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11 パンツをはかないまま遊園地を満喫中……(?)班のみんなに合わせて絶叫系に乗るたびに、あそこが見えないようがんばることに……
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修学旅行の最終日、諸事情で下着を穿いていない美雨は
長いワンピースでどうにかあそこを隠しながら遊園地に来ていた。
次に乗ることになったのは、
円盤状の天井から吊られたブランコのようなものに乗って何周か回る乗り物だ。
色とりどりの装飾に彩られた天井から、ブランコに乗ったお客さんが吊り下げられている。
これもどちらかといえば女の子や女の人に人気のありそうなものに見えたが、
パンフレットによると結構激しく揺れるらしく、男子達も元からこれに
乗るのを楽しみにしていたらしい。
美雨たちはしばらくの間並んで順番がくるのを待ち、自分たちの番になると好きなブランコを選んで座った。
ブランコからはチェーンがぶら下がっており、どうやら身体が前にずり落ちないように両脚の間から引き上げて上の鉄の棒に繋ぐようになっているらしい。
美雨はなるべくあそこに刺激を与えないよう、ワンピースの生地を前の方に寄せ集めて
あそこと椅子から足の間を通って伸びる鎖の間にクッションのようにまとめた。
また係員さんのアナウンスとサイレンを合図に、ブランコはゆっくりと揺れ始める。
少しずつ高いところへ引き上げられ、前向きに回転する速度の上がったブランコは
徐々に遠心力で傾き始める。
他のお客さんの家族らしき人達の中には、
楽しむ子供の姿を撮影しようとカメラを向けている人もいる。
実際に乗ってみると意外に高度があり、スピードも出ていて怖い。
美雨は下の方をみてブルッと身震いをした。
両端から吊られた鎖を両手でぎゅうっと握りしめ、両脚もなるべくぴったりとつける。
美雨がブランコの揺れに耐えていると、ブランコの揺れは徐々に穏やかになってきた。
よかった……終わる……と美雨が安堵したのもつかの間、一本のアナウンスが入った。
「では、今から後ろ向きに回転致します。
しっかりとおつかまりください」
美雨は耳を疑った。
後ろ向きに回転?
また、回るの……?
ブランコは勢いがなくなってくると、ブーンと本体の稼働音を響かせながら今度は後ろ向きに回り始めた。
美雨はさっきよりも足と両手にさらに力をぎゅっとこめる。
先ほどとは違い、今度は後ろへ回転しているため
景色がすごい勢いで前に流れていく。
見慣れていない情景に美雨は不快感を覚えた。
前に流れる景色と黄色い悲鳴、大音量のオルゴールのような音楽が美雨の脳をグラグラと揺さぶる。
美雨は目を閉じてなるべく情報を耳からいれないように他のことを考えようとしたが、景色は遮断できても音だけは美雨の耳から強制的に侵入してくる。
すぐに終わる……大丈夫……大丈夫……
美雨はそう自分に言い聞かせて耐えようとした。
しかし、美雨の願いも虚しくまたも無慈悲なアナウンスが入る。
「ではもう一度、前向きに回転致します。
しっかりとおつかまりください」
後ろ向きに回転していたブランコは速度を落とすと、
またしても前向きに回り始める。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その時、美雨のワンピースが風にあおられバサッとはだけた。
ブランコの回転方向が何度も変わったり、美雨が恐怖のあまり両脚をぎゅうっと力強く閉じていたせいか風が間にはいりこんではだけてしまったのだ。
お腹の辺りから下へ、全体的に強い風が吹きつけているのがわかった。
美雨のあらわになったあそこを、何も身に着けていないあそこを、
風邪が容赦なくヒュウヒュウと撫であげる。
美雨は半分パニックになりながら前かがみ気味でワンピースを抑えようと片手を伸ばしかけたが、
鎖を離した手が強い風を受け支えを失うような恐怖に耐え切れず、またすぐにぎゅっと握り直した。
こんなところで……ダメ……
カメラで撮ってる人もいるのに……何も穿いてないあそこ、見られちゃう……
美雨は動きの激しいアトラクションに乗っている恐怖を感じる反面で、
あそこがぬるっと湿る感覚を覚えた。
風圧であそこを押される感覚に、快感がじわじわと昇り詰めてくる。
まるで風が美雨の下の口を無理やり開けさせようとするかのように、深いところまで吹き付けてきた。
どうして……なんか……変なかんじ……
でも……ダメ……
濡れたら……下にいる人に見られちゃったら……
美雨の脳からはだんだんと恐怖が薄れ、全く別の感情を
抱き始めていた。
美雨のあそこは日光の下に晒され、
ひくっと収縮しながらいやらしい粘液を垂らしている。
まるで人から見られることを望んでいるかのように。
ワンピースがはだけた途端に奥から溢れてきた美雨のいやらしい粘液は、硬いブランコの地肌に沿って遠心力でお尻の方へと這っていく。
美雨は、んっ……と声を漏らした。
幸いブランコ同士は距離があるし、音楽や風の吹きつける音もあるから周りには聞かれていないようだった。
やだ……見られそうになってるのに……
なんで……ぬれちゃうの……?
