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王都暴走編
ケイ!お姉ちゃんが来ましたよ?ライムも来たの!
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王都の南より建造された、大型娯楽施設インフィナイトコロシアムが、今回の武術大会の開催場所だ。
普段は剣闘士や捕獲されたモンスターが命を賭けて戦う場所だが、今日は違う。
インフィナイト王国中から腕利き達が集められ、覇を競う戦いの場だ。
各地の領主が、己の名の下に推薦した武人や魔導士が、富と名誉を求めて戦う。
予選と同じく、今回も回復魔術師が多数控えているので、死傷者でもなければ死ぬことは無い。
ただし、今回行われるこの武術大会は、あくまでも若獅子戦の延長なので、参加者の年齢は予選と同様の10歳~18歳までだ。
注目されているのは、王国の剣術指南役である、アルベリオン卿の子息であり、最年少の近衛騎士団入りを果たしたレオル・アルベリオンだろう。
他にも、俺を含めた各伯爵・侯爵・公爵家肝煎りの腕利きがいるが、特に意識する程でもないだろう。
唯一だが、大公様一押しのガイゼルという若い傭兵が、強者の風格を備えているくらいだろうか。
選手宣誓のような鼓とは行われないが、国王から一言あるらしい。
「これより国王様からお言葉がある。心して聞くように!」
兵士が声を発すると、全員が頭を垂れて跪くと、臣下の礼を取る。
「皆顔を上げよ、今日と言う特別な日を無事に迎える事が出来て嬉しく思う」
そこに現れたのは、どちらかと言うと武人というよりも、文官といった印象を持つ人物だった。
細身の体に、落ち着いた青色のコーディネイトで身を固め、国王らしからぬ質素な服を着ている。
「私がインフィナイト・エルリック・ザガートだ。これからの国を担う若い戦士達が、己の実力という物を明確に理解し、更なる飛躍の糧となる事を切に祈る」
その立ち振る舞いは洗練されており、この若く見える王が歩んだ道が、身に纏う威厳として刻まれている。
彼が選択した決断を、一つ一つその身に背負い、自分の意思と決意の源として取り込んできたのだと、その鋭い眼光と力強い輝きが証明している。
我々が戴くに相応しいと思わせる王であることに安心した。
解散を命じられた俺達は、事前に抽選されたブロックに分かれて、予選を開始した。
AブロックからFブロックまで、各20人づつ分けられたメンバーが、トーナメント制で5人まで絞られることとなったが、大した相手も無くあっさりと勝ち進んでしまった。
やはり、他の領地は辺境と比べて実力が劣っている。LV20を超えてくるような人材が乏しい。
アーネストからはLVの詳細等の報告は上に上げておらず、陛下が直々に検分されると聞いている。
面倒なので、圧倒的な格差として力の差を明確にしておいた。
辺境で開拓する漢の勇士は、皆がこうであると見せ付けてやるつもりだ。
1勝する度に賞賛の声が上がり、辺境の英雄グレイの息子は、その名にを見事に受け継ぐ資質を持つと話題になった。
【ステータス】
ケイ (10) LV43 種族 ヒューマン ジョブ 双剣士
HP 480/480 MP 430/430
スキル 『生産技能』採取 LV38 農業 LV32 狩猟 LV44 木工 LV23 料理 LV20
『便利技能』ステータス LV37 鑑定 LV40 早熟 LV32 撫でる LV29
『戦闘技能』格闘 LV32 武具習熟 LV32 兵器習熟 LV27 ダブルアクション LV13 魔力操作 LV22 魔纏 LV 15
