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嘘つきと春のお弁当
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「わぁ、高任さんのお弁当、すっごく美味しそうですね」
そう、感嘆の声を上げたのは、同期で同僚の男。
以前、木戸さんの……涼さんの事で迷惑をかけた時に助けてくれた彼は、片手にコンビニの袋を提げたまま、自席に広げた小ぶりな弁当箱とスープマグを目で往復させている。社員食堂でも弁当を食べることができるけど、今日は面倒な書類作成があって、すぐに動けるよう自席で取ることにしたのだ。
「あ、隣で食べてもいいですか?」
「うん、どうぞ」
「んじゃ、失礼して。……それにしても、凄いですね。筍ご飯のおにぎりに、タラの芽の肉巻き、だし巻き卵に菜の花のおひたし。見事な春御膳じゃないですか。スープはなんなんです?」
「んー、豚汁……かな」
「あ、確かに今日は肌寒いですからね。立春ってなんだったのか」
同僚がぼやきながらコンビニ袋を漁っているのを、俺は口元を緩ませる。
俺はスープマグの蓋を開き、ふわりと立ち昇る味噌と豚肉の脂と生姜の匂いにほっと息をついた。
木戸さん……じゃなくて、涼さんからお弁当を渡されるようになったのは、涼さんから同居の申し出があってから一週間後。療養と一部の有給消化が終わった翌日の出来事だった。
最初は営業で外に居ることも多いから、弁当は不要だと言ったのだ。
それなのに、涼さんは頑として引いてくれず、渋々弁当を受け取ったんだけど。なんていうかメニューといい味付けといい、俺の体調を考えて作られた弁当は綺麗に配置されており、迷惑や手間をかけさせて申し訳ない気持ちになったんだ。
それなのに「オレのお昼も兼ねてるし、レシピの試作も兼ねてるから、遠慮しないで?」と涼さんは、俺の頬をするりと撫でながら微笑む。なんだか妙に艶めかしさを感じる触れ方に、俺は日々心臓がドキドキして赤面が常になりそうだ。
それなのに、涼さんは顔色ひとつ変えないものだから、こういった事に慣れてるんだろうな、と気分が落ち込んだりする。
正直、俺は涼さんの行動に一喜一憂する単純な人間と化していた。
「立春っていえば、こっちの方でも恵方巻きって普通に売ってるんだな」
「そうですね。急激に広まりましたよね。今では節分イコール恵方巻きですし。高任さんは食べました? 恵方巻き」
「一応。市販のはどれも大きくて食べきれないから、細巻きなのを」
「あー、確かに。これ一口で入らないって太さですよね。……って、もしかして自作したんですか?」
無自覚に出た言葉を同僚に拾われてしまい、ギクリと体が強張る。
まさか俺が男と同居してるなんて知られたら、周りに奇異の目が向けられてしまうかも。
「いや? スーパーに子ども用細巻きが売ってたから、そっち買って食べた。俺、料理ほとんどできないから」
「へえ、そうなんですね」
と、同僚はちらりと弁当に視線を流したものの、手にしていたおにぎりのフィルムをペリペリと剥がしながら口を開く。
嘘をつくのって、めちゃくちゃ胸が痛い。
「自分も料理全くできないんですよね。一応実家住まいなんで、帰ったらメシが用意されてるのはありがたいんですけど。でも、料理男子ってモテるって聞きますし、自分もチャレンジしようかなって、最近思うんですよ」
独白のようにおにぎりに話しかける同僚は、言い終えると海苔を巻き終えたおにぎりを大きな一口でかぶりついた。
「やっぱり、料理男子ってモテるのか……」
「そこに『ただしイケメンに限る』がつくらしいですけどね。イケメンで料理まで上手とか、自分、太刀打ちできませんよ」
「まあ、女性ってそう言ってるだけで、実際は中身をちゃんと見てる人が大半だと思うけど」
そう同僚を励ましながらも、俺の胸の中はズキズキと痛みを訴えていた。
先日倒れる原因となった、涼さんが一緒だった女性について尋ねられずにいた。言ってしまえば、芋づる式に自分が涼さんに対する思いまで言わなくてはいけなくなるからだ。
涼さんからしつこく、『オレのこと、下の名前で呼んでくれませんか?』といったお願いはされたけども、同居やお弁当以外を除けば、至って前と変わらぬ距離で彼とは付き合っていた。
ただ……
「高任さん? どうしたんですか、顔、真っ赤ですけど」
「あっ、いや、なんでもない」
これ以上の追求を避けるように、俺は涼さんが作ってくれたお弁当を時折むせながら掻き込んだ。
◇◆◇
カタンコトンと電車に揺れながら、昼間誤魔化した出来事を思い出す。
最後の最後まで、同僚は訝しんでいたけども、こんな事言える訳がない。
いい歳の大人の男ふたりが、ダブルベッドで一緒に寝起きしているなんて!
