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美味を求めて
56.冒険に向けて準備するよ
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今日もログイン。
装備を整えるために、はじまりの街に向かいます。南の密林攻略に向けて、本格的に始動だよ。
「杖、バージョンアップできるかな~」
向かうのはドワッジさんの装備屋。
僕の【天の杖】はアイテムを追加したらバージョンアップできるんだ。使用できる制限レベルが上がるから、早めに準備しておきたい。
もちろん、他のアクセサリーも購入予定だ。これでお金を消費したら、死に戻りしてもあまり懐が痛まないぞー。
「――おっと、ここだ。こーんにーちはー!」
「デケェ声だな」
カウンターにいたドワッジさんに呆れた顔をされた。
気にせず近づいて、「杖のバージョンアップとアクセサリー購入に来たよ」と告げる。
「あー、もうそんな頃合いか。随分とレベルアップが早ぇな」
「まだレベル17だけど、新しいバトルフィールドに行くから」
武器の制限レベルは20だったから、驚かれるのも不思議じゃない。
僕の説明にドワッジさんは納得した感じで頷いて、「どんなとこに行くんだ?」と聞いてくる。
「第二の街の南の密林だよー。モンスターの属性は木・風・水が多いらしいね」
「あー、あそこか。あの街の周辺だと、二番目に難しいとこだな」
「そうなの?」
ドワッジさん曰く、第二の街の周辺バトルフィールドだと北>南>東>西の順で難度が高いらしい。リリとルトが東でレベリングしてるっていうのは、妥当だったんだね。
「密林っていうだけあって、木の密度が高くて視界が悪いのに加えて、根っこやら沼地やらで歩きにくいって聞くぞ。モンスターは奇襲してくるらしい」
「ふぇー……難しそう……」
聞けば聞くほど、攻略が難しそうで落ち込む。
「こう聞いても諦めねぇってこたぁ、なんか目的があんのか?」
「幻桃を探すんだよ」
「……そりゃご苦労なこって」
酔狂なやつだな、とぼそりと呟かれたの、聞き逃してないからね?
確かに、次のフィールドに進むのには関係ない目的だけど、僕にとっては重要なんだよ。
「――ま、ワシには目的なんて関係ねぇ。杖とアクセサリーだったな。とりあえず、バージョンアップ素材を確認するから、杖見せろ」
「もともと決まった素材が必要なわけじゃないの?」
取り出した杖を預けながら首を傾げる。ここで買った杖なんだから、サクサクと必要素材の要求をされるんだと思ってた。
「使い方や使い手の特性によって、武器の進化先が変わるんだ。必要素材も、それに応じて変化する」
「へぇ……それ、最初に説明してほしかった……」
矯めつ眇めつ杖を眺めているドワッジさんを、ジト目でみつめる。
僕の使い方って、ひたすら魔術を放つことくらいだよ。使ってる魔術は水・木・火が多かったかな。これでなにが変わるんだろう?
