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第三章:巻き込まれるのはテンプレですか? ふざけんな
4-2.森の姫君(笑)、ただただイタしてる話 ※※
しおりを挟む私は、はぁはぁと荒い息を突きながら、嵐のような快楽の後で放心状態となり、生理的に流れる涙を拭うこともせずにベッドに横たわっている。
何度も何度も二人に絶頂を迎えさせられ、誰のものともわからない体液をまとわりつかせ、ドロドロになって蕩けたようになっているが、二人はその性器をガチガチに勃起させながらも達している様子はなかった。
「ねえ、それ、苦しいんじゃないの?」
私は、のそりとタロウの腿に乗りあがり、目の前にそそり立つタロウの性器に指を這わせ、サワサワと撫でさすった。すると、タロウはビクリと体を震わせ
『あ、あ、主…。今日は我らが奉仕を…』
と言おうとするが、私は返答を待たずに、その少年のような体格に似合わない程大きな性器をパクリと口に含んだ。
『はぅっ…あ…あ………ある…じィ…』
1か月の爛れた性生活の成果か、口に含むにはちょっと苦しいが、見慣れてしまえば気持ちも決まる。私はその幹を両手でこすり上げながら、先端のつるりとした部分をなんとか口の中に迎え入れて、ジュボジュボと音をたてて吸ったり舐めたりと上下に刺激する。
ベッドに座り込んで、足の間を占領した私をどかすこともできず、両手で顔を覆いながら、されるがままになっているタロウは、『はっはっ』と短い呼吸を繰り返し、カリの部分をぐるりと嘗め回しては時折先端の孔を尖らせた舌先でほじって刺激すると
『ひぃんっ』
と、耳をやしっぽをピーンと立たせ、小さな悲鳴を上げて口を押えた。
実は、自分が攻めに回って、相手を泣かせるのも愉しいと思っている。淫乱と言われても仕方ないのかもしれない。
元々、自分の蜜だか相手の唾液だかでドロドロになっている股間から、更に新しい蜜が零れて腿を伝っていくのがわかり、余計に興奮してきた。
「ね、イキそう? ここ、キュッとなってるよ?」
性器から口を離してそう言うが、幹をこする手はそのままに、収縮しかかっている陰嚢も軽く揉みこんでみる。
『そこ、きもちいいっ…ああっ…出るっ!主、だしたいっ!』
「ン…先走り…出てる……いいよ、口の中に出して…」
そして、再び片手で幹をこすりながら、陰嚢をやわやわと揉み、同時にその先端をチュウッと吸い上げると、口の中で白濁が弾けた。しかし私の吸い上げは終わらず、更に勢いを増してチュウウゥッと吸い上げると
『ああぁっ、あるじ、あるじっ!!』
と、腰をガクガク震わせながらビクンビクンと全身を痙攣させて達し、後ろに倒れ込んだので、なんとか白濁を飲み込みつつ、その腰に捕まりながら、そのままタロウにのしかかった状態で一緒に倒れ込んだ。
しかし、そこではまだこの行為の一連は終了とならなかった。
タロウの下半身にのしかかるような形で倒れ込んで、スリスリと力を亡くした性器に胸の谷間をこすりつけていた私のお尻に、何かがこすりつけられているではないか。
何かってまあ、ちんこなんだろうけども。
私はビクリとして、肩越しに後ろを振り返ると、『はぁはぁ』と息を荒げて、情欲に染まった瞳でこちらを見つめるマーリンと目が合った。
…少し様子がおかしい。
マーリンは、目を真っ赤にして、『グルㇽㇽ…』と唸り声を上げてると、私の背後から飛びかかってきた。
「きゃっ。…マーリン?」
『ご主人、ご主人。…もうダメニャ。我慢できないニャ…』
そう言うと、裸の胸を私の背中に擦り付けて、その腕はタロウに挟まれ潰されている私の胸を探りだして、固くなった突起を探る動きでモゾモゾと移動を始める。
そして、チュッチュと私の肩や背中、首の後ろなんかにキスを落としては、ギンギンに固く立ち上がった性器の先端を、コスコスと私のお尻の間でこすっていた。
