74 / 117
王都の闇編
インフィナイト・ガイウス・ザガート~解き放たれた約束~
しおりを挟む
2階の攻略を早々に済ませたダンケルクは先に1階を探索していた。1階の欠片は5個とかなり多い数が配置されていた。
新たに1階で2個の欠片を獲得したダンケルクは欠片の手持ちが5個になった。残り3個の欠片はキッチンと応接室にそれぞれ1個づつあり、残りの1個は赤い光点と一緒に移動している。
「まずはキッチンからだな」
バラバラにされて丁寧に料理された嫌な光景がフラッシュバックしたダンケルクは嫌な表情を浮かべる。2階は2階で嫌な思いをしたが、1階はメイド服を着たグールやワイトの群れに復讐するように槍撃を浴びせて破壊していく。
「ゴミはゴミらしくイクシードの糧となるが良いわ!貴様らの安い命でも足しにはなるだろう」
ニヤリと下卑た笑みを浮かべながら次々とアンデット達を貫くダンケルクだったが、突如崩落した天井に飲まれて意識を失った。
目を覚ますと手足を縛られて拘束されたダンケルクは、またしてもキッチンで恐怖体験をする事になる。
「お目覚めのようですな公爵様、お腹は空いていませんか?極上の腸詰が完成しましてね!是非、ご賞味頂きたいと思っていた所でして」
確かに、あの時とは違ってキッチンには良い香りが漂っている。更に盛って出された極太の腸詰はスープでじっくりと煮込まれたらしく、ハーブと調味料の芳しい香りを漂わせているではないか。
しかし、ここはアンデットが徘徊する館の中、材料が何かも分からない得体の知れぬ料理を口にする勇気は無かった。
「ささ、熱い内にどうぞ!......と言っても腕を縛っていては食べる事も出来ませんね。私が食べさせてあげましょう」
「む、ぐ」
口を閉じて食べるのを拒否するダンケルクの態度を見て、徐々に表情が険しくなっていくコックだったが、沸点は思った以上に低かったらしく、1分と立たぬ内にその怒りをぶちまける。
「食べろって言ってるだろうが!このクソ野郎が!オラァ!」
顔面を殴りつけ、蹴り飛ばし、ザクザクと体に包丁を突き立てると、満足したのかニコリと微笑んで料理を勧めてくる。
「大丈夫ですよ。毒なんか入っていませんし、腐ったゾンビ共の肉なんか使っていませんから食え!早く!」
だんだんイライラしてきたのか、口調が荒くなってきたコックが強引に口をあけて腸詰を口に放り込む。観念したダンケルクは腸詰を咀嚼すると、その素晴らしい味わいに感嘆する。
しっかり下味を付けられた粗挽き肉に、香草とスパイスを練りこんで作り上げた腸詰は絶品だった。ブツリと齧り付く度に、ジュワっと溢れ出す肉汁の旨みに、思わず頬が緩む。
「旨いだろう?俺のような素晴らしい腕を持ったコックを、貴様は料理の見た目が気に食わないと殺したんだよ!王都でも1.2を争う腕だと言われたこの俺をな!」
口に入る限界を無視して次々と入れられる腸詰を必死に咀嚼して飲み込むダンケルクだったが、いい加減喉が渇いてきたと思った所で、コックがワインの注がれたグラスを2つ持ってくる。
「至福の時間を味わった所で乾杯しましょう。私はもう満足しましたよ。これで過去の事は水に流します」
ニコリと笑ったコックが乾杯と自分でグラスを打ち鳴らし、自分とダンケルクに向けてワイングラスを傾ける。
「美味しかったでしょう?ご自分の腸で包んだ奥様の肉は!」
!!?......思考が纏まらず、自分の腹部を見るがナプキンで見えないようにされている為、確認する事が出来ない。
「ご安心ください。死なないように微弱な治癒魔法をかけながら丁寧に取り出しまして縫合しましたから、お腹は空っぽですが問題ないでしょう。痛みも麻痺させていますから、ご自分が腸詰になっているとは......ククク。思わねぇよなあ!ハハハハハ!」
更に怒りを愉悦に変えたコックは、己の所業に酔いしれているのか、事実を暴露していく。