確かに不摂生で体調壊して一晩入院という所業をしたのは自分で、勿論反省すべき点は多々あると自覚している。
が、どこをどう転がせば、涼さんと同居という流れになるのか未だに納得できない。
百歩譲って同居までは許せても、ど、ど、ど、ど、同衾とか……
それ以前に、彼はノンケじゃないのか。あれだけ女性と密接に体を寄せてたし、あの時に見せた笑顔はどう見ても作り笑顔ではなかった。つまりは、涼さんは異性愛者。
じゃあ、何故、こんなに俺に構うのだろう。
同居した当初、さりげない風を装って尋ねたら。
「最初は健一さんの作品の大ファンって理由だったんですけど。今は……そうですね、放っておくと健一さんは自分を大事にしてくれないから、それならオレが健一さんを大事にしようと思って」
と、それはとびきりの笑顔で言い切った訳で。
しかも宣言通り、至れり尽くせりな生活を送れてるから、もうどうしたらいいのか。
相変わらず涼さんは固辞していたけど、お給料は渡している。でも実際を鑑みてもそれ以上の恩恵を授かってるんだよな。無償にあぐらをかくのは、本気で胸が痛い。なので、給料はこれからも払い続けるつもりだ。
お弁当の事だってそうだ。あれに給金は発生していない。
いや、俺は払うつもりだった。毎日、あんなに美味しくて体に良い手間暇かかったものを作ってくれてるんだから。
それなのに涼さんはお金を受け取ってくれなかった。だけどその代わりにと言われて、ある意味俺は涼さんに体を張って、あることをしている。
それは……
「ただいま」
「お帰りなさい、健一さん」
ドアを開ければ、キッチンから顔を出すのはいつかと同じ。だけど、一度身を引っ込めた涼さんが再び姿を現し、パタパタとスリッパの音を立てて玄関へとやってくる。
「今日もお疲れ様。晩ご飯のメニューは白菜と鶏つくねのトロトロ煮と、かぼちゃとアーモンドのサラダと、菜の花の白和えにシジミのお味噌汁ですよ」
「あ、あぅ」
そして、広げた両手で俺を包むようにハグして、今日の晩ご飯の内容を伝えるのだ。
「ほら、健一さんもギュってしてくれないと」
不満そうな声に、おずおずと彼の広い背中へと手を伸ばす。
ご飯の美味しそうな匂いに混じって、涼さんの清涼な香りが鼻先をくすぐる。
体温に包まれて安心できるし、できることならずっとこのままでいたい。
でも、やはり以前に見た光景がフラッシュバックのように脳裏を明滅させ、そのまま抱き返すことができないのだ。
「あ……えっと、コートとか消毒するので、先に中に入ってもらえますか?」
「あー、そうですね。お風呂にお湯が入ってるので、ゆっくり体を温めてくださいね。着替えは後から持っていきますので」
「うん、ありがとう」
名残惜しいと感じながらも涼さんの腕から離れ、涼さんも渋々といったていで離れていき、何度も振り返りながらキッチンへと戻っていく。
これが新たに加わった毎日のルーティンだ。
そう、感嘆の声を上げたのは、同期で同僚の男。
以前、木戸さんの……涼さんの事で迷惑をかけた時に助けてくれた彼は、片手にコンビニの袋を提げたまま、自席に広げた小ぶりな弁当箱とスープマグを目で往復させている。社員食堂でも弁当を食べることができるけど、今日は面倒な書類作成があって、すぐに動けるよう自席で取ることにしたのだ。
「あ、隣で食べてもいいですか?」
「うん、どうぞ」
「んじゃ、失礼して。……それにしても、凄いですね。筍ご飯のおにぎりに、タラの芽の肉巻き、だし巻き卵に菜の花のおひたし。見事な春御膳じゃないですか。スープはなんなんです?」
「んー、豚汁……かな」
「あ、確かに今日は肌寒いですからね。立春ってなんだったのか」
