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9日目 時を止める男
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幸いにしてマルアークの魔装は一時的に脱ぐことが出来る。彼女にとっては腹立たしい理由によるものだが、それでも休息があるのはありがたかった。
「ふぅ……」
温かいシャワーを浴びてマルアークは心を落ち着ける。もう膣内から必死に精液を搔きだすこともしない。自然に垂れてくるのを待つだけだ。ボディソープなどは良質なものが置かれており、その泡に包まれて香りを嗅いでいると敵地に虜囚として捕らえられていることさえ忘れる。
『客』の要望によって魔装を着る着ないは変わる。そして粘液塗れで客に抱かれるのは礼を失するとのことで客が来る前は身を清める様に言われていた。立て続けに犯されることもあったが、それでも定期的に湯浴みの機会はあった。
「湯舟浸かりたいな……」
しかしここ数日はシャワーのみ。しっかりと風呂に浸かることはなかった。シャワーを止め、バスタオルで水滴を拭ってそれで身体を隠す。どうせ剥かれる上、濡れた短いタオルは張り付いて未熟なボディラインを浮き上がらせる。もう何人の男に触れられたか分からないが、健康的な生足は未踏の犯しがたき領域にいる乙女の健全な色気を放っている。
「はぁ、どうにかして脱出しないと……」
マルアークも脱出を諦めているわけではない。常にこの部屋を注意深く観察し、脱出の機会を伺っていた。シャワーの上に大きな通気口があり、そこが第一の脱出候補。この狭い部屋で湿気を逃がすにはそれなりに大きな通気口が必要なのはよく考えれば当然だ。
「よし」
あとはどうやってあそこへいくか、である。気づかれないに越したことはない。その分時間が稼げるのだから。だがこの部屋には常に複数のカメラがある。そこも問題だ。
そんなことを考えているマルアークの下に、一人の男がやってきた。彼女は気づかない。何故なら、その男は時間を止めることが出来るからだ。止まった時間の中を動ける男は、一切マルアークに感知されることはない。
「せっかく捕まえているんだから、普通に抱いてもいいんだけどね」
男はマルアークに後ろから抱き着き、怒張したモノを尻に擦り付ける。
「どうせなら可愛いところも見てみたい」
バスタオルの上からマルアークの秘所を優しく触れていく。その手つきは慣れていて、すっかり調教され切った彼女は忽ち蜜を垂らすことになる。
「随分教育されたんだね。デリンジャーも熱心だ」
男は容易にも関わらず、バスタオルを脱がさない。敢えて刺激を弱めるかの様にタオル越しにマルアークを愛撫していく。右の乳首をかりかりと綺麗に爪の切られた指でひっかき、少しずつ彼女を熱に浮かせていく。時間が止まっているので当然、マルアークにはその感覚はない。
「ほう、もうイったか」
マルアークの躰が震えたのを見て男は笑う。感覚はなく、現実時間にも反映されないが絶頂はする。時間を戻した時に、この絶頂が一斉に襲うのだ。その様を想像して楽しむ男は左も同様に弄んでイかせる。
「そうとうおっぱい気に入ったんだね。ママだもんね」
絶頂の度、ボタボタと垂れる蜜が水溜まりを作る。胸元もじんわりと濡れ始める。母乳が滲み出ているのだ。
「さぁ、ここからだ」
男はバスタオルを剥ぎ取ると、乳房に吸い付く。口に甘みが広がり、強く吸い込めば自然と母乳が吹き出す身体へと改変させられていた。孕まされた赤子に抵抗なく乳をあげるよう、授乳には快楽を伴う様にされていた。大の男がごくごくと飲めるほど出すのは、脳が焼け焦げる様な快感を受けることになる。
「ふむ、甘露だ」
それを両方の乳房で行う。時間停止を解除したあとの様子を想像し、男の陰茎は怒張していた。ズボンを降ろし、その肉槍をマルアークの秘部に宛がう。既に彼女の陰部は濡れそぼっており、受け入れる準備が出来ていた。
「ほう、いい子だ。もう濡れている」
男は指でナカをほぐす。熱く蜜に溢れた膣内は指ですら咥え込んで離さない。肉芽を触っていないのに優しく膣壁を擦ってやるだけでびくびくと震え、イッている様な様子を見せる。