平均レベルの倍を超えるランクにしておけば、圧倒しても誰も不思議には思うまい。
早熟という割とレアなスキルがあるおかげで、高レベルに関しては納得してくれているようだ。
何よりも、辺境という過酷な世界を知らない奴等が多すぎるし、真実に疑問を抱くような知識者がこの場に居ないのも楽で助かる。
30人に絞られた段階で、1時間の昼休憩を取る事になった。
食事に行く者、露店で済ませる者、大声を上げて弁当を売る者と様々だったが、俺はと言うと壁際に陣取ってエリスとイーリスに囲まれている。
「これを食べてください」「あ~こっちも、アーンしてよ!」イチャイチャと食事する俺達は、一人寂しくパンを齧る独身男達の視線を、矢の如くチクチクと受けていた。
フフフ......この優越感が堪らぬ!異世界転生して本当に良かったでござる。
拙者は今この瞬間に、誰よりも幸せを噛み締めているでござるよ!。
エリスが差し出しだすおかずを、アーンと口に入れて咀嚼し「お水ですわ」と差し出される木製カップから水を飲む。
きっと前世の俺ならば、オーディエンス達と一緒に爆発しやがれ!と、嫉妬の視線を向けていただろう。
しかし、今この瞬間は俺が王!ククク......俺こそが「ほら、口開けて!」んぐんぐ......美味い。
誰よりも幸せの絶頂にあると言っても過言ではなかろう。
しかし、ここで予想もしなかった展開が待っていた。
「見つけましたよ!私の愛しいケイ!お姉ちゃんが愛を届けに参りました!!」
「ライムも!ライムもとどけにまいったー!......えへへ!」
よそ行きのお洒落な服を着た姉妹が突撃してくる。
後ろから抱きつく駄姉に揺さぶられ、小動物のように懐に飛び込んで、グリグリと顔をこすり付けて甘えてくる愛しい妹の頭を撫でる。
更に女性密度が上がったこの桃色空間だったが、なぜかイーリスとミーシャがコソコソと内緒話を始める。
「貴方がケイ様の姉君ですね?私はケイ様の奴隷にして、妻に選ばれたイーリスと申しますわ、あっちはエリス」
「ふふふ、やはりこういう展開になりましたね?しかし、姉はその程度の些細な事象などすべて折込済みです」
「流石はケイ様のお姉さまです。優秀な方で助かりますわ。これからご指導よろしくお願い致します」
「貴方はわかっているようね。弟に近づく、愚かで!目障りな!虫けらを!処分......してくれるのでしょう?」
ガシッっ腕を取り合い、暗い笑みを浮かべながらも、初対面にして意気投合する2人に悪寒が奔ったが、ライムを撫で撫でして現実から目を背けた。
「あ......あう、かか、カワイイ!!」
「んにゃ?おう、おおお?」
エリスがライムを抱えて走り回っている!
「カワイイ!カワイイ!カワイイよぉ~!!!はうううぅ~!!!」
「あえ?えへへ~。いえーい!はしれはしれ~!!」
こちらも謎のシンクロをしているらしく、両者ご満悦で遊びだした。
うむ、謎の力が働いて仲良くなってしまったな。
これはこれで幸せな光景である。
美女と美少女と美幼女に囲まれて幸せの絶頂へたどり着いてしまった。
だがしかし、どうして町に居るはずの2人が王都にいるのだろうか?
「ライムさんもカワイイです!撫でても良いですか?」
「えへーいいよぉ?ライムなでてー」
「エリスさんも良い匂いがしますね!ケイの匂いと混じり合って癖になりそうです!クンクンハスハス」
「あう、あああミーシャさんミーシャさん......うう、苦しい。はう!胸を揉まないで!」
おそらく、父さんと母さんの仕業なのだろうが、2人は一体どこに言ったんだろう?