「あの墓穴の最奥には奥様の遺体を安置していたでしょう?魔道具で保管された体は朽ちる事無く保存されておりましたよ?馬鹿の癖に、知りもしない蘇りの儀式なんかを行った挙句、アンデットだらけの魔窟を作り出して放置するなんてなぁ!お前は本当の馬鹿だよ!」
吐き出すことも許さないと口を塞ぎ、ゲラゲラと笑うコックだったが、仕上げだと指を鳴らす。
「それじゃあ、特製のガーランド・ダンケルク公爵の腸詰をじっくりと堪能していただこうか!」
扉の向こうか3匹のヘルハウンドが次々と部屋に侵入してくる。過去に番犬として飼われていたが、獣臭いから止めろと、下らない理由で処分された犬達の成れの果てだった。
世話をしていた調教師は泣きながら犬達に語り聞かせ、共に一夜を過ごした後に己の命と共に果てたのだった。
「ぐあああああ。やめろ!やめろぉおおお!!」
体中を食いちぎられて絶叫を上げるダンケルクだったが、それを止める者など居はしない。骨も残さず食い散らかされて無くなった。
「お前達も旨かったか?この世での最後の晩餐は彼の仇だ。あっちで彼に聞かせてやると良い」
「「「ウォン!」」」
コックとヘルハウンドは満足したのか、徐々に輪郭が薄れてキッチンから消えていった。
気配を感じて駆けつけたガードルートだったが、既に復讐が行われた後であり。キッチンにあるはずの魂の欠片は見当たらなかった。
マップを確認すると、LOSTの文字が表示されていた。
「10回目の死が発生した代償に持っていかれたか」
「ガードルートか、俺の失態だ。すまぬ」
気落ちして力無く座り込むダンケルクの様子を見てガードルートは......歓喜を覚えた。これまでの自分ならば己の無力を恥じて自責の念に駆られただろうが、今となってはそんな感情が湧くはずも無かった。
「残りの2つを回収しましょう。合わせて7個の欠片が揃っているのですから、残り5個を欠損無く集めれば希望はあるはずです」
「そうだな、まだ欠片は残されているのに、ここで時間を浪費するわけにはいかぬ」
時計を確認するが、経過して時間は7時間と少しで、約束の時間までは16時間以上ある。このペースならば十分に間に合うだろう。
合流を果たした2人は勢いに乗り応接室の欠片を回収して、赤い光点を補足した。
「ふむ、どうやら私の欠片を狙ってきたようだな。だが、貴様らにくれてやる分けにはいかん」
「おまえ、いや......貴方様は先王!」
「いかにも、余がインフィナイト・ガイウス・ザガートである」
生涯で幾度も戦場にたった歴戦の王は、老いた肉体から解放されて若々しい全盛期の肉体を手に入れていた。
王だけが身に付ける事を許された、深い緑の全身鎧の兜を外し、顔を見せたガイウスは、己の素性を明らかにすると2人に目を向けた。
「ガードルートよ。余は国の為に間違いを犯した。様々な利益と引き換えにこのダンケルクを生かしたのは許される事ではない。全ては我が不徳、全ては我が無力さが招いた過ちであったわ!」
スラリと抜き放った長剣の切っ先をダンケルクに向けたガイウスは、真紅の双眸を向けてそう言い放つ。
「ふん!死人が戯言を抜かしおるわ!国1つと引き換える価値があるポーションまでくれてやった私にそこまでの言葉を向けるか!恥を知れ愚か者が!」
「先王と言えども看過出来ませんな。閣下はこれまで国に対して、多大な貢献をされてきた。戦争を避ける事が出来たのも公爵軍の力に恐怖を覚えるからではないですか」
「確かに、それは真実だろう。しかし、他にやりようはあっただろう。例えば、平民という身分から騎士団長にまで上り詰める才媛を無駄にしなければな。貴族と言う生き物は厄介でな。血筋だ誇りだと、力も持たない家格だけで己を誇る戯け者共の巣窟よ!我が英断を下していれば違う道もあっただろうよ」