「ふむ。これなら、魔石とシルバー、黒曜石、あとは桃系統の枝で良さそうだな」
「……桃系統の枝?」
前半三つはストレージに入ってるからすぐに持ってこれるけど、桃系統の枝は入手したことない。
「ああ。強化時に使う素材としちゃ珍しいな。仙桃の枝が一番ふさわしいが、普通の桃の枝でもいいぞ。桃の木から採れるはずだ」
「仙桃っていうのは出会ったことないし、普通の桃の枝一択だね」
農地に植えてる白美桃の枝で良いかな。採ってこよう。
一旦レナードさんの錬金術工房前に設定している転移ピンを解除して、この店前に設定する。これでパパッと行って帰ってこれるからね。
「――じゃあ、ちょっと素材取ってくる!」
「おう。ワシはアクセサリーを準備しといてやる」
身を翻して奥に向かうドワッジさんの背中を見送り、転移スキルを発動。一瞬で農地に辿り着いた。
たくさんの野菜が育っている農地の一画は果樹園だ。といっても、今は白美桃と太陽みかん、王桃しかない。
農業ギルドで買える種や苗って、農家としての経験値がないと売ってもらえないのが多いんだよなぁ。何度か作物を見せに行ってるんだけど、あんまり効果ない。
もしかして、品種改良した作物を見せるとか、特殊なミッションのクリアが必要なのかな。
「白美桃さん、枝をもらうよー」
よく見たら、採集ポイントを示す光を放ってる枝があって、声を掛けてから採る。一度で二本の枝を手に入れられた。
採ったら枯れないかなって心配してたんだけど、今のところはその可能性は低そう。一応肥料追加しておこう。
素材を集めてドワッジさんの装備屋に戻る。
すると、カウンターの上には既にいくつかのアクセサリーが準備されてた。
「帰ってきたか。素材よこせ。バージョンアップ作業料に二千リョウもらう。成功率は七十%、失敗したら杖・素材全ロストだ」
「……わかったよ。お願いします!」
七十%はちょっぴりシビア。僕は普段、九十%以上の成功率がないと錬金術の作業をしないし、ドキドキだ。全ロストは嫌だなぁ。
素材を全部渡したら、「アクセサリー見とけ」と言ったドワッジさんが奥に向かった。
アクセサリーの新調も楽しみにしてたんだよねー。
「アンクレット以外は――」
耐衝撃用アンクレットは外すつもりがないので、他の部分の装備を選ぶ。気になったのは三つ。
1.【火蜥蜴の王冠】
火蜥蜴の火を封じ込めたルビーを使った王冠。火魔術の威力が20%上がる。火属性攻撃への耐性が上がる。魔力攻撃力+15。
2.【土精のネックレス】
土精が作った黄瑪瑙を使ったネックレス。土魔術の威力が20%上がる。土属性攻撃への耐性が上がる。防御力+10。
3.【風精のブレスレット】
風精の風を封じ込めたエメラルドを使ったブレスレット。風魔術の威力が20%上がる。風属性攻撃への耐性が上がる。素早さ+13。
「……強すぎでは?」
予想以上に良いアクセサリーが出てきて、呆然としちゃう。どれも、南の密林を攻略するのに有用そうだ。
そうでなくても、ステータスアップ率が高くて最高!
「気に入ったのがあったか?」
「うん。ドワッジさんの作業は終わったの?」
戻ってきたドワッジさんの手には、先ほどと変わらない感じに見える杖。
「最後の仕上げは目の前でしてやろうと思ってな」
ドワッジさんはそう言うと、手にしていた杖を持ってきた布の上に載せた。布は錬金布に似てる。
「それ、なぁに?」
「強化布だ。鍛冶士が使う道具だな。アイテムの強化を行う際に必須なんだ。それより、今から強化するから、成功を祈っとれ」
「う、うん!」
緊張してきたぞ。
固唾をのんでドワッジさんの動きをみつめる。
ドワッジさんは杖の上に手を翳した後、「【武器・強化】」と唱えた。
途端に杖が光を放ち始める。眩しくて見てられない!
「――……よし、成功だ」
「ほんとに!?」
声を掛けられて、閉じていた目を開けると、白銀の輝きを放つ杖があった。
先端にある透明な宝石はより輝きを増し、杖の持ち手はシルバー製でキラッとしてる。黒色で装飾されてるのは、黒曜石が使われてるのかな。
「……桃の木の要素はどこに?」
「杖の芯だ。一番重要だぞ」
渡された杖を鑑定してみる。
――――――
【桃源の天杖】レア度☆☆☆
バフ・デバフ・回復系のスキルの効果が増大。敵に10の固定ダメージを追加で与える。魔力攻撃力+20、精神力+12。装備制限レベル30以下。
――――――
「……固定ダメージ、強っ! ステータスアップも良いね!」
最高の結果に満足です。
桃源って、桃源郷のことかな? 仙桃を材料にするとより良いって言われたし、仙界にゆかりのある杖なのかも。
僕はそういう行動はしたことないけどね?
