18 / 30
番外編
番外編1
しおりを挟む
なんだかお久しぶりな感じがありますが、月宮真唯です。ええ、まだ『月宮』です! しっかり囲われちゃった感が否めませんが、まだ入籍していないので、逃げれるチャンスはある……はず。
「真唯、朝ごはん買ってきたから食べようか」
寝室の扉が開き姿を現したのは、真っ白なシャツにブラックジーンズという、ザ・カジュアルな専務様。その名を千賀蓮也さんといいます。
実質の私の上司兼恋人兼婚約者……らしい。
いやぁ、こんな事言葉にしようものなら、どうなるか予測できるだけに言いませんよ。口は災いのもと。これ大事。
「あー、は、い、ゴホッ」
「大丈夫!? 真唯っ」
イケメン上司様、ご心配無用です。昨日、一昨日と散々喘がされたせいで、喉がかすれてるだけです。つまり原因はあなたです。
「み、みずを……」
「みみず?」
「お水を、いただけます、か?」
「あ、あぁ、水ね。ちょっと待ってて」
すぐさまきびすを返してどこかに向かわれた専務。
というか、普通の人間はミミズを求めませんからね。
時間にすれば一分もかからない内に、彼の手には飲みきりタイプのペットボトルが握られていた。
「はい。なんなら口移しで飲ませようか?」
「けほっ。いえ、けっこう」
朝から何をほざいているんだ、この上司様は。エロい事しすぎて、脳のどっかが壊れたんじゃなかろうか。病院に放り込んだ方がいいのかな。
千賀専務から受け取ったボトルの蓋をひねってひと口飲む。うぅ、冷たい水が喉にしみるーっ!
かなり喉を酷使したせいで熱を持っていたらしい。キンキンに冷えた水が喉を通るのがよく分かる。ただでさえ一昨日の時点で散々喉を痛めたのに、まさか昨日もご招待と思っていたら、あっという間に服を脱がされ、そのままベッドへGOとか想像もしてなかったし。
まさか二日間も家を空けるとは……って、そういえば!
「せ、専務! 私、家帰りたいです!」
「真唯……。また呼び方変わってる」
「そんなことはどうでもいいんです! すっかり忘れてたんですけど、アイツに家の鍵を渡したままなんです! 一応念の為に家に帰って確認したいんですけど!」
一昨日は私も怒りに我を忘れてたから、すっかり忘却の彼方にいってたんだけども、ラブホで専務が爆弾落とした元カレに、一人暮らししてるマンションの部屋の合鍵を渡してあったんだ。
まさかとは思うけど、逆恨みで勝手に部屋に入って荒らさないとは限らない。
「それなら、今から真唯の部屋に行って確かめようか」
「いえっ! 私ひとりで大丈夫ですので!」
「だめ」
私の訴えを一刀両断。お願いだから帰らせてよ!
「むしろひとりでなんて帰らせないよ。危険極まりない。もし、部屋の中で隠れてた男が急に襲ってきたらどうするつもり? 真唯の細腕では抵抗なんてできないでしょ」
「う……ぐ」
なんなの、急に常識人ぶって。でも、間違ってないからぐうの音も出ないじゃないの。
確かに女性の一人暮らしあるあるで、帰ったら別れたハズの元カレが部屋で寛いでたとか、ネットとかで見るけども。うーん、ここは背に腹はかえられないか。
「じゃ、じゃあ、専務も同行お願いしてもいいですか?」
「うん、いいよ。そのまま引越しの手続きも一緒にしちゃおうか」
にーっこりと、それはとてもいい笑顔で告げる専務に、私は同行相手の選択を間違えたと冷や汗を浮かべたのだった。
ま、結果としては、不安的中と言うべきか。
「……」
「あー、これは、警察案件かもですね」
ワンルームの我が城は、見事なまでにぐちゃぐちゃ。ベッドもクローゼットの中の服も全部細切れ、または切り裂かれ、ミニキッチンのお皿は粉々に割れて、棚の中の物は全部床に転がってる。
きっとパスワードが分からなかったからか、ノートパソコンはふたつに分かれ、液晶はヒビが入って使用不可能。
慌てて玄関で靴を脱いで、小型冷蔵庫の冷凍部分を開く。製氷用の棚の裏側に手を差し込んで、手探りで右に左にと動かすと……あった!
