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美味を求めて
63.新たな情報ゲットだよ
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「それにしても、このフィールドはヘビとか、虫とか、花とか、あんまり可愛くないモンスターが多いね……」
レナが食傷気味な感じで肩を落とす。
「そやね。東の牧草地なんかは、夢羊やら電気栗鼠やら、可愛い子もおるんやけど」
「もふもふ好き界隈で不人気なのも納得ですねぇ」
「私、虫はあまり好きじゃないので、極力バトルもしたくないです……」
「かといって、可愛いもふもふちゃんを倒すのも、気が咎めることがありますわ」
なんかモフラー的会話が始まった。南の密林が不人気なのは、現れるモンスターに虫やヘビがいるからなのかな。難度以上に忌避されてる気がするもん。
「今後、可愛いモンスがたくさん出てきたらどうするの?」
ふと気になって尋ねてみる。
僕以外の全員が顔を見合わせて難しい表情になった。
「……ウチは、倒せるって思うけど」
「私は、天兎が出てきたら、攻撃できない気がしますね」
「モモさんのことを思い出してしまいそうですもんね……」
「あら、わたくしたち、出会わない方が良かったのかしら?」
みんなから一斉に視線を向けられてちょっとビビった。そんな凝視されたら困っちゃう~。
もじもじとしてみたら、ふふっと笑う声が満ちた。
「モモはこんな感じだからいいねん。野生の子はちゃうやろ」
「そうですね。倒さないといけない子なら、戦える気がしてきました」
「愛嬌って、見た目と同じくらい重要ですよね……」
「むしろこの可愛さを知っているからこそ、野生の子と出遭っても落ち着いて対処できる気がしてきましたわ」
これ、褒められてるの?
よくわからない内に、みんなの中では結論が出たみたいで話題が移ってしまった。
女三人寄れば姦しいなんて言うけど、ほんとだね。いつもと違ってにぎやかでおもしろい。
――ポンッ!
「あ、チャットだ」
――――――
マナ『ハロー、ハニー』
モモ『またその挨拶なのww』
マナ『どうせなら定番化させようかと思って』
モモ『いいけどw 毎回笑っちゃいそう』
――――――
マナさんって愉快な人だなぁ。
笑ってたら五人の視線を感じた。マナさんのことを説明しながらチャットを続ける。
――――――
マナ『それより、幻桃の栽培方法をまとめたよ。詳しいことは会った時に資料を渡すけど。栽培スキルの他に【象の花】っていうアイテムが必要らしい。それで作った【成長促進剤】を使うと、農地でも結実させられるんだって』
――――――
お? 初めて見たアイテム名だけど……なぜだか思い当たるものがあるね?
「象の花……」
「象の鼻? あの長いやつ?」
レナが首を傾げる。そっちのハナじゃないです。
「植物の花だよー。象の花っていうアイテムが、幻桃の栽培で必要らしんだけど、これってエリアボスの小象が育ててるやつかな?」
ユリが「あー……」と頷いた。
「そうやな。思い浮かぶんは、それくらいや」
「あの頭の上にある花ですね……。あれ、どうやって育ててるんでしょう……?」
「私、小象を駆け上がって見たことがあるんですけど、ちっちゃめの鉢があるんですよ。そこに一輪だけ咲いてるんです」
タマモはなんで駆け上がったの……? いや、体術士ならおかしくない、のかな?
「ですが、ドロップアイテムで花をもらえたなんて話は聞いたことがありませんわ」
メアリの不思議そうな声に、各々が頷きを返す。
僕は一度しか戦ったことがないから自信なかったけど、掲示板情報を調べてるみんなも知らないなら、ドロップアイテムでもらえない可能性が高い気がする。
「……もしかして、採集?」
ぽつりと呟いたら、みんなから「えー?」って言いたげな顔を向けられた。
「モンスターからアイテム剥ぐんか……」
「ゴーレムをツルハシで叩いたら攻撃できてたし、ないことはないと思うんだけど!」
「なんでツルハシで叩いとんの?」
心底不可解そうな目をされたけど、したのは僕じゃないから!