どうにかなっちゃいそう……
美雨は息が上がるのを感じながら、昇ってくる快感に両目を潤ませた。
次第にブランコはスピードを落とし、高度を下げ始めた。
美雨はぼんやりしかけていた意識をたたき起こし、
急いであそこをむき出しにするほど翻ったワンピースを整える。
あそこの付近が美雨のいやらしい粘液で広範囲に濡れているため、ここも先ほどのようにワンピースで拭った方が良さそうだ。
ようやくブランコが完全に止まって地面に足を着けることができ、美雨はふぅと安堵の溜息を洩らすと足の間から縦に伸びた鎖を外そうと少し前に身体を持っていく。
その時、半端なところに座っていたせいで美雨はバランスを崩し
身体が前の方にスライドしてしまった。
まだ外せていない鉄の鎖が、ワンピースと一緒に何も身に着けていない美雨の割れ目にきゅうっと食い込む。
熟れて濡れ始めたあそこに、硬いものが当たる快感と強すぎる刺激が伝わってきた。
美雨は突然の刺激に身体をビクンと震わせる。
冷たい金属の鎖に、あそこの熱がじわじわと奪われた。
美雨は快感に震える手足で必死に支え、どうにか体勢を立て直す。
縦に伸びた鎖を外し、ワンピースの後ろ側でブランコの表面を拭うと、
美雨はフラフラとよろけながら立ち上がった。
先ほどのワンピースがはだけたところを誰かに見られはしなかったかと内心気が気ではなかったが、特に誰かにじろじろと見られたりすることもない。どうやら誰にも見られなかったようだ。
そうか、と美雨は思い直した。
ブランコに乗っている時にワンピースがはだけても、下からはどうなっているのかまではわからないのだ。美雨はひそかに胸をなでおろす。
でも美雨のあそこは先ほどよりもさらにいやらしく濡れていた。
ねっとりとした粘液が、太ももに微かに伝っているのがわかる。
時間的にはあと一つアトラクションに乗れば集合時間に丁度いいはずだ。
美雨は早く時間が過ぎて欲しいと心から願っていた。
最後はコースター型のアトラクションに並ぶ。
フルーツの形のボートが水に満たされたレールの上を進む屋内のアトラクションのようだ。
美雨達も乗り込み、アトラクションは滑り出した。
シャプンと水面をなでる音がする。
ジャングルのような内装の中に、ちらほらと原始人のようなキャラクターが見える。
ボートは一番最後に高いところから滑り落ちるのか、
傾斜の急なレールの上をガタンガタンと音を立てて昇り始めた。
一番前のボートが頂上に差し掛かると、ガクンと傾く衝撃が伝わってくる。
美雨が恐る恐る薄目を開けて見ると、まさに今、連なったボートが滑り落ちるところだった。
ちょうど反対側にもレールの上から同じように滑り落ちようとしているボートが見える。
美雨は目をつむって身体を縮こませ、衝撃に備えた。
ガララララと車輪は音を立て、勢いよく滑り落ちた。
水の張られた深いところにボートがつっこむと、ザバアアンと大きな音を立てて盛大に水飛沫が飛び散る。
同時に向かい側から降りてきたボートの水飛沫が、容赦なく美雨達に降りかかった。
頭から盛大に水を浴び、向かい側の人達も全身びしょぬれになっている。
美雨の着ている白いワンピースは、生地の分だけ大量の水を含み重くなってしまっていた。
少しだけグレーに色の変わった生地が、美雨の身体にぴったりと張り付く。
アトラクションを降りると、みんな口々にあんなに水を被るとは思わなかった……と感想をもらしていた。
美雨は全身が水で冷えるのを感じてブルッと身体を震わせた。
身体にワンピースがぴったりと張り付いて気持ちが悪い……。
美雨がふと近くにあった鏡のようなオブジェクトを見ると、美雨のあそこに沿うようにワンピースがぴったりと張り付き、Y字の陰影ができていた。
しかもそれだけではない。
うっすらとワンピースの下が透けているような気がする……。
美雨の白いワンピースに覆われた肌が、何も身に着けていないあそこが、
うっすらと肌色に透けているような……。
美雨は火がついたように顔を赤らめると、ワンピースを引っ張ってなるべく身体から引きはがす。
さっきまでの間に、誰かに見られたりしたかな…。
あそこの形にそってくっついちゃってたの……ちょっとだけ透けちゃってたのも
見られてたら……どうしよう……
美雨は心配する気持ちと裏腹に、また割れ目からねっとりとした液体が太ももを伝うのを感じた。裾から垂れているのが見えるほどの量ではないが、歩くたびにくちゅっと奥で液体が溢れるのがわかる。
あそこからとろりと垂れてきて、今にも刺激が欲しくてヒクヒクしている……。
美雨はまた意識がぼんやりとしそうな感覚を振り払い、班のみんなと一緒に集合場所を目指した。
みんな水で冷えたのがいけなかったのか、途中でトイレに寄ろうという話になったが園内のトイレがどこも混雑していてとても集合時刻に間に合わないため、仕方なく全員諦めることになった。
