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18夢で逢えたら
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『君がそんな汚い人間だと思わなかった。残念だ、アリステル』
王族主催の夜会で、両親と共に参加していたアリステルは、突然イレーネと一緒に現れたユリウスから声高に告げられた。
ユリウスは白の礼服にアスコットタイに付けられたリングを見て、アリステルは絶望に打ちひしがれた。アリステルは婚約が成立して間もなく、同じデザインでお互いの瞳の色のリングを注文し、自分の瞳の色のリングをユリウスに贈った。特に返されたこともなく、今日の夜会で着けてくれると期待していたのに。事実ユリウスが身につけていたのは、イレーネの色だった。
それだけでなく、ユリウスの隣に立つイレーネのいでたちにも悲しくなった。春色の空のようなミルクブルーのドレスに、金糸の緻密な刺繍が美しさを醸し出す。それは誰が見ても、ユリウスとイレーネが恋仲だと分かった。
(僕には何も贈ってくれなかったのに……)
本来、こういった公な会では、婚約者が贈り物をするのが通例となっている。しかしユリウスは婚約者のアリステルに何も贈ってはくれず、イレーネに自分の色を贈った。
アリステルの心はその時点で壊れかけていたのに、追い打ちをかけるようにユリウスはイレーネの言葉を鵜呑みにして、アリステルを大勢の前で断罪したのだ。
元々表面上の付き合いしかなく、友人のいなかったアリステルの周囲から、学友たちが蜘蛛の子を散らすように離れていく。それでも両親だけは自分を擁護してくれると思っていたのに、わずかな金貨をアリステルに握らせ、エルネスト侯爵家から籍を外すと告げられたのだ。
婚約者に罪なき罪を着せられ、両親からも見放され、絶望に染まったアリステルはされるがまま馬車に乗せられ、王城から貴族街それから平民街へと連れられ、荷物を放るようにアリステルを降ろして立ち去った。その馬車の窓から見えた、ハイノの冷たくアリステルを見下す瞳が、ユリウスの心を代弁しているようだった。
だから孤独に生を終え、なぜかユリウスと婚約した頃に戻ったことに、声も出ないほど驚いた。それ以上に前のユリウスと違って、今のユリウスがアリステルに優しくて、更に驚いた。
優しくて、とても甘くしてくれて。アリステルは混乱と同時に怖くなった。
また前と同じようにアリステルに冷たくなって、イレーネと一緒に自分を地獄に落としてくるかも、と。
でもアリステルは夢を見てしまった。この優しいユリウスとなら、ずっと生涯を共にしてもいいんじゃないか。イレーネが現れたとしても、今のユリウスならアリステルに非道なことはしないかもしれないと。
そんなことを考え、新しい人生を送っていこうと思っていた矢先。アベルが突然接近してきて、不埒な行為をしてきた。
肌を這い回るアベルの熱が不快で、心底気持ち悪くて、そんな所をユリウスに見られた羞恥心でアリステルは逃げた。逃げて、逃げた先でエルレと再会し、更に遠くに名前と姿を変えて逃げたのだ。
王城にいるユリウスと平民街にいるアリステル。もう二度と交わることはないだろう。
「……リ、ウス……か」
今も好きなユリウスと離れて寂しくないわけがない。だけどまたあの辛く冷えるような孤独で死にたくない。それでも前の生から続く恋心は消えるわけでもなく。ただ、会いたい気持ちだけが溢れてくるのだ。
「あい……たい……」
アリステルはボロボロ子どものように涙を流しながら、会いたい、逢いたいと呟く。
「アリス……」
耳元で囁かれる甘い低音。それは自分から離れて、欲しかった人の自分の名を呼ぶ声。彼だけが呼ぶ「アリス」という名。嬉しくて、本当に嬉しくて、涙声でユリウスの名を何度も呟いた。