『おい、マーリン、我も巻き込んでいるぞっ…くっ』
3人重なった状態で、私の胸の狭間に包まれていたタロウの性器ごと、マーリンがその胸を寄せたり、突起を押し込んだり引き出したりするため、タロウの性器はダイレクトに影響を受けてしまうようで、その刺激でググっと瞬く間に固くなってきたのを感じた。
「ふぁっ…。ふふ、おっきくなった……んちゅ」
自分の胸の中で育ってきた性器がなぜか健気に見えて、思わずチュッチュっと先端をついばんでしまう。
『ふぁっあっ、あるじ、あるじぃっ。やめっ』
タロウは首をのけ反らせて顔を覆って刺激を与えるままにビクビクしている。
しかし、それをペロペロと口に含んで弄ぶような余裕があったのも、ここまでで、それらの一連の流れで一層興奮してきたマーリンが息を荒げて、更に激しく肉棒を私のお尻の割れ目にこすりつけてくるではないか。
『ごしゅじん、ごしゅじんっ。おねがい、いれさせて…このままだと……』
膝まで垂れるほど溢れさせた愛液や、タロウたちの唾液などでヌルヌルと滑りが良くなっているため、滑らかに抽挿を繰り返され、その衝撃で私の胸に挟まれたタロウの性器も刺激されてしまう。
『あっあっ…これ、やば……』
タロウは、顎を突き上げて固く目を閉じて何かを堪える様に両手で顔をおおっているが、その振動に合わせて更なる快楽を得ようと、私の胸に性器を押し付けながら、腰が揺れている。
私のお尻の割れ目で自慰行為にふけるマーリンは、それでもその乳首をグリグリと刺激することを止めないので、
3人ひと固まりになって悶える声が止むことがなかった。
『ご主人、ご主人っ……。お願いニャ……捨てないでほしいニャ……』
不意に、私の背中に温かい液体がポタポタと落ちて来たのを感じ、振り返って肩越しに見上げると、その大きな瞳から大粒の涙が降ってくるのを感じた。
「…マーリン? どうしたの?」
『吾輩は、ご主人と離れたくないニャ。 ずっと一緒にいたいのニャ…うっうっ…』
カーバンクルの里でのやりとりから、私が、自分の知らない世界に消えてしまうんじゃないかと思うと、怖くて怖くてどうにもならなくなったと言う。
『我も、今更主と離れることなどできぬ』
「タロウまで……。大丈夫だよ。私はまだ、二人の前から消えたりしないから」
『まだとは言っても…その時になったら、我々を置いて帰ってしまうのだろう?』
「それは…ごめん、わからない。 二人とは離れたくないと思ってるし、帰れない可能性の方が高いと思うけど…実際に帰れるってことになったら…どうするのか、わからない……」
私は、包み隠さず今の気持ちを語った。 本当に、自分がどうしたいのかが分からないのだ、と。
同郷の人が結局手掛かりも掴めずに帰れなかったと聞いて、自分も諦めてしまいそうになっていた。しかし、このままこの2匹と暮らすのも悪くないとすら思っているのに、やっぱり帰れるということになっても、2匹と一緒にここに残るという選択をすることができるかということ。 そして、気持ちと頭を整理するためにも、もう一度里で同郷人の遺品などを見せてもらい、何か指針となるものがないかを確認させてもらいに行きたいということなどを。
「………」
無言でいる私の態度に、色々察するものがあったのだろう。
マーリンは、『うっうっ』と再び涙をこぼして、私の背中に雨を降らせている。
タロウも、顔をしわくちゃにしかめて、何かを堪えるような表情で俯いている。
………あかん……まだだめか。……空気がしめっぽい………
私はなんかしんみりした空気に耐え切れず、再び無言でタロウの性器をその胸に挟んでこすり上げる。
いや、とりあえず、まだあてもない先のことなんていいから、今はこの火照った体を何とかしたいんですけども…
そう思って、先手必勝とばかりに責め始めた。
『ふぁっ!? 主、何を…』
