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王都の闇編
公爵邸への潜入、侯爵時代の過去
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次のステップに移るにはクリアしなければならない条件がある。
1.公爵の動向を正確に把握し、取引の時間と場所を特定する。
2.取引相手の特定と取引内容の把握。
3.公爵戦力の把握と妨害工作。
4.???の確認と当日の為の仕込み。
この4点は押さえておかねばなるまい。
【不可視化】
気配隠蔽のスキルを発動させた俺は追加で魔法を使用すると、自分を不可視化する。
出会った人間全部の意識を操作したり、眠らせたりするよりも楽だし、公爵邸には警備ように犬も放し飼いにされているからだ。
気配隠蔽で臭いや音は隠せても、姿までは全て隠す事が出来ないので、二つを併用して完全なる透明人間状態へと変化したのである。
正門を飛び越えて公爵邸へ侵入した俺は、すばやく1階フロアへと潜入する。
【精神支配】
執事らしき人物を発見すると、俺は即座に意識を奪い取って記憶を覗いた。
彼はダンケルクが生まれてから今までを知っている人物だった。
公爵家に生まれた事にプレッシャーを感じて生きてきたダンケルクだったが、その性格も邪魔してか子供の頃から我侭に育ち、他者を踏み躙りながら生きてきたようだった。
最初は捕まえた昆虫をバラバラに分解したり、手足を引きちぎった状態で苦しむ所を眺めるのが楽しみだった彼だが、それが年々エスカレートしていくのだった。
その事に対してこの執事も恐怖心が芽生えていたが、どうする事も出来ずに日々を過ごしていた。
15歳を迎える頃には、その才覚を発揮し始めていき、国の文官達を驚愕させる程の政治手腕を見せ付けた。
どんどん過激になっていく彼の性格は留まる事を知らず、考えた政策に口を出したり、アレコレと指図を繰り返す両親が疎ましくなった彼は、17歳の誕生日に計画を決行する。
「父上も母上も邪魔です。奴隷など使い捨ててしまえば良いものを、何故大切に扱おうとするのですか?」
「ダンケルク!この縄を解くのだ!お前がやっている事は領主への反逆だぞ!親に対してこのような暴挙をしでかした者が他に居ると思ってか?」
「お腹を痛めて産んだ実の母親に向かってなんという事を!今ならばまだ許します。私を自由になさい!」
「私は質問をしているのですよ?......無能な親ほど性質の悪い物は無いな。大体、状況を理解しておられるのか?生殺与奪さえ握られているのに、口から漏れる言葉には命乞いすら無いとは......まさかここまでされておいて、私が貴方達を生かしておくとでも思っているのですか?」
「正気か!?親に手を掛ける息子がどこに居るというのだ!恩知らずの親不孝者め!」
「ダンケルク!母を、母を手に掛けるというのですか?生まれて今まで誰が育ててくれたと思っているのです!?」
「愛情を注がれた記憶などありませんな。自分達の対面を保つ為にくだらない事ばかり優先して、私に構う事すら後回しにしていた癖に、どの面下げて親だと主張するのですか?誕生日すら共に祝ってくれない親が何処に居るというのか!」
歪み始めた彼に愛情を注いだのは、使用人として使えていた奴隷だったのだ。
心構えを説き、権力を振りかざす事を教え、己以外を駒として認識する。弱みを握り、弱点を生み出し、土俵に着く前に相手を仕留める悪辣な手法を伝授した。
そんな奴隷も、一時は先生役として重宝されたが、ダンケルクは自己の存在価値を悟った瞬間に変わった。
弱みを握る彼を処分した事で、己の本質である悪意というものを認識したダンケルクは、サディスティックな気質を完全開花させた。
虐げる事に快楽を覚え、犯し、侵す事に喜びを覚えた彼にとって、他者の命とは己を満たす為に存在する道具と成り果てていた。
両親は勿論だが、ゴチャゴチャと耳元で囀る血縁者達を謀略で全て粛清した彼は、己が満足する環境を作り上げる事に邁進した。
富を蓄え、都合の良い味方を作り上げ、従わぬ者を処分した。他者より上へ、他者より先へと次々に貴族達を陥れて立場を向上させていった彼は、その影で何百人という命を戯れに消費していった。
叫び声を聞いて猛り、陵辱して恍惚を得る彼の歪んだ性癖はどんどん悪化していく。
