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幻想と真実を追う者
【17】真実を閉ざした者(1)
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何日かが過ぎた。
ひとりで出かけた初日、馬車に乗り込むところを大臣に見つかってしまった颯唏は、毎朝出発時間を少しずつ早めた。
宣言通り颯唏は琉倚のところへ連日通っている。初日ですら疎かにした朝食はろくに手をつけなくなり、今日はついに横目で見るだけになった。それでも変わらずに身支度には余念がない。
結局、初日と比べ一時間近く出発がはやくなった。
馬車に揺られながら遠のいていく鴻嫗城を見つめる。ひとりで出かけた初日、帰城すると轢に会い、『どこに行っていたのか』と聞かれた。『大事な用を済ませに』とだけ言えば、轢は颯唏の身なりを上から下まで見て呑み込んだようだった。それ以降、轢は同じ質問をしてこない。
心配をさせたと伝わってきたのに、嫌な答え方をしたと思う。けれど、ああ答える以外に、どう答えたらよかったのだろう。
鴻嫗城が見えなくなりしばらくすると、揺れと耳に残る独特な音がしてくる。慣れたといえば嘘で、居心地はよくない。
そうして荒れ地を目にしていれば、やがて馬車は止まり颯唏はしっかりと降りて、不穏な道のりを行く。
塔の内部まで着くと、やはり琉倚はドレスを着ていない。挙句、腰の剣まで目につけば『姫』というよりは『剣士』だ。
ところが、颯唏を目にした琉倚は、驚いたような表情を浮かべる。
颯唏はふしぎに思いつつも、定位置まで行きひざまずく。
「体調、よくないんじゃないの? 短期間で痩せている気がするんだけど……」
気遣う言葉に琉倚の心の傾きを感じ取る。ゆるみそうになる口元を無理に歪ませ、颯唏は戸惑う琉倚を見上げる。
「恋煩いって言うんですか? あまり食べられなくて」
苦笑いしつつも態度は軽く、真実か否かの判別はしにくい。
ただ、琉倚が鴻嫗城に行くと言わない限り、颯唏はこうして来ると琉倚は痛感したのだろう。
「今度……鴻嫗城にうかがいます。颯唏くんを、その……こ、婚約者と認めたわけではないけれど」
ボソボソと言っていた琉倚が視線を颯唏に向ける。今度、目を丸くしたのは颯唏の方だ。颯唏が想像していた以上に、協力を仰いだ効果があったらしい。
「この間言っていたことが気になるし……」
颯唏の作戦勝ちだ。
ところが、ボソボソと言っていた口調が一転する。
「だから、ここに来ては駄目。……いい?」
叱咤のような口調。──もしかしたら、大臣が琉倚を説得したのかもしれない。大臣も、琉倚がここにいる限り、颯唏は通うと勘づいたのだろう。
「わかりました」
了承したものの、口約束だ。琉倚が来る保証はない。一緒に行くと言っているわけではない以上、体よく断っている可能性もある。
だが、
「信じています、貴女を」
と、颯唏は琉倚を信じて待つことを選んだ。
帰城すると、颯唏は少しはやくとも昼食にする。けれど、脳裏には広がった荒野と右に傾く塔が残っている。耳には砂利を歩く音、体には心地悪く揺れる感覚。フォークとナイフを手にしたところで、平衡感覚を失いそうになり食事に手が伸びていかない。
信じて待つと帰ってきたが、琉倚は本当に来るのか。来るとして、ドレスで? それとも、剣士の格好で?
