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file3:呪いの手紙
1.駆け込み相談
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深夜。
闇の濃い道を急ぎ足で進む。
「……この道は、明かりが少なくていけねぇな」
呟いた声が大きく響いた気がした。
この時間は車が通ることも少なく、大通りから奥まったところにあるこの道では、虫の音くらいしか聞こえない。
道沿いに建つ家はどれも寝静まり、生活感が失われているせいか、昼とは違う雰囲気が漂っているように感じられた。
「親父が金出してくれりゃ、もっといいとこ住めんのに。なんでこんな辺鄙なところに住まねぇとならねぇんだよ……」
静けさが圧力をもって襲ってくるように思えて、思わず独り言が漏れる。
せっかく仲間で飲んでいい気分だったのに、この暗い道は酔いが覚めていけない。
後でまた父親に金をせびろうと心に決めて、家路を急いだ。
――ザ……ザ……。
「ん……? 気のせいか……?」
なにやら背後から人が歩いてくる気配を感じたが、窺ってみても誰もいない。街灯が少ないとはいえ、気配を感じるほど近くに人がいたら、すぐに見つけられるはずだ。
「……なんなんだよ。うざってぇな」
気のせいだ。そう思っても、一度感じた気配は忘れられない。
自然と、足が早まり駆けるようになっていた。
運動不足が祟ったか、それとも大量に流し込んだアルコールのせいか、心臓がドクドクと大きく忙しない音を立てる。
――ザ……ザ……。
「ひっ! 誰かいるのかっ!」
振り返っても誰もいない。
先程よりも近くで音が聞こえたはずだ。紛れもなく人の足音だった。
脈が早くなり、頭がズキズキと痛みだす。まるでなにかに締め付けられるような痛みだ。
歯を食いしばって再び歩きだした。
――ゴトッ! ……にゃぁん。
「っ……なんだ、猫か。紛らわしいだよっ!」
勢いよく振り返った先で、物陰から黒猫がこちらを見て鳴いていた。闇に溶け込むような姿に、少し怖じけづきながらも睨み付ける。
こちらを見続ける姿が奇妙に思えて、足を振り上げ追い払った。
――みゃっ!
「あっち行け! こっち見んじゃねぇよっ!」
蹴りを身軽に避けた猫は、チラリと見上げてきたかと思うと素早く立ち去る。
その目が向けられた先が、自分ではないように思えて首を傾げた。
「……まあ、いいか。猫が宙を見るのは普通のことだろ」
自分に言い聞かせるように呟きながら、やっと見えてきたアパートに急ぐ。
さっさと酒を飲みなおして寝たい。
その一心で階段を駆け上がった。
――ゅ……ぃ……。
「っ! 誰だっ……て、うわあああっ!」
明らかに人の声が耳元でなにかを囁いた。
そう思った瞬間に勢いよく振り返ったのだが、足首を引かれた感覚とともに、階段から足を踏み外す。
仰いだ空に星が瞬いていた。不思議と時間がゆっくりになったように感じられる。
「ぐぁっ……」
階段を転がり叩きつけられた先の地面は固く、起き上がることもできないまま痛みに呻いた。
助けを求めるために伸ばした手を掴む者はない。
「……た、すけ……っ」
落下の衝撃で滲んだ視界に、汚れた靴先が映った。見覚えがある気がするそれを凝視する。
体から力が抜けていく。声を出すこともできず、抵抗虚しく視界が閉ざされていった。
「お、まえ、は……さわ……っ……」
◇◆◇
「――神本……神本……」
警視庁の一室で、神田智輝は警察内部のデータを検索していた。調べているのは神本家という名前に関すること。
怪異現象対策課に所属する智輝がするべき仕事ではない。
本来の仕事は、生活安全部に寄せられた相談ごとの中から、不可思議な案件をピックアップして調査することなのだから。
だが、どうしても気になって、調べずにはいられなかったのだ。
「神本……あった。神本朔也、五十歳。殺人事件の容疑者か……」
示された事件概要に目を通す。
