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美味を求めて
65.良い調子だね
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第二の街まで転移スキルで戻って、西の岩山エリアを行く。頭には【親分猿の証】を付けた。
……みんなに笑われたけど、これが一番子分猿を避けるのに効果的なんだよ! 無駄なバトルをしなくて済むんだよ!
運営さんには、至急このアイテムを不可視化できるようお願いしたい。
「私たちにかかれば、このエリアは楽勝だね」
「レナは一人でも楽勝やろ」
「そういうユリさんも、お強いですよね~」
道中は前衛三人のバトルを見守ることが多くて、ほぼ戦ってない。でも、笑撃耐性スキルは役に立ったよ。あと【花舞】も! ……今までこのスキルを忘れてたとか、そんなことはないんだよ?
花吹雪で攻撃するっていう雅な光景に相反して、めちゃくちゃ強いスキルだった。暗闇のデバフも効果的。さすが、エリアボス初討伐報酬!
このスキルの入手方法を聞かれても、「な~いしょ!」って誤魔化しちゃったけど。それで追及をやめてくれるから、みんな優しい。
そんな感じで、サクサクと辿り着いたエリアボス地点。小象は僕たちを見て、ゆっくりと後退してる。
一度倒されるとそういう反応をするのがマストらしいけど、ちょっぴり傷つくなぁ。僕、怖くないよ?
「ゾウさん、相変わらずおっきいね~」
「動物園で見るより大きい気がします……」
「それは、遠近法が理由じゃないかしら?」
動物園のゾウって、あんまり間近で見ることないもんね。
頷いてから、全員の顔を順番にみつめる。
「僕は飛んで、頭の上の花を狙えばいいんだよね?」
「私たちはゾウの撹乱ですね」
タマモが言って、みんなも頷いた。
〈エリアボス小象と再戦しますか?〉
「しないでーす」
答えてから、小象に近づく。タマモが言ってた通り、小象は鼻を振って追い払おうとしてきた。
「んじゃ、散開!」
レナの合図で、五人が散らばっていく。
僕はそれを見ながら、小象の隙を窺った。上手いこと、五人の動きに翻弄されてるみたいだ。
僕に注意がなくなったのを感じて、そっと小象の横手に回る。
小象は壁を背にして立ってるから、完全に背後から狙うには、岩山を登らなきゃいけないんだよね。
飛翔を繰り返して、岩山の途中――小象の背後に到着した。
「大事なお花なんだろうけど、くれたら嬉しいなぁ」
ちょっと申し訳なさを感じながら、小象の頭へと飛ぶ。
そこには小さな鉢があって、たんぽぽのような花が咲いていた。ほのかに光ってるのは、採集ポイントの印だ。
「――やっぱり、採集できるみた、っうお!?」
急に小象の頭が激しく揺れた。
咄嗟に耳の付け根に掴まって、振り落とされるのを回避! ふあー、ドキドキしたー。
「モモ、急いで! 注意がそっちに向かってる!」
「りょうかーい!」
レナに答えて、飛翔を発動。これで振り落とそうとしてきても、ほとんど問題なしだよ。
そして、花にタッチ。すぐさま採集スキルが発動した。手の上に黄色いお花が現れる。
――――――
【象の花】レア度☆☆☆
小象が育てている花。朝日と共に開花し、日が沈むと萎む。作物の成長を促進させる効果がある。
――――――
「――ゲットしたよ!」
「お、やったね」
「これでミッション完クリやな」
小象から飛びおりてみんなのところへ。そそくさとエリアボス地点から離れる。
「ぱおーん……」
「うわっ、悲しげに鳴かれると、いけないことした気分になる……」
後ろから聞こえてきた声に、ちょっぴりテンションが下がった。
「たぶん、次の人と戦う時には咲いてますよ?」
「わたくしたちが再入手するには、日を改めないと駄目かもしれませんわね」
メアリの言葉に納得。朝咲いて、夜萎むって説明があったし、採集したら朝再生してる気がするもんね。
「そっか。じゃあ、ゾウさん、またお花育てるのがんばってね!」
必要だったら、また採集させてください。って言うのは、ひどいかな?
