上 下
7 / 9

7

しおりを挟む
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

忌子

関谷俊博
絵本
お水をください…いい子にしますから、わがまま言いませんから、どうかお水をください…ごめんなさい…そうです…ぼくは嫌な子です…あの、哀れっぽい目つきって何ですか…ごめんなさい…ちゃんとなおしますから、ぶたないでください…ぶたないでください…あ、それタバコですね…どうするんですか…あ、あ、あ、ゆるしてください…ゆるしてください…

ジプシー

関谷俊博
絵本
わたしが求めるものは いつもほんの少し先にある

よみがえりのものがたり

りおん雑貨店
絵本
ふくろうたちが、眠れない夜に昔話をしてすごしています。 むかしむかしの、よみがえりの物語。

ガオーのかいじゅう

はるる
絵本
ガオーと吠えて子供たちを怖がらせようとした怪獣ですが、果たして子供たちは驚き、怖がるのでしょうか?最後に子供たちの優しさに感動する怪獣でした。

キラキラのゆくえ

こころ晴れるや
絵本
お子さんへの読み聞かせにいかがですか? 【対象:年中~小学校低学年くらい】 健やかな心が育ちますように・・・ 読み手の大人もホッと優しい気持ちになってもらえたら嬉しいです。

いま君の不在について考える

関谷俊博
絵本
夜のダイニングで 缶ビールの蓋を開けつつ いま君の不在について考える

死衆

関谷俊博
絵本
ほら、まだ温かいよ。温かい。亡き兄をかき抱く母の胸は薄い。畜生、畜生。繰り返し叫びながら父の手を握り返した兄は一瞬のうちに彼方へと去った。紅葉のような掌。うすずみいろの墨跡。ひとつ積んでは父のため。ふたつ積んでは母のため。父母よりも先に逝った兄は賽の河原で石を積む。みっつ。よっつ。いつつ。むっつ。兄の周囲には青白い狐火が無数に浮かぶ。ななつ。やっつ。ここのつ。吹き渡る風は冷たい。ぶるぶると震えながら兄は石を積んでいる。 黄泉の境に身を沈め

鬼と猫又のお話

ももちよろづ
絵本
鬼の伊吹と、猫又の明石と、仲間達のお話。 ※表紙・本文中イラストの無断転載は禁止

処理中です...