集合場所につくと、美雨の班以外は全員揃っていて先生の点呼を受けるとみんなで停めてあるバスへと向かう。
半日とはいえそこそこ満喫できたのか、みんな遊び疲れた表情でバスに乗り込んだ。
美雨も相変わらずワンピースを身体からなるべく引きはがしながら乗る。
全身がまだ濡れていて寒い。
先ほどトイレにいけなかったせいもあって余計に催してる気がする。
しかし今はまだバスが出発したばかりだし、さすがにまだトイレは期待できない。
しかし濡れた服で体が冷えてきたのもあって、軽く腹痛すらも感じていた。
美雨はバッグから包装された新品のタオルを取り出す。
このタオルは一昨日美雨が下着を一着ダメにしてしまった時に宿の売店でこっそりと購入したもので、もしもの時には役立てようと思っていたものだ。
欲を言うなら新しい下着が良かったが、そんな気の利いたものはさすがになかった。
宿のロゴとオリジナルキャラクターの描かれた手ぬぐいほどのサイズのタオルを取り出すと、服の中に忍ばせた。
こうすれば服が早く乾くかもしれないし、
肌にワンピースが貼り付く嫌な冷たさも少しはやわらぐ。
美雨は少しだけ安心すると、張り詰めていた緊張の糸が切れたのかそのまま眠ってしまった。
美雨がふと目を覚ますと、先生のはきはきとした声が聞こえた。
「はい。みなさん揃っていますね。
では出発するので席についてください」
バスはのエンジンがかかり、ゆっくりと発信する。
美雨ははっとして飛び起き、窓の外を見る。
土産物屋や食事処、トイレなどがそろったパーキングエリアが遠ざかっていくのが見えた。
やってしまった……。
トイレ休憩の時はいつも希望者だけがバスを出る形にしていたから、寝過ごしてしまったら誰も起こしてくれないしトイレにも行かせてもらえない。
美雨はせっかくのチャンスをふいにしてしまったのだ。
どうしよう……ここからまたしばらくの間バスに揺られなくてはならない。
行けなくなったと思ったせいか、美雨は余計に尿意がうずまくのを感じた。
美雨の膀胱は、既に半日分のおしっこをためこんで中でちゃぽんと水っぽく揺らいでいる。
美雨はもじもじと両脚をこすり合わせ、せわしなくワンピースの上から両手でさすった。
タオルを挟んでいたおかげでワンピースは少し乾きかけていたが、相変わらず尿意と腹痛はおさまっていなかった。
美雨は必死にガマンをし、余計なことを考えないようにした。
そして数十分後、ほとんどの生徒遊び疲れて寝息を立てながら眠っていた。
美雨はその中でいまだガマンを続けている。
きっとあと少し……もう少しだから……
美雨のガマンはもう限界だった。
今ぴんと張り詰めた緊張の糸がもしも切れてしまえば、
どうなるかわかったものではない。
美雨のおしっこは割れ目まジリジリとで迫っていた。
今まさに放出されようと、割れ目のすぐ奥で機会を伺っている。
高速道路上の標識を見ていても、パーキングエリアの案内版はまだ見えてこない。
美雨は苦肉の策を講じる決心をした。
美雨は中央の通路から顔を覗かせ、様子を伺った。
あれほど騒がしかった車内はすっかり静まり返り、所々から寝息やいびきが聞こえてくる。
これならちょっとやそっとの異変では起きなさそうだ。
美雨はまだほんのり湿ってるワンピースをお腹のあたりまでたくし上げると、
ワンピースを乾かすのに使っていた宿のタオルを折り畳んでお尻のあたりから割れ目付近までをぐるりと覆った。
美雨の割れ目が新品のタオルのゴワゴワとした肌触りにビクッと反応する。
あそこにまるで赤ちゃんのおむつのように白いタオルが巻き付けられ、いやらしい光景に美雨の胸はドクンと高鳴った。
美雨の膀胱は、はちきれんばかりにパンパンに張った苦痛から早く解放されたくて
必死に堪える美雨の割れ目から今にもおしっこを出そうと渦巻いた。
こんなところでするなんて……
本当は絶対ダメだけど……
このままじゃ……漏れちゃう……
美雨は意を決して下腹部に軽くいきんだ。
限界まで抑え込まれていた美雨のおしっこが、ようやく許可を得て外に流れ出す。
ショショ……チョロ……チョロ……
美雨はおしっこが勢いよく出ないようにガマンしながら少しずつ出した。
肉厚だったタオルの地肌に美雨のおしっこがしみ込んで慣らされていく。
今までに見たことのないいやらしい光景に、美雨の胸はドクンと高鳴った。
美雨はワンピースとタオルを抑えていない方の手で口をふさぎ、声をガマンする。
お尻の方からお腹の方まで伸びたタオルは、少しづつ染みてきたおしっこのせいで水分を含んで柔らかくなり、ほんの少しだけ生暖かくなっていた。
限界までガマンしていたせいか、おしっこはほんの少しタオルに滲んだだけで出なくなってきたようだ。