同僚がぼやきながらコンビニ袋を漁っているのを、俺は口元を緩ませる。
俺はスープマグの蓋を開き、ふわりと立ち昇る味噌と豚肉の脂と生姜の匂いにほっと息をついた。
木戸さん……じゃなくて、涼さんからお弁当を渡されるようになったのは、涼さんから同居の申し出があってから一週間後。療養と一部の有給消化が終わった翌日の出来事だった。
最初は営業で外に居ることも多いから、弁当は不要だと言ったのだ。
それなのに、涼さんは頑として引いてくれず、渋々弁当を受け取ったんだけど。なんていうかメニューといい味付けといい、俺の体調を考えて作られた弁当は綺麗に配置されており、迷惑や手間をかけさせて申し訳ない気持ちになったんだ。
それなのに「オレのお昼も兼ねてるし、レシピの試作も兼ねてるから、遠慮しないで?」と涼さんは、俺の頬をするりと撫でながら微笑む。なんだか妙に艶めかしさを感じる触れ方に、俺は日々心臓がドキドキして赤面が常になりそうだ。
それなのに、涼さんは顔色ひとつ変えないものだから、こういった事に慣れてるんだろうな、と気分が落ち込んだりする。
正直、俺は涼さんの行動に一喜一憂する単純な人間と化していた。
「立春っていえば、こっちの方でも恵方巻きって普通に売ってるんだな」
「そうですね。急激に広まりましたよね。今では節分イコール恵方巻きですし。高任さんは食べました? 恵方巻き」
「一応。市販のはどれも大きくて食べきれないから、細巻きなのを」
「あー、確かに。これ一口で入らないって太さですよね。……って、もしかして自作したんですか?」
無自覚に出た言葉を同僚に拾われてしまい、ギクリと体が強張る。
まさか俺が男と同居してるなんて知られたら、周りに奇異の目が向けられてしまうかも。
「いや? スーパーに子ども用細巻きが売ってたから、そっち買って食べた。俺、料理ほとんどできないから」
「へえ、そうなんですね」
と、同僚はちらりと弁当に視線を流したものの、手にしていたおにぎりのフィルムをペリペリと剥がしながら口を開く。
嘘をつくのって、めちゃくちゃ胸が痛い。
「自分も料理全くできないんですよね。一応実家住まいなんで、帰ったらメシが用意されてるのはありがたいんですけど。でも、料理男子ってモテるって聞きますし、自分もチャレンジしようかなって、最近思うんですよ」
独白のようにおにぎりに話しかける同僚は、言い終えると海苔を巻き終えたおにぎりを大きな一口でかぶりついた。
「やっぱり、料理男子ってモテるのか……」
「そこに『ただしイケメンに限る』がつくらしいですけどね。イケメンで料理まで上手とか、自分、太刀打ちできませんよ」
「まあ、女性ってそう言ってるだけで、実際は中身をちゃんと見てる人が大半だと思うけど」
そう同僚を励ましながらも、俺の胸の中はズキズキと痛みを訴えていた。
先日倒れる原因となった、涼さんが一緒だった女性について尋ねられずにいた。言ってしまえば、芋づる式に自分が涼さんに対する思いまで言わなくてはいけなくなるからだ。
涼さんからしつこく、『オレのこと、下の名前で呼んでくれませんか?』といったお願いはされたけども、同居やお弁当以外を除けば、至って前と変わらぬ距離で彼とは付き合っていた。
ただ……
「高任さん? どうしたんですか、顔、真っ赤ですけど」
「あっ、いや、なんでもない」
これ以上の追求を避けるように、俺は涼さんが作ってくれたお弁当を時折むせながら掻き込んだ。
◇◆◇
カタンコトンと電車に揺れながら、昼間誤魔化した出来事を思い出す。
最後の最後まで、同僚は訝しんでいたけども、こんな事言える訳がない。
いい歳の大人の男ふたりが、ダブルベッドで一緒に寝起きしているなんて!
