上 下
19 / 90
第11話(チューリン武闘祭編)

(Part11)チューリン武闘祭

しおりを挟む
6.帝国祭編
 
-第11話(Part11)- チューリン武闘祭

 
当日、開催地は見事に晴れる。

※(一同)勇達は、ゲーセンにも行く。
「アーケード・スポッチ」。
(勇は、誰とも知らず、才蔵からこっそり‘タダチケ(無料券)’を貰い(譲り)受けていた。)
佐助は、「レーシング・バイク」にハマる。

勇(ユダ)「腹減ったなァ、何か食べに行こうゼ。」

向かったのはWバーガー。
(「アダルティーノ・バーガー・セット」)


謎の声の「W(バーガー)、ゲッツ。」

-今人気(流行り)の歌手チーム『(The) BEST』の宣伝カーが通る(新曲のリリース,音楽が流れる。)(チューリン・パレード)中、-

現れた謎の男。嫌な予感。

勇(ユダ)「何だ、コイツ。」

謎の男「ラン・ラン・ランデブー♪
お待たせしました。私、ダンディーノ板野(坂田)でございます。ココの店長です。
『こってりマイルド(ワイルド)♪(ケツ出し・アミーゴ♪)』」
〈ラテンのノリで踊るマラカスや太鼓を鳴らすスペイン訛りの男。〉

ダンディーノ板野「キラーン☆、プリンは栄養タップリン♪食べます?毒入りで~す♪」
〈マラカスをジャグリングしながらの会話〉
(後に、孔雀などが出馬する、チーム「ピスタチオ」の一員である事が分かるが、あまりのフザけた態度が原因で、本戦では落選する。事実上の敗退。〈シーン有り〉)

勇(ユダ)「何だコイツ…、無性に腹立つゼ。」

ダンディーノ板野「ゲームに勝てばコレをあげます。ケッツ!」(ケツに挟む)

勇(ユダ)「ソレは、反射(バリア)の石盤…。」
(喉から手が出る程欲しい代物。)

ダンディーノ坂野「いらっしゃ~い♪」

呼び出したのは、テツ&トモ。
ダンディーノ板野「はい♪、ショー・タイム♪、ゲッチュ&ゲッチュ♪」

ダンディーノ板野「この者達の動きは、徐々に速くなっていくわ。歌いながら体操をする彼らの動きについていけたら+50点。ついていけなかったら-30点。100点からスタートで、タイトルマッチの3本勝負。150点を越えた方がマッチ・ポイントで勝利。私と勝負しなさい。(初回)」

「2回目のゲームは『なんでだろう♪』の続きを面白く言えたら勝ち。」

「3回目のゲームは謎掛け。
(「クイズでアミーゴ♪」)」

ゲームは続き、いい勝負をしてヤンやグッパ,佐助などの協力で無事勝利。

ダンディーノ板野「反射(バリア)の石盤Gets!!

おめでとう。
 
『ケツ・マシンガン!!』」
(逃走)

勇(ユダ)「随分、時間が経っちまった。」

佐助「離れ技だ,行くぞ。」
佐助「ハァーッ。『疾風起こし!!』」
佐助の素早さで、どうにか受け付けに間に合うが、5人は遅れてしまう。

受け付けの女「遅刻と見なします。選手は全て退場です。」

声「まぁま、いいじゃないの。」
ゴエモン現る。

ゴエモン「今回は特別よ。サスケちゃんが早くに受け付けにいらっしゃったから。ただし特別ルールとして1名足したら入場許可。その1名が5分以内に見つからなければ全員退場よ。」

ゴエモン(フフフ…。1名なんてそんな早くに見つかる訳ないわ。ダンディーノを使った作戦に引っ掛かったわね。チューリン武闘祭退場となった後の華橋の顔が楽しみだわね。なんせあの男は隠している病気の寿命が近いから今回は出ない筈。皆が退場した隙を狙って、ケインを使って華橋を暗殺。そうすればこの国の地位と名誉は全て手に入るわ。まぁそもそもが『水』の石盤を追わして修業がろくに出来なかったセル・コマンダーなんて私の相手は務まらないわね。そもそもが、負け犬レースだわ。)

桜(サクラ)「アレを見て。」

勇(ユダ)「なんだこの、よぼよぼ爺さん。」

爺「わしがそなた(ゴエモン)らの相手になろう。」

ゴエモン「なっ…。そんなヨボヨボな体で何が出来るか知らないけど、わたしを相手するなんて100年早いわ。」

桜(サクラ)「(小声で)ご老体、あなたの正体は…。」

爺「(小声)それは言うでない。暗黙の了解じゃ。フフ…(笑)」
(華橋は変声も自在にできる。)

ゴエモン「あははっ。笑えるわ、そんなヨボヨボで…。わたしが、骨の髄まで、ポッキポキのメッキメキに折って、2度と歩けない体にしてあげるわ。」

謎の爺(『ボケ老人』)が加入(カウント)される。
〈華橋が主将として参加する予定だったチューリン(拳乱)武闘祭だが、華橋が身を扮して直接参加しなかった為、事実上の主将は勇が務める事になる。〉
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

【完結】私だけが知らない

綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。 優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。 やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。 記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。 【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ 2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位 2023/12/19……番外編完結 2023/12/11……本編完結(番外編、12/12) 2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位 2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」 2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位 2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位 2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位 2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位 2023/08/14……連載開始

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

〈完結〉この女を家に入れたことが父にとっての致命傷でした。

江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」アリサは父の後妻の言葉により、家を追い出されることとなる。 だがそれは待ち望んでいた日がやってきたでもあった。横領の罪で連座蟄居されられていた祖父の復活する日だった。 十年前、八歳の時からアリサは父と後妻により使用人として扱われてきた。 ところが自分の代わりに可愛がられてきたはずの異母妹ミュゼットまでもが、義母によって使用人に落とされてしまった。義母は自分の周囲に年頃の女が居ること自体が気に食わなかったのだ。 元々それぞれ自体は仲が悪い訳ではなかった二人は、お互い使用人の立場で二年間共に過ごすが、ミュゼットへの義母の仕打ちの酷さに、アリサは彼女を乳母のもとへ逃がす。 そして更に二年、とうとうその日が来た…… 

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

彼はもう終わりです。

豆狸
恋愛
悪夢は、終わらせなくてはいけません。

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。 辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん?? 私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?

他国から来た王妃ですが、冷遇? 私にとっては厚遇すぎます!

七辻ゆゆ
ファンタジー
人質同然でやってきたというのに、出されるご飯は母国より美味しいし、嫌味な上司もいないから掃除洗濯毎日楽しいのですが!?

処理中です...