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第五章 ヴェステ王国編
17.挑み動き休む
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早朝、時告げの鐘も鳴らぬ内から何だかドタバタとニュールが居室にしている2層が騒がしい。
ニュールがこの塔にガッツリと鉄壁の結界立ち上げ、虫一匹入る余地も無いと言うのに敵でも来ているのか…と言うぐらいの騒がしい状態。
昨日と今日の境目…真夜中近付く頃まで、近隣の煩いモノを処理していた。
その後、ミーティは何故か皆に食事を作って…食わせて…片づけて…と働き続けている事に気づき、思わずそんな自分に溜息をつく。
攻撃続ける煩いモノ達への対応は皆で行った。
まず、遠方の遠打ちはニュールが一瞬で片づけた。遠打ち無しに、同等の…それ以上の威力持つ攻撃魔力を、塔の魔石利用し導き出し操り破壊する。
「凄い威力だなぁ」
見たままに感嘆の言葉呟くミーティ。
塔を活性化させた時のニュールを思い出す。
その時のニュールは、まるで後光が差しそうなほど体に巡る魔力量が半端なかった。インゼルで魔物に乗っ取られていた時とはまた違う感じであり、ニュールが全てを超越した存在になっているかの様にミーティには感じられた。
とても恐れ多い気がして、跪く以外してはいけない存在に感じたのだ。
暫くして落ち着いたら、普通に声を掛けられる位にはなっていた。それでもまだ、今までには無かった畏まった気分にさせる力の残滓…ニュールの中に蠢く強大な魔力…とでも言うようなものが存在した。
「ここの塔は抵抗なく魔力を導き出せる、塔にも相性みたいなモノがある様だ」
ニュール自身も予想したより強力な魔力導き出すことになり驚いていた。
その後、プラーデラの煩いモノの処理は赤の将軍…ディアスティスが、周囲に残っていたヴェステの煩いモノの処理は主にピオが、塔の中に入り込んだ有象無象はミーティが…それぞれが担当して片付けた。
『そもそも何でオレ以外、食事の用意など何も遣らないんだ?』
取り合えず煩いモノ達の片付けが終わった時、流石に腹が減ったので塔を占拠していた兵が残していった物資を利用し、食事を用意することになった。最初ニュールが積極的に遣ろうとしていたがピオが制止した。
「ミーティに遣らせれば良いです…時間を持て余して困っているようです。貴方様は塔の状態確認を最優先して下さい」
ピオが勝手に仕切っていた。それなのにミーティがやっている事は何一つ手伝わず、ニュールの世話だけ焼いている。
モーイとディアスティスは論外…人数に含めてはいけない、余計な手間の増える手合いの人達だった。
結局、一手に雑用全般引き受けたミーティ自身が休んだのは、真夜中大分過ぎた未明…暁暗と言った頃合い、あと2つ時程で朝の光が拝めそうだった。
それなのに、やっと寝入った暁の光差し照らすかどうかと言う頃、ドタバタと騒がしい音がする。何事かと訝しみ有耶無耶にもできず、結局実際に1つ上の2層へ確認へ向かうことにした。
「ニュール大丈夫かぁ~」
眠い目を擦りながら扉を開けると、見てはいけないのではないかと言う光景が広がっていた。
昨日ミーティが食事の支度などしている間、ピオがせっせと何処かから運んできた寝具がその部屋には用意されていた。
その上にモーイが隅のほうで薄い夜着で豹型魔物のコドコドの様に丸まり寝ている。この騒がしい中でも起きない。
そしてど真ん中にニュールが着衣を乱し寝転んでいて、その上に何とも悩まし気な…上半身露わな姿でディアスティスが跨り組み伏す様に伸し掛かっている。
朱入る薄茶の髪が唯一の着衣と言った風情で、妖艶で誘うような容貌持つディアスティスの女性らしくメリハリ効いた肢体が惜しげもなく曝されていた。
思わずミーティは顔を両手で覆いつつ…隙間からのぞくような形で再確認してしまう。
「おぉ、ミーティ良い所に来た。少し手伝え」
ディアスティスに声を掛けられる。
「!!」
その状態に驚き絶句してしまったのに、ミーティに何を手伝えと言うのか…ドキドキしながら勇気振り絞り、声出しディアスティスに聞く。
「何を手伝うのでしょうか?」
「この男が私の誘いに応じないのだ…」
「えっ…?」
『オレだったら大歓迎な状態で何が不満なんだ!! このオヤジはドンだけ高いところ求めてるんだ?』
ミーティは心の中で何時ものようにニュールに対し悪態をつく。
後光差そうが強かろうが羨ましい男には後ろからけりを入れたいミーティ。