事件は八年前。東京都に属する離島で、不可思議な遺体が発見された。水のない山中での溺死だった。殺人及び死体遺棄事件として捜査されたものの、遺体発見現場が険しい山中であり、どうやって遺体を運んだかも分かっていない。
被害者は本堂奏絵、三十六歳。地元の宗教団体についてなんらかの告発をしようとしている最中に死亡したらしい。
当然、宗教団体の事件への関与が疑われたが、証拠がなく、現在に至るまで未解決になっている。
その事件の最有力の容疑者が神本朔也だった。彼は宗教団体の指導者だ。
「上峰島……どこかで聞いたことが……」
ふと事件が起きた離島の名が気になって首を傾げる。ニュースや事件記録ではなく、もっと身近なところでその名を聞いた気がした。
そして、神本という名も、なにか頭に引っ掛かる。
「……木宮課長が言っていた神本家って、こいつのことか? そうなると、こいつと葵さんに、なにか関係があることになるが……。神本って名前、俺もどっかで見たか聞いたかした覚えがあるんだけどなぁ。どこだったか、全く思い出せない……」
情報を隅まで読みきり記憶した後で、自身の作業の痕跡を消しながら呟く。
智輝が神本家を調べることになったのは、以前木宮が榊本葵に掛けた言葉を聞いたからだった。
そのとき、葵は神本家にただならぬ嫌悪感を抱いているように見えた。普段柔らかい態度の葵にしては、あまりに不自然なほどに。
智輝は現在、葵の相棒として、ともに調査に当たることが多い。葵は霊能力を持たない智輝に、不可思議な能力で協力してくれている人物なのだ。
それゆえ、不自然な態度は見過ごせなかった。協力者の鑑別も、智輝の仕事とされているのだから。葵が霊能者を騙る詐欺師である可能性は、初めに木宮から示唆されていた。
「――そういう木宮課長の方が、葵さんには親しげだったけどなぁ。どういう関係なんだか。協力者を息子みたいに思うって、自分の発言と矛盾してないか?」
不満を呟きながら部屋を出る。
智輝だって、親しみを感じつつある相手に、徒に疑念を向けたくはないのだ。木宮が智輝に葵を紹介したのは、疑念を抱き続けなければならない罪悪感から逃れるためではないかと、密かに疑っている。
暫く進むと見慣れた賑やかな廊下。そこで体の力を抜く。
隠れて調べるのは、どうにも性にあわない。その必要性があるからやっていることであっても。
「――助けてくれ!」
空気を裂くように、男の声が響いた。
慌ただしく働いていた者の視線が一瞬男に集中するも、すぐに逸らされる。
対応に当たったのはひとりだけ。生活安全課の三田という女性警察官だった。
「どのようなお困りごとですか?」
雑音の中からその声を拾い上げながら、智輝は本来の仕事に戻るため、生活安全部の資料室に足を向けた。
三田がいるのは市民からの相談ごとを受け付ける場所だ。男のように切羽詰まった様子でやって来る者はそう珍しくない。
他の職員と同様に、男の存在を日常の中に葬り去ろうとした智輝の足が、不意に停止する。
「――呪われてるんだ! 助けてくれよっ! ほんとなんだよ……!」
「落ち着いてください。まずはこちらに掛けて――」
顔を男へ向ける智輝に、周囲からチラチラと視線が寄せられた。
怪異現象対策課は、警察としてあまりに異質な部署として、陰で噂される存在だ。注目度は相応に高く、それは決していい意味ではない。
そこに所属する智輝のことは、早い内から知れ渡っていた。
こんな知名度、智輝が望んだことは一度もないのだが、どうにもしようがない。
「――神田さん……」
三田の目が当然のように部屋を巡り、智輝を捉えた。そして、縋りつくように細められたのを見て、智輝はため息をつきながら近寄る。
縋りつく思いは分からないでもないが、正直荷が重い。智輝は霊能力なんて持たない一般人なのだから。
だが、これが智輝の仕事であるのも確かなので、諦めて話を聞くしかないのだ。
「――お待たせしました。警視庁怪異現象対策課の神田です。ご相談内容をお聞かせください」
「……かいい……?」