侯爵となった彼の元に、1人の女性が嫁いでくる事となる。
ロシル・エカテリーナはロシル侯爵家の長女であったが、その残虐な性格や問題行動が裏で噂される女性だった。そんな彼女がダンケルクと出会ったのは天啓だったと言わざるを得ない。
恐ろしいほどに波長が合う2人は、公私共に何をする時も一緒に行動した。
恵まれた才覚で誰もが驚愕する結果を叩き出し、侯爵でありながら国庫を凌駕する財政基盤を作り上げ、その裏で幾千の命を奪った。最早、この2人を止められる貴族など存在しなかった。
そんな2人の栄華も終わりを迎える。
エカテリーナが殺した奴隷の中に、凶悪な呪術を心得た者がいたのだ。女性が命と引き換えにしてまでエカテリーナに施した呪術は、解除不能の悪辣な呪いだった。
自分の命と引き換えに、生涯に渡り苦痛と幻覚を与え続けるという狂気染みた呪術は見事にエカテリーナの人格を破壊した。
様々な薬や治療を試したが、手の施しようも無く衰弱して壊れていくエカテリーナに絶望を感じたダンケルクは、とうとう自らの手でエカテリーナの命を終わらせる。
救いようが無い2人だったが、ダンケルク自身もここで完全に壊れてしまった。
他者の幸せを破壊する事へ執着するという、新たな欲求に目覚めた男は、これまでの悪逆さなど比べ物にならない程に惨劇を作り出していくのだった。
「救いようが無い男だな。大規模な結界が王都の中に存在するからもしやと思い調査してみれば、数えるもの気が狂いそうになるほどの死体と怨念に蓋をしていたか......これは俺以外に対処出来るレベルじゃないな」
広大な土地を王都の中で所有するダンケルクの公爵邸は、おぞましい構造をしていた。
万を超える死体の遺棄場所として、弔われない死者を葬る巨大な墓穴を複数隠蔽した場所であった。
積み上げられた死体は腐乱し、壁も通路も骨で作り上げられており、管理していた者すらその悪意と憎しみに呑まれて行方知れずとなっていった。
死体を投げ入れる時のみ開封されるようになった封印は綻びが生じており、膨大な悪意と怨念がこの王都に放たれるのも時間の問題となっていた。
「イーリスの復讐のはずが、ヤバい物まで探り当てちまったみたいだな」
何故俺の元にはこうもトラブルが舞い込むのやら......異世界生活は大変である。
1.公爵の動向を正確に把握し、取引の時間と場所を特定する。
2.取引相手の特定と取引内容の把握。
3.公爵戦力の把握と妨害工作。
4.???の確認と当日の為の仕込み。
この4点は押さえておかねばなるまい。
【不可視化】
気配隠蔽のスキルを発動させた俺は追加で魔法を使用すると、自分を不可視化する。
出会った人間全部の意識を操作したり、眠らせたりするよりも楽だし、公爵邸には警備ように犬も放し飼いにされているからだ。
気配隠蔽で臭いや音は隠せても、姿までは全て隠す事が出来ないので、二つを併用して完全なる透明人間状態へと変化したのである。
正門を飛び越えて公爵邸へ侵入した俺は、すばやく1階フロアへと潜入する。
【精神支配】
執事らしき人物を発見すると、俺は即座に意識を奪い取って記憶を覗いた。
彼はダンケルクが生まれてから今までを知っている人物だった。
公爵家に生まれた事にプレッシャーを感じて生きてきたダンケルクだったが、その性格も邪魔してか子供の頃から我侭に育ち、他者を踏み躙りながら生きてきたようだった。
最初は捕まえた昆虫をバラバラに分解したり、手足を引きちぎった状態で苦しむ所を眺めるのが楽しみだった彼だが、それが年々エスカレートしていくのだった。
その事に対してこの執事も恐怖心が芽生えていたが、どうする事も出来ずに日々を過ごしていた。
15歳を迎える頃には、その才覚を発揮し始めていき、国の文官達を驚愕させる程の政治手腕を見せ付けた。
どんどん過激になっていく彼の性格は留まる事を知らず、考えた政策に口を出したり、アレコレと指図を繰り返す両親が疎ましくなった彼は、17歳の誕生日に計画を決行する。
「父上も母上も邪魔です。奴隷など使い捨ててしまえば良いものを、何故大切に扱おうとするのですか?」
「ダンケルク!この縄を解くのだ!お前がやっている事は領主への反逆だぞ!親に対してこのような暴挙をしでかした者が他に居ると思ってか?」