『婚約者として認めたわけではない』と言っていたのだから、後者の姿で来るのかもしれない。それでも構わないと思う一方、轢たちに会えば何と言おうかと思案にふける。
「颯唏」
凛とした声に颯唏が顔を上げると、クロッカスの色彩が降り注ぐ。やわらかく、癒す微笑みを携えたその人物は──。
「姉上」
「食べないの?」
姉のやさしい口調に、颯唏の視線は下がる。
視界は、きれいに並べられた料理の数々。それも、どれもが美しい皿に彩られている。
颯唏は琉倚を思い浮かべる。琉倚は、どのようなものを食べているのか。
「出されるものが……」
『贅沢すぎて』と言おうとし、颯唏は言葉を止める。懸命に国務と子育てをする姉に、余計な心配をかけたくない。
「なんだか、食欲が湧かなくて。……駄目ですよね、残すなんて」
琉倚と会ってから、颯唏は日を追うごとに食事が喉を通らなくなっている。琉倚に感情移入している影響だ。琉倚の存在を知ったとき、貴族らしい生活を送れていないことは想像していたはずなのに、姿を見て想像から外れてしまった。
彼女の実際の生活がどのようなものかは知らないが、聞いても失礼なだけ。けれど、想像せずにはいられない。
ふと、庾月の悲しみを含んだ声がこぼれ落ちてくる。
「今の颯唏に無理をしなさいなんて……私は言えないわ」
影が颯唏を覆ったかという刹那、そっと抱き寄せられた。
「あなたが辛いときは、私も辛いわ。覚えていてね」
颯唏はやわらかい姉のあたたかさに瞳を閉じていく。
姉は、留と子どもたちに会いたくはないのだろうか。――いや、会いたいに決まっていると考えを打ち消す。
だが、姉の幸せな生活を取り戻す術は、颯唏には見出せない。
翌日から颯唏は、朝食後の轢との稽古を再開する。
何事もなかったかのように笑う颯唏を見て轢は喜んだが、稽古は初めてのころのように軽いものだった。
「轢兄……腕鈍った?」
真顔で言う颯唏の頭を、轢はクシャクシャとなでる。
「そういう冗談は、体調を治してからでいいよ」
痩せた──というよりも、やつれていくような印象だったのだろう。颯唏を気遣い、軽い稽古に轢がしたと気づく。
「なかなか……改善しないんだね」
『恋煩いだ』とは、冗談でも言えない。そんなことを言えば、真面目な轢が心配で耳を大きくしてしまう。
「まぁ……。それより、轢兄も最近忙しそうじゃん」
言葉を濁したつもりが、轢が目を丸くした。颯唏は轢の様子に、何かがあったと直感する。
「え、あぁ……うん。黎姉上が出産されて……」
「姪っ子が産まれた楽しさだけとは思えないんだけど?」
轢がハッとしたように颯唏を見る。何か言ってはいけないことを言ったかのような轢に、颯唏は思わず納得する。
「ふ~ん……それで、もう告白くらいしたの?」
みるみるうちに轢の頬が赤みを増す。
颯唏は呆然とした。琉倚に連日の猛アタックをしていた颯唏からしてみれば、あり得ない事態だ。
「もしかして……まだ?」
疑うように聞いた颯唏に、轢はぎこちなくうなずく。
「はぁ? 轢兄、いい加減年齢意識しなよ! 何、純情しちゃってんの」
「そんな言い方しなくったって……」
「まさか、異性の手も握ったことないなんて……言わないよね」
乾いたような颯唏の声に、轢は首を傾げる。
「ないよ。……え? 颯唏はあるの?」
純真無垢な答えに、颯唏は自己嫌悪する。
「轢兄の透明さが怖いよ……」
だが、その純粋さは羨ましくもある。まっすぐに、真剣に向き合ってくれる轢は、きっと想い人を大切にするし、それが相手にもきっと伝わる。
「言いなよ」
颯唏は呟くようなちいさな声でしか言えなかった。
「轢兄はやさしいもん。轢兄に告白されて嫌に思う人なんて、いないよ」