でも、ルトのことを説明するのはちょっと可哀想だし、不名誉を被っておくか……。
「それより! 採集! 試してみてもいいかなって思う!」
話を強引に戻し、全員の顔を順繰りに見つめながら提案してみる。
というのも、小象から採集するなら、バトルが避けられないと思うからだ。
僕はカミラのおかげでクリアできたけど、一人だと絶対無理。だから協力してもらえたらありがたい。
はじまりの街で資材運びの依頼を受けて異世界の住人に協力してもらうのもいいかもしれないけど、説明が難しいよね。
モンスターからアイテム剥ぎ取りたい、って言ったらドン引かれそう。
「小象か……あいつには苦戦させられたんだよなぁ」
レナが渋い顔で言う。
「でも、クリアしたんやろ? ウチら全員でかかれば、いけるんちゃう? 別に全員十%以上ダメージ稼がんといかんわけやないし」
「私は難しい気がします……」
「わたくしもあまり自信がありませんわね。圧倒的に攻撃力が足りていない気がしますわ」
ユリは賛成側、レナ・ミレイ・メアリは反対側って感じかぁ。
「タマモは?」
「う~ん……そもそも、戦わないでもいけるかもしれません」
「えっ!?」
予想外の返事に、思わず前のめりになっちゃった。
戦わないでいいなら、それ以上に良いことないよ。
「エリアボスは一度クリアすると、通る度にバトルをするかどうか尋ねられることになるんです。それで私、バトルをしないことを選んで、どれくらい近づけるのか試したことがあるんですけど」
「なんでや」
ユリが呆れた感じで呟いた。タマモは「好奇心です」とサラッと答えてる。
好奇心、大事だよね。それで今助かってるから、強くそう思う。
「その時、小象はゆっくりと壁の方まで後退して、下がりきれなくなったところで鼻を振って追い払おうとしてきたんです。少し当たっただけならダメージはありませんでした」
「へぇ! じゃあ、僕一人でも行けるかな」
ちょっとホッとして呟いたら、タマモが首を横に振った。
「いえ、それ以上に近づこうとしたら、さらに鼻を振って、蹴りを繰り出してきたんです。たぶん前の方から接近するのは無理です。一人が前方で注意を引いて、後ろから忍び寄るのが良いと思います」
「なるほど……」
つまり、最低でも二人で取り組む必要があるわけか……。
考え込んでたら、タマモが「ですから、私が!」と声を張り上げた。
あ、協力してくれる感じ? ありがたい――。
「待ちや。それなら、ウチでもできるやろ。むしろ、攻撃せんで注意を引くのは、ウチの得意分野や」
「私だってできるよ?」
「あの、注意を引くくらいなら私でもできると思います……」
「わたくしが得意な感じではなさそうですけれど、モモさんのためならがんばりますわよ?」
視線がバチバチとしてる気がした。だいぶ冗談めかした感じだけど。
こういう時、なんと言えばいいんだっけ?
「……僕を取り合っちゃ、い・や」
頬に手を当ててぶりっ子をしてみた。みんなが衝撃を受けたように固まってる。ユリだけは、ちょっとしてから吹き出すように笑い始めたけど。
「ふっ、はっ、……最高や! 可愛らしなぁ!」
「でしょ。渾身の可愛いポーズ! 効果はバツグンだ?」
「めちゃくちゃ効いとる!」
お腹を抱えて笑ってる。楽しんでもらえて僕も嬉しいです。
「……モモさんがこうおっしゃってますし、みんなで行きますか」
「そうしよう。というか、幻桃採って帰っても時間ありそうだし、みんなでそのまま行っちゃう?」
「レナさんはパーティーを抜けて来てるわけですし、今日中に終わらせた方が良さそうですね……」
「わたくしは構いませんわ。幻桃があるところは、もうそろそろな気がしますもの。街に帰るのは転移を使えばすぐですわ」
うん、と頷いたところでハタと気づく。タマモって転移スキル持ってなかったんじゃない?
視線を向けたら、可愛くガッツポーズされた。
「お気になさらず。この間、取得してきました」
「おお、がんばったね!」
パチパチと拍手したら、タマモは頬を染めて喜んでる。
他のみんなは、と視線を巡らせたら、当然のように頷きが返ってきた。
……やっぱり、ここに集まってるみんな、サーバー内でも結構上位層だよね? リリやルトはまだ難しいって言ってたよ。
「それじゃ、早く幻桃採りに行こっか!」
休憩終了。待ってろ、幻桃よ!
気合いを入れて、木々の奥の方をビシッと指したら、ミレイにそっと腕を動かされた。
「そっちは西で、ルートを外れます……」
「あ、うん、なんか、ありがと……」
恥ずかしい。僕、方向音痴じゃなかったと思うんだけどなぁ。
でも、みんなが笑ってて楽しそうだから、まぁいっか!