「あっ、私、もうそろそろログアウトしないと。街帰ろう!」
レナが慌て始める。空は少しずつ暗くなってきていた。
夜のバトルフィールドは、現れるモンスターの種類や強さが変わるらしいので、さっさと帰るのが吉だね。
「じゃあ、転移!」
一瞬で視界が変わる。
早く幻桃育てたいな~。
◇◆◇
街に帰ってきたら、みんなとはお別れ。
幻桃をたくさん採集できたらプレゼントするって約束したよ。
そしてやって来たのは一軒のお家。
「こんこんこん、マーナーさーん!」
住んでる場所を教えてもらってたんだ。
玄関扉をノック――もふもふの手じゃ音が出なかったから、声で言ってみた――後しばらくして、マナさんが顔を出す。
「いらっしゃい。目的は幻桃の栽培法だよね」
「うん! 教えてー」
お願いしたら、ポンッと冊子を渡された。
「これがまとめたやつ。象の花の入手場所はわかってないんだけど――」
「採ってきた!」
じゃーん、と見せたら、驚いた顔をされた。
「……行動が早い。それ、色んな作物に使えるらしいから、育てられたら売ってよ」
「え、これも育てられるんだ?」
象の花は切り花だ。根っこはついてないし、種もない。
「そう。作物にスキル【種化】を使うと、種が採れるんだ」
「へぇ、でも、僕はそんなスキル持ってないよ?」
「私が使えるから、してあげるよ」
「やった! お願いしまーす」
マナさん、有能!
たぶんスキル屋で交換できそうなスキルだなぁ。これも欲しいかも。……いらないスキル集めがんばらなきゃ。
芸事系スキルばかりが得られた日以降、空き時間に色々やってみて、追加で【転がる】【泥遊び】【穴掘り】【指振り】【喜びの舞】【草結び】っていうスキルを入手したんだ。
スキル【転がる】は、転がって敵にぶつかると、物理攻撃力に+1した威力でダメージを与えられるんだって。僕はあんまり使わないだろうな。
これは、ベッドの上でごろんごろんと転がってたら覚えた。
スキル【泥遊び】は、半径十メートルを五分間泥地に変えるっていう効果。敵の行動阻害効果があるらしいけど、これ使用者にも効くんだよね……。
いらないスキルに分類するかは悩ましいところだけど、ほぼ使わないかな?
このスキルは、畑で水やり後の場所の土を捏ねて、泥団子を作ってたら覚えた。
スキル【穴掘り】は、その延長で覚えたんだ。穴掘りをするとより深く、速く掘れる気がするってだけの効果。バトル中に使うと、穴を掘って地中に隠れることもできるみたいだけど……そもそもソロだと穴掘ってる暇がないよね。
スキル【指振り】は、指を振るとランダムでバフ・デバフが生じるらしい。これ、一見すると便利なスキルっぽいんだけど、掛ける対象が使用者を含めてランダムっていうのがダメなんだ。
敵にバフあげて、自分にデバフ掛けちゃったらどうするの……。
このスキルは、「どーちーらーにーしーよーおーかーな!」って食べる料理を決めてた時に覚えた。効果がランダムなの、当然かも。
スキル【喜びの舞】は、自分で作った桃クレープが美味しすぎて、「うっまーい!」ってくるくる回ってたら覚えた。効果は気分上昇。気分いいから回ってるんだよ?
スキル【草結び】は、農業ギルドの近くの花屋さんに置いてあった雑草(花)をもらって、花冠を編んでた時にもらった。敵に使うと、1%の確率で転ばせるんだって。確率低すぎない?