少し萎えかけていたが、2回、3回とこすって、胸から飛び出た先端をクチュクチュと舐めしゃぶると、すぐに硬度を取り戻したので、そのまま乳圧でグリグリと刺激を続けた。巨乳じゃないけど、CかD位はあるから、まあ、なんとかできなくもない。
『あっあっ、そこっ。主、きもちいいっ』
タロウは再び天を仰いで顔を覆っては、刺激の一つ一つにピクンピクンと反応し、震えている。
その頬は紅潮しており、口は半分開いていて、そこから覗くピンクの舌が色っぽい。
その一方で、マーリンが突然再開された情事についてこれず、ポカーンと放心していたので、後ろ手にその性器をこすり上げると、萎えかけていた硬度を取り戻し、はっはっと呼吸を乱し始めた。そして、
『ふぁんっ』
と思わず私の背中に抱き着いて、『あぁん』と乙女のような声を上げて私の股間に這わせた昂ったモノを、その隘路の上へ下へとこすりつけてくるので、たまらず太ももで挟んでしまう。
『あっ…それ、きもちいいニャ…』
私のウエストに巻き付けた腕に力を込めて、グチュグチュと音を立ててはその先端のカサの部分で私の陰核を刺激するので、私もたまらず腰を揺らしてしまう。
「あんっ、や、当たってるっ、いいンっ」
そうやって声を上げながら、夢中になってグリグリと性器同士をこすりつけては快感を拾っていると快感で頭が蕩けそうになるのだが、やはり核心的な部分への刺激が乏しく、何か物足りない…と、切なくなってくる。
今までも、快楽に溺れて満たされた気持ちがなかったわけじゃないのだが…、何かのスイッチが入ってしまったのだろうか。胸元でタロウの性器を挟んで責めたて、先端を舐めしゃぶり『ひぃひぃ』鳴かせながら、どこか冷静な自分を自覚する。
もうなんでもいいから気持ちよくなりたい。 ……先の不安なんて考えないでもいい位に溺れたい。
そんな本心がなかったと言えば、ウソになるかもしれない。
「あああんっ!!お願い、もう入れてっ!もういいからっ!」
気づけば、そんなことを叫んでいた。 すると、一心不乱に性器を隘路にこすりつけていたマーリンは、ピタリとその動きを止め、私の腰を支えたまま不安そうに見つめた。
『ご主人……いいニャ?』
「うん。もう、いいよ。…入れて? せつないの」
マーリンは、泣きそうに顔をゆがめ、タロウももの言いたげにこちらを見た。
今もそうだが、あれだけの期間快楽に溺れた生活をしていたのだ、きっと初めてでもそんなに痛いということもないだろう。
私は、二人の視線から逃げる様に、顔をタロウの腹部に埋めて衝撃に備えた。タロウは、そんな私の肩に手を置いて優しくなでている。
『ご主人……いくニャ』
マーリンは、立ち上がって硬度を増した性器で、クチュクチュと膣孔の周りをなぞっては、その隘路を往復し、先端で固く肥大した陰核をコリコリ刺激してくるので
「ん…あん…。焦らさないで…っ」
と、声を掛けた瞬間、ズブズブ…と、ゆっくり膣孔に侵入させてくる。
「かはっ。ああんっ!」
やはり、処女穴とはいえ、日々の成果かドロドロに蕩け切っているためか、思ったよりも痛みはない。しかし…舌や指とは太さや硬度が全く違うため、内臓を押し上げられているという、異物感がすごい。
『ん…あ…狭っ…ご主人、力を抜いてほしいニャ』
マーリンは、苦しそうに息を切らしながら、グッグッと愛液と先走りの滑りを利用して、少しずつ推し進めてくる。
「か…はっ……」
徐々に下半身を串刺しにされて力の抜き方もわからず、私は口を開いたまま身動きが取れずに、ただただ犯され、侵入されている衝撃に耐えながら、目の前のタロウの体にしがみついていた。すると、タロウはそんな私をふわりと抱きしめて、さわさわとなだめるように背中をなでてきた。
『全部、入ったニャ』
ややすると、ホッとしたようなマーリンの声があり、やっと終わったかと私もホッとして一息ついていると、
『これから動くニャ』
と、無情な宣告が聞こえて来た。
「え? うそ…」
もう、これだけでいっぱいいっぱいなんですけれども!?