美雨はふぅ……と安堵の息をもらすと、おしっこが最後まで出ないならその方がいいと思った。
もしも一日分の量を全て受け止めてしまったら、いくら肉厚なタオルでもビショビショになってしまうだろうし、臭いだってしてしまうかもしれない。
美雨があそこを覆っていたタオルをめくってみると、あそこの当たっていた場所がほんのり黄色いシミを作っており、美雨のおしっこを受け止めた痕跡を残していた。
美雨が窓に反射した前の席の武雄を見ると、武雄は頬杖をついて居眠りをしているようだった。
美雨の鼓動を打つ音が、少しずつ早くなってくる。
修学旅行の帰りに……みんないるのに……
タオルにおしっこかけちゃってる……
もし誰かに見られたら……
もし武雄くんに気付かれたら……
美雨のあそこが熟れて、刺激を欲しがるようにヒクヒクと震えた。
おしっこで湿ったタオルで割れ目に沿ってなぞると、そこだけ感度が高くなったかのように敏感になる。
美雨のあそこは既にいやらしい粘液で湿っていて、タオルのなぞった箇所につぅっと糸を引いた。
美雨はタオルのおしっこの染みた部分であそこをなぞる。
美雨の割れ目は嬉しそうにおしっこの染みたタオルにくちゅっとキスをするように吸い付いた。
タオルを離すと、美雨の割れ目がもっと……とねだるようにぱくぱくっと口を開く。
美雨はあそこが熱くなるのを感じながら、
徐々に荒くなる息を堪えながら、タオルで刺激した。
今日一日、下着を穿かなかったせいでいろいろなことがあった。
あそこにワンピースの裾のレースがこすれたり、ブランコに乗っている途中ではだけたり。
そして今、帰りのバスでおしっこがもれそうになったから新品のタオルに吸わせてしのいでいる。
誰にも見られてはいけないことでありながら、誰かに見られそうになるたびに美雨のあそこは疼いていた気がした。
誰かに見て欲しい……のかな……?
ううん……そんなはずない。
誰かに見られて嫌われたり、軽蔑されるのなんて耐えられない。
なのに……どうして……?
どうしていつもこんなにドキドキするの……?
美雨はあそこにタオルを挟ませたまま、バスの座席に横になった。
中央の通路から、右側の通路沿いで居眠りしているクラスメイト達の頭が見える。
みんなぐっすりと眠っているようで、重力に負けて頭が傾いていたり腕が手すりの外にだらりと揺れていたりしている。
美雨は、お風呂上りにバスタオルで背中を拭うときのように、両手でつかんだタオルで蕾を前後にさすった。タオルが割れ目に食い込み、美雨のあそこはきゅうっと収縮する。
もし誰かが起きて後ろを振り向いたら、顔を赤らめて涙目になった美雨の顔が見えてしまう。美雨の膀胱が、再び中で渦を巻き始めた。
今おしっこしたら……とまらないかも……
美雨のあそこがまるで涎を垂らして食事にありつかんと待ち構えるかのように、
じゅわっと潤った。
美雨は通路に顔を覗かせたまま、少しだけ膀胱に力を入れる。
ショワ……とおしっこがしみてくる。
タオルを前後に動かすと、おしっこだけではない、いやらしい液体がぬと……とあそこにまとわりつく感覚があった。
美雨のおしっこは相変わらず出が悪く、不規則にちょっとずつしみこむ。
美雨は身体を起こして座席に座り直し、タオル越しに割れ目を指でなぞってみた。
少しずつ……しかし確実に美雨のおしっこを吸いこんで厚みの少し薄くなったタオルが、けばだった地肌で美雨のあそこをさすり上げる。
たまにタオルにうまくしみ込んでいないいやらしい粘液が、美雨のあそこにくちゅっとこすれた。
美雨はタオル越しのあそこに夢中で触れた。
オムツのように美雨のおしっこを吸ったタオルはわずかに黄ばんでいる。
あそこに熱がぐっと集中し、美雨の頭も熱を持ちすぎてぼんやりとしてきた。
みんな寝てるのに……修学旅行のバスなのに……
こんなこと……ダメなのに……
手足が小刻みに震える。
美雨が絶頂を迎えると、おしっこなのかいやらしい液なのか、どちらとも判断のつかない何かがジュワッとタオルにしみた。
美雨は声を押し殺しながら肩で息をすると、あそこからタオルを離して見る。
美雨の割れ目が吸い付いていたタオルは、水っぽいおしっこで濡れている箇所の他にまばらについた半透明の粘液が、バスの車内の灯りを受けてヌラヌラと光っていた。
美雨が最後にタオルの濡れていない部分で全体をぬぐうと、赤く敏感になった蕾がビクッと反応する。
美雨がタオルを宿で買った時についてきた厚手のビニール袋につめていると、車内で数名が目を覚ましたのか所々から話声が聞こえてきた。
美雨は最後まで誰にも知られることのなかった安心感と、着用できないほど大変なことになってしまった一枚の下着を母に知られずどうやって洗濯するかこれから学校につくまでの間に悶々と考え込むのであった。
