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12.動き出すスーネリアとパンチラ祭り

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 ミローネとイーシャとの3Pの翌日。

 目を覚ますと、目の前にミローネの顔があった。

「ふふっ、おはよう」

 ミローネは既に起きていたようで、俺の顔を見ていたのだろうか。

 俺も「おはよう」と返すと、近くにあったミローネの顔が近づいて来て、唇が重なった。

 ちゅっ♡……ちゅっ♡ちゅっ♡……

 軽く唇を重ねるだけの軽いキスだったが、俺の意識が覚醒するには十分だ。

「すーすー」

 覚醒した頭で身体に意識を向けると、どうやら俺はイーシャに抱きつかれながら寝ていだようだ。イーシャの寝息が頭の後ろから聞こえている。

 一度意識を向ければ、イーシャの柔らかい大きな塊が背中に当たっている事に気づき、身体が反応してしまう。

 既に起き上がっていた肉棒が更に堅くなり、ミローネの足に当たる。ミローネはピクリと反応した。

「しますか?」

「時間はあるのか?」

「はい、一回くらいなら大丈夫ですよ」

 俺はミローネを一回抱いた。

 もちろん、プレイ中にイーシャが目を覚まし、ミローネを抱いて、ミローネを見送った後、イーシャも抱いたのだった。


 イーシャとも朝の運動を終えてから、冒険者ギルドへと向かう。

 その途中、昨日聞き忘れた受付嬢攻略の件について、ミローネに遠話で聞いていた。

『スーネリアは魔性のギフトの持ち主です』

 魔性? 男をたぶらかす的なやつか?

『はい、異性に対して好感度を上昇させたり、興奮させたりするスキルを持っています』

 性者の異性限定版みたいな感じか。

『そうなのです。ですから、スーネリアはアキトさんにスキルを使ったり、身体を使ったりして誘惑してくるでしょう』

 いや、それってやばいんじゃないのか? スキルもそうだが、俺は受付嬢には簡単に誘惑される自信があるぞ。

『大丈夫です。アキトさんは、私の支配下にあるので、精神支配系のスキルは効きません。同じように、ケーナの支配下にあるスーネリアには、アキトさんの好感度上昇は効きません。スーネリアが受付嬢な事については我慢してください。その分私がエッチな事をしてあげますから』

 なるほど、ミローネがエロい事してくれるのなら我慢出来るかもしれない。

『ですが問題はそこではないのです。一番厄介なのが"骨抜き"と言うスキルです』

 骨抜き?

『はい。魔性のギフトの骨抜きスキルは性的に骨抜きにした相手のスキル使用を禁じる事が出来ます。精神支配系の効果ではないので、アキトさんにも有効です。つまり、この効果を使われてしまうと、屈服のスキルが使えなくなってしまうのです』

 なるほど、それで、俺はどうすればいいんだ?

『はい、スーネリアは必ずアキトさんを誘惑してきます。その誘いにわざと乗ってください』

 ワザとって、声かけられたりしたら、着いて行けばいいのか? 

『そうですね。恐らく、声をかけるだけでは済まないと思いますが、スーネリアの誘いに乗って、セックスまでいく必要があります』

 だが、仮にセックスになったとして、俺がスーネリアに骨抜きにされる危険もあるわけだよな。

『いえ、真正面からのセックスになれば、感度上昇を使えるアキトさんの方が有利です。普通に戦って負けるはずがありません。少し、不安になって来てはいますけど』

 確かに、受付嬢とのセックスだからな、相手から激しく責めてこられたら、それを回避するのは困難と言えるだろう。

『そこまで言い切られると、とても不安になりますね』

 なあ、セックスすればいいのなら、こちらから誘うのは駄目なのか?