「気分じゃない…」
不機嫌にニュールが答える。
「…こんな感じなので、無理やり立たせてやろうと思ってな」
悩まし気に小首を傾げ、ディアスティスが熱い吐息をもらす…。
『そんな艶めいた姿で語られると、見ている此方の方が昂ってしまうのですが…』
鼻血モノの光景と台詞にミーティが真っ赤になり立ち尽くす。
「あぁ、丁度よいからお前が手合わせしてもらえ…良い経験になるだろう」
「ひゃい??」
ニュールは事も無げにミーティに話を振り譲る。そしてディアスティスに目で尋ねる。
「う~ん時間が惜しいから手を打とう。若い体を堪能するのも偶には良いだろう…」
そして立ち上がり近づく肌も露わなディアスティスにミーティは首を抱えられる。
『あぁ~乳が頬に当たりますぅ…』
既にミーティに正常な思考は残ってなかった。ニュールが最後に何か言っている気はしたが、その内容を耳と頭に入れる余裕は全く無かった。
「殺すなよ…手前で止めとけ」
これが部屋から出るときにニュールがディアスティスに掛けた言葉だった。
そしてミーティは部屋より半裸のようなディアスティスにより拉致され、引きずられるように抱えられながら夢見心地で運ばれる。
『この天輝浴びるが如き僥倖…どこから運ばれてきたのやら…』
ボーッと逆上せる様に幸せな感触楽しみつつ人生振り返る。
『あぁ、こんな豪奢な人と官能的な一時を過ごせるなんて…鉱山の仲間が知ったら何て言うだろう』
ひたすら夢を見ていた。
夢が覚めるのは、引きずられ連れて行かれた先…塔の地上階でだった。
広々とした場所に下ろされる。
「ニュールから殺すなって指定があったから、武器なし、魔力攻撃なしの魔力体術にしとこう。それで良いか?」
「はい?」
「《五》が…ピオが、魔力体術に関しては1度訓練施したと言っていたから耐えられるだろ!」
満面の笑みで、露わな姿のまま両手を広げてからディアスティスは構える。
「それでは行くぞ!!」
美しい生気溢れる顔に、戦いに期待し昂る恍惚の表情を浮かべ迫りくる。
初撃から、真正面鳩尾狙いの拳だった。
魔力纏わせ尋常じゃない速さでミーティへと到達する。
ギリギリ防御結界の展開間に合った。
続けざまに脇腹へ向けて蹴りが来る。その間、おびただしい数の拳も降り注ぐが防御するのさえ厳しい速さの上に、魔力体術のみで武器は所持して無いはずなのに通り過ぎた拳が皮膚を切り裂く。
まさしく人間凶器。
そうしてミーティは甘い罠にまんまと嵌まり、拉致され連れてこられたお陰で素敵な夢を見ながら帰れない楽園への扉を再度開きそうになってしまったのだった。
『人生甘くない…』
ミーティは、先ほどの過去への振り返りが走馬灯にならない事を願った。
気が付くとミーティは寝台の上だった。
そして再度口を塞がれている自分を認識し、生命力を根幹から呼び覚まされる様な力が湧きあがり衝動と共に昂る自分を感じる。口付けている者を無理やり腕で捉え、貪り尽くすように吸い付く。
その時、ガツンッと背中に蹴りが入る。
「だから言いましたよね…そんなに物足りないなら僕が相手をするから、我が君への無体はお止めなさい!」
そう言ってピオが本気の怒りの炎を目の中に揺らめかす。
「お前ら、そう言う関係だったのか? 以前は女だけだと思っていたが…」
ディアスティスが素直な感想述べる。
影を管理するものであった赤の将軍ディスティアスは、職務上、趣味嗜好・健康状態など陰に所属する者達全てを相互に監視させ報告受けていたので大概の事を把握している。自由に過ごすとき何処を訪れたかなども…。
「コレは治療の一環だ」
少し嫌そうな顔しながらニュールは告げる。
「…こう言う事だ」
そう言うと深い怪我が残るミーティの腕を掴み、魔力注ぎながら傷を舐める。
するとザックリ割れていた傷が塞がり始める。
「本当にお前は、色々常識はずれで吃驚箱みたいな奴だなぁ」
ディアスティスは愉しげに驚嘆するのであった。
しかし、武器なしの体術でナイフ並みの裂傷負わせるディアスティス自身も十分吃驚する能力である。
それに夜明けぬ時間に半裸の様な状態で寝所に現れ本物の戦闘を所望する…相当酔狂で常識に収まらない行動であると思われる。
ニュールが影である頃からディアスティスが色々な影に何度も同じように挑んでいたことや、美しい肢体を惜しげもなく上半身裸体に近い状態で餌のように曝し、挑まれるのを返り討ちにするのが普段からの趣味…みたいな人であると知らなければ動揺したであろう非常識と言える行動。