長いワンピースでどうにかあそこを隠しながら遊園地に来ていた。
次に乗ることになったのは、
円盤状の天井から吊られたブランコのようなものに乗って何周か回る乗り物だ。
色とりどりの装飾に彩られた天井から、ブランコに乗ったお客さんが吊り下げられている。
これもどちらかといえば女の子や女の人に人気のありそうなものに見えたが、
パンフレットによると結構激しく揺れるらしく、男子達も元からこれに
乗るのを楽しみにしていたらしい。
美雨たちはしばらくの間並んで順番がくるのを待ち、自分たちの番になると好きなブランコを選んで座った。
ブランコからはチェーンがぶら下がっており、どうやら身体が前にずり落ちないように両脚の間から引き上げて上の鉄の棒に繋ぐようになっているらしい。
美雨はなるべくあそこに刺激を与えないよう、ワンピースの生地を前の方に寄せ集めて
あそこと椅子から足の間を通って伸びる鎖の間にクッションのようにまとめた。
また係員さんのアナウンスとサイレンを合図に、ブランコはゆっくりと揺れ始める。
少しずつ高いところへ引き上げられ、前向きに回転する速度の上がったブランコは
徐々に遠心力で傾き始める。
他のお客さんの家族らしき人達の中には、
楽しむ子供の姿を撮影しようとカメラを向けている人もいる。
実際に乗ってみると意外に高度があり、スピードも出ていて怖い。
美雨は下の方をみてブルッと身震いをした。
両端から吊られた鎖を両手でぎゅうっと握りしめ、両脚もなるべくぴったりとつける。
美雨がブランコの揺れに耐えていると、ブランコの揺れは徐々に穏やかになってきた。
よかった……終わる……と美雨が安堵したのもつかの間、一本のアナウンスが入った。
「では、今から後ろ向きに回転致します。
しっかりとおつかまりください」
美雨は耳を疑った。
後ろ向きに回転?
また、回るの……?
ブランコは勢いがなくなってくると、ブーンと本体の稼働音を響かせながら今度は後ろ向きに回り始めた。
美雨はさっきよりも足と両手にさらに力をぎゅっとこめる。
先ほどとは違い、今度は後ろへ回転しているため
景色がすごい勢いで前に流れていく。
見慣れていない情景に美雨は不快感を覚えた。
前に流れる景色と黄色い悲鳴、大音量のオルゴールのような音楽が美雨の脳をグラグラと揺さぶる。
美雨は目を閉じてなるべく情報を耳からいれないように他のことを考えようとしたが、景色は遮断できても音だけは美雨の耳から強制的に侵入してくる。
すぐに終わる……大丈夫……大丈夫……
美雨はそう自分に言い聞かせて耐えようとした。
しかし、美雨の願いも虚しくまたも無慈悲なアナウンスが入る。
「ではもう一度、前向きに回転致します。
しっかりとおつかまりください」
後ろ向きに回転していたブランコは速度を落とすと、
またしても前向きに回り始める。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その時、美雨のワンピースが風にあおられバサッとはだけた。
ブランコの回転方向が何度も変わったり、美雨が恐怖のあまり両脚をぎゅうっと力強く閉じていたせいか風が間にはいりこんではだけてしまったのだ。
お腹の辺りから下へ、全体的に強い風が吹きつけているのがわかった。
美雨のあらわになったあそこを、何も身に着けていないあそこを、
風邪が容赦なくヒュウヒュウと撫であげる。
美雨は半分パニックになりながら前かがみ気味でワンピースを抑えようと片手を伸ばしかけたが、
鎖を離した手が強い風を受け支えを失うような恐怖に耐え切れず、またすぐにぎゅっと握り直した。
こんなところで……ダメ……
カメラで撮ってる人もいるのに……何も穿いてないあそこ、見られちゃう……
美雨は動きの激しいアトラクションに乗っている恐怖を感じる反面で、
あそこがぬるっと湿る感覚を覚えた。
風圧であそこを押される感覚に、快感がじわじわと昇り詰めてくる。
まるで風が美雨の下の口を無理やり開けさせようとするかのように、深いところまで吹き付けてきた。
どうして……なんか……変なかんじ……
でも……ダメ……
濡れたら……下にいる人に見られちゃったら……
美雨の脳からはだんだんと恐怖が薄れ、全く別の感情を
抱き始めていた。
美雨のあそこは日光の下に晒され、
ひくっと収縮しながらいやらしい粘液を垂らしている。
まるで人から見られることを望んでいるかのように。
ワンピースがはだけた途端に奥から溢れてきた美雨のいやらしい粘液は、硬いブランコの地肌に沿って遠心力でお尻の方へと這っていく。
美雨は、んっ……と声を漏らした。
幸いブランコ同士は距離があるし、音楽や風の吹きつける音もあるから周りには聞かれていないようだった。
やだ……見られそうになってるのに……
なんで……ぬれちゃうの……?