「ここ、敏感じゃないか?」
淫核を撫で、本格的な愛撫をようやく始める。男にとって今までのは遊びに過ぎない。ここからが本当の性行為だ。しかしマルアークは既に足をびしょびしょに濡らし、足元の水溜まりは広がる一方。
「さて、たっぷり溜め込んだんだ。孕めよ」
男は全ての準備が整うと、ペニスをマルアークのナカへ挿入する。時間が止まっており彼女の意思など働かないはずが、どんどん棒を奥へ誘い込み、子宮口に亀頭が口づけするのは容易であった。
「たまらんなぁ、名器だ」
男は既にジワリと精液が出始めていた。腰を振って肉棒を出入りさせる度にうねうねと別の生き物かの様に蠢くナカが子種を欲している。
「たまらん、射精すぞ」
ついに男は射精へ至る。煮えたぎる精液を、子宮口にぴっとりと付けた肉槍から吹き出す。腰から全てが持っていかれる様な、絶え間ない射精。陰嚢は子種を必死に作って送りだすが、まるで間に合わない。この至高のメスを孕ませたい、身体がオスの本能に従って動いてしまう。
「まだまだしたりないなぁ」
男の欲求を留まることを知らず、マルアークを強く抱きしめてだらしなく滲む精液をナカに擦り付ける。そうしているうちに再び射精の準備が整い、もう一度深い場所で欲望を吐き出した。今度は確実に自分のモノだと主張するため、赤ちゃんの部屋へ注ぎ込んだ後にすかさず距離を取って産道にもぶちまけた。
「いい匂いだ。声も聞きたくなった。抱き返してもほしい。この能力、セックスには不向きだな」
男は勝手なことを言うと、時間停止を解除する。
「え……あ」
マルアークはしばらく身体の異変に気付かなかったが、時間差で一斉に襲い来る絶頂に情けない嬌声を上げて腰を振り、痙攣を始める。
「ぁあああっ! ひゃ、あ、きゃぁああっ……あああ、な、これっ、いやああっ!」
視界が白み、状況を理解出来ない。男はマルアークが崩れ落ちない様に抱き留めると、ベッドに移動する。
「さぁ、続きをしようか」
「うぁ……な、なに……が?」
この時のマルアークは思ってもいなかった。この男が脱出の妨げになる、そしてデリンジャーの仕掛けたゲームの罠の一つであることに。
「あら、私の知らないところで孕んだのね。二児のママ、おめでとう」
「ふぅ……」
温かいシャワーを浴びてマルアークは心を落ち着ける。もう膣内から必死に精液を搔きだすこともしない。自然に垂れてくるのを待つだけだ。ボディソープなどは良質なものが置かれており、その泡に包まれて香りを嗅いでいると敵地に虜囚として捕らえられていることさえ忘れる。
『客』の要望によって魔装を着る着ないは変わる。そして粘液塗れで客に抱かれるのは礼を失するとのことで客が来る前は身を清める様に言われていた。立て続けに犯されることもあったが、それでも定期的に湯浴みの機会はあった。
「湯舟浸かりたいな……」
しかしここ数日はシャワーのみ。しっかりと風呂に浸かることはなかった。シャワーを止め、バスタオルで水滴を拭ってそれで身体を隠す。どうせ剥かれる上、濡れた短いタオルは張り付いて未熟なボディラインを浮き上がらせる。もう何人の男に触れられたか分からないが、健康的な生足は未踏の犯しがたき領域にいる乙女の健全な色気を放っている。
「はぁ、どうにかして脱出しないと……」
マルアークも脱出を諦めているわけではない。常にこの部屋を注意深く観察し、脱出の機会を伺っていた。シャワーの上に大きな通気口があり、そこが第一の脱出候補。この狭い部屋で湿気を逃がすにはそれなりに大きな通気口が必要なのはよく考えれば当然だ。
「よし」
あとはどうやってあそこへいくか、である。気づかれないに越したことはない。その分時間が稼げるのだから。だがこの部屋には常に複数のカメラがある。そこも問題だ。
そんなことを考えているマルアークの下に、一人の男がやってきた。彼女は気づかない。何故なら、その男は時間を止めることが出来るからだ。止まった時間の中を動ける男は、一切マルアークに感知されることはない。
「せっかく捕まえているんだから、普通に抱いてもいいんだけどね」
男はマルアークに後ろから抱き着き、怒張したモノを尻に擦り付ける。