ふと、額に柔らかい何かが触れる。それはこめかみに、頬に、鼻先に移る。そして唇に、優しくて甘いもの。
耳にちゅ、ちゅ、と甘いものが何度も触れる音が聞こえる。嬉しくて、思わず自分の唇が笑みの形になる。アリステルが喜んでいるのが分かるのか、ユリウスの声が囁いてきた。
「アリス、口を開いて?」
その一言で、アリステルの閉じていた唇がふわりと開く。すると、温かい何かがヌルリと入り込んできた。ヌルヌルと蠢くそれが舌だと気づき、アリステルはユリウスから口づけをされているのだと知る。それも唇だけが触れる軽いものではなく、性行為を匂わせるような淫靡なもの。
驚きで目を開きそうになるも、ユリウスがアリステルの口内をまさぐりながら「目を開けちゃダメだよ」と戒めた。
「うん、そのままね。アリスの唇、熱いね」
ピチャリ、と水音を立てて、ユリウスの肉厚の舌がアリステルの舌先をくすぐる。くすぐったいような、腰の辺りがゾワゾワするような感覚に、鼻から甘ったるい吐息が漏れた。
長いのか、短いのか、分からない時間の中。アリステルは口の中の全てと言ってもいいほど、ユリウスの舌によって舐め削られた。息もどうやってすればいいのか分からず、はふはふと呼吸を乱せば、ユリウスは「かわいい」と言って顔中にキスをくれる。
ふわふわして、幸せで、これが夢だと分かっても嬉しい。アリステルの妄想夢だとしても、まだ頑張っていこうと思えた。
「ユリウスさま…すきです」
「俺もアリスを愛しているよ」
えへへ、と緩んだ笑みを浮かべると、ユリウスは最後に額に口付けをして「またね」と告げる。近くにあった温もりが離れていき、寂しさばかりがアリステルに押し寄せるが、ユリウスがまたと言ったのだ。夢の中でなら、自由に会えるし、素直な気持ちを口にできる。
「また、逢いたいです。ユリウス様……」
呟いた途端、クスリと笑う声が微かに聞こえた気がした。
パタン。
「……ん」
扉が閉まるような音がして、意識がふわりと浮かび上がる。閉じていた目をパチリと開くと、見慣れた天井が広がる。自分の部屋の天井だ。
(どうしてベッドに寝ているんだろう?)
イレーネとディーンストに手伝ってもらい、教会で貧困街の子どもたちに授業を行うつもりだった。実際に、用意した教材を持っていったのも、子どもたちと話したことも覚えている。
不思議な状況を怪訝に思いながらも、体を起こしたが、クラリと目眩がする。
(ああ、そういえば風邪をひいたんだっけ)
前夜にディーンストがしてきた謎の行動に、あれこれ悩んだからか、体を冷やしてしまった。ずっと体調が芳しくなかったのを隠して、授業をしようと動いていたのだが、限界が来てしまったようだ。反省に消沈していると、扉がゆっくりと開き、隙間からイレーネが姿を見せる。
「イレーネさん?」
「あっ! アリスタさん、気がついたのね!」
良かった、と満面の笑みで部屋に入ってきたイレーネは、手に持っていたトレイをベッド傍にあるテーブルに置き、白く細い手をアリステルの額に当ててくる。
「うんうん、熱も下がったみたい。このまま下がらなかったらどうしようかと思ったわ」
コクコクと頷くイレーネだが、授業の日に見たドレスと違う物を着ていて、アリステルは首を傾げる。
「あの、授業はもう終わったんでしょうか」
「え?」
アリステルの問いに、柳眉を中心に寄せてイレーネは訝んだ顔になった。
「アリスタ君、あれから三日経ってるんだけど」
「ええ?」
「本当酷い熱だったのよ。お医者様には診せたけど、なかなか目を覚まさないんだもん」
自分が三日も寝込んでいたことも驚きだが、かなり色んな人に迷惑をかけたことに、この半年で一番落ち込んでしまった。