どうにかなっちゃいそう……
美雨は息が上がるのを感じながら、昇ってくる快感に両目を潤ませた。
次第にブランコはスピードを落とし、高度を下げ始めた。
美雨はぼんやりしかけていた意識をたたき起こし、
急いであそこをむき出しにするほど翻ったワンピースを整える。
あそこの付近が美雨のいやらしい粘液で広範囲に濡れているため、ここも先ほどのようにワンピースで拭った方が良さそうだ。
ようやくブランコが完全に止まって地面に足を着けることができ、美雨はふぅと安堵の溜息を洩らすと足の間から縦に伸びた鎖を外そうと少し前に身体を持っていく。
その時、半端なところに座っていたせいで美雨はバランスを崩し
身体が前の方にスライドしてしまった。
まだ外せていない鉄の鎖が、ワンピースと一緒に何も身に着けていない美雨の割れ目にきゅうっと食い込む。
熟れて濡れ始めたあそこに、硬いものが当たる快感と強すぎる刺激が伝わってきた。
美雨は突然の刺激に身体をビクンと震わせる。
冷たい金属の鎖に、あそこの熱がじわじわと奪われた。
美雨は快感に震える手足で必死に支え、どうにか体勢を立て直す。
縦に伸びた鎖を外し、ワンピースの後ろ側でブランコの表面を拭うと、
美雨はフラフラとよろけながら立ち上がった。
先ほどのワンピースがはだけたところを誰かに見られはしなかったかと内心気が気ではなかったが、特に誰かにじろじろと見られたりすることもない。どうやら誰にも見られなかったようだ。
そうか、と美雨は思い直した。
ブランコに乗っている時にワンピースがはだけても、下からはどうなっているのかまではわからないのだ。美雨はひそかに胸をなでおろす。
でも美雨のあそこは先ほどよりもさらにいやらしく濡れていた。
ねっとりとした粘液が、太ももに微かに伝っているのがわかる。
時間的にはあと一つアトラクションに乗れば集合時間に丁度いいはずだ。
美雨は早く時間が過ぎて欲しいと心から願っていた。
最後はコースター型のアトラクションに並ぶ。
フルーツの形のボートが水に満たされたレールの上を進む屋内のアトラクションのようだ。
美雨達も乗り込み、アトラクションは滑り出した。
シャプンと水面をなでる音がする。
ジャングルのような内装の中に、ちらほらと原始人のようなキャラクターが見える。
ボートは一番最後に高いところから滑り落ちるのか、
傾斜の急なレールの上をガタンガタンと音を立てて昇り始めた。
一番前のボートが頂上に差し掛かると、ガクンと傾く衝撃が伝わってくる。
美雨が恐る恐る薄目を開けて見ると、まさに今、連なったボートが滑り落ちるところだった。
ちょうど反対側にもレールの上から同じように滑り落ちようとしているボートが見える。
美雨は目をつむって身体を縮こませ、衝撃に備えた。
ガララララと車輪は音を立て、勢いよく滑り落ちた。
水の張られた深いところにボートがつっこむと、ザバアアンと大きな音を立てて盛大に水飛沫が飛び散る。
同時に向かい側から降りてきたボートの水飛沫が、容赦なく美雨達に降りかかった。
頭から盛大に水を浴び、向かい側の人達も全身びしょぬれになっている。
美雨の着ている白いワンピースは、生地の分だけ大量の水を含み重くなってしまっていた。
少しだけグレーに色の変わった生地が、美雨の身体にぴったりと張り付く。
アトラクションを降りると、みんな口々にあんなに水を被るとは思わなかった……と感想をもらしていた。
美雨は全身が水で冷えるのを感じてブルッと身体を震わせた。
身体にワンピースがぴったりと張り付いて気持ちが悪い……。
美雨がふと近くにあった鏡のようなオブジェクトを見ると、美雨のあそこに沿うようにワンピースがぴったりと張り付き、Y字の陰影ができていた。
しかもそれだけではない。
うっすらとワンピースの下が透けているような気がする……。
美雨の白いワンピースに覆われた肌が、何も身に着けていないあそこが、
うっすらと肌色に透けているような……。
美雨は火がついたように顔を赤らめると、ワンピースを引っ張ってなるべく身体から引きはがす。
さっきまでの間に、誰かに見られたりしたかな…。
あそこの形にそってくっついちゃってたの……ちょっとだけ透けちゃってたのも
見られてたら……どうしよう……
美雨は心配する気持ちと裏腹に、また割れ目からねっとりとした液体が太ももを伝うのを感じた。裾から垂れているのが見えるほどの量ではないが、歩くたびにくちゅっと奥で液体が溢れるのがわかる。
あそこからとろりと垂れてきて、今にも刺激が欲しくてヒクヒクしている……。
美雨はまた意識がぼんやりとしそうな感覚を振り払い、班のみんなと一緒に集合場所を目指した。
みんな水で冷えたのがいけなかったのか、途中でトイレに寄ろうという話になったが園内のトイレがどこも混雑していてとても集合時刻に間に合わないため、仕方なく全員諦めることになった。