そんな言葉が口の中でなくなり、気づいたらバックからゆっくり突かれ始めていた。
ぐちゅっぐちゅっぐちゅっ
私とマーリンのつながっている場所がそんな水音を立てているのが耳に入り、
「あんっあんっあんっ…やっ、なんかへんっ」
と、タロウにしがみつきながら快感というよりも衝撃に身を任せていると、時折体がビクリとなる場所をこすられる。
『ごしゅじん、ごしゅじんっ…ここ、きもちいいニャ…?』
そう言いながら、反応を示した箇所を丁寧にしつこく責めるので、私は
「いやぁっ。だめ、そこだめっ! なんか変っ」
と、愛撫だけでは感じられなかった程、深い快感を得てしまい、怖くなって首を振ってやり過ごそうとする。
しかし、私が膣孔を責められ揺さぶられながらも、対面で大人しく抱き着かれていたタロウが私の耳元に口を寄せ、
『主、我のことも忘れないでくれ』
と、鼓膜にダイレクトな刺激を与えながら、耳裏を舐ってくるので、背筋がゾクゾクと震えた。
『くっ、ご主人、締めないで…っ』
タロウに耳元や項を舐められ、背筋に指を這わせられると、ビクリビクリと反応してしまい、その衝撃で無意識に膣を収縮させてしまうようで、その度にマーリンが苦しそうに息をつき、腰の動きを速めていく。
「あっあっあっあっ…」
何度も何度も腰を打ち付けられ、その長い性器に奥の奥まで穿たれ、深い快楽の波に襲われて何がなんだかわからずに、意味のない声を上げてしまう。
頭も体もドロドロになって目の前のタロウに唇を合わせられると、反射的にその舌に吸い付いて上からも下からもグチュグチュと水音をたてて貪った。
『は…主…エロい…』
私は膝立ちになって押し倒したタロウの首にかじりつき、その唇を貪っていると、マーリンがパンパンと腰を穿ちながら、後ろから腕を回して私の胸を掴んで、中央のとがりをひねり上げてくる。
「ああんっ! だめ、だめだめだめぇっ! ちくびもいっしょとか、むりっ」
『ごしゅじん、ごしゅじんっ。吾輩も、もう……』
私の胸を揉みしだき、片手で両方の胸の乳首を同時に揉みこみながら、空いた手で陰核まで刺激していると、腰の動きが余裕なくどんどん早くなってくる。
「やん、やん、やん、ああぁんっ!同時とか、ほんっとだめだからっ!わけわかんないからっ!!」
同時に何か所も責められては、もうグズグズになってしまってもしょうがないよね!?
私は何も考えられなくなり、ひたすらタロウにしがみついては体を揺らす衝撃に身を任せる。
『ご主人、一緒にイキたいニャっ。あぁっ!!』
なんて、ラストスパートをかけられて、耳元で声を上げるマーリンの声を聞きながら、
「やあぁんっ、イクぅっ!!」
と、私もビクンっと痙攣してガクガクと腰を震わせた。放心して横たわった時に、胎内にジンワリと何度も熱が放たれた感触をボンヤリ自覚しながら、余韻で体がビクビクしているのを感じていた。
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