レナが食傷気味な感じで肩を落とす。
「そやね。東の牧草地なんかは、夢羊やら電気栗鼠やら、可愛い子もおるんやけど」
「もふもふ好き界隈で不人気なのも納得ですねぇ」
「私、虫はあまり好きじゃないので、極力バトルもしたくないです……」
「かといって、可愛いもふもふちゃんを倒すのも、気が咎めることがありますわ」
なんかモフラー的会話が始まった。南の密林が不人気なのは、現れるモンスターに虫やヘビがいるからなのかな。難度以上に忌避されてる気がするもん。
「今後、可愛いモンスがたくさん出てきたらどうするの?」
ふと気になって尋ねてみる。
僕以外の全員が顔を見合わせて難しい表情になった。
「……ウチは、倒せるって思うけど」
「私は、天兎が出てきたら、攻撃できない気がしますね」
「モモさんのことを思い出してしまいそうですもんね……」
「あら、わたくしたち、出会わない方が良かったのかしら?」
みんなから一斉に視線を向けられてちょっとビビった。そんな凝視されたら困っちゃう~。
もじもじとしてみたら、ふふっと笑う声が満ちた。
「モモはこんな感じだからいいねん。野生の子はちゃうやろ」
「そうですね。倒さないといけない子なら、戦える気がしてきました」
「愛嬌って、見た目と同じくらい重要ですよね……」
「むしろこの可愛さを知っているからこそ、野生の子と出遭っても落ち着いて対処できる気がしてきましたわ」
これ、褒められてるの?
よくわからない内に、みんなの中では結論が出たみたいで話題が移ってしまった。
女三人寄れば姦しいなんて言うけど、ほんとだね。いつもと違ってにぎやかでおもしろい。
――ポンッ!
「あ、チャットだ」
――――――
マナ『ハロー、ハニー』
モモ『またその挨拶なのww』
マナ『どうせなら定番化させようかと思って』
モモ『いいけどw 毎回笑っちゃいそう』
――――――
マナさんって愉快な人だなぁ。
笑ってたら五人の視線を感じた。マナさんのことを説明しながらチャットを続ける。
――――――
マナ『それより、幻桃の栽培方法をまとめたよ。詳しいことは会った時に資料を渡すけど。栽培スキルの他に【象の花】っていうアイテムが必要らしい。それで作った【成長促進剤】を使うと、農地でも結実させられるんだって』
――――――
お? 初めて見たアイテム名だけど……なぜだか思い当たるものがあるね?
「象の花……」
「象の鼻? あの長いやつ?」
レナが首を傾げる。そっちのハナじゃないです。
「植物の花だよー。象の花っていうアイテムが、幻桃の栽培で必要らしんだけど、これってエリアボスの小象が育ててるやつかな?」
ユリが「あー……」と頷いた。
「そうやな。思い浮かぶんは、それくらいや」
「あの頭の上にある花ですね……。あれ、どうやって育ててるんでしょう……?」
「私、小象を駆け上がって見たことがあるんですけど、ちっちゃめの鉢があるんですよ。そこに一輪だけ咲いてるんです」
タマモはなんで駆け上がったの……? いや、体術士ならおかしくない、のかな?
「ですが、ドロップアイテムで花をもらえたなんて話は聞いたことがありませんわ」
メアリの不思議そうな声に、各々が頷きを返す。
僕は一度しか戦ったことがないから自信なかったけど、掲示板情報を調べてるみんなも知らないなら、ドロップアイテムでもらえない可能性が高い気がする。
「……もしかして、採集?」
ぽつりと呟いたら、みんなから「えー?」って言いたげな顔を向けられた。
「モンスターからアイテム剥ぐんか……」
「ゴーレムをツルハシで叩いたら攻撃できてたし、ないことはないと思うんだけど!」
「なんでツルハシで叩いとんの?」
心底不可解そうな目をされたけど、したのは僕じゃないから!