目の前に腰を下ろした智輝を見て、ポカンと口を開く男に心から同意する。
何故警視庁にそんな課があるのかなんて、智輝こそ知りたいことだった。
闇の濃い道を急ぎ足で進む。
「……この道は、明かりが少なくていけねぇな」
呟いた声が大きく響いた気がした。
この時間は車が通ることも少なく、大通りから奥まったところにあるこの道では、虫の音くらいしか聞こえない。
道沿いに建つ家はどれも寝静まり、生活感が失われているせいか、昼とは違う雰囲気が漂っているように感じられた。
「親父が金出してくれりゃ、もっといいとこ住めんのに。なんでこんな辺鄙なところに住まねぇとならねぇんだよ……」
静けさが圧力をもって襲ってくるように思えて、思わず独り言が漏れる。
せっかく仲間で飲んでいい気分だったのに、この暗い道は酔いが覚めていけない。
後でまた父親に金をせびろうと心に決めて、家路を急いだ。
――ザ……ザ……。
「ん……? 気のせいか……?」
なにやら背後から人が歩いてくる気配を感じたが、窺ってみても誰もいない。街灯が少ないとはいえ、気配を感じるほど近くに人がいたら、すぐに見つけられるはずだ。
「……なんなんだよ。うざってぇな」
気のせいだ。そう思っても、一度感じた気配は忘れられない。
自然と、足が早まり駆けるようになっていた。
運動不足が祟ったか、それとも大量に流し込んだアルコールのせいか、心臓がドクドクと大きく忙しない音を立てる。
――ザ……ザ……。
「ひっ! 誰かいるのかっ!」
振り返っても誰もいない。
先程よりも近くで音が聞こえたはずだ。紛れもなく人の足音だった。
脈が早くなり、頭がズキズキと痛みだす。まるでなにかに締め付けられるような痛みだ。
歯を食いしばって再び歩きだした。
――ゴトッ! ……にゃぁん。
「っ……なんだ、猫か。紛らわしいだよっ!」
勢いよく振り返った先で、物陰から黒猫がこちらを見て鳴いていた。闇に溶け込むような姿に、少し怖じけづきながらも睨み付ける。
こちらを見続ける姿が奇妙に思えて、足を振り上げ追い払った。
――みゃっ!
「あっち行け! こっち見んじゃねぇよっ!」
蹴りを身軽に避けた猫は、チラリと見上げてきたかと思うと素早く立ち去る。
その目が向けられた先が、自分ではないように思えて首を傾げた。
「……まあ、いいか。猫が宙を見るのは普通のことだろ」
自分に言い聞かせるように呟きながら、やっと見えてきたアパートに急ぐ。
さっさと酒を飲みなおして寝たい。
その一心で階段を駆け上がった。
――ゅ……ぃ……。
「っ! 誰だっ……て、うわあああっ!」
明らかに人の声が耳元でなにかを囁いた。
そう思った瞬間に勢いよく振り返ったのだが、足首を引かれた感覚とともに、階段から足を踏み外す。
仰いだ空に星が瞬いていた。不思議と時間がゆっくりになったように感じられる。
「ぐぁっ……」
階段を転がり叩きつけられた先の地面は固く、起き上がることもできないまま痛みに呻いた。
助けを求めるために伸ばした手を掴む者はない。
「……た、すけ……っ」
落下の衝撃で滲んだ視界に、汚れた靴先が映った。見覚えがある気がするそれを凝視する。
体から力が抜けていく。声を出すこともできず、抵抗虚しく視界が閉ざされていった。
「お、まえ、は……さわ……っ……」
◇◆◇
「――神本……神本……」
警視庁の一室で、神田智輝は警察内部のデータを検索していた。調べているのは神本家という名前に関すること。
怪異現象対策課に所属する智輝がするべき仕事ではない。
本来の仕事は、生活安全部に寄せられた相談ごとの中から、不可思議な案件をピックアップして調査することなのだから。
だが、どうしても気になって、調べずにはいられなかったのだ。
「神本……あった。神本朔也、五十歳。殺人事件の容疑者か……」
示された事件概要に目を通す。
事件は八年前。東京都に属する離島で、不可思議な遺体が発見された。水のない山中での溺死だった。殺人及び死体遺棄事件として捜査されたものの、遺体発見現場が険しい山中であり、どうやって遺体を運んだかも分かっていない。