「お腹を痛めて産んだ実の母親に向かってなんという事を!今ならばまだ許します。私を自由になさい!」
「私は質問をしているのですよ?......無能な親ほど性質の悪い物は無いな。大体、状況を理解しておられるのか?生殺与奪さえ握られているのに、口から漏れる言葉には命乞いすら無いとは......まさかここまでされておいて、私が貴方達を生かしておくとでも思っているのですか?」
「正気か!?親に手を掛ける息子がどこに居るというのだ!恩知らずの親不孝者め!」
「ダンケルク!母を、母を手に掛けるというのですか?生まれて今まで誰が育ててくれたと思っているのです!?」
「愛情を注がれた記憶などありませんな。自分達の対面を保つ為にくだらない事ばかり優先して、私に構う事すら後回しにしていた癖に、どの面下げて親だと主張するのですか?誕生日すら共に祝ってくれない親が何処に居るというのか!」
歪み始めた彼に愛情を注いだのは、使用人として使えていた奴隷だったのだ。
心構えを説き、権力を振りかざす事を教え、己以外を駒として認識する。弱みを握り、弱点を生み出し、土俵に着く前に相手を仕留める悪辣な手法を伝授した。
そんな奴隷も、一時は先生役として重宝されたが、ダンケルクは自己の存在価値を悟った瞬間に変わった。
弱みを握る彼を処分した事で、己の本質である悪意というものを認識したダンケルクは、サディスティックな気質を完全開花させた。
虐げる事に快楽を覚え、犯し、侵す事に喜びを覚えた彼にとって、他者の命とは己を満たす為に存在する道具と成り果てていた。
両親は勿論だが、ゴチャゴチャと耳元で囀る血縁者達を謀略で全て粛清した彼は、己が満足する環境を作り上げる事に邁進した。
富を蓄え、都合の良い味方を作り上げ、従わぬ者を処分した。他者より上へ、他者より先へと次々に貴族達を陥れて立場を向上させていった彼は、その影で何百人という命を戯れに消費していった。
叫び声を聞いて猛り、陵辱して恍惚を得る彼の歪んだ性癖はどんどん悪化していく。
侯爵となった彼の元に、1人の女性が嫁いでくる事となる。
ロシル・エカテリーナはロシル侯爵家の長女であったが、その残虐な性格や問題行動が裏で噂される女性だった。そんな彼女がダンケルクと出会ったのは天啓だったと言わざるを得ない。
恐ろしいほどに波長が合う2人は、公私共に何をする時も一緒に行動した。
恵まれた才覚で誰もが驚愕する結果を叩き出し、侯爵でありながら国庫を凌駕する財政基盤を作り上げ、その裏で幾千の命を奪った。最早、この2人を止められる貴族など存在しなかった。
そんな2人の栄華も終わりを迎える。
エカテリーナが殺した奴隷の中に、凶悪な呪術を心得た者がいたのだ。女性が命と引き換えにしてまでエカテリーナに施した呪術は、解除不能の悪辣な呪いだった。
自分の命と引き換えに、生涯に渡り苦痛と幻覚を与え続けるという狂気染みた呪術は見事にエカテリーナの人格を破壊した。
様々な薬や治療を試したが、手の施しようも無く衰弱して壊れていくエカテリーナに絶望を感じたダンケルクは、とうとう自らの手でエカテリーナの命を終わらせる。
救いようが無い2人だったが、ダンケルク自身もここで完全に壊れてしまった。
他者の幸せを破壊する事へ執着するという、新たな欲求に目覚めた男は、これまでの悪逆さなど比べ物にならない程に惨劇を作り出していくのだった。
「救いようが無い男だな。大規模な結界が王都の中に存在するからもしやと思い調査してみれば、数えるもの気が狂いそうになるほどの死体と怨念に蓋をしていたか......これは俺以外に対処出来るレベルじゃないな」
広大な土地を王都の中で所有するダンケルクの公爵邸は、おぞましい構造をしていた。
万を超える死体の遺棄場所として、弔われない死者を葬る巨大な墓穴を複数隠蔽した場所であった。
積み上げられた死体は腐乱し、壁も通路も骨で作り上げられており、管理していた者すらその悪意と憎しみに呑まれて行方知れずとなっていった。
死体を投げ入れる時のみ開封されるようになった封印は綻びが生じており、膨大な悪意と怨念がこの王都に放たれるのも時間の問題となっていた。
「イーリスの復讐のはずが、ヤバい物まで探り当てちまったみたいだな」
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