でも、ルトのことを説明するのはちょっと可哀想だし、不名誉を被っておくか……。
「それより! 採集! 試してみてもいいかなって思う!」
話を強引に戻し、全員の顔を順繰りに見つめながら提案してみる。
というのも、小象から採集するなら、バトルが避けられないと思うからだ。
僕はカミラのおかげでクリアできたけど、一人だと絶対無理。だから協力してもらえたらありがたい。
はじまりの街で資材運びの依頼を受けて異世界の住人に協力してもらうのもいいかもしれないけど、説明が難しいよね。
モンスターからアイテム剥ぎ取りたい、って言ったらドン引かれそう。
「小象か……あいつには苦戦させられたんだよなぁ」
レナが渋い顔で言う。
「でも、クリアしたんやろ? ウチら全員でかかれば、いけるんちゃう? 別に全員十%以上ダメージ稼がんといかんわけやないし」
「私は難しい気がします……」
「わたくしもあまり自信がありませんわね。圧倒的に攻撃力が足りていない気がしますわ」
ユリは賛成側、レナ・ミレイ・メアリは反対側って感じかぁ。
「タマモは?」
「う~ん……そもそも、戦わないでもいけるかもしれません」
「えっ!?」
予想外の返事に、思わず前のめりになっちゃった。
戦わないでいいなら、それ以上に良いことないよ。
「エリアボスは一度クリアすると、通る度にバトルをするかどうか尋ねられることになるんです。それで私、バトルをしないことを選んで、どれくらい近づけるのか試したことがあるんですけど」
「なんでや」
ユリが呆れた感じで呟いた。タマモは「好奇心です」とサラッと答えてる。
好奇心、大事だよね。それで今助かってるから、強くそう思う。
「その時、小象はゆっくりと壁の方まで後退して、下がりきれなくなったところで鼻を振って追い払おうとしてきたんです。少し当たっただけならダメージはありませんでした」
「へぇ! じゃあ、僕一人でも行けるかな」
ちょっとホッとして呟いたら、タマモが首を横に振った。
「いえ、それ以上に近づこうとしたら、さらに鼻を振って、蹴りを繰り出してきたんです。たぶん前の方から接近するのは無理です。一人が前方で注意を引いて、後ろから忍び寄るのが良いと思います」
「なるほど……」
つまり、最低でも二人で取り組む必要があるわけか……。
考え込んでたら、タマモが「ですから、私が!」と声を張り上げた。
あ、協力してくれる感じ? ありがたい――。
「待ちや。それなら、ウチでもできるやろ。むしろ、攻撃せんで注意を引くのは、ウチの得意分野や」
「私だってできるよ?」
「あの、注意を引くくらいなら私でもできると思います……」
「わたくしが得意な感じではなさそうですけれど、モモさんのためならがんばりますわよ?」
視線がバチバチとしてる気がした。だいぶ冗談めかした感じだけど。
こういう時、なんと言えばいいんだっけ?
「……僕を取り合っちゃ、い・や」
頬に手を当ててぶりっ子をしてみた。みんなが衝撃を受けたように固まってる。ユリだけは、ちょっとしてから吹き出すように笑い始めたけど。
「ふっ、はっ、……最高や! 可愛らしなぁ!」
「でしょ。渾身の可愛いポーズ! 効果はバツグンだ?」
「めちゃくちゃ効いとる!」
お腹を抱えて笑ってる。楽しんでもらえて僕も嬉しいです。
「……モモさんがこうおっしゃってますし、みんなで行きますか」
「そうしよう。というか、幻桃採って帰っても時間ありそうだし、みんなでそのまま行っちゃう?」
「レナさんはパーティーを抜けて来てるわけですし、今日中に終わらせた方が良さそうですね……」
「わたくしは構いませんわ。幻桃があるところは、もうそろそろな気がしますもの。街に帰るのは転移を使えばすぐですわ」
うん、と頷いたところでハタと気づく。タマモって転移スキル持ってなかったんじゃない?
視線を向けたら、可愛くガッツポーズされた。
「お気になさらず。この間、取得してきました」
「おお、がんばったね!」
パチパチと拍手したら、タマモは頬を染めて喜んでる。
他のみんなは、と視線を巡らせたら、当然のように頷きが返ってきた。
……やっぱり、ここに集まってるみんな、サーバー内でも結構上位層だよね? リリやルトはまだ難しいって言ってたよ。
「それじゃ、早く幻桃採りに行こっか!」
休憩終了。待ってろ、幻桃よ!
気合いを入れて、木々の奥の方をビシッと指したら、ミレイにそっと腕を動かされた。
「そっちは西で、ルートを外れます……」
「あ、うん、なんか、ありがと……」
恥ずかしい。僕、方向音痴じゃなかったと思うんだけどなぁ。
でも、みんなが笑ってて楽しそうだから、まぁいっか!
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