情けない気持ちのまま、イレーネに看病をされた。彼女が作ったという野菜のスープを味わいながら、夢の中のユリウスの唇の熱さを反芻して、また熱が上がりそうになった。
王族主催の夜会で、両親と共に参加していたアリステルは、突然イレーネと一緒に現れたユリウスから声高に告げられた。
ユリウスは白の礼服にアスコットタイに付けられたリングを見て、アリステルは絶望に打ちひしがれた。アリステルは婚約が成立して間もなく、同じデザインでお互いの瞳の色のリングを注文し、自分の瞳の色のリングをユリウスに贈った。特に返されたこともなく、今日の夜会で着けてくれると期待していたのに。事実ユリウスが身につけていたのは、イレーネの色だった。
それだけでなく、ユリウスの隣に立つイレーネのいでたちにも悲しくなった。春色の空のようなミルクブルーのドレスに、金糸の緻密な刺繍が美しさを醸し出す。それは誰が見ても、ユリウスとイレーネが恋仲だと分かった。
(僕には何も贈ってくれなかったのに……)
本来、こういった公な会では、婚約者が贈り物をするのが通例となっている。しかしユリウスは婚約者のアリステルに何も贈ってはくれず、イレーネに自分の色を贈った。
アリステルの心はその時点で壊れかけていたのに、追い打ちをかけるようにユリウスはイレーネの言葉を鵜呑みにして、アリステルを大勢の前で断罪したのだ。
元々表面上の付き合いしかなく、友人のいなかったアリステルの周囲から、学友たちが蜘蛛の子を散らすように離れていく。それでも両親だけは自分を擁護してくれると思っていたのに、わずかな金貨をアリステルに握らせ、エルネスト侯爵家から籍を外すと告げられたのだ。
婚約者に罪なき罪を着せられ、両親からも見放され、絶望に染まったアリステルはされるがまま馬車に乗せられ、王城から貴族街それから平民街へと連れられ、荷物を放るようにアリステルを降ろして立ち去った。その馬車の窓から見えた、ハイノの冷たくアリステルを見下す瞳が、ユリウスの心を代弁しているようだった。
だから孤独に生を終え、なぜかユリウスと婚約した頃に戻ったことに、声も出ないほど驚いた。それ以上に前のユリウスと違って、今のユリウスがアリステルに優しくて、更に驚いた。
優しくて、とても甘くしてくれて。アリステルは混乱と同時に怖くなった。
また前と同じようにアリステルに冷たくなって、イレーネと一緒に自分を地獄に落としてくるかも、と。
でもアリステルは夢を見てしまった。この優しいユリウスとなら、ずっと生涯を共にしてもいいんじゃないか。イレーネが現れたとしても、今のユリウスならアリステルに非道なことはしないかもしれないと。
そんなことを考え、新しい人生を送っていこうと思っていた矢先。アベルが突然接近してきて、不埒な行為をしてきた。
肌を這い回るアベルの熱が不快で、心底気持ち悪くて、そんな所をユリウスに見られた羞恥心でアリステルは逃げた。逃げて、逃げた先でエルレと再会し、更に遠くに名前と姿を変えて逃げたのだ。
王城にいるユリウスと平民街にいるアリステル。もう二度と交わることはないだろう。
「……リ、ウス……か」
今も好きなユリウスと離れて寂しくないわけがない。だけどまたあの辛く冷えるような孤独で死にたくない。それでも前の生から続く恋心は消えるわけでもなく。ただ、会いたい気持ちだけが溢れてくるのだ。
「あい……たい……」
アリステルはボロボロ子どものように涙を流しながら、会いたい、逢いたいと呟く。
「アリス……」
耳元で囁かれる甘い低音。それは自分から離れて、欲しかった人の自分の名を呼ぶ声。彼だけが呼ぶ「アリス」という名。嬉しくて、本当に嬉しくて、涙声でユリウスの名を何度も呟いた。
ふと、額に柔らかい何かが触れる。それはこめかみに、頬に、鼻先に移る。そして唇に、優しくて甘いもの。
