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19日目 長い夜の始まり
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(私……は……)
マルアークはついに体全体が粘液に沈んでしまう。手足の感覚どころか呼吸もできない。にも拘わらず脳をびりびりと伝う快感が強かった。一体自分がどうなっているのかわからない。時折見る淫靡な夢が本当に夢なのかもわからない。こんな状態ではどっちが夢でどっちが現実なのかも曖昧であった。
@
「ふぅ、一息つけるわ」
デリンジャー達が来たのは予約を取ったリゾートホテル。ナイトプールから温泉まで、とにかく遊ぶための施設が充実している場所なのだ。部屋にたどり着き、荷物を置いて一行は温泉に入る準備をしている。
「すごい部屋だね」
「えへへ、まぁね」
名家のお坊ちゃんである陽大も舌を巻くほどの豪華な一室を取ってあった。手配したのはデリンジャー。福引で当たったと言っておいたが、実際は職員を催眠して取ったことにしている。
部屋にはプライベートの露天風呂とプール。浴場も広く、部屋を出なくても概ねこのホテルの良さを体感できる。それでも大浴場やナイトプールには行ってみたくなる施設が多く存在する。
「……ねぇ」
他の男たちが大浴場に行く準備をする中、デリンジャーは陽大に耳元で囁く。みんなが部屋を離れるのを見計らっての『お誘い』だ。
「私のこと、独り占めしてくれる?」
「え?」
そこからはもう、慣れた様に流されていく。セックスはしていないが、デリンジャーが裸体を晒して甲斐甲斐しく奉仕して吐精に導くことは日常的にあった。そこから一歩進むだけだ。
みんなが部屋を出るのを見計らい、二人だけでベッドルームに向かう。この部屋にはいくつかベッドルームがあり、その中でもここは景色のよいダブルベッドのある場所。電気を消し、窓から入り込む長い夕日に照らされて互いに服を脱ぐ。
「ちょっと、焼けちゃったかな?」
デリンジャーはワンピースの肩紐を下すと、はらりと落として一糸纏わぬ姿になる。
「まだ明るいね……あんま見えちゃうと、恥ずかしいかも」
陽大にしなだれかかり、彼女は恥じらいを見せる。お互いの素肌を重ね、体温と鼓動を直に感じあう。デリンジャーのなめらかな肌、火照った躰、無防備な姿を近くで陽大は味わう。じんわりと浮かんだ汗は甘い香りを放ち、陰茎がこれまでになく勃起する。
みんなで泊まる部屋でこっそりデリンジャーを犯す、その背徳感。リゾートという非日常でセックスをする高揚感があった。
「今日は本番、しよ? そのために、いいとこ選んだんだから」
このためのセッティング。そういうことになっている。デリンジャーはもはやお決まりとなった、愛する女を連想させての誘惑を行う。
「マルアークとの初めて、大事にしてあげたいでしょ? 私なら、いくらでも練習に付き合ってあげる」
そんな無責任なことは、と陽大は言いかけた。デリンジャーは勃起したチンポに指を絡めて甘い言葉をかけてやる。
「いいの。友達の幸せが私の幸せ……お手伝いさせて。いつも私が甘えてる分、私に甘えて?」
報酬としてのカラダ、対価としての行為。してもらったのだから。デリンジャーは言葉巧みに陽大の言い訳を作る。
「あっ、……ん」
陽大は折れて、デリンジャーをベッドに横たえる。彼女は顔を赤くして恥じらい、頭を乗せた枕に手を添える。肉槍で貫かれる痛みと快感に耐える準備をしている。
「私のことは……ん、気にしないで。あなたなら、いい……から」
慎ましく足を開き、そこに陽大が体を入れる。すでにびくびくと射精したがっている陰茎は上手くデリンジャーのナカに入らない。