周りを見渡しても姿は無い、まぁスキルを使用してまで探す必要はないだろう。
アーネストと話をしている事も十分に考えられる。
両親は彼に心酔しているからなぁ。ブライベートならば、王様なんてそっちのけで尽くしそうだ。
あれこれと思索にふけっていると、いつの間にか4人に囲まれていた。
「ライムね、おにーちゃんにアーンしてほしい!あーー」
「ずるいです!私もケイ様にアーンして欲しいです」
「あら?ならばお姉ちゃんにもアーンしてくれるのよね?」
「わわ、私も!わたしもして......欲しいか、かな?」
何故、4匹の雛鳥がピヨピヨと姦しくエサを強請る光景が生まれたのかわからないが、順番に餌付けしていく。
「んー!おいちー!!」 「これこそが至福の味ですわ!」
「ケイの味がするわ!これがケイの味!」 「......おいしいかも、えへへ」
数回繰り返すうちに満足したのか、周囲に腰を下ろして歓談を始める4人に、幸せを感じながら残りの休憩時間を過ごした。
前世では在り得なかった、この充実した時間に感謝しながら生きていこう。
10年でこれだけの幸福を手にする事が出来たのだ、これからの時間はどれほどの輝きを秘めているのだろうか?そう考え出すと、未来は虹色に見えてくるのだった。
普段は剣闘士や捕獲されたモンスターが命を賭けて戦う場所だが、今日は違う。
インフィナイト王国中から腕利き達が集められ、覇を競う戦いの場だ。
各地の領主が、己の名の下に推薦した武人や魔導士が、富と名誉を求めて戦う。
予選と同じく、今回も回復魔術師が多数控えているので、死傷者でもなければ死ぬことは無い。
ただし、今回行われるこの武術大会は、あくまでも若獅子戦の延長なので、参加者の年齢は予選と同様の10歳~18歳までだ。
注目されているのは、王国の剣術指南役である、アルベリオン卿の子息であり、最年少の近衛騎士団入りを果たしたレオル・アルベリオンだろう。
他にも、俺を含めた各伯爵・侯爵・公爵家肝煎りの腕利きがいるが、特に意識する程でもないだろう。
唯一だが、大公様一押しのガイゼルという若い傭兵が、強者の風格を備えているくらいだろうか。
選手宣誓のような鼓とは行われないが、国王から一言あるらしい。
「これより国王様からお言葉がある。心して聞くように!」
兵士が声を発すると、全員が頭を垂れて跪くと、臣下の礼を取る。
「皆顔を上げよ、今日と言う特別な日を無事に迎える事が出来て嬉しく思う」
そこに現れたのは、どちらかと言うと武人というよりも、文官といった印象を持つ人物だった。
細身の体に、落ち着いた青色のコーディネイトで身を固め、国王らしからぬ質素な服を着ている。
「私がインフィナイト・エルリック・ザガートだ。これからの国を担う若い戦士達が、己の実力という物を明確に理解し、更なる飛躍の糧となる事を切に祈る」
その立ち振る舞いは洗練されており、この若く見える王が歩んだ道が、身に纏う威厳として刻まれている。
彼が選択した決断を、一つ一つその身に背負い、自分の意思と決意の源として取り込んできたのだと、その鋭い眼光と力強い輝きが証明している。
我々が戴くに相応しいと思わせる王であることに安心した。
解散を命じられた俺達は、事前に抽選されたブロックに分かれて、予選を開始した。
AブロックからFブロックまで、各20人づつ分けられたメンバーが、トーナメント制で5人まで絞られることとなったが、大した相手も無くあっさりと勝ち進んでしまった。
やはり、他の領地は辺境と比べて実力が劣っている。LV20を超えてくるような人材が乏しい。
アーネストからはLVの詳細等の報告は上に上げておらず、陛下が直々に検分されると聞いている。
面倒なので、圧倒的な格差として力の差を明確にしておいた。
辺境で開拓する漢の勇士は、皆がこうであると見せ付けてやるつもりだ。
1勝する度に賞賛の声が上がり、辺境の英雄グレイの息子は、その名にを見事に受け継ぐ資質を持つと話題になった。
【ステータス】
ケイ (10) LV43 種族 ヒューマン ジョブ 双剣士
HP 480/480 MP 430/430
スキル 『生産技能』採取 LV38 農業 LV32 狩猟 LV44 木工 LV23 料理 LV20
『便利技能』ステータス LV37 鑑定 LV40 早熟 LV32 撫でる LV29
『戦闘技能』格闘 LV32 武具習熟 LV32 兵器習熟 LV27 ダブルアクション LV13 魔力操作 LV22 魔纏 LV 15
平均レベルの倍を超えるランクにしておけば、圧倒しても誰も不思議には思うまい。
早熟という割とレアなスキルがあるおかげで、高レベルに関しては納得してくれているようだ。