「どうせなら可愛いところも見てみたい」
バスタオルの上からマルアークの秘所を優しく触れていく。その手つきは慣れていて、すっかり調教され切った彼女は忽ち蜜を垂らすことになる。
「随分教育されたんだね。デリンジャーも熱心だ」
男は容易にも関わらず、バスタオルを脱がさない。敢えて刺激を弱めるかの様にタオル越しにマルアークを愛撫していく。右の乳首をかりかりと綺麗に爪の切られた指でひっかき、少しずつ彼女を熱に浮かせていく。時間が止まっているので当然、マルアークにはその感覚はない。
「ほう、もうイったか」
マルアークの躰が震えたのを見て男は笑う。感覚はなく、現実時間にも反映されないが絶頂はする。時間を戻した時に、この絶頂が一斉に襲うのだ。その様を想像して楽しむ男は左も同様に弄んでイかせる。
「そうとうおっぱい気に入ったんだね。ママだもんね」
絶頂の度、ボタボタと垂れる蜜が水溜まりを作る。胸元もじんわりと濡れ始める。母乳が滲み出ているのだ。
「さぁ、ここからだ」
男はバスタオルを剥ぎ取ると、乳房に吸い付く。口に甘みが広がり、強く吸い込めば自然と母乳が吹き出す身体へと改変させられていた。孕まされた赤子に抵抗なく乳をあげるよう、授乳には快楽を伴う様にされていた。大の男がごくごくと飲めるほど出すのは、脳が焼け焦げる様な快感を受けることになる。
「ふむ、甘露だ」
それを両方の乳房で行う。時間停止を解除したあとの様子を想像し、男の陰茎は怒張していた。ズボンを降ろし、その肉槍をマルアークの秘部に宛がう。既に彼女の陰部は濡れそぼっており、受け入れる準備が出来ていた。
「ほう、いい子だ。もう濡れている」
男は指でナカをほぐす。熱く蜜に溢れた膣内は指ですら咥え込んで離さない。肉芽を触っていないのに優しく膣壁を擦ってやるだけでびくびくと震え、イッている様な様子を見せる。
「ここ、敏感じゃないか?」
淫核を撫で、本格的な愛撫をようやく始める。男にとって今までのは遊びに過ぎない。ここからが本当の性行為だ。しかしマルアークは既に足をびしょびしょに濡らし、足元の水溜まりは広がる一方。
「さて、たっぷり溜め込んだんだ。孕めよ」
男は全ての準備が整うと、ペニスをマルアークのナカへ挿入する。時間が止まっており彼女の意思など働かないはずが、どんどん棒を奥へ誘い込み、子宮口に亀頭が口づけするのは容易であった。
「たまらんなぁ、名器だ」
男は既にジワリと精液が出始めていた。腰を振って肉棒を出入りさせる度にうねうねと別の生き物かの様に蠢くナカが子種を欲している。
「たまらん、射精すぞ」
ついに男は射精へ至る。煮えたぎる精液を、子宮口にぴっとりと付けた肉槍から吹き出す。腰から全てが持っていかれる様な、絶え間ない射精。陰嚢は子種を必死に作って送りだすが、まるで間に合わない。この至高のメスを孕ませたい、身体がオスの本能に従って動いてしまう。
「まだまだしたりないなぁ」
男の欲求を留まることを知らず、マルアークを強く抱きしめてだらしなく滲む精液をナカに擦り付ける。そうしているうちに再び射精の準備が整い、もう一度深い場所で欲望を吐き出した。今度は確実に自分のモノだと主張するため、赤ちゃんの部屋へ注ぎ込んだ後にすかさず距離を取って産道にもぶちまけた。
「いい匂いだ。声も聞きたくなった。抱き返してもほしい。この能力、セックスには不向きだな」
男は勝手なことを言うと、時間停止を解除する。
「え……あ」
マルアークはしばらく身体の異変に気付かなかったが、時間差で一斉に襲い来る絶頂に情けない嬌声を上げて腰を振り、痙攣を始める。
「ぁあああっ! ひゃ、あ、きゃぁああっ……あああ、な、これっ、いやああっ!」
視界が白み、状況を理解出来ない。男はマルアークが崩れ落ちない様に抱き留めると、ベッドに移動する。
「さぁ、続きをしようか」
「うぁ……な、なに……が?」
この時のマルアークは思ってもいなかった。この男が脱出の妨げになる、そしてデリンジャーの仕掛けたゲームの罠の一つであることに。
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