……編んだ花冠はどうなったかって? 僕の不器用さを忘れてもらっちゃ困るね。当然、鑑定したら【ゴミ】扱いになったよ! ……ひどい。
まぁ、これで十二個のスキルが集まったので、【神級栽培】スキルと交換できる! 【自由曲芸】スキルはバトルで結構恩恵を感じたから、交換に使うか悩んでるんだけど。
詠唱破棄スキルとか、他にも色々と欲しいスキルがあるから、いらないスキル集めは継続してがんばっていきます。
「モモ? 種できたよ」
「ありがとー」
マナさんに象の花の種をもらった。全部で十粒ある。たくさん育てられるね。
――――――
【象の花の種】レア度☆☆☆
種化スキルを使って作られた種。花が咲くまでに一日以上かかる。朝に咲き、夜には萎むが、植えたままならば、翌朝に再び咲く。
――――――
これ、普通に植えてても種にならないやつだ。やっぱり種化スキルも必要だなぁ。
「これで【成長促進剤】を作って、【上級栽培】以上のスキルを使えば、幻桃を育てられるはずだよ。幻桃の種は、食べたり、料理に使ったりした後に手に入るらしいよ。育てるのがんばってね」
「うん、協力ありがとう! 幻桃を採れたら、マナさんにもプレゼントするね!」
「それは楽しみだね」
にこっと笑ったマナさんとお別れ。
早速スキルの交換をして、農地で作業するぞー!
******
◯NEWアイテム
【象の花】レア度☆☆☆
小象が育てている花。朝日と共に開花し、日が沈むと萎む。作物の成長を促進させる効果がある。
【象の花の種】レア度☆☆☆
種化スキルを使って作られた種。花が咲くまでに一日以上かかる。朝に咲き、夜には萎むが、植えたままならば、翌朝に再び咲く。
◯NEWスキル
【転がる】
転がって敵にぶつかると、物理攻撃力に+1した威力でダメージを与える。
【泥遊び】
半径十メートルを五分間泥地に変える。対象域内での素早さが下がる。
【穴掘り】
穴掘りをするとより深く、速く掘れる気がする。バトル中に使うと、穴を掘って地中に隠れることも可能。
【指振り】
指を振るとランダムでバフ・デバフが生じる。スキルを掛ける対象は、使用者を含めてランダム。
【喜びの舞】
気分が上昇する。
【草結び】
敵に使うと、1%の確率で転ばせる。
******
……みんなに笑われたけど、これが一番子分猿を避けるのに効果的なんだよ! 無駄なバトルをしなくて済むんだよ!
運営さんには、至急このアイテムを不可視化できるようお願いしたい。
「私たちにかかれば、このエリアは楽勝だね」
「レナは一人でも楽勝やろ」
「そういうユリさんも、お強いですよね~」
道中は前衛三人のバトルを見守ることが多くて、ほぼ戦ってない。でも、笑撃耐性スキルは役に立ったよ。あと【花舞】も! ……今までこのスキルを忘れてたとか、そんなことはないんだよ?
花吹雪で攻撃するっていう雅な光景に相反して、めちゃくちゃ強いスキルだった。暗闇のデバフも効果的。さすが、エリアボス初討伐報酬!
このスキルの入手方法を聞かれても、「な~いしょ!」って誤魔化しちゃったけど。それで追及をやめてくれるから、みんな優しい。
そんな感じで、サクサクと辿り着いたエリアボス地点。小象は僕たちを見て、ゆっくりと後退してる。
一度倒されるとそういう反応をするのがマストらしいけど、ちょっぴり傷つくなぁ。僕、怖くないよ?