『スーネリアの場合はなしとは言えないのですが、こちらから誘うと、警戒される恐れがあります。それならば、わざと相手の誘いに乗った方がスムーズにセックスまでいけるはずです。アキトさんが力づくでスーネリアを組み伏せたいなら別ですが』

 そうか、俺も無理矢理やりたい訳じゃないから、スーネリアの誘いを待つよ。だが、本当に接触してくるのか? まだ一度も話しかけられた事がないけど。

『もう動き出していますよ。冒険者ギルドにはそろそろ着きそうですね』

 ああ、もうすぐだな。

『スーネリアがアキトさんを待ち構えています。誘いには乗ってもくれぐれも心奪われないように注意してください』

 わかった。なに、来ると分かっていれば大丈夫さ。

 俺とイーシャは冒険者ギルドに到着し、扉を開けた。

 中に入ると、受付にミローネとトリルとヘルミナがいるのが見える。

「あっと、いけないわ」

 そして、左の方から何やら声がした。

 そちらを見ると、どうやらスーネリアが依頼の紙束を落としたようだった。

 スーネリアは地面の紙を拾うためにしゃがみ込む。

 そして、俺の目は思わずそのスーネリアの姿に釘付けになる。

 スーネリアは片膝を着き、もう片方の足を少し開いて立て、地面に足をつける。

 膝上丈のタイトスカートは捲り上がり、真っ黒な布地のパンティーが丸見えだ。

 生足でハイヒールを履いていて、むっちりとした太モモが存在を主張しているが、膝から下にかけての綺麗な脛と滑らかな曲線美を描くふくらはぎも艶めかしい。

 オマケに胸元のボタンをわざと外しているのか、大きな胸の谷間がくっきりと見える。

 ミローネとイーシャのそれを上回るであろうバストは更に俺の目を釘付けにした。

『「どこ見てるんですか」』

 ミローネの声が頭に響き、イーシャの声が耳元で聞こえる。

 俺はその声で何とか我に返った。

『ふふっ、さすがアキトさんですね』

「もう、アキトさんはエッチ過ぎます」

 いや、冒険者ギルドの受付嬢のパンチラだぞ。見ないわけにはいかないだろう?

『アキトさん、私、とっても不安になってきました』

「ほら、早く受け付けに行きますよ」

 ミローネの心配そうな声が聞こえる中、イーシャは俺を引っ張って受け付けへと向かう。

 俺はもう一目だけと思って、スーネリアの方を見ると、残念ながら既に立ち上がっていた。ただ、スーネリアは口元に笑みを作り、獲物を見つけたと言わんばかりの目で俺を見ていた。

『完全に狙われてますね』

 今まで半信半疑だったのだが、スーネリアの目を見たとき、確かに俺は狙われているのだと理解したのだった。


『今日からは更にレベルを上げましょう。目標はレベル30ですよ』

 今日はこの辺りで日帰りで帰って来られる一番レベルの高いダンジョンへ行くように言われた。

 イーシャもいるのに、スパルタ過ぎませんかね?

『アキトさんとイーシャのギフトなら二人でも余裕でしょう。それに、ちゃんと達成出来たら、今日もご褒美をあげますね』

 はい、頑張ります。

「? アキトさん、急に張り切ってどうしたんですか?」

「何でも無い、大人の事情だ」

 ご褒美はきっとイーシャも参加することになるだろうが、それは帰ってのお楽しみだ。

 俺達は張り切ってダンジョンへと向かった。

 ………………

 俺とイーシャは無事にダンジョンを攻略し、俺はレベル30まで上がった。

「うう、疲れました」

 イーシャはとても疲れたようで俺の腕に抱きつきながら、うなだれている。

 案の定と言うか、ミローネに行けと言われたダンジョンは一筋縄ではいかなかった。

 大量に湧き上がる魔物、初めてみるトラップの数々、異常に強いボス。ミローネは楽勝とか言っていたけど、ミローネのアシストがなかったら、一日での攻略は難しかったのではないかと思う。

 と言うか、ダンジョンの内部まで詳しいとかミローネは何者なんだ?

『ふふっ、冒険者ギルドの受付嬢ですよ。ちなみにウチの受付嬢であのダンジョンをソロ攻略出来ない人はいませんよ』

 いや、確かに強い受付嬢は好きだが、受付嬢って何処でもそんなに強いのか?

