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楽しい時間
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「クリス、今日はどこへ連れて行ってくれるの?」
私が尋ねるとクリスはにっこり微笑みながら答えてくれる。
「今日は王都にあるカフェに行こう。」
「カフェ?」
「あぁ、スイーツが絶品らしいんだ。」
スイーツ。と聞いて私は目を輝かせる。
「ほんと!?」
「エレンは昔から甘い物に目がないだろう?」
クリスが笑いながら言った。
「ふふ、そんな昔のこと覚えていてくれたのね・・・。」
「当然だろ。エレンのことならなんでも知ってる。」
クリス・・・。
クリスはいつも私を楽しませてくれる。
嬉しい・・・。
「エレン、ここがさっき言ったカフェだ。」
「おしゃれなところなのね。」
そう言うとクリスは微笑んだ。
「気に入ったか?」
「ええ、とっても!」
クリスがドアを開けて、私を中に入れてくれる。
2人で席に着くとクリスが私に尋ねる。
「エレン、何頼む?」
「どうしようかな・・・何がオススメかしら?」
「このいちごタルトはどうだ?エレンが好きそうだ。」
いちごタルト。子供の頃よく食べていたものだ。
「ならそれにするわ。クリスは?」
「俺はチョコレートタルトにしようかな。」
そう言うとクリスがお店の人を呼ぶ。
「ご注文はお決まりでしょうか?」
若い女の人がやってくる。
「いちごタルトをチョコタルトを一つずつお願いします。」
私がお店の人に対して言う。
「かしこまりました。」
しばらくして、私たちのテーブルに注文したものが運ばれてきた。
「お待たせしました。いちごタルトとチョコタルトになります。」
「ありがとうございます。」
お店の人にお礼を言い、私たちは食べ始める。
「美味しい!クリス、とっても美味しいわ!」
いちごタルトを一口食べた私はクリスに対して言う。
「エレンの口に合ってよかったよ。」
チョコタルトを食べているクリスがそんな私を見て笑う。
「クリスのそれは美味しいの?」
そう尋ねるとクリスが私をじっと見て言った。
「一口食べてみるか?」
「いいの!?」
するとクリスは自分のフォークで一口分のいちごタルトを取り、私の口元に持ってくる。
「はい、あ~ん。」
!?
「ク、クリス・・・こんなの恥ずかしいわ。」
恥ずかしがって食べようとしない私を見てクリスが言う。
「別に良いだろう。エレンは今フリーなんだし。」
それはそうだけど・・・!
私は覚悟を決めてチョコタルトを頬張る。
それを見たクリスは満足げな顔をする。
「・・・美味しいわ。」
「だろ?エレンのも一口俺にくれよ。」
「えっ!?」
クリスの顔を見ると口を開けて待っていた。
私は顔を赤くしながらもいちごタルトを一口取ってクリスの口元に持って行った。
「美味いな。」
そう言って微笑むクリスに信じられないほど胸がドキドキした。
私が尋ねるとクリスはにっこり微笑みながら答えてくれる。
「今日は王都にあるカフェに行こう。」
「カフェ?」
「あぁ、スイーツが絶品らしいんだ。」
スイーツ。と聞いて私は目を輝かせる。
「ほんと!?」
「エレンは昔から甘い物に目がないだろう?」
クリスが笑いながら言った。
「ふふ、そんな昔のこと覚えていてくれたのね・・・。」
「当然だろ。エレンのことならなんでも知ってる。」
クリス・・・。
クリスはいつも私を楽しませてくれる。
嬉しい・・・。
「エレン、ここがさっき言ったカフェだ。」
「おしゃれなところなのね。」
そう言うとクリスは微笑んだ。
「気に入ったか?」
「ええ、とっても!」
クリスがドアを開けて、私を中に入れてくれる。
2人で席に着くとクリスが私に尋ねる。
「エレン、何頼む?」
「どうしようかな・・・何がオススメかしら?」
「このいちごタルトはどうだ?エレンが好きそうだ。」
いちごタルト。子供の頃よく食べていたものだ。
「ならそれにするわ。クリスは?」
「俺はチョコレートタルトにしようかな。」
そう言うとクリスがお店の人を呼ぶ。
「ご注文はお決まりでしょうか?」
若い女の人がやってくる。
「いちごタルトをチョコタルトを一つずつお願いします。」
私がお店の人に対して言う。
「かしこまりました。」
しばらくして、私たちのテーブルに注文したものが運ばれてきた。
「お待たせしました。いちごタルトとチョコタルトになります。」
「ありがとうございます。」
お店の人にお礼を言い、私たちは食べ始める。
「美味しい!クリス、とっても美味しいわ!」
いちごタルトを一口食べた私はクリスに対して言う。
「エレンの口に合ってよかったよ。」
チョコタルトを食べているクリスがそんな私を見て笑う。
「クリスのそれは美味しいの?」
そう尋ねるとクリスが私をじっと見て言った。
「一口食べてみるか?」
「いいの!?」
するとクリスは自分のフォークで一口分のいちごタルトを取り、私の口元に持ってくる。
「はい、あ~ん。」
!?
「ク、クリス・・・こんなの恥ずかしいわ。」
恥ずかしがって食べようとしない私を見てクリスが言う。
「別に良いだろう。エレンは今フリーなんだし。」
それはそうだけど・・・!
私は覚悟を決めてチョコタルトを頬張る。
それを見たクリスは満足げな顔をする。
「・・・美味しいわ。」
「だろ?エレンのも一口俺にくれよ。」
「えっ!?」
クリスの顔を見ると口を開けて待っていた。
私は顔を赤くしながらもいちごタルトを一口取ってクリスの口元に持って行った。
「美味いな。」
そう言って微笑むクリスに信じられないほど胸がドキドキした。
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