「ほら、あっ……慌てないで、ん、んんっ……や、擦れて気持ちいい……」
濡れそぼった性器を互いに擦り合う。デリンジャーは女陰を開き、肉棒に触れて誘導する。
「はぁ、はぁっ……う、ぁ……やば、今から、お腹ずきずきして……」
熱を持った指が肉棒を刺激し、開けた女陰から蜜が垂れてシーツを汚す。デリンジャーの熱っぽい表情と吐息、繊細な指先、陽大は今すぐにでも射精しそうになっていた。
「あ、待ってくれ。避妊具を……」
土壇場でゴムを使おうとする陽大に対し、デリンジャーは熱っぽい視線を向ける。
「ねぇ、知ってる? 女の子には大丈夫な日と危ない日があるの。私は今日……大丈夫な日」
だからナマでして。中出ししても大丈夫だから、私で子作りの練習して。デリンジャーは
「ん、う……射精そう? いいよ、いつでも射精して? 私のお腹、びっちゃびちゃにしちゃって……?」
陽大はなんとか射精を我慢し、デリンジャーのナカへ挿入れる。暖かく濡れた膣が彼の痛いほど腫れあがった肉棒を優しく迎え入れる。
「あ、あぁっ……! すごっ、太くて……硬っ……ぁ」
口でしごかれた時の様でありながら、その時とはくらべものにならない刺激が亀頭を襲う。腹に両手を這わせ、愛おしそうにするデリンジャーの姿がトドメになった。
「ぅ……」
「あ、チンコ膨らんで……、する? 射精しちゃう? いいよ、して……。初めてだから気持ちいいよね? 私の中に遠慮しないでびゅーびゅーしちゃってっ……」
執拗に甘い声で子種を求めるデリンジャー。陽大は耐えきれずに射精してしまう。
「あ……あぁ、あったかい……びゅるびゅる来てるのわかる……元気な……赤ちゃんの素……」
ゴムもつけない、妊娠させてしまうかもしれない無遠慮な中出し。デリンジャーは躰をそらし、ぶるっと震えて受け止める。ささやかな乳房の膨らみさえも強調されて見える。
「あ、すごっ……いい、これ……」
一回射精してしまったので、陽大は身を引いて肉槍をデリンジャーから抜こうとする。だが、彼女は足を狭めてそれを止める。
「あぁ……く、うあっ……いいよ、このまま……続けて?」
ゆっくりと戻る陽大の腰を抱き、引き寄せる。ナカへ陰茎が進み、ごりゅごりゅと静かに膣壁を擦り上げる。
「んぁ……まだ全然硬い……ぁあ、そう……こう、やって……ぁああっ!」
デリンジャーの嬌声と性器が擦れる水音が場を支配する。彼女は喘ぎながら陽大に手ほどきを行う。
「私の反応、よく見て……はぁ、はぁ……感じるとこ、探して……ぁああっ! そ、そこ……私は、そこ……だけど、んっ、んんっ……! きっとヒカリは違うよ、よく、見てあげ……はぁあああっ!」
ぞくぞく震えているデリンジャーは陽大を抱き、体を寄せていく。
「ほら、気持ちよくてガクガクしちゃう……そんな時は、強く抱きしめて。やぁ……イ、イく……イっちゃ……」
絶頂に導かれる彼女のナカはぎゅうと陰茎を締め上げ、射精に導こうとする。そしてひと際大きく声を上げ、デリンジャーは果てた。
「んぁああぁぁっ! ほ、ほら……イっちゃった無防備な私に……どぷどぷ種付けしてっ……! 息の根を止めるみたいに、たっぷり射精してっ!」
一度の射精では収まらない猛る肉槍から煮えるような白濁がデリンジャーに注ぎ込まれる。愛する男とのそれほどとはいかないが、彼女も快感を覚えてはいた。
「は、ぁぁ……。これ……ヒカリだったらもっと勃起しちゃうしもっと感じちゃうんだ……妬けちゃう、な……は、ぁあ……」
二人はしばらくベッドで射精と絶頂の余韻を感じていた。陽大はことが済んだら抜くべきかと思い腰を引くが、デリンジャーは手を掴んで止める。
「あ、待って……このまま、少し寝よう?」
性交の味を覚えた陽大は、抱きしめ合って寝ている間も腰を打ち付けては射精を続ける。
「ん、ぁ……そんなによかった?」