無念の言葉を口にするガイウスの顔には苦渋が満ちていた。
「長い時間をかけてダンケルクがお前を洗脳していた事には気が付いていたのだ。我は国の行く末とお前を天秤に掛けて蹴ったのだ。ここまでの道程でどれだけの真実を掴んだのかは知らんが、もう気付いておるのだろう?ライオット・ガードルートの夢の果ては何処を向いていた?叙任の式典で我に捧げた言葉は本心であったはずだ」
ガードルートは心に掛かった記憶を封じる鎖が弾け飛ぶのを感じた。
「そうか......俺は......ブレンダ、アンナマリー......俺が目指したのは、俺達が語った夢は......」
若者が剣に誓い、3人で交わした約束の未来。それが今再び解き放たれる。
新たに1階で2個の欠片を獲得したダンケルクは欠片の手持ちが5個になった。残り3個の欠片はキッチンと応接室にそれぞれ1個づつあり、残りの1個は赤い光点と一緒に移動している。
「まずはキッチンからだな」
バラバラにされて丁寧に料理された嫌な光景がフラッシュバックしたダンケルクは嫌な表情を浮かべる。2階は2階で嫌な思いをしたが、1階はメイド服を着たグールやワイトの群れに復讐するように槍撃を浴びせて破壊していく。
「ゴミはゴミらしくイクシードの糧となるが良いわ!貴様らの安い命でも足しにはなるだろう」
ニヤリと下卑た笑みを浮かべながら次々とアンデット達を貫くダンケルクだったが、突如崩落した天井に飲まれて意識を失った。
目を覚ますと手足を縛られて拘束されたダンケルクは、またしてもキッチンで恐怖体験をする事になる。
「お目覚めのようですな公爵様、お腹は空いていませんか?極上の腸詰が完成しましてね!是非、ご賞味頂きたいと思っていた所でして」
確かに、あの時とは違ってキッチンには良い香りが漂っている。更に盛って出された極太の腸詰はスープでじっくりと煮込まれたらしく、ハーブと調味料の芳しい香りを漂わせているではないか。
しかし、ここはアンデットが徘徊する館の中、材料が何かも分からない得体の知れぬ料理を口にする勇気は無かった。
「ささ、熱い内にどうぞ!......と言っても腕を縛っていては食べる事も出来ませんね。私が食べさせてあげましょう」
「む、ぐ」
口を閉じて食べるのを拒否するダンケルクの態度を見て、徐々に表情が険しくなっていくコックだったが、沸点は思った以上に低かったらしく、1分と立たぬ内にその怒りをぶちまける。
「食べろって言ってるだろうが!このクソ野郎が!オラァ!」
顔面を殴りつけ、蹴り飛ばし、ザクザクと体に包丁を突き立てると、満足したのかニコリと微笑んで料理を勧めてくる。
「大丈夫ですよ。毒なんか入っていませんし、腐ったゾンビ共の肉なんか使っていませんから食え!早く!」
だんだんイライラしてきたのか、口調が荒くなってきたコックが強引に口をあけて腸詰を口に放り込む。観念したダンケルクは腸詰を咀嚼すると、その素晴らしい味わいに感嘆する。
しっかり下味を付けられた粗挽き肉に、香草とスパイスを練りこんで作り上げた腸詰は絶品だった。ブツリと齧り付く度に、ジュワっと溢れ出す肉汁の旨みに、思わず頬が緩む。
「旨いだろう?俺のような素晴らしい腕を持ったコックを、貴様は料理の見た目が気に食わないと殺したんだよ!王都でも1.2を争う腕だと言われたこの俺をな!」
口に入る限界を無視して次々と入れられる腸詰を必死に咀嚼して飲み込むダンケルクだったが、いい加減喉が渇いてきたと思った所で、コックがワインの注がれたグラスを2つ持ってくる。
「至福の時間を味わった所で乾杯しましょう。私はもう満足しましたよ。これで過去の事は水に流します」
ニコリと笑ったコックが乾杯と自分でグラスを打ち鳴らし、自分とダンケルクに向けてワイングラスを傾ける。
「美味しかったでしょう?ご自分の腸で包んだ奥様の肉は!」
