君と番になるその時は

鈴卜優

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特別な夜と番になる2人 後編

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早く奥に欲しいと本能が言っている。

「あ、欲しい…は、早く」

シオンがそう言うとレイフォードは指先をつぷんと後孔に入れていく。


「ひゃぁん……ん」

くちゅと水音がたち、すでに濡れていた後孔がさらに溢れていく。

甘いような苦しいような快感に身体は麻痺していく。

指を抜き差しされ中の気持ちいいところを刺激されるたびもっともっとと欲が増していく。

「レイフォードさま、もうっ!我慢できないよぉ」
そう懇願するとレイフォードは恍惚とした表情していた。

「っ!そうだな。俺ももう我慢できそうにない。」


レイフォードはすでに大きく立ち上がった自分の陰茎をシオンの後孔に押し当て一気に貫いた。

「————…あぁっ…んんっ~」

その瞬間、シオンは快感が弾けるのを感じ射精するのを感じた。

ビクビクと身体が震える。


「うっすぐ射精してしまいそうだ」

そう言ってレイフォードは耐えきれないという顔をしていた。


長い肉棒が何度もシオンの最奥まで疲れるたびに後孔から蜜が溢れていく。

「あ、んっ……んん…」

ずぷずぷと腰の動きが早くなっていく。

「お前の中、熱くて気持ちがいい」

「奥が好きか?」

「あ、んっわからな…いいっひゃ…」

レイフォードは妖艶に微笑みながら的確にシオンの気持ちいいところを突いていく。

「あっ、そこ…ぁあ、…いいっ…きもち」

レイフォードは荒々しく腰を動かしながらシオンに深い口付けを落とす。

「シオン、噛んでいいか?お前を全てを俺のものにする」

口付けをやめ、少し焦ったような堪えきれない表情をしている。

(…きっとこんな顔を見れるのは俺だけだ。)

レイフォードを番という名の鎖で縛りつけたい。

シオンは快感に溺れもうそれしか考えられなかった。

「っん、噛んで、、…レイフォード様のものにしてっ、…んん~」

その瞬間、レイフォードはシオンの中に入れていた肉棒を抜きぐるんシオンを四つん這いにさせ、また挿入した。

焼けつくよう熱と興奮、快感にシオンは涙をこぼす。

「あぁん、…んんっ…くっ…」

そしてシオンのうなじがベロと舐められた。

「シオン、っ愛している。」

その瞬間、うなじがピリッと痛み深い快感がシオンを襲う。そして痛みが徐々に深くなって甘い痺れに変わった。


「ああ~っ…んっ、……」

何かが変わっていくような感じがした。

堪えきれず、射精をしびくんと身体が震えた。

「俺もイキそうだ。シオンっ!」

そう言って中に熱いものが流れ込むのを感じる。

「くっ…」

「ああ~、んんっ…ふっ、あんっ……」

長い長い射精がシオンの身体中を満たし至福の快感だった。

そして番となった嬉しさにシオンはレイフォードの逞しい身体に思わずぎゅうとしがみついた。

「はぁ、レイフォード様幸せです。」

シオンに優しい口付けを落としまた深い口付けに変わる。


「??っレイフォード様またっ…んっ」

シオンの中にある熱い肉棒がまた硬くなっていくのを感じる。

「まだ発情期ヒートは始まったばかりだ。」

「ふっ、んん~……っ……」

そう言ってまた腰をゆるゆると動かしていく。

シオンの身体はまたすぐに熱くなりまた快感を感じていた。


シオンは止まらない熱に孕んでしまいそうとどこかで思いながらレイフォードの熱を受け止めていた。


2人の発情期ヒートはまだ始まったばかり…



2人は幸せを噛み締めていた。





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