被害者は本堂奏絵、三十六歳。地元の宗教団体についてなんらかの告発をしようとしている最中に死亡したらしい。
当然、宗教団体の事件への関与が疑われたが、証拠がなく、現在に至るまで未解決になっている。
その事件の最有力の容疑者が神本朔也だった。彼は宗教団体の指導者だ。
「上峰島……どこかで聞いたことが……」
ふと事件が起きた離島の名が気になって首を傾げる。ニュースや事件記録ではなく、もっと身近なところでその名を聞いた気がした。
そして、神本という名も、なにか頭に引っ掛かる。
「……木宮課長が言っていた神本家って、こいつのことか? そうなると、こいつと葵さんに、なにか関係があることになるが……。神本って名前、俺もどっかで見たか聞いたかした覚えがあるんだけどなぁ。どこだったか、全く思い出せない……」
情報を隅まで読みきり記憶した後で、自身の作業の痕跡を消しながら呟く。
智輝が神本家を調べることになったのは、以前木宮が榊本葵に掛けた言葉を聞いたからだった。
そのとき、葵は神本家にただならぬ嫌悪感を抱いているように見えた。普段柔らかい態度の葵にしては、あまりに不自然なほどに。
智輝は現在、葵の相棒として、ともに調査に当たることが多い。葵は霊能力を持たない智輝に、不可思議な能力で協力してくれている人物なのだ。
それゆえ、不自然な態度は見過ごせなかった。協力者の鑑別も、智輝の仕事とされているのだから。葵が霊能者を騙る詐欺師である可能性は、初めに木宮から示唆されていた。
「――そういう木宮課長の方が、葵さんには親しげだったけどなぁ。どういう関係なんだか。協力者を息子みたいに思うって、自分の発言と矛盾してないか?」
不満を呟きながら部屋を出る。
智輝だって、親しみを感じつつある相手に、徒に疑念を向けたくはないのだ。木宮が智輝に葵を紹介したのは、疑念を抱き続けなければならない罪悪感から逃れるためではないかと、密かに疑っている。
暫く進むと見慣れた賑やかな廊下。そこで体の力を抜く。
隠れて調べるのは、どうにも性にあわない。その必要性があるからやっていることであっても。
「――助けてくれ!」
空気を裂くように、男の声が響いた。
慌ただしく働いていた者の視線が一瞬男に集中するも、すぐに逸らされる。
対応に当たったのはひとりだけ。生活安全課の三田という女性警察官だった。
「どのようなお困りごとですか?」
雑音の中からその声を拾い上げながら、智輝は本来の仕事に戻るため、生活安全部の資料室に足を向けた。
三田がいるのは市民からの相談ごとを受け付ける場所だ。男のように切羽詰まった様子でやって来る者はそう珍しくない。
他の職員と同様に、男の存在を日常の中に葬り去ろうとした智輝の足が、不意に停止する。
「――呪われてるんだ! 助けてくれよっ! ほんとなんだよ……!」
「落ち着いてください。まずはこちらに掛けて――」
顔を男へ向ける智輝に、周囲からチラチラと視線が寄せられた。
怪異現象対策課は、警察としてあまりに異質な部署として、陰で噂される存在だ。注目度は相応に高く、それは決していい意味ではない。
そこに所属する智輝のことは、早い内から知れ渡っていた。
こんな知名度、智輝が望んだことは一度もないのだが、どうにもしようがない。
「――神田さん……」
三田の目が当然のように部屋を巡り、智輝を捉えた。そして、縋りつくように細められたのを見て、智輝はため息をつきながら近寄る。
縋りつく思いは分からないでもないが、正直荷が重い。智輝は霊能力なんて持たない一般人なのだから。
だが、これが智輝の仕事であるのも確かなので、諦めて話を聞くしかないのだ。
「――お待たせしました。警視庁怪異現象対策課の神田です。ご相談内容をお聞かせください」
「……かいい……?」
目の前に腰を下ろした智輝を見て、ポカンと口を開く男に心から同意する。
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