「ゾウさん、相変わらずおっきいね~」
「動物園で見るより大きい気がします……」
「それは、遠近法が理由じゃないかしら?」
動物園のゾウって、あんまり間近で見ることないもんね。
頷いてから、全員の顔を順番にみつめる。
「僕は飛んで、頭の上の花を狙えばいいんだよね?」
「私たちはゾウの撹乱ですね」
タマモが言って、みんなも頷いた。
〈エリアボス小象と再戦しますか?〉
「しないでーす」
答えてから、小象に近づく。タマモが言ってた通り、小象は鼻を振って追い払おうとしてきた。
「んじゃ、散開!」
レナの合図で、五人が散らばっていく。
僕はそれを見ながら、小象の隙を窺った。上手いこと、五人の動きに翻弄されてるみたいだ。
僕に注意がなくなったのを感じて、そっと小象の横手に回る。
小象は壁を背にして立ってるから、完全に背後から狙うには、岩山を登らなきゃいけないんだよね。
飛翔を繰り返して、岩山の途中――小象の背後に到着した。
「大事なお花なんだろうけど、くれたら嬉しいなぁ」
ちょっと申し訳なさを感じながら、小象の頭へと飛ぶ。
そこには小さな鉢があって、たんぽぽのような花が咲いていた。ほのかに光ってるのは、採集ポイントの印だ。
「――やっぱり、採集できるみた、っうお!?」
急に小象の頭が激しく揺れた。
咄嗟に耳の付け根に掴まって、振り落とされるのを回避! ふあー、ドキドキしたー。
「モモ、急いで! 注意がそっちに向かってる!」
「りょうかーい!」
レナに答えて、飛翔を発動。これで振り落とそうとしてきても、ほとんど問題なしだよ。
そして、花にタッチ。すぐさま採集スキルが発動した。手の上に黄色いお花が現れる。
――――――
【象の花】レア度☆☆☆
小象が育てている花。朝日と共に開花し、日が沈むと萎む。作物の成長を促進させる効果がある。
――――――
「――ゲットしたよ!」
「お、やったね」
「これでミッション完クリやな」
小象から飛びおりてみんなのところへ。そそくさとエリアボス地点から離れる。
「ぱおーん……」
「うわっ、悲しげに鳴かれると、いけないことした気分になる……」
後ろから聞こえてきた声に、ちょっぴりテンションが下がった。
「たぶん、次の人と戦う時には咲いてますよ?」
「わたくしたちが再入手するには、日を改めないと駄目かもしれませんわね」
メアリの言葉に納得。朝咲いて、夜萎むって説明があったし、採集したら朝再生してる気がするもんね。
「そっか。じゃあ、ゾウさん、またお花育てるのがんばってね!」
必要だったら、また採集させてください。って言うのは、ひどいかな?
「あっ、私、もうそろそろログアウトしないと。街帰ろう!」
レナが慌て始める。空は少しずつ暗くなってきていた。
夜のバトルフィールドは、現れるモンスターの種類や強さが変わるらしいので、さっさと帰るのが吉だね。
「じゃあ、転移!」
一瞬で視界が変わる。
早く幻桃育てたいな~。
◇◆◇
街に帰ってきたら、みんなとはお別れ。
幻桃をたくさん採集できたらプレゼントするって約束したよ。
そしてやって来たのは一軒のお家。
「こんこんこん、マーナーさーん!」
住んでる場所を教えてもらってたんだ。
玄関扉をノック――もふもふの手じゃ音が出なかったから、声で言ってみた――後しばらくして、マナさんが顔を出す。
「いらっしゃい。目的は幻桃の栽培法だよね」
「うん! 教えてー」
お願いしたら、ポンッと冊子を渡された。
「これがまとめたやつ。象の花の入手場所はわかってないんだけど――」
「採ってきた!」
じゃーん、と見せたら、驚いた顔をされた。
「……行動が早い。それ、色んな作物に使えるらしいから、育てられたら売ってよ」
「え、これも育てられるんだ?」
象の花は切り花だ。根っこはついてないし、種もない。
「そう。作物にスキル【種化】を使うと、種が採れるんだ」
「へぇ、でも、僕はそんなスキル持ってないよ?」
「私が使えるから、してあげるよ」
「やった! お願いしまーす」
マナさん、有能!
たぶんスキル屋で交換できそうなスキルだなぁ。これも欲しいかも。……いらないスキル集めがんばらなきゃ。
芸事系スキルばかりが得られた日以降、空き時間に色々やってみて、追加で【転がる】【泥遊び】【穴掘り】【指振り】【喜びの舞】【草結び】っていうスキルを入手したんだ。
スキル【転がる】は、転がって敵にぶつかると、物理攻撃力に+1した威力でダメージを与えられるんだって。僕はあんまり使わないだろうな。
これは、ベッドの上でごろんごろんと転がってたら覚えた。
スキル【泥遊び】は、半径十メートルを五分間泥地に変えるっていう効果。敵の行動阻害効果があるらしいけど、これ使用者にも効くんだよね……。
いらないスキルに分類するかは悩ましいところだけど、ほぼ使わないかな?