『常識はずれで吃驚箱と言う形容は、そのままお返ししたい』
魔物混ざるニュールの常識でもディアスティスの方が上手であると思うのであった。
ニュールがこの塔にガッツリと鉄壁の結界立ち上げ、虫一匹入る余地も無いと言うのに敵でも来ているのか…と言うぐらいの騒がしい状態。
昨日と今日の境目…真夜中近付く頃まで、近隣の煩いモノを処理していた。
その後、ミーティは何故か皆に食事を作って…食わせて…片づけて…と働き続けている事に気づき、思わずそんな自分に溜息をつく。
攻撃続ける煩いモノ達への対応は皆で行った。
まず、遠方の遠打ちはニュールが一瞬で片づけた。遠打ち無しに、同等の…それ以上の威力持つ攻撃魔力を、塔の魔石利用し導き出し操り破壊する。
「凄い威力だなぁ」
見たままに感嘆の言葉呟くミーティ。
塔を活性化させた時のニュールを思い出す。
その時のニュールは、まるで後光が差しそうなほど体に巡る魔力量が半端なかった。インゼルで魔物に乗っ取られていた時とはまた違う感じであり、ニュールが全てを超越した存在になっているかの様にミーティには感じられた。
とても恐れ多い気がして、跪く以外してはいけない存在に感じたのだ。
暫くして落ち着いたら、普通に声を掛けられる位にはなっていた。それでもまだ、今までには無かった畏まった気分にさせる力の残滓…ニュールの中に蠢く強大な魔力…とでも言うようなものが存在した。
「ここの塔は抵抗なく魔力を導き出せる、塔にも相性みたいなモノがある様だ」
ニュール自身も予想したより強力な魔力導き出すことになり驚いていた。
その後、プラーデラの煩いモノの処理は赤の将軍…ディアスティスが、周囲に残っていたヴェステの煩いモノの処理は主にピオが、塔の中に入り込んだ有象無象はミーティが…それぞれが担当して片付けた。
『そもそも何でオレ以外、食事の用意など何も遣らないんだ?』
取り合えず煩いモノ達の片付けが終わった時、流石に腹が減ったので塔を占拠していた兵が残していった物資を利用し、食事を用意することになった。最初ニュールが積極的に遣ろうとしていたがピオが制止した。
「ミーティに遣らせれば良いです…時間を持て余して困っているようです。貴方様は塔の状態確認を最優先して下さい」
ピオが勝手に仕切っていた。それなのにミーティがやっている事は何一つ手伝わず、ニュールの世話だけ焼いている。
モーイとディアスティスは論外…人数に含めてはいけない、余計な手間の増える手合いの人達だった。
結局、一手に雑用全般引き受けたミーティ自身が休んだのは、真夜中大分過ぎた未明…暁暗と言った頃合い、あと2つ時程で朝の光が拝めそうだった。
それなのに、やっと寝入った暁の光差し照らすかどうかと言う頃、ドタバタと騒がしい音がする。何事かと訝しみ有耶無耶にもできず、結局実際に1つ上の2層へ確認へ向かうことにした。
「ニュール大丈夫かぁ~」
眠い目を擦りながら扉を開けると、見てはいけないのではないかと言う光景が広がっていた。
昨日ミーティが食事の支度などしている間、ピオがせっせと何処かから運んできた寝具がその部屋には用意されていた。
その上にモーイが隅のほうで薄い夜着で豹型魔物のコドコドの様に丸まり寝ている。この騒がしい中でも起きない。
そしてど真ん中にニュールが着衣を乱し寝転んでいて、その上に何とも悩まし気な…上半身露わな姿でディアスティスが跨り組み伏す様に伸し掛かっている。
朱入る薄茶の髪が唯一の着衣と言った風情で、妖艶で誘うような容貌持つディアスティスの女性らしくメリハリ効いた肢体が惜しげもなく曝されていた。
思わずミーティは顔を両手で覆いつつ…隙間からのぞくような形で再確認してしまう。
「おぉ、ミーティ良い所に来た。少し手伝え」
ディアスティスに声を掛けられる。
「!!」
その状態に驚き絶句してしまったのに、ミーティに何を手伝えと言うのか…ドキドキしながら勇気振り絞り、声出しディアスティスに聞く。
「何を手伝うのでしょうか?」
「この男が私の誘いに応じないのだ…」
「えっ…?」
『オレだったら大歓迎な状態で何が不満なんだ!! このオヤジはドンだけ高いところ求めてるんだ?』
ミーティは心の中で何時ものようにニュールに対し悪態をつく。
後光差そうが強かろうが羨ましい男には後ろからけりを入れたいミーティ。
「気分じゃない…」
不機嫌にニュールが答える。
「…こんな感じなので、無理やり立たせてやろうと思ってな」
悩まし気に小首を傾げ、ディアスティスが熱い吐息をもらす…。