『いえ、私の知る限りでは全員が強いのはウチだけだと思いますよ』

 そうか、か弱い受付嬢に会うのが楽しみだな。

『ふふっ、か弱い受付嬢を無理矢理組み伏せて純潔を奪うのが楽しみなんですね』

 ……いえ、そう言うわけではないです。ごめんなさい。


 冒険者ギルドに戻ると、再びスーネリアから接触があった。

 ミローネが換金の為にお金を取りに行っている間に話しかけてきたのだ。

「凄いわね。もう、二つもダンジョン攻略しちゃったのね」

「あっ、はい。ありがとうございます」

――異性好感度上昇Lv10に抵抗しました。

 そして、いきなり俺にスキルを使ってきた。レベル10を使うなんて、堕とす気満々じゃないか。

 そのまま、カウンターの外まで出て俺の方へとやって来て、耳元で囁いた。

「うふふ、私はスーネリア。良かったら、今から私の個人的な依頼も受けてくれないかしら?」

 個人的な依頼、ゴクリ。

 スーネリアからは良い匂いがして、思わず生唾を飲み込んでしまう。

「あっ、はい。わかりました」

 スーネリアは俺の返答を聞くと満足そうな笑顔になり、俺の手を握って、何処かへ連れて行こうとした。

「アキトさん、駄目ですよ」

 だが、イーシャが左腕を掴み引き止めてくる。

「いや、だがな、……個人的な依頼だぞ。どんな話かだけでも聞いてあげるべきじゃないか」

 受付嬢のと言う言葉を飲み込んで、俺はイーシャの説得を試みた。

「じゃあ私も一緒に聞きます。スーネリアさん、構いませんよね」

「うーん、私はアキトさん個人にお願いしたいのだけど」

 イーシャが同行を伝えると、スーネリアは渋り出す。

 どうやら、個人的な依頼とやらは、イーシャがいると困るような依頼のようだ。

「ふふっ、どうしたんですか?」

 そうこうしている内に、ミローネがお金を持って帰って来る。

「別に、何でもないわよ。……アキトさん、また今度ね」

 スーネリアは最後にまた俺の耳元で囁き、元の場所へと戻って行った。

 その姿を目で追っていると、左腕に痛みが走る。

 慌てて左を見ると、イーシャは少し頬を膨らませて俺の腕をつねっていたのだ。

「もう、アキトさんは本当に受付嬢が好きですね」

 それについては否定のしようがない。

 だけど、スーネリアの個人的な依頼とやらは何だったのだろうか?

『恐らく、性的な接触をして、アキトさんを虜にする予定だったのでしょう』

 受付嬢からの性的な接触。少し、いや、とても勿体なく思ってしまう。

『はあ、アキトさん。私は本当に不安になって来ました。スーネリアの誘いは受けた方がいいのですが、今のままだと、確実にスーネリアの魔性にやられてしまいます。アキトさんが先に骨抜きにされてしまうと、屈服の効果が使えないのですよ?』

 それは、頭ではわかっているのだが、スーネリアの受付嬢姿を見ていると、どうにも湧き上がるものを抑えられないんだ。いっその事、こちらから襲いかかって見るのはどうだろうか?

『無し、とは言えないのですが、冒険者ギルド内で襲いかかるのはリスクが高すぎます。ギルド以外の個室で二人きりという状況なら有りなのですけど』

 そうか。外で二人きりとなると、やはりスーネリアの誘いを受けた方がいいか。

『仕方ありません。効果があるかわかりませんが、対スーネリアの予行演習をしましょう』

 予行演習?

『はい。アキトさんに私を襲って貰います』

 ……どう言うこと?