「全財産は無事です、専務!」
「それは良かった。でも、まずは警察に連絡しなくちゃいけないから、これ以上は現場を荒らさないようにね」
またも至極まっとうな事を言われ、私は「はい」とすごすごと玄関に戻る。
とりあえず通帳は無事。カードと印鑑はいつも持ち歩いてるから、口座関係は何事もなさそうだけど、これ、セキュリティ的に問題あるから、これ以上ここには住めないだろうなぁ。
さっきは専務が引越しの手続きうんぬん言ってたけど、ぶっちゃけ、あんな億ションに住む気にもならないし、緊張で胃を壊す。
コツコツ貯めたお金もあるし、家が見つかるまでは、友達の家を点々とするか、ウイクリーマンションを借りるしかないか……。あぁ、折角の貯金が……。
その後警察がやってきて、指紋採取やら事情聴取なんかもろもろされて、落ち着いたのは、夜もどっぷりと更けてからだった。もう、落ち込んでる時間なんかなくて、ひとまず最低限の着替えや貴重品を持って、ホテルなり予約しなくては。
さすがに専務のお家に行くのは遠慮したい。ぶっちゃけ嫌な予感しか感じない。
「あー……、専務?」
「専務なんて他人行儀な。昨日は散々『蓮也』って呼んでくれたのに」
語尾にハートマークをつけそうな甘い声で、千賀専務がおっしゃる。
確かに名前呼びしたけどさ。でも、あれだけトバされたら、誰だって言いなりになるんじゃなかろうか。
まあ、なし崩しだろうが、上司兼恋人兼婚約者になったようだし、昨夜からの状況を考えるに、この事実はどうにも覆る様子もないみたいだし、ここは素直に名前呼びをしたほうがいのかもしれない。
下手に逆上させたら、元恋人よりも酷いことになるのが目に浮かぶのだが……
「こほん……では、蓮也さん」
「なに、真唯?」
「私、さすがにここで寝るのも問題あると納得したので、そろそろホテルの予約を取って、そちらに移動を……」
「え?」
「へ?」
なぜそこで疑問の声を上げる。
婚姻届に必要な書類は、明日の午前中に待ち合わせれれば問題ないよね?
お互い二日間、体を酷使しちゃったし、ひと晩くらいゆっくり寝て、疲れ取りたいよね?
「せ……ではなくて、蓮也さん。お互い疲れてますし、書類を取りに行くのなら、明日区役所で待ち合わせればいいのでは?」
「いやいやいや。どうしてそこで別行動取ろうとするのかな。一緒に行動するんだから、別にうちのマンションに泊まればいい話でしょ?」
「それこそ、いやいやいや、ですが」
「えー」
良い年齢の大人の男が「えー」じゃないってば。
私気づいているんですよ、人畜無害そうな顔をして、実は計画的犯行の、性欲魔神だっていうのを。
そんな人の家に安心して泊まれる訳ないじゃないですか。
昨日だって帰る気まんまんだったのに、なし崩し的に泊まるどころか、アホみたいに喘がされた訳で。
今日は絶対ないと言い切れないし、わざわざ猛獣の檻に飛び込む気もございません。
ってことで。
「せん……蓮也さんの申し出は大変有り難く、嬉しく思いますが、お互い仕切り直しの意味もこめて、一度解散したほうがいいかと」
「ダメ」
おい。これだけ言っても拒否ですか。
「真唯の言いたいことも分かるけど、もし、俺の見てない所で元彼氏が真唯のあとをつけて、何か事件に発展する可能性だってあるんだよ? こんな細腕の真唯に何ができるの?」
ぐう正論すぎて、反論できない。
確かに、家を荒らすだけで済めばいいんだけど、あの人、無駄に粘着質だったわ。私が付き合うまで、頻繁にまとわりついてたし。
「今夜は何もしないって誓うから、俺の所においで、真唯」
ふわりと抱き締められ、体温と柔らかな香りが強くなる。
あー、もう、これが惚れた弱みってやつなんだろうか。
「分かりました。信じてますよ、蓮也さん」
この人何もしないって言ってるけど、本当に何事もありませんように、と内心で念を送りつつ、蓮也さんのマンションへと舞い戻る事になったのだった。
「真唯、朝ごはん買ってきたから食べようか」
寝室の扉が開き姿を現したのは、真っ白なシャツにブラックジーンズという、ザ・カジュアルな