『そんな艶めいた姿で語られると、見ている此方の方が昂ってしまうのですが…』
鼻血モノの光景と台詞にミーティが真っ赤になり立ち尽くす。
「あぁ、丁度よいからお前が手合わせしてもらえ…良い経験になるだろう」
「ひゃい??」
ニュールは事も無げにミーティに話を振り譲る。そしてディアスティスに目で尋ねる。
「う~ん時間が惜しいから手を打とう。若い体を堪能するのも偶には良いだろう…」
そして立ち上がり近づく肌も露わなディアスティスにミーティは首を抱えられる。
『あぁ~乳が頬に当たりますぅ…』
既にミーティに正常な思考は残ってなかった。ニュールが最後に何か言っている気はしたが、その内容を耳と頭に入れる余裕は全く無かった。
「殺すなよ…手前で止めとけ」
これが部屋から出るときにニュールがディアスティスに掛けた言葉だった。
そしてミーティは部屋より半裸のようなディアスティスにより拉致され、引きずられるように抱えられながら夢見心地で運ばれる。
『この天輝浴びるが如き僥倖…どこから運ばれてきたのやら…』
ボーッと逆上せる様に幸せな感触楽しみつつ人生振り返る。
『あぁ、こんな豪奢な人と官能的な一時を過ごせるなんて…鉱山の仲間が知ったら何て言うだろう』
ひたすら夢を見ていた。
夢が覚めるのは、引きずられ連れて行かれた先…塔の地上階でだった。
広々とした場所に下ろされる。
「ニュールから殺すなって指定があったから、武器なし、魔力攻撃なしの魔力体術にしとこう。それで良いか?」
「はい?」
「《五》が…ピオが、魔力体術に関しては1度訓練施したと言っていたから耐えられるだろ!」
満面の笑みで、露わな姿のまま両手を広げてからディアスティスは構える。
「それでは行くぞ!!」
美しい生気溢れる顔に、戦いに期待し昂る恍惚の表情を浮かべ迫りくる。
初撃から、真正面鳩尾狙いの拳だった。
魔力纏わせ尋常じゃない速さでミーティへと到達する。
ギリギリ防御結界の展開間に合った。
続けざまに脇腹へ向けて蹴りが来る。その間、おびただしい数の拳も降り注ぐが防御するのさえ厳しい速さの上に、魔力体術のみで武器は所持して無いはずなのに通り過ぎた拳が皮膚を切り裂く。
まさしく人間凶器。
そうしてミーティは甘い罠にまんまと嵌まり、拉致され連れてこられたお陰で素敵な夢を見ながら帰れない楽園への扉を再度開きそうになってしまったのだった。
『人生甘くない…』
ミーティは、先ほどの過去への振り返りが走馬灯にならない事を願った。
気が付くとミーティは寝台の上だった。
そして再度口を塞がれている自分を認識し、生命力を根幹から呼び覚まされる様な力が湧きあがり衝動と共に昂る自分を感じる。口付けている者を無理やり腕で捉え、貪り尽くすように吸い付く。
その時、ガツンッと背中に蹴りが入る。
「だから言いましたよね…そんなに物足りないなら僕が相手をするから、我が君への無体はお止めなさい!」
そう言ってピオが本気の怒りの炎を目の中に揺らめかす。
「お前ら、そう言う関係だったのか? 以前は女だけだと思っていたが…」
ディアスティスが素直な感想述べる。
影を管理するものであった赤の将軍ディスティアスは、職務上、趣味嗜好・健康状態など陰に所属する者達全てを相互に監視させ報告受けていたので大概の事を把握している。自由に過ごすとき何処を訪れたかなども…。
「コレは治療の一環だ」
少し嫌そうな顔しながらニュールは告げる。
「…こう言う事だ」
そう言うと深い怪我が残るミーティの腕を掴み、魔力注ぎながら傷を舐める。
するとザックリ割れていた傷が塞がり始める。
「本当にお前は、色々常識はずれで吃驚箱みたいな奴だなぁ」
ディアスティスは愉しげに驚嘆するのであった。
しかし、武器なしの体術でナイフ並みの裂傷負わせるディアスティス自身も十分吃驚する能力である。
それに夜明けぬ時間に半裸の様な状態で寝所に現れ本物の戦闘を所望する…相当酔狂で常識に収まらない行動であると思われる。
ニュールが影である頃からディアスティスが色々な影に何度も同じように挑んでいたことや、美しい肢体を惜しげもなく上半身裸体に近い状態で餌のように曝し、挑まれるのを返り討ちにするのが普段からの趣味…みたいな人であると知らなければ動揺したであろう非常識と言える行動。
『常識はずれで吃驚箱と言う形容は、そのままお返ししたい』
魔物混ざるニュールの常識でもディアスティスの方が上手であると思うのであった。
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