何よりも、辺境という過酷な世界を知らない奴等が多すぎるし、真実に疑問を抱くような知識者がこの場に居ないのも楽で助かる。
30人に絞られた段階で、1時間の昼休憩を取る事になった。
食事に行く者、露店で済ませる者、大声を上げて弁当を売る者と様々だったが、俺はと言うと壁際に陣取ってエリスとイーリスに囲まれている。
「これを食べてください」「あ~こっちも、アーンしてよ!」イチャイチャと食事する俺達は、一人寂しくパンを齧る独身男達の視線を、矢の如くチクチクと受けていた。
フフフ......この優越感が堪らぬ!異世界転生して本当に良かったでござる。
拙者は今この瞬間に、誰よりも幸せを噛み締めているでござるよ!。
エリスが差し出しだすおかずを、アーンと口に入れて咀嚼し「お水ですわ」と差し出される木製カップから水を飲む。
きっと前世の俺ならば、オーディエンス達と一緒に爆発しやがれ!と、嫉妬の視線を向けていただろう。
しかし、今この瞬間は俺が王!ククク......俺こそが「ほら、口開けて!」んぐんぐ......美味い。
誰よりも幸せの絶頂にあると言っても過言ではなかろう。
しかし、ここで予想もしなかった展開が待っていた。
「見つけましたよ!私の愛しいケイ!お姉ちゃんが愛を届けに参りました!!」
「ライムも!ライムもとどけにまいったー!......えへへ!」
よそ行きのお洒落な服を着た姉妹が突撃してくる。
後ろから抱きつく駄姉に揺さぶられ、小動物のように懐に飛び込んで、グリグリと顔をこすり付けて甘えてくる愛しい妹の頭を撫でる。
更に女性密度が上がったこの桃色空間だったが、なぜかイーリスとミーシャがコソコソと内緒話を始める。
「貴方がケイ様の姉君ですね?私はケイ様の奴隷にして、妻に選ばれたイーリスと申しますわ、あっちはエリス」
「ふふふ、やはりこういう展開になりましたね?しかし、姉はその程度の些細な事象などすべて折込済みです」
「流石はケイ様のお姉さまです。優秀な方で助かりますわ。これからご指導よろしくお願い致します」
「貴方はわかっているようね。弟に近づく、愚かで!目障りな!虫けらを!処分......してくれるのでしょう?」
ガシッっ腕を取り合い、暗い笑みを浮かべながらも、初対面にして意気投合する2人に悪寒が奔ったが、ライムを撫で撫でして現実から目を背けた。
「あ......あう、かか、カワイイ!!」
「んにゃ?おう、おおお?」
エリスがライムを抱えて走り回っている!
「カワイイ!カワイイ!カワイイよぉ~!!!はうううぅ~!!!」
「あえ?えへへ~。いえーい!はしれはしれ~!!」
こちらも謎のシンクロをしているらしく、両者ご満悦で遊びだした。
うむ、謎の力が働いて仲良くなってしまったな。
これはこれで幸せな光景である。
美女と美少女と美幼女に囲まれて幸せの絶頂へたどり着いてしまった。
だがしかし、どうして町に居るはずの2人が王都にいるのだろうか?
「ライムさんもカワイイです!撫でても良いですか?」
「えへーいいよぉ?ライムなでてー」
「エリスさんも良い匂いがしますね!ケイの匂いと混じり合って癖になりそうです!クンクンハスハス」
「あう、あああミーシャさんミーシャさん......うう、苦しい。はう!胸を揉まないで!」
おそらく、父さんと母さんの仕業なのだろうが、2人は一体どこに言ったんだろう?
周りを見渡しても姿は無い、まぁスキルを使用してまで探す必要はないだろう。
アーネストと話をしている事も十分に考えられる。
両親は彼に心酔しているからなぁ。ブライベートならば、王様なんてそっちのけで尽くしそうだ。
あれこれと思索にふけっていると、いつの間にか4人に囲まれていた。
「ライムね、おにーちゃんにアーンしてほしい!あーー」
「ずるいです!私もケイ様にアーンして欲しいです」
「あら?ならばお姉ちゃんにもアーンしてくれるのよね?」
「わわ、私も!わたしもして......欲しいか、かな?」
何故、4匹の雛鳥がピヨピヨと姦しくエサを強請る光景が生まれたのかわからないが、順番に餌付けしていく。
「んー!おいちー!!」 「これこそが至福の味ですわ!」
「ケイの味がするわ!これがケイの味!」 「......おいしいかも、えへへ」
数回繰り返すうちに満足したのか、周囲に腰を下ろして歓談を始める4人に、幸せを感じながら残りの休憩時間を過ごした。
前世では在り得なかった、この充実した時間に感謝しながら生きていこう。
10年でこれだけの幸福を手にする事が出来たのだ、これからの時間はどれほどの輝きを秘めているのだろうか?そう考え出すと、未来は虹色に見えてくるのだった。
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