集合場所につくと、美雨の班以外は全員揃っていて先生の点呼を受けるとみんなで停めてあるバスへと向かう。
半日とはいえそこそこ満喫できたのか、みんな遊び疲れた表情でバスに乗り込んだ。
美雨も相変わらずワンピースを身体からなるべく引きはがしながら乗る。
全身がまだ濡れていて寒い。
先ほどトイレにいけなかったせいもあって余計に催してる気がする。
しかし今はまだバスが出発したばかりだし、さすがにまだトイレは期待できない。
しかし濡れた服で体が冷えてきたのもあって、軽く腹痛すらも感じていた。
美雨はバッグから包装された新品のタオルを取り出す。
このタオルは一昨日美雨が下着を一着ダメにしてしまった時に宿の売店でこっそりと購入したもので、もしもの時には役立てようと思っていたものだ。
欲を言うなら新しい下着が良かったが、そんな気の利いたものはさすがになかった。
宿のロゴとオリジナルキャラクターの描かれた手ぬぐいほどのサイズのタオルを取り出すと、服の中に忍ばせた。
こうすれば服が早く乾くかもしれないし、
肌にワンピースが貼り付く嫌な冷たさも少しはやわらぐ。
美雨は少しだけ安心すると、張り詰めていた緊張の糸が切れたのかそのまま眠ってしまった。
美雨がふと目を覚ますと、先生のはきはきとした声が聞こえた。
「はい。みなさん揃っていますね。
では出発するので席についてください」
バスはのエンジンがかかり、ゆっくりと発信する。
美雨ははっとして飛び起き、窓の外を見る。
土産物屋や食事処、トイレなどがそろったパーキングエリアが遠ざかっていくのが見えた。
やってしまった……。
トイレ休憩の時はいつも希望者だけがバスを出る形にしていたから、寝過ごしてしまったら誰も起こしてくれないしトイレにも行かせてもらえない。
美雨はせっかくのチャンスをふいにしてしまったのだ。
どうしよう……ここからまたしばらくの間バスに揺られなくてはならない。
行けなくなったと思ったせいか、美雨は余計に尿意がうずまくのを感じた。
美雨の膀胱は、既に半日分のおしっこをためこんで中でちゃぽんと水っぽく揺らいでいる。
美雨はもじもじと両脚をこすり合わせ、せわしなくワンピースの上から両手でさすった。
タオルを挟んでいたおかげでワンピースは少し乾きかけていたが、相変わらず尿意と腹痛はおさまっていなかった。
美雨は必死にガマンをし、余計なことを考えないようにした。
そして数十分後、ほとんどの生徒遊び疲れて寝息を立てながら眠っていた。
美雨はその中でいまだガマンを続けている。
きっとあと少し……もう少しだから……
美雨のガマンはもう限界だった。
今ぴんと張り詰めた緊張の糸がもしも切れてしまえば、
どうなるかわかったものではない。
美雨のおしっこは割れ目まジリジリとで迫っていた。
今まさに放出されようと、割れ目のすぐ奥で機会を伺っている。
高速道路上の標識を見ていても、パーキングエリアの案内版はまだ見えてこない。
美雨は苦肉の策を講じる決心をした。
美雨は中央の通路から顔を覗かせ、様子を伺った。
あれほど騒がしかった車内はすっかり静まり返り、所々から寝息やいびきが聞こえてくる。
これならちょっとやそっとの異変では起きなさそうだ。
美雨はまだほんのり湿ってるワンピースをお腹のあたりまでたくし上げると、
ワンピースを乾かすのに使っていた宿のタオルを折り畳んでお尻のあたりから割れ目付近までをぐるりと覆った。
美雨の割れ目が新品のタオルのゴワゴワとした肌触りにビクッと反応する。
あそこにまるで赤ちゃんのおむつのように白いタオルが巻き付けられ、いやらしい光景に美雨の胸はドクンと高鳴った。
美雨の膀胱は、はちきれんばかりにパンパンに張った苦痛から早く解放されたくて
必死に堪える美雨の割れ目から今にもおしっこを出そうと渦巻いた。
こんなところでするなんて……
本当は絶対ダメだけど……
このままじゃ……漏れちゃう……
美雨は意を決して下腹部に軽くいきんだ。
限界まで抑え込まれていた美雨のおしっこが、ようやく許可を得て外に流れ出す。
ショショ……チョロ……チョロ……
美雨はおしっこが勢いよく出ないようにガマンしながら少しずつ出した。
肉厚だったタオルの地肌に美雨のおしっこがしみ込んで慣らされていく。
今までに見たことのないいやらしい光景に、美雨の胸はドクンと高鳴った。
美雨はワンピースとタオルを抑えていない方の手で口をふさぎ、声をガマンする。
お尻の方からお腹の方まで伸びたタオルは、少しづつ染みてきたおしっこのせいで水分を含んで柔らかくなり、ほんの少しだけ生暖かくなっていた。
限界までガマンしていたせいか、おしっこはほんの少しタオルに滲んだだけで出なくなってきたようだ。
美雨はふぅ……と安堵の息をもらすと、おしっこが最後まで出ないならその方がいいと思った。