このスキルは、畑で水やり後の場所の土を捏ねて、泥団子を作ってたら覚えた。
スキル【穴掘り】は、その延長で覚えたんだ。穴掘りをするとより深く、速く掘れる気がするってだけの効果。バトル中に使うと、穴を掘って地中に隠れることもできるみたいだけど……そもそもソロだと穴掘ってる暇がないよね。
スキル【指振り】は、指を振るとランダムでバフ・デバフが生じるらしい。これ、一見すると便利なスキルっぽいんだけど、掛ける対象が使用者を含めてランダムっていうのがダメなんだ。
敵にバフあげて、自分にデバフ掛けちゃったらどうするの……。
このスキルは、「どーちーらーにーしーよーおーかーな!」って食べる料理を決めてた時に覚えた。効果がランダムなの、当然かも。
スキル【喜びの舞】は、自分で作った桃クレープが美味しすぎて、「うっまーい!」ってくるくる回ってたら覚えた。効果は気分上昇。気分いいから回ってるんだよ?
スキル【草結び】は、農業ギルドの近くの花屋さんに置いてあった雑草(花)をもらって、花冠を編んでた時にもらった。敵に使うと、1%の確率で転ばせるんだって。確率低すぎない?
……編んだ花冠はどうなったかって? 僕の不器用さを忘れてもらっちゃ困るね。当然、鑑定したら【ゴミ】扱いになったよ! ……ひどい。
まぁ、これで十二個のスキルが集まったので、【神級栽培】スキルと交換できる! 【自由曲芸】スキルはバトルで結構恩恵を感じたから、交換に使うか悩んでるんだけど。
詠唱破棄スキルとか、他にも色々と欲しいスキルがあるから、いらないスキル集めは継続してがんばっていきます。
「モモ? 種できたよ」
「ありがとー」
マナさんに象の花の種をもらった。全部で十粒ある。たくさん育てられるね。
――――――
【象の花の種】レア度☆☆☆
種化スキルを使って作られた種。花が咲くまでに一日以上かかる。朝に咲き、夜には萎むが、植えたままならば、翌朝に再び咲く。
――――――
これ、普通に植えてても種にならないやつだ。やっぱり種化スキルも必要だなぁ。
「これで【成長促進剤】を作って、【上級栽培】以上のスキルを使えば、幻桃を育てられるはずだよ。幻桃の種は、食べたり、料理に使ったりした後に手に入るらしいよ。育てるのがんばってね」
「うん、協力ありがとう! 幻桃を採れたら、マナさんにもプレゼントするね!」
「それは楽しみだね」
にこっと笑ったマナさんとお別れ。
早速スキルの交換をして、農地で作業するぞー!
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◯NEWアイテム
【象の花】レア度☆☆☆
小象が育てている花。朝日と共に開花し、日が沈むと萎む。作物の成長を促進させる効果がある。
【象の花の種】レア度☆☆☆
種化スキルを使って作られた種。花が咲くまでに一日以上かかる。朝に咲き、夜には萎むが、植えたままならば、翌朝に再び咲く。
◯NEWスキル
【転がる】
転がって敵にぶつかると、物理攻撃力に+1した威力でダメージを与える。
【泥遊び】
半径十メートルを五分間泥地に変える。対象域内での素早さが下がる。
【穴掘り】
穴掘りをするとより深く、速く掘れる気がする。バトル中に使うと、穴を掘って地中に隠れることも可能。
【指振り】
指を振るとランダムでバフ・デバフが生じる。スキルを掛ける対象は、使用者を含めてランダム。
【喜びの舞】
気分が上昇する。
【草結び】
敵に使うと、1%の確率で転ばせる。
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