片時も忘れた事は無かった」
「へ、へぇ......真面目な顔をすれば見れる様になったじゃないか」
満更でも無いらしく、正面から見つめられたブレンダも照れくさくなったのか頬を掻いて目を逸らす。今が好機とばかりにガードルートがラッシュを開始する。
「もう一度出会えたならば言おうと決めていた。ブレンダ......君を愛している」
抱き寄せて右手を頬に当てると、ブレンダが目を逸らそうとする。しかし、逃がさないとばかりに目線を合わせて固定したガードルートは言葉を続ける。
「今度こそ離しはしない。俺と一生を共に歩んでくれ!お前が、お前達が居なければダメなんだ」
万感の思いを込めたガードルートの叫びがブレンダの心を揺さぶる。
「どんな理想を叶えても、どれだけ賞賛されようとも、2人の居ない世界なんかじゃ意味が無い!離れてからようやく気が付いた。傍で微笑んでくれる、支えてくれる2人が意味をくれた。世界に色を分け与えてくれていた事に」
少年は理想を、夢を求める過程で一番大切な物を見失ってしまった。全ての思いの源泉がどこにあったのか?心の奥から湧き出る思いとは別に、自分が求める形がそこにあったはずだった。
「自分が知りもしない物を人に与えられるはずが無いんだ。理想だけ胸に抱えていてもこの両手にあったはずの温もりが無ければ、その価値が分からなければ!俺は拾われたあの時と何も変わらないと分かったんだ!」
「なんだい?いい年した男が泣きながらさぁ。そんな大事な事に今更気が付いたのかい?」
お互いに涙しながら見つめ合い、そっと口づけを交わした2人をケイとエリスは見つめていた。
別れて失い、再会してもう一度別れた。今度こそ会う事は無いだろうと覚悟した人生だったが、もう一度出会う事が出来た。
言葉では言い表せない沢山の感情が入り混じった胸中を知る者はいない。2人が積み重ねた時間を確かめ合うように交わした口づけは、永遠の時を刻むように長く長く感じられた。
「仕方がないねぇ。そこまで言われちゃ離れる訳にもいかないさね」
「嫌だと言っても連れて行くさ。どうせ目的地は一緒なんだからな」
少年は長い旅を経て本当の宝を見つけた。遠く離れて気が付く思いもあるのだろう。一番身近にあったが故に気が付く事が出来なかった宝物。
「アンナマリーにはちゃっかり告白したのに、アタシの事は放置なんだからねぇ」
「許せよ。これからの全ての時間で埋め合わせていくつもりだ」
「本当かねぇ?嘘だったら燃やしちまうよ?孤独はもう懲り懲りさね」
ギュっと腕にしがみ付いて頬擦りするブレンダの表情は満足気で、まるで初恋を叶えた少女の様に初々しい笑みを浮かべていた。
「オホン、そろそろ満足してくれたかな?天下の往来でする事じゃないから魔法で幻を被せたけれどさ。エリスがモジモジしながらこっちをチラチラ見てるからな。俺もまだまだ嫁達にご奉仕しなきゃだしさ」
ケイの言葉を聞いて我に返った2人だったが時既にお寿司!いや、遅し!である。
「今の映像はバッチリ記録しておいたから帰ってゆっくりと見てね!アンナマリーにも見せないとね?」
「ケイ殿!後生ですからそれだけは!何卒ご容赦を!」
「だだだ、ダメだよ!あんなの見られたらアンにどんな顔して会えば良いのか分からなくなっちまうさね!」
「駄目だよ?こんなおもし、大切な事を共有しないなんてアンナマリーに悪いじゃないか?」
映像記憶の魔道具を手にニヤニヤするケイと泣きつく2人。そんな光景を眺めているエリスはため息をついた。これが稀代の英雄達と至高神だというのだから、世の中全てが儘成らないのは仕方が無いのである。
「エリスはキスされてピクピクしていただけだったらしいですし?色々と駄々漏れだったのですよね?」
「イーリスさん!?それは言っちゃ駄目です!ダメ絶対!」
建物の陰から顔を覗かせたイーリスだったが、邪悪な笑みと問題発言でエリスを責め立てる。天使の様な悪魔の笑顔とは彼女の事を言うのだろう......と羞恥にプルプルと震えながらエリスは思ったのだった。
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