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LOVE 8
しおりを挟む朝也の部屋に着くなり、朝也は碧に口付けを落とす。
「あっ…」
最初は軽い口付けだったが、お互いの気持ちが高ぶっているせいか、すぐに深い口付けに変わる。
「ん、…ふぅ」
お互いの唇を吸い合い角度を変えて何度も貪り合う。
するっと朝也の手が服の中に入っていく。
いやらしく動く手にぞくっとする。
「あ、朝也さん。お風呂は入らせてくださいっ。」
(初めてはちゃんとしたい…)
「やだ?」余裕のない顔の朝也が言う。
「汗もかいてますし…。心の準備もさせてください。」
少し涙目になって言う。
「俺はその顔に弱いんだよ。わかったよ。俺が先に入るから。碧は心の準備しててね。」
そう言って風呂場に消えていった。
碧はセックスの経験がないのでこれからどうなるのか緊張していた。
(この前よりすごい事するんだよな…。)
アナルでセックスするのはわかる。
とりあえずすぐに携帯で男同士のやり方を詳しく検索する。
(う、うわぁこんなすごい事…朝也さんの手を煩わせないよう準備しなきゃ…)
その後すぐ朝也が戻ってきた。
「ほら行っておいで。」
碧は念入りに身体を洗い、後ろに少し指をいれほぐした。
(う、うわ、異物感がすごい…。)
あんまり待たせてはいけないので直ぐに出る。
朝也さんのとこへ戻ると「おいで。」とベッドまで手を引かれる。
そしてベッドに押し倒される。
碧の緊張は最高潮だった。
「碧と愛し合いたい。」恍惚とした顔で碧に言う。
「初めてなので優しくしてください」
そこで朝也が固まる。「え!?初めてなの?」
「そ、そんな。え?もしかしてキスもだった?」
「全部、朝也さんが初めてです。」
そう答えると朝也の顔がみるみる赤くなり手で顔を覆い「たまらない…。ありがとう。」と言う。
直ぐ上にある朝也の顔を覗くと嬉しそうに微笑んでいた。
その顔をみて碧はきゅうと胸が熱くなる。
そして口付けを落とし「碧、好きだよ。精一杯優しくする。」そう耳元で囁いた。
そしてすぐに深い口付けを与えられる。
碧の身体は次第に熱くなっていく。いつのまにか着ていた服を脱がされていた。
朝也の手は碧の乳首に落ちていき、指で先を弾かれ、きゅっと摘まれる。
「ふぁっ…んっ」
腰がぴくんと跳ねる。朝也は碧の胸元に顔を近づけ乳首を舐め上げる。
「んんっ…あぁ…」
ぴちゃぴちゃと卑猥な音が鼓膜に響いていく。
そして顔を離し上から碧の一糸纏わぬ身体をうっとり見つめている。
「碧はどこもかしこも綺麗だね。」
「そんな見ないでください。恥ずかしい。」
かあぁと顔が熱くなり横を向く。
「だめ。今日は全部みる。」
そう言って両手で碧の足をぐいっと持ち横に開く。
「あっやぁ」
すでに碧の陰茎は勃ち上がっており先端からは透明な汁が垂れていた。
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