もしも一日分の量を全て受け止めてしまったら、いくら肉厚なタオルでもビショビショになってしまうだろうし、臭いだってしてしまうかもしれない。
美雨があそこを覆っていたタオルをめくってみると、あそこの当たっていた場所がほんのり黄色いシミを作っており、美雨のおしっこを受け止めた痕跡を残していた。
美雨が窓に反射した前の席の武雄を見ると、武雄は頬杖をついて居眠りをしているようだった。
美雨の鼓動を打つ音が、少しずつ早くなってくる。
修学旅行の帰りに……みんないるのに……
タオルにおしっこかけちゃってる……
もし誰かに見られたら……
もし武雄くんに気付かれたら……
美雨のあそこが熟れて、刺激を欲しがるようにヒクヒクと震えた。
おしっこで湿ったタオルで割れ目に沿ってなぞると、そこだけ感度が高くなったかのように敏感になる。
美雨のあそこは既にいやらしい粘液で湿っていて、タオルのなぞった箇所につぅっと糸を引いた。
美雨はタオルのおしっこの染みた部分であそこをなぞる。
美雨の割れ目は嬉しそうにおしっこの染みたタオルにくちゅっとキスをするように吸い付いた。
タオルを離すと、美雨の割れ目がもっと……とねだるようにぱくぱくっと口を開く。
美雨はあそこが熱くなるのを感じながら、
徐々に荒くなる息を堪えながら、タオルで刺激した。
今日一日、下着を穿かなかったせいでいろいろなことがあった。
あそこにワンピースの裾のレースがこすれたり、ブランコに乗っている途中ではだけたり。
そして今、帰りのバスでおしっこがもれそうになったから新品のタオルに吸わせてしのいでいる。
誰にも見られてはいけないことでありながら、誰かに見られそうになるたびに美雨のあそこは疼いていた気がした。
誰かに見て欲しい……のかな……?
ううん……そんなはずない。
誰かに見られて嫌われたり、軽蔑されるのなんて耐えられない。
なのに……どうして……?
どうしていつもこんなにドキドキするの……?
美雨はあそこにタオルを挟ませたまま、バスの座席に横になった。
中央の通路から、右側の通路沿いで居眠りしているクラスメイト達の頭が見える。
みんなぐっすりと眠っているようで、重力に負けて頭が傾いていたり腕が手すりの外にだらりと揺れていたりしている。
美雨は、お風呂上りにバスタオルで背中を拭うときのように、両手でつかんだタオルで蕾を前後にさすった。タオルが割れ目に食い込み、美雨のあそこはきゅうっと収縮する。
もし誰かが起きて後ろを振り向いたら、顔を赤らめて涙目になった美雨の顔が見えてしまう。美雨の膀胱が、再び中で渦を巻き始めた。
今おしっこしたら……とまらないかも……
美雨のあそこがまるで涎を垂らして食事にありつかんと待ち構えるかのように、
じゅわっと潤った。
美雨は通路に顔を覗かせたまま、少しだけ膀胱に力を入れる。
ショワ……とおしっこがしみてくる。
タオルを前後に動かすと、おしっこだけではない、いやらしい液体がぬと……とあそこにまとわりつく感覚があった。
美雨のおしっこは相変わらず出が悪く、不規則にちょっとずつしみこむ。
美雨は身体を起こして座席に座り直し、タオル越しに割れ目を指でなぞってみた。
少しずつ……しかし確実に美雨のおしっこを吸いこんで厚みの少し薄くなったタオルが、けばだった地肌で美雨のあそこをさすり上げる。
たまにタオルにうまくしみ込んでいないいやらしい粘液が、美雨のあそこにくちゅっとこすれた。
美雨はタオル越しのあそこに夢中で触れた。
オムツのように美雨のおしっこを吸ったタオルはわずかに黄ばんでいる。
あそこに熱がぐっと集中し、美雨の頭も熱を持ちすぎてぼんやりとしてきた。
みんな寝てるのに……修学旅行のバスなのに……
こんなこと……ダメなのに……
手足が小刻みに震える。
美雨が絶頂を迎えると、おしっこなのかいやらしい液なのか、どちらとも判断のつかない何かがジュワッとタオルにしみた。
美雨は声を押し殺しながら肩で息をすると、あそこからタオルを離して見る。
美雨の割れ目が吸い付いていたタオルは、水っぽいおしっこで濡れている箇所の他にまばらについた半透明の粘液が、バスの車内の灯りを受けてヌラヌラと光っていた。
美雨が最後にタオルの濡れていない部分で全体をぬぐうと、赤く敏感になった蕾がビクッと反応する。
美雨がタオルを宿で買った時についてきた厚手のビニール袋につめていると、車内で数名が目を覚ましたのか所々から話声が聞こえてきた。
美雨は最後まで誰にも知られることのなかった安心感と、着用できないほど大変なことになってしまった一枚の下着を母に知られずどうやって洗濯するかこれから学校につくまでの間に悶々と考え込むのであった。
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