いちつくるひと

ここは世界ではない。世界がなくては人や物が存在できないなんてことはない。
“私”は同じ人生を繰り返す。それはとても幸せなことだ。何度も同じ人と出会い、そして何度も失うことができる。
同じだった人生は少しずつずれていく。
やがてずれは明確な綻びとなり、私に素敵なことを教えてくれる。
私の刑期はまだおわらない。
はずだった。
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