耳にちゅ、ちゅ、と甘いものが何度も触れる音が聞こえる。嬉しくて、思わず自分の唇が笑みの形になる。アリステルが喜んでいるのが分かるのか、ユリウスの声が囁いてきた。
「アリス、口を開いて?」
その一言で、アリステルの閉じていた唇がふわりと開く。すると、温かい何かがヌルリと入り込んできた。ヌルヌルと蠢くそれが舌だと気づき、アリステルはユリウスから口づけをされているのだと知る。それも唇だけが触れる軽いものではなく、性行為を匂わせるような淫靡なもの。
驚きで目を開きそうになるも、ユリウスがアリステルの口内をまさぐりながら「目を開けちゃダメだよ」と戒めた。
「うん、そのままね。アリスの唇、熱いね」
ピチャリ、と水音を立てて、ユリウスの肉厚の舌がアリステルの舌先をくすぐる。くすぐったいような、腰の辺りがゾワゾワするような感覚に、鼻から甘ったるい吐息が漏れた。
長いのか、短いのか、分からない時間の中。アリステルは口の中の全てと言ってもいいほど、ユリウスの舌によって舐め削られた。息もどうやってすればいいのか分からず、はふはふと呼吸を乱せば、ユリウスは「かわいい」と言って顔中にキスをくれる。
ふわふわして、幸せで、これが夢だと分かっても嬉しい。アリステルの妄想夢だとしても、まだ頑張っていこうと思えた。
「ユリウスさま…すきです」
「俺もアリスを愛しているよ」
えへへ、と緩んだ笑みを浮かべると、ユリウスは最後に額に口付けをして「またね」と告げる。近くにあった温もりが離れていき、寂しさばかりがアリステルに押し寄せるが、ユリウスがまたと言ったのだ。夢の中でなら、自由に会えるし、素直な気持ちを口にできる。
「また、逢いたいです。ユリウス様……」
呟いた途端、クスリと笑う声が微かに聞こえた気がした。
パタン。
「……ん」
扉が閉まるような音がして、意識がふわりと浮かび上がる。閉じていた目をパチリと開くと、見慣れた天井が広がる。自分の部屋の天井だ。
(どうしてベッドに寝ているんだろう?)
イレーネとディーンストに手伝ってもらい、教会で貧困街の子どもたちに授業を行うつもりだった。実際に、用意した教材を持っていったのも、子どもたちと話したことも覚えている。
不思議な状況を怪訝に思いながらも、体を起こしたが、クラリと目眩がする。
(ああ、そういえば風邪をひいたんだっけ)
前夜にディーンストがしてきた謎の行動に、あれこれ悩んだからか、体を冷やしてしまった。ずっと体調が芳しくなかったのを隠して、授業をしようと動いていたのだが、限界が来てしまったようだ。反省に消沈していると、扉がゆっくりと開き、隙間からイレーネが姿を見せる。
「イレーネさん?」
「あっ! アリスタさん、気がついたのね!」
良かった、と満面の笑みで部屋に入ってきたイレーネは、手に持っていたトレイをベッド傍にあるテーブルに置き、白く細い手をアリステルの額に当ててくる。
「うんうん、熱も下がったみたい。このまま下がらなかったらどうしようかと思ったわ」
コクコクと頷くイレーネだが、授業の日に見たドレスと違う物を着ていて、アリステルは首を傾げる。
「あの、授業はもう終わったんでしょうか」
「え?」
アリステルの問いに、柳眉を中心に寄せてイレーネは訝んだ顔になった。
「アリスタ君、あれから三日経ってるんだけど」
「ええ?」
「本当酷い熱だったのよ。お医者様には診せたけど、なかなか目を覚まさないんだもん」
自分が三日も寝込んでいたことも驚きだが、かなり色んな人に迷惑をかけたことに、この半年で一番落ち込んでしまった。
情けない気持ちのまま、イレーネに看病をされた。彼女が作ったという野菜のスープを味わいながら、夢の中のユリウスの唇の熱さを反芻して、また熱が上がりそうになった。
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