確かに不摂生で体調壊して一晩入院という所業をしたのは自分で、勿論反省すべき点は多々あると自覚している。
が、どこをどう転がせば、涼さんと同居という流れになるのか未だに納得できない。
百歩譲って同居までは許せても、ど、ど、ど、ど、同衾とか……
それ以前に、彼はノンケじゃないのか。あれだけ女性と密接に体を寄せてたし、あの時に見せた笑顔はどう見ても作り笑顔ではなかった。つまりは、涼さんは異性愛者。
じゃあ、何故、こんなに俺に構うのだろう。
同居した当初、さりげない風を装って尋ねたら。
「最初は健一さんの作品の大ファンって理由だったんですけど。今は……そうですね、放っておくと健一さんは自分を大事にしてくれないから、それならオレが健一さんを大事にしようと思って」
と、それはとびきりの笑顔で言い切った訳で。
しかも宣言通り、至れり尽くせりな生活を送れてるから、もうどうしたらいいのか。
相変わらず涼さんは固辞していたけど、お給料は渡している。でも実際を鑑みてもそれ以上の恩恵を授かってるんだよな。無償にあぐらをかくのは、本気で胸が痛い。なので、給料はこれからも払い続けるつもりだ。
お弁当の事だってそうだ。あれに給金は発生していない。
いや、俺は払うつもりだった。毎日、あんなに美味しくて体に良い手間暇かかったものを作ってくれてるんだから。
それなのに涼さんはお金を受け取ってくれなかった。だけどその代わりにと言われて、ある意味俺は涼さんに体を張って、あることをしている。
それは……
「ただいま」
「お帰りなさい、健一さん」
ドアを開ければ、キッチンから顔を出すのはいつかと同じ。だけど、一度身を引っ込めた涼さんが再び姿を現し、パタパタとスリッパの音を立てて玄関へとやってくる。
「今日もお疲れ様。晩ご飯のメニューは白菜と鶏つくねのトロトロ煮と、かぼちゃとアーモンドのサラダと、菜の花の白和えにシジミのお味噌汁ですよ」
「あ、あぅ」
そして、広げた両手で俺を包むようにハグして、今日の晩ご飯の内容を伝えるのだ。
「ほら、健一さんもギュってしてくれないと」
不満そうな声に、おずおずと彼の広い背中へと手を伸ばす。
ご飯の美味しそうな匂いに混じって、涼さんの清涼な香りが鼻先をくすぐる。
体温に包まれて安心できるし、できることならずっとこのままでいたい。
でも、やはり以前に見た光景がフラッシュバックのように脳裏を明滅させ、そのまま抱き返すことができないのだ。
「あ……えっと、コートとか消毒するので、先に中に入ってもらえますか?」
「あー、そうですね。お風呂にお湯が入ってるので、ゆっくり体を温めてくださいね。着替えは後から持っていきますので」
「うん、ありがとう」
名残惜しいと感じながらも涼さんの腕から離れ、涼さんも渋々といったていで離れていき、何度も振り返りながらキッチンへと戻っていく。
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