『俺が女だったらうれしい』と、颯唏はにっこりと冗談のように言う。
轢も颯唏と一緒になって笑ったが、徐々に轢の笑顔は消えた。
「でも……」
「立場なんてなしにしてさ。……いいじゃん。想いを伝えるくらい、してみても」
やさしい轢が気にすることと言ったら、立場や建前だ。
──少しくらい、そこは伯父上の図太さが似ればよかったのに。
戸惑うような轢を前に、颯唏はふと、思わずにはいられない。姉は、惜しい人を逃してしまったな、とも。
颯唏は轢の戸惑いを吹き飛ばすかのように、おどける。
ひとりで出かけた初日、馬車に乗り込むところを大臣に見つかってしまった颯唏は、毎朝出発時間を少しずつ早めた。
宣言通り颯唏は琉倚のところへ連日通っている。初日ですら疎かにした朝食はろくに手をつけなくなり、今日はついに横目で見るだけになった。それでも変わらずに身支度には余念がない。
結局、初日と比べ一時間近く出発がはやくなった。
馬車に揺られながら遠のいていく鴻嫗城を見つめる。ひとりで出かけた初日、帰城すると轢に会い、『どこに行っていたのか』と聞かれた。『大事な用を済ませに』とだけ言えば、轢は颯唏の身なりを上から下まで見て呑み込んだようだった。それ以降、轢は同じ質問をしてこない。
心配をさせたと伝わってきたのに、嫌な答え方をしたと思う。けれど、ああ答える以外に、どう答えたらよかったのだろう。
鴻嫗城が見えなくなりしばらくすると、揺れと耳に残る独特な音がしてくる。慣れたといえば嘘で、居心地はよくない。
そうして荒れ地を目にしていれば、やがて馬車は止まり颯唏はしっかりと降りて、不穏な道のりを行く。
塔の内部まで着くと、やはり琉倚はドレスを着ていない。挙句、腰の剣まで目につけば『姫』というよりは『剣士』だ。
ところが、颯唏を目にした琉倚は、驚いたような表情を浮かべる。
颯唏はふしぎに思いつつも、定位置まで行きひざまずく。
「体調、よくないんじゃないの? 短期間で痩せている気がするんだけど……」
気遣う言葉に琉倚の心の傾きを感じ取る。ゆるみそうになる口元を無理に歪ませ、颯唏は戸惑う琉倚を見上げる。
「恋煩いって言うんですか? あまり食べられなくて」
苦笑いしつつも態度は軽く、真実か否かの判別はしにくい。
ただ、琉倚が鴻嫗城に行くと言わない限り、颯唏はこうして来ると琉倚は痛感したのだろう。
「今度……鴻嫗城にうかがいます。颯唏くんを、その……こ、婚約者と認めたわけではないけれど」
ボソボソと言っていた琉倚が視線を颯唏に向ける。今度、目を丸くしたのは颯唏の方だ。颯唏が想像していた以上に、協力を仰いだ効果があったらしい。
「この間言っていたことが気になるし……」
颯唏の作戦勝ちだ。
ところが、ボソボソと言っていた口調が一転する。
「だから、ここに来ては駄目。……いい?」
叱咤のような口調。──もしかしたら、大臣が琉倚を説得したのかもしれない。大臣も、琉倚がここにいる限り、颯唏は通うと勘づいたのだろう。
「わかりました」
了承したものの、口約束だ。琉倚が来る保証はない。一緒に行くと言っているわけではない以上、体よく断っている可能性もある。
だが、
「信じています、貴女を」
と、颯唏は琉倚を信じて待つことを選んだ。
帰城すると、颯唏は少しはやくとも昼食にする。けれど、脳裏には広がった荒野と右に傾く塔が残っている。耳には砂利を歩く音、体には心地悪く揺れる感覚。フォークとナイフを手にしたところで、平衡感覚を失いそうになり食事に手が伸びていかない。
信じて待つと帰ってきたが、琉倚は本当に来るのか。来るとして、ドレスで? それとも、剣士の格好で?