堕落を続けるマギアメイデンの男たちにデリンジャーは愉悦を覚えずにはいられなかった。
マルアークはついに体全体が粘液に沈んでしまう。手足の感覚どころか呼吸もできない。にも拘わらず脳をびりびりと伝う快感が強かった。一体自分がどうなっているのかわからない。時折見る淫靡な夢が本当に夢なのかもわからない。こんな状態ではどっちが夢でどっちが現実なのかも曖昧であった。
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「ふぅ、一息つけるわ」
デリンジャー達が来たのは予約を取ったリゾートホテル。ナイトプールから温泉まで、とにかく遊ぶための施設が充実している場所なのだ。部屋にたどり着き、荷物を置いて一行は温泉に入る準備をしている。
「すごい部屋だね」
「えへへ、まぁね」
名家のお坊ちゃんである陽大も舌を巻くほどの豪華な一室を取ってあった。手配したのはデリンジャー。福引で当たったと言っておいたが、実際は職員を催眠して取ったことにしている。
部屋にはプライベートの露天風呂とプール。浴場も広く、部屋を出なくても概ねこのホテルの良さを体感できる。それでも大浴場やナイトプールには行ってみたくなる施設が多く存在する。
「……ねぇ」
他の男たちが大浴場に行く準備をする中、デリンジャーは陽大に耳元で囁く。みんなが部屋を離れるのを見計らっての『お誘い』だ。
「私のこと、独り占めしてくれる?」
「え?」
そこからはもう、慣れた様に流されていく。セックスはしていないが、デリンジャーが裸体を晒して甲斐甲斐しく奉仕して吐精に導くことは日常的にあった。そこから一歩進むだけだ。
みんなが部屋を出るのを見計らい、二人だけでベッドルームに向かう。この部屋にはいくつかベッドルームがあり、その中でもここは景色のよいダブルベッドのある場所。電気を消し、窓から入り込む長い夕日に照らされて互いに服を脱ぐ。
「ちょっと、焼けちゃったかな?」
デリンジャーはワンピースの肩紐を下すと、はらりと落として一糸纏わぬ姿になる。
「まだ明るいね……あんま見えちゃうと、恥ずかしいかも」
陽大にしなだれかかり、彼女は恥じらいを見せる。お互いの素肌を重ね、体温と鼓動を直に感じあう。デリンジャーのなめらかな肌、火照った躰、無防備な姿を近くで陽大は味わう。じんわりと浮かんだ汗は甘い香りを放ち、陰茎がこれまでになく勃起する。
みんなで泊まる部屋でこっそりデリンジャーを犯す、その背徳感。リゾートという非日常でセックスをする高揚感があった。
「今日は本番、しよ? そのために、いいとこ選んだんだから」
このためのセッティング。そういうことになっている。デリンジャーはもはやお決まりとなった、愛する女を連想させての誘惑を行う。
「マルアークとの初めて、大事にしてあげたいでしょ? 私なら、いくらでも練習に付き合ってあげる」
そんな無責任なことは、と陽大は言いかけた。デリンジャーは勃起したチンポに指を絡めて甘い言葉をかけてやる。
「いいの。友達の幸せが私の幸せ……お手伝いさせて。いつも私が甘えてる分、私に甘えて?」
報酬としてのカラダ、対価としての行為。してもらったのだから。デリンジャーは言葉巧みに陽大の言い訳を作る。
「あっ、……ん」
陽大は折れて、デリンジャーをベッドに横たえる。彼女は顔を赤くして恥じらい、頭を乗せた枕に手を添える。肉槍で貫かれる痛みと快感に耐える準備をしている。
「私のことは……ん、気にしないで。あなたなら、いい……から」
慎ましく足を開き、そこに陽大が体を入れる。すでにびくびくと射精したがっている陰茎は上手くデリンジャーのナカに入らない。
「ほら、あっ……慌てないで、ん、んんっ……や、擦れて気持ちいい……」
濡れそぼった性器を互いに擦り合う。デリンジャーは女陰を開き、肉棒に触れて誘導する。
