たった5分のループのために三十分踊らなければならない令嬢は、婚約破棄された王太子に言いたいことがある

婚約破棄されたルシアのために、父が王太子を殺めてしまう。
聖女の舞を三十分踊れば、時を5分前に戻せるルシアは父を止める。
しかし次は兄、その次は親友が次々に王太子を手に掛けてしまう。

情けない死に方ばかりする王太子に愛想は尽きたが、大切な人達を人殺しにさせない為に何度も踊らされたルシアは疲労していた。

もう踊りたくない。

最後くらいは、王太子とピンク髪に言いたいことを言いましょう。
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