『婚約者として認めたわけではない』と言っていたのだから、後者の姿で来るのかもしれない。それでも構わないと思う一方、轢たちに会えば何と言おうかと思案にふける。
「颯唏」
凛とした声に颯唏が顔を上げると、クロッカスの色彩が降り注ぐ。やわらかく、癒す微笑みを携えたその人物は──。
「姉上」
「食べないの?」
姉のやさしい口調に、颯唏の視線は下がる。
視界は、きれいに並べられた料理の数々。それも、どれもが美しい皿に彩られている。
颯唏は琉倚を思い浮かべる。琉倚は、どのようなものを食べているのか。
「出されるものが……」
『贅沢すぎて』と言おうとし、颯唏は言葉を止める。懸命に国務と子育てをする姉に、余計な心配をかけたくない。
「なんだか、食欲が湧かなくて。……駄目ですよね、残すなんて」
琉倚と会ってから、颯唏は日を追うごとに食事が喉を通らなくなっている。琉倚に感情移入している影響だ。琉倚の存在を知ったとき、貴族らしい生活を送れていないことは想像していたはずなのに、姿を見て想像から外れてしまった。
彼女の実際の生活がどのようなものかは知らないが、聞いても失礼なだけ。けれど、想像せずにはいられない。
ふと、庾月の悲しみを含んだ声がこぼれ落ちてくる。
「今の颯唏に無理をしなさいなんて……私は言えないわ」
影が颯唏を覆ったかという刹那、そっと抱き寄せられた。
「あなたが辛いときは、私も辛いわ。覚えていてね」
颯唏はやわらかい姉のあたたかさに瞳を閉じていく。
姉は、留と子どもたちに会いたくはないのだろうか。――いや、会いたいに決まっていると考えを打ち消す。
だが、姉の幸せな生活を取り戻す術は、颯唏には見出せない。
翌日から颯唏は、朝食後の轢との稽古を再開する。
何事もなかったかのように笑う颯唏を見て轢は喜んだが、稽古は初めてのころのように軽いものだった。
「轢兄……腕鈍った?」
真顔で言う颯唏の頭を、轢はクシャクシャとなでる。
「そういう冗談は、体調を治してからでいいよ」
痩せた──というよりも、やつれていくような印象だったのだろう。颯唏を気遣い、軽い稽古に轢がしたと気づく。
「なかなか……改善しないんだね」
『恋煩いだ』とは、冗談でも言えない。そんなことを言えば、真面目な轢が心配で耳を大きくしてしまう。
「まぁ……。それより、轢兄も最近忙しそうじゃん」
言葉を濁したつもりが、轢が目を丸くした。颯唏は轢の様子に、何かがあったと直感する。
「え、あぁ……うん。黎姉上が出産されて……」
「姪っ子が産まれた楽しさだけとは思えないんだけど?」
轢がハッとしたように颯唏を見る。何か言ってはいけないことを言ったかのような轢に、颯唏は思わず納得する。
「ふ~ん……それで、もう告白くらいしたの?」
みるみるうちに轢の頬が赤みを増す。
颯唏は呆然とした。琉倚に連日の猛アタックをしていた颯唏からしてみれば、あり得ない事態だ。
「もしかして……まだ?」
疑うように聞いた颯唏に、轢はぎこちなくうなずく。
「はぁ? 轢兄、いい加減年齢意識しなよ! 何、純情しちゃってんの」
「そんな言い方しなくったって……」
「まさか、異性の手も握ったことないなんて……言わないよね」
乾いたような颯唏の声に、轢は首を傾げる。
「ないよ。……え? 颯唏はあるの?」
純真無垢な答えに、颯唏は自己嫌悪する。
「轢兄の透明さが怖いよ……」
だが、その純粋さは羨ましくもある。まっすぐに、真剣に向き合ってくれる轢は、きっと想い人を大切にするし、それが相手にもきっと伝わる。
「言いなよ」
颯唏は呟くようなちいさな声でしか言えなかった。
「轢兄はやさしいもん。轢兄に告白されて嫌に思う人なんて、いないよ」
『俺が女だったらうれしい』と、颯唏はにっこりと冗談のように言う。
轢も颯唏と一緒になって笑ったが、徐々に轢の笑顔は消えた。
「でも……」
「立場なんてなしにしてさ。……いいじゃん。想いを伝えるくらい、してみても」
やさしい轢が気にすることと言ったら、立場や建前だ。
──少しくらい、そこは伯父上の図太さが似ればよかったのに。
戸惑うような轢を前に、颯唏はふと、思わずにはいられない。姉は、惜しい人を逃してしまったな、とも。
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