「はぁ、はぁっ……う、ぁ……やば、今から、お腹ずきずきして……」
熱を持った指が肉棒を刺激し、開けた女陰から蜜が垂れてシーツを汚す。デリンジャーの熱っぽい表情と吐息、繊細な指先、陽大は今すぐにでも射精しそうになっていた。
「あ、待ってくれ。避妊具を……」
土壇場でゴムを使おうとする陽大に対し、デリンジャーは熱っぽい視線を向ける。
「ねぇ、知ってる? 女の子には大丈夫な日と危ない日があるの。私は今日……大丈夫な日」
だからナマでして。中出ししても大丈夫だから、私で子作りの練習して。デリンジャーは
「ん、う……射精そう? いいよ、いつでも射精して? 私のお腹、びっちゃびちゃにしちゃって……?」
陽大はなんとか射精を我慢し、デリンジャーのナカへ挿入れる。暖かく濡れた膣が彼の痛いほど腫れあがった肉棒を優しく迎え入れる。
「あ、あぁっ……! すごっ、太くて……硬っ……ぁ」
口でしごかれた時の様でありながら、その時とはくらべものにならない刺激が亀頭を襲う。腹に両手を這わせ、愛おしそうにするデリンジャーの姿がトドメになった。
「ぅ……」
「あ、チンコ膨らんで……、する? 射精しちゃう? いいよ、して……。初めてだから気持ちいいよね? 私の中に遠慮しないでびゅーびゅーしちゃってっ……」
執拗に甘い声で子種を求めるデリンジャー。陽大は耐えきれずに射精してしまう。
「あ……あぁ、あったかい……びゅるびゅる来てるのわかる……元気な……赤ちゃんの素……」
ゴムもつけない、妊娠させてしまうかもしれない無遠慮な中出し。デリンジャーは躰をそらし、ぶるっと震えて受け止める。ささやかな乳房の膨らみさえも強調されて見える。
「あ、すごっ……いい、これ……」
一回射精してしまったので、陽大は身を引いて肉槍をデリンジャーから抜こうとする。だが、彼女は足を狭めてそれを止める。
「あぁ……く、うあっ……いいよ、このまま……続けて?」
ゆっくりと戻る陽大の腰を抱き、引き寄せる。ナカへ陰茎が進み、ごりゅごりゅと静かに膣壁を擦り上げる。
「んぁ……まだ全然硬い……ぁあ、そう……こう、やって……ぁああっ!」
デリンジャーの嬌声と性器が擦れる水音が場を支配する。彼女は喘ぎながら陽大に手ほどきを行う。
「私の反応、よく見て……はぁ、はぁ……感じるとこ、探して……ぁああっ! そ、そこ……私は、そこ……だけど、んっ、んんっ……! きっとヒカリは違うよ、よく、見てあげ……はぁあああっ!」
ぞくぞく震えているデリンジャーは陽大を抱き、体を寄せていく。
「ほら、気持ちよくてガクガクしちゃう……そんな時は、強く抱きしめて。やぁ……イ、イく……イっちゃ……」
絶頂に導かれる彼女のナカはぎゅうと陰茎を締め上げ、射精に導こうとする。そしてひと際大きく声を上げ、デリンジャーは果てた。
「んぁああぁぁっ! ほ、ほら……イっちゃった無防備な私に……どぷどぷ種付けしてっ……! 息の根を止めるみたいに、たっぷり射精してっ!」
一度の射精では収まらない猛る肉槍から煮えるような白濁がデリンジャーに注ぎ込まれる。愛する男とのそれほどとはいかないが、彼女も快感を覚えてはいた。
「は、ぁぁ……。これ……ヒカリだったらもっと勃起しちゃうしもっと感じちゃうんだ……妬けちゃう、な……は、ぁあ……」
二人はしばらくベッドで射精と絶頂の余韻を感じていた。陽大はことが済んだら抜くべきかと思い腰を引くが、デリンジャーは手を掴んで止める。
「あ、待って……このまま、少し寝よう?」
性交の味を覚えた陽大は、抱きしめ合って寝ている間も腰を打ち付けては射精を続ける。
「ん、ぁ……そんなによかった?」
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