 夜、ミローネの家でパンチラ祭りが開催された。

 俺がスーネリアのパンツに釘付けになっていたのが開催される原因だ。

「ふふっ、こんな感じが良いんですか?」

 ミローネには立ったり座ったり、かがみ込んだり、体育座りをしたり、片膝を着いたり、がに股になったり、四つん這いになったり、椅子に座ったり、椅子に片足を乗せたり、椅子に乗ったり、机に突っ伏したり、ベッドに寝転んだり、台所に立ったり、靴を履いたり脱いだりしたり、と様々なポーズをとって貰い、白いパンティ見せてもらった。

「こんな感じですか?」

 その横では、イーシャが普段はいているミニスカートでミローネと同じポーズを取り、俺にピンクのパンツを見せている。

 イーシャが受付嬢の制服を着ていないのは、よりミローネの制服姿を際立たせる為だ。

 何せミローネは本物の受付嬢。イーシャが普段の格好をしていることで、日常感が出て良いのだ。

 日常の中にチラリとパンツが覗いたり、そこにムッチリな太モモが見えたりとソコにエロスを感じるのである。もちろん、ガッツリとパンツが丸見えになるのも、それはそれでいい。

 それに、パンツを見ると言う事にフォーカスを当てたおかげで、ミローネのスタイルの良さを改めて感じる。

 ミローネの脚は、すらっとしていて、引き締まった肉のついた綺麗な美脚だ。座ったりするとムチッと少し太モモが横にはみ出すのがたまらない。

 それに対してイーシャはもう少し肉がついていて、むっちりとしたエロい脚をしている。思わず揉みたくなるのはどちらかと言えばこちらの方だろう。

 ただ、俺の好みはミローネのような美脚なのだ。冒険者ギルドの受付嬢の制服によく合っている。

 もちろん、エッチな肉付きの受付嬢も好きなんだけどな。

「ふふっ、こんなので大っきくするなんて、本当に変態なんですね」

「言ってくれれば、何時でも見せてあげるのに、アキトさんの馬鹿」

 ミローネとイーシャはM字に脚を開いた状態でベッドに座り、パンティーを見せつけながら俺を罵る。

 二人に言われた通り、俺の肉棒はバッキバキに硬くなり、もうそろそろ我慢の限界だ。

「アキトさんも限界みたいですし、そろそろ次に移りましょうか。イーシャは制服に着替えて待っていてください」

 ミローネはベッドから立ち上がり、俺の目の前へやって来てた。

「さあ、アキトさん。スーネリアとの予行演習をしますよ。手技、口技、性器技を駆使して私を襲うんです」

「いや、襲えって言われてもな」

「簡単な事ですよ。スキルを駆使して私をイかせまくったり、寸止めをして恥ずかしい言葉を言わせればいいんです。昨日、私にやったでしょう?」

「そ、それは確かにやったが」

 ……ミローネがそう言うプレイがしたいだけじゃないのか?

『ふふっ、どうでしょうか』

「私をスーネリアだと思って襲ってください」

「……」

 ちゅぅぅぅぅっ♡ぢゅるるるるっ♡ちゅぱっ♡ちゅぱっ♡

 お言葉に甘えて、俺はミローネのお口に吸い付いた。

「んふぅぅぅぅっ♡ふうぅぅぅ~~--っ♡」

 明らかに興奮しているミローネを俺は襲った。

 ………………

 ぐちゅぅぅぅぅぅっ♡ぐちゅぅぅぅぅぅっ♡ぐちゅぅぅぅぅぅっ♡ぐちゅぅぅぅぅぅっ♡ぐちゅぅぅぅぅぅっ♡ぐちゅぅぅぅぅぅっ♡

「あ゛き゛と゛さ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛っ♡い゛く゛ぅぅぅぅぅぅ~~~~~~っ♡」

 ドビュルルル! ビュルルルッ! ビュルッビュルッ! ビュッ!

 獣のような雄叫びを上げるミローネの弱点を突いて、快感に喘ぐ肉棒から子種を放出する。

 何だかんだと言いながら、ノリノリでミローネを襲った俺は、この世界に来てから何度目かわからない最高の射精を終えた。

「くっ♡はあっ♡ふぅぅぅぅぅっ♡はっ♡はっ♡ふぅぅぅぅぅっ♡」

 快感の余韻を楽しみながら、ミローネは喘いで体を震わせている。

 そんなミローネの太ももをむにむにと揉んでいると、イーシャが側にやって来た。

「次は私もお願いします♡」

 この後、イーシャもたっぷりと襲った。結局、朝までグズグズにセックスをしたのだった。
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