「この杖は、戦闘意欲低めなタイプが持ちやすい進化先だな。おめぇ、積極的にバトルせんだろ?」
「……そのとおりですー」
避けられないバトルはしかたないけど、普段はのんびりのほほんと世界を楽しんでる。それが武器に反映されたってことだね。
……よく考えたらすごいね!? これ、どのくらいの種類の進化先が用意されてたんだろう?
「アクセサリーはその三つにするのか?」
「うん。これが今僕に必要かなって思って」
目をつけていたアクセサリー三つを手元に置いていたからか、ドワッジさんはすぐにわかったみたい。「良い選択だ」と満足そうな表情。
「三つで二万七千リョウじゃぞ」
「高っ! あ、でも、効果を考えたら、むしろお安い……?」
払えるお金はあるし、サクッとお支払い。
身につけたら、なんだかガチャガチャした印象になるけど、これはアバターの見た目変更機能で不可視化できる。上から衣装被せたら自動で見えなくなるし。
「うむ。上手く使ってやってくれ」
「もちろん! 良い装備をありがとう!」
ドワッジさんにお礼を伝えて、装備屋を出る。
装備は整えたし、所持金はいい感じに減って死に戻りでのロストも怖くないし、早速南の密林に行ってみようかな!
******
◯NEWアイテム
【火蜥蜴の王冠】レア度☆☆
火蜥蜴の火を封じ込めたルビーを使った王冠。火魔術の威力が20%上がる。火属性攻撃への耐性が上がる。魔力攻撃力+15。
【土精のネックレス】レア度☆☆
土精が作った黄瑪瑙を使ったネックレス。土魔術の威力が20%上がる。土属性攻撃への耐性が上がる。防御力+10。
【風精のブレスレット】レア度☆☆
風精の風を封じたエメラルドを使ったブレスレット。風魔術の威力が20%上がる。風属性攻撃への耐性が上がる。素早さ+13。
【桃源の天杖】レア度☆☆☆
バフ・デバフ・回復系のスキルの効果が増大。敵に10の固定ダメージを追加で与える。魔力攻撃力+20、精神力+12。装備制限レベル30以下。
******
装備を整えるために、はじまりの街に向かいます。南の密林攻略に向けて、本格的に始動だよ。
「杖、バージョンアップできるかな~」
向かうのはドワッジさんの装備屋。
僕の【天の杖】はアイテムを追加したらバージョンアップできるんだ。使用できる制限レベルが上がるから、早めに準備しておきたい。
もちろん、他のアクセサリーも購入予定だ。これでお金を消費したら、死に戻りしてもあまり懐が痛まないぞー。
「――おっと、ここだ。こーんにーちはー!」
「デケェ声だな」
カウンターにいたドワッジさんに呆れた顔をされた。
気にせず近づいて、「杖のバージョンアップとアクセサリー購入に来たよ」と告げる。
「あー、もうそんな頃合いか。随分とレベルアップが早ぇな」
「まだレベル17だけど、新しいバトルフィールドに行くから」
武器の制限レベルは20だったから、驚かれるのも不思議じゃない。
僕の説明にドワッジさんは納得した感じで頷いて、「どんなとこに行くんだ?」と聞いてくる。
「第二の街の南の密林だよー。モンスターの属性は木・風・水が多いらしいね」
「あー、あそこか。あの街の周辺だと、二番目に難しいとこだな」
「そうなの?」
ドワッジさん曰く、第二の街の周辺バトルフィールドだと北>南>東>西の順で難度が高いらしい。リリとルトが東でレベリングしてるっていうのは、妥当だったんだね。
「密林っていうだけあって、木の密度が高くて視界が悪いのに加えて、根っこやら沼地やらで歩きにくいって聞くぞ。モンスターは奇襲してくるらしい」
「ふぇー……難しそう……」
聞けば聞くほど、攻略が難しそうで落ち込む。
「こう聞いても諦めねぇってこたぁ、なんか目的があんのか?」
「幻桃を探すんだよ」
「……そりゃご苦労なこって」
酔狂なやつだな、とぼそりと呟かれたの、聞き逃してないからね?
確かに、次のフィールドに進むのには関係ない目的だけど、僕にとっては重要なんだよ。
「――ま、ワシには目的なんて関係ねぇ。杖とアクセサリーだったな。とりあえず、バージョンアップ素材を確認するから、杖見せろ」
「もともと決まった素材が必要なわけじゃないの?」
取り出した杖を預けながら首を傾げる。ここで買った杖なんだから、サクサクと必要素材の要求をされるんだと思ってた。
「使い方や使い手の特性によって、武器の進化先が変わるんだ。必要素材も、それに応じて変化する」
「へぇ……それ、最初に説明してほしかった……」
矯めつ眇めつ杖を眺めているドワッジさんを、ジト目でみつめる。
僕の使い方って、ひたすら魔術を放つことくらいだよ。使ってる魔術は水・木・火が多かったかな。これでなにが変わるんだろう?
「ふむ。これなら、魔石とシルバー、黒曜石、あとは桃系統の枝で良さそうだな」
「……桃系統の枝?」
前半三つはストレージに入ってるからすぐに持ってこれるけど、桃系統の枝は入手したことない。
「ああ。強化時に使う素材としちゃ珍しいな。仙桃の枝が一番ふさわしいが、普通の桃の枝でもいいぞ。桃の木から採れるはずだ」
「仙桃っていうのは出会ったことないし、普通の桃の枝一択だね」
農地に植えてる白美桃の枝で良いかな。採ってこよう。
一旦レナードさんの錬金術工房前に設定している転移ピンを解除して、この店前に設定する。これでパパッと行って帰ってこれるからね。
「――じゃあ、ちょっと素材取ってくる!」
「おう。ワシはアクセサリーを準備しといてやる」
身を翻して奥に向かうドワッジさんの背中を見送り、転移スキルを発動。一瞬で農地に辿り着いた。
たくさんの野菜が育っている農地の一画は果樹園だ。といっても、今は白美桃と太陽みかん、王桃しかない。
農業ギルドで買える種や苗って、農家としての経験値がないと売ってもらえないのが多いんだよなぁ。何度か作物を見せに行ってるんだけど、あんまり効果ない。
もしかして、品種改良した作物を見せるとか、特殊なミッションのクリアが必要なのかな。
「白美桃さん、枝をもらうよー」
よく見たら、採集ポイントを示す光を放ってる枝があって、声を掛けてから採る。一度で二本の枝を手に入れられた。
採ったら枯れないかなって心配してたんだけど、今のところはその可能性は低そう。一応肥料追加しておこう。
素材を集めてドワッジさんの装備屋に戻る。
すると、カウンターの上には既にいくつかのアクセサリーが準備されてた。
「帰ってきたか。素材よこせ。バージョンアップ作業料に二千リョウもらう。成功率は七十%、失敗したら杖・素材全ロストだ」
「……わかったよ。お願いします!」
七十%はちょっぴりシビア。僕は普段、九十%以上の成功率がないと錬金術の作業をしないし、ドキドキだ。全ロストは嫌だなぁ。
素材を全部渡したら、「アクセサリー見とけ」と言ったドワッジさんが奥に向かった。
アクセサリーの新調も楽しみにしてたんだよねー。
「アンクレット以外は――」
耐衝撃用アンクレットは外すつもりがないので、他の部分の装備を選ぶ。気になったのは三つ。
1.【火蜥蜴の王冠】
火蜥蜴の火を封じ込めたルビーを使った王冠。火魔術の威力が20%上がる。火属性攻撃への耐性が上がる。魔力攻撃力+15。
2.【土精のネックレス】
土精が作った黄瑪瑙を使ったネックレス。土魔術の威力が20%上がる。土属性攻撃への耐性が上がる。防御力+10。
3.【風精のブレスレット】
風精の風を封じ込めたエメラルドを使ったブレスレット。風魔術の威力が20%上がる。風属性攻撃への耐性が上がる。素早さ+13。
「……強すぎでは?」
予想以上に良いアクセサリーが出てきて、呆然としちゃう。どれも、南の密林を攻略するのに有用そうだ。
そうでなくても、ステータスアップ率が高くて最高!
「気に入ったのがあったか?」
「うん。ドワッジさんの作業は終わったの?」
戻ってきたドワッジさんの手には、先ほどと変わらない感じに見える杖。
「最後の仕上げは目の前でしてやろうと思ってな」
ドワッジさんはそう言うと、手にしていた杖を持ってきた布の上に載せた。布は錬金布に似てる。
「それ、なぁに?」
「強化布だ。鍛冶士が使う道具だな。アイテムの強化を行う際に必須なんだ。それより、今から強化するから、成功を祈っとれ」
「う、うん!」
緊張してきたぞ。
固唾をのんでドワッジさんの動きをみつめる。
ドワッジさんは杖の上に手を翳した後、「【武器・強化】」と唱えた。
途端に杖が光を放ち始める。眩しくて見てられない!
「――……よし、成功だ」
「ほんとに!?」
声を掛けられて、閉じていた目を開けると、白銀の輝きを放つ杖があった。
先端にある透明な宝石はより輝きを増し、杖の持ち手はシルバー製でキラッとしてる。黒色で装飾されてるのは、黒曜石が使われてるのかな。
「……桃の木の要素はどこに?」
「杖の芯だ。一番重要だぞ」
渡された杖を鑑定してみる。
――――――
【桃源の天杖】レア度☆☆☆
バフ・デバフ・回復系のスキルの効果が増大。敵に10の固定ダメージを追加で与える。魔力攻撃力+20、精神力+12。装備制限レベル30以下。
――――――
「……固定ダメージ、強っ! ステータスアップも良いね!」
最高の結果に満足です。
桃源って、桃源郷のことかな? 仙桃を材料にするとより良いって言われたし、仙界にゆかりのある杖なのかも。
僕はそういう行動はしたことないけどね?
「この杖は、戦闘意欲低めなタイプが持ちやすい進化先だな。おめぇ、積極的にバトルせんだろ?」
「……そのとおりですー」
避けられないバトルはしかたないけど、普段はのんびりのほほんと世界を楽しんでる。それが武器に反映されたってことだね。
……よく考えたらすごいね!? これ、どのくらいの種類の進化先が用意されてたんだろう?
「アクセサリーはその三つにするのか?」
「うん。これが今僕に必要かなって思って」
目をつけていたアクセサリー三つを手元に置いていたからか、ドワッジさんはすぐにわかったみたい。「良い選択だ」と満足そうな表情。
「三つで二万七千リョウじゃぞ」
「高っ! あ、でも、効果を考えたら、むしろお安い……?」
払えるお金はあるし、サクッとお支払い。
身につけたら、なんだかガチャガチャした印象になるけど、これはアバターの見た目変更機能で不可視化できる。上から衣装被せたら自動で見えなくなるし。
「うむ。上手く使ってやってくれ」
「もちろん! 良い装備をありがとう!」
ドワッジさんにお礼を伝えて、装備屋を出る。
装備は整えたし、所持金はいい感じに減って死に戻りでのロストも怖くないし、早速南の密林に行ってみようかな!
******
◯NEWアイテム
【火蜥蜴の王冠】レア度☆☆
火蜥蜴の火を封じ込めたルビーを使った王冠。火魔術の威力が20%上がる。火属性攻撃への耐性が上がる。魔力攻撃力+15。
【土精のネックレス】レア度☆☆
土精が作った黄瑪瑙を使ったネックレス。土魔術の威力が20%上がる。土属性攻撃への耐性が上がる。防御力+10。
【風精のブレスレット】レア度☆☆
風精の風を封じたエメラルドを使ったブレスレット。風魔術の威力が20%上がる。風属性攻撃への耐性が上がる。素早さ+13。
【桃源の天杖】レア度☆☆☆
バフ・デバフ・回復系のスキルの効果が増大。敵に10の固定ダメージを追加で与える。魔力攻撃力+20、精神力+12。装備制限レベル30以下。
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