!!?......思考が纏まらず、自分の腹部を見るがナプキンで見えないようにされている為、確認する事が出来ない。
「ご安心ください。死なないように微弱な治癒魔法をかけながら丁寧に取り出しまして縫合しましたから、お腹は空っぽですが問題ないでしょう。痛みも麻痺させていますから、ご自分が腸詰になっているとは......ククク。思わねぇよなあ!ハハハハハ!」
更に怒りを愉悦に変えたコックは、己の所業に酔いしれているのか、事実を暴露していく。
「あの墓穴の最奥には奥様の遺体を安置していたでしょう?魔道具で保管された体は朽ちる事無く保存されておりましたよ?馬鹿の癖に、知りもしない蘇りの儀式なんかを行った挙句、アンデットだらけの魔窟を作り出して放置するなんてなぁ!お前は本当の馬鹿だよ!」
吐き出すことも許さないと口を塞ぎ、ゲラゲラと笑うコックだったが、仕上げだと指を鳴らす。
「それじゃあ、特製のガーランド・ダンケルク公爵の腸詰をじっくりと堪能していただこうか!」
扉の向こうか3匹のヘルハウンドが次々と部屋に侵入してくる。過去に番犬として飼われていたが、獣臭いから止めろと、下らない理由で処分された犬達の成れの果てだった。
世話をしていた調教師は泣きながら犬達に語り聞かせ、共に一夜を過ごした後に己の命と共に果てたのだった。
「ぐあああああ。やめろ!やめろぉおおお!!」
体中を食いちぎられて絶叫を上げるダンケルクだったが、それを止める者など居はしない。骨も残さず食い散らかされて無くなった。
「お前達も旨かったか?この世での最後の晩餐は彼の仇だ。あっちで彼に聞かせてやると良い」
「「「ウォン!」」」
コックとヘルハウンドは満足したのか、徐々に輪郭が薄れてキッチンから消えていった。
気配を感じて駆けつけたガードルートだったが、既に復讐が行われた後であり。キッチンにあるはずの魂の欠片は見当たらなかった。
マップを確認すると、LOSTの文字が表示されていた。
「10回目の死が発生した代償に持っていかれたか」
「ガードルートか、俺の失態だ。すまぬ」
気落ちして力無く座り込むダンケルクの様子を見てガードルートは......歓喜を覚えた。これまでの自分ならば己の無力を恥じて自責の念に駆られただろうが、今となってはそんな感情が湧くはずも無かった。
「残りの2つを回収しましょう。合わせて7個の欠片が揃っているのですから、残り5個を欠損無く集めれば希望はあるはずです」
「そうだな、まだ欠片は残されているのに、ここで時間を浪費するわけにはいかぬ」
時計を確認するが、経過して時間は7時間と少しで、約束の時間までは16時間以上ある。このペースならば十分に間に合うだろう。
合流を果たした2人は勢いに乗り応接室の欠片を回収して、赤い光点を補足した。
「ふむ、どうやら私の欠片を狙ってきたようだな。だが、貴様らにくれてやる分けにはいかん」
「おまえ、いや......貴方様は先王!」
「いかにも、余がインフィナイト・ガイウス・ザガートである」
生涯で幾度も戦場にたった歴戦の王は、老いた肉体から解放されて若々しい全盛期の肉体を手に入れていた。
王だけが身に付ける事を許された、深い緑の全身鎧の兜を外し、顔を見せたガイウスは、己の素性を明らかにすると2人に目を向けた。
「ガードルートよ。余は国の為に間違いを犯した。様々な利益と引き換えにこのダンケルクを生かしたのは許される事ではない。全ては我が不徳、全ては我が無力さが招いた過ちであったわ!」
スラリと抜き放った長剣の切っ先をダンケルクに向けたガイウスは、真紅の双眸を向けてそう言い放つ。
「ふん!死人が戯言を抜かしおるわ!国1つと引き換える価値があるポーションまでくれてやった私にそこまでの言葉を向けるか!恥を知れ愚か者が!」
「先王と言えども看過出来ませんな。閣下はこれまで国に対して、多大な貢献をされてきた。戦争を避ける事が出来たのも公爵軍の力に恐怖を覚えるからではないですか」
「確かに、それは真実だろう。しかし、他にやりようはあっただろう。例えば、平民という身分から騎士団長にまで上り詰める才媛を無駄にしなければな。貴族と言う生き物は厄介でな。血筋だ誇りだと、力も持たない家格だけで己を誇る戯け者共の巣窟よ!我が英断を下していれば違う道もあっただろうよ」
無念の言葉を口にするガイウスの顔には苦渋が満ちていた。
「長い時間をかけてダンケルクがお前を洗脳していた事には気が付いていたのだ。我は国の行く末とお前を天秤に掛けて蹴ったのだ。ここまでの道程でどれだけの真実を掴んだのかは知らんが、もう気付いておるのだろう?ライオット・ガードルートの夢の果ては何処を向いていた?叙任の式典で我に捧げた言葉は本心であったはずだ」
ガードルートは心に掛かった記憶を封じる鎖が弾け飛ぶのを感じた。
「そうか......俺は......ブレンダ、アンナマリー......俺が目指したのは、俺達が語った夢は......」
若者が剣に誓い、3人で交わした約束の未来。それが今再び解き放たれる。
1
お気に入りに追加
2,330
あなたにおすすめの小説

異世界転生!ハイハイからの倍人生
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は死んでしまった。
まさか野球観戦で死ぬとは思わなかった。
ホームランボールによって頭を打ち死んでしまった僕は異世界に転生する事になった。
転生する時に女神様がいくら何でも可哀そうという事で特殊な能力を与えてくれた。
それはレベルを減らすことでステータスを無制限に倍にしていける能力だった...

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

異世界召喚失敗から始まるぶらり旅〜自由気ままにしてたら大変なことになった〜
ei_sainome
ファンタジー
クラスメイト全員が異世界に召喚されてしまった!
謁見の間に通され、王様たちから我が国を救って欲しい云々言われるお約束が…始まらない。
教室内が光ったと思えば、気づけば地下に閉じ込められていて、そこには誰もいなかった。
勝手に召喚されたあげく、誰も事情を知らない。未知の世界で、自分たちの力だけでどうやって生きていけというのか。
元の世界に帰るための方法を探し求めて各地を放浪する旅に出るが、似たように見えて全く異なる生態や人の価値観と文化の差に苦悩する。
力を持っていても順応できるかは話が別だった。
クラスメイトたちにはそれぞれ抱える内面や事情もあり…新たな世界で心身共に表面化していく。
※ご注意※
初投稿、試作、マイペース進行となります。
作品名は今後改題する可能性があります。
世界観だけプロットがあり、話の方向性はその場で決まります。
旅に出るまで(序章)がすごく長いです。
他サイトでも同作を投稿しています。
更新頻度は1〜3日程度を目標にしています。

いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

アラヒフおばさんのゆるゆる異世界生活
ゼウママ
ファンタジー
50歳目前、突然異世界生活が始まる事に。原因は良く聞く神様のミス。私の身にこんな事が起こるなんて…。
「ごめんなさい!もう戻る事も出来ないから、この世界で楽しく過ごして下さい。」と、言われたのでゆっくり生活をする事にした。
現役看護婦の私のゆっくりとしたどたばた異世界生活が始まった。
ゆっくり更新です。はじめての投稿です。
誤字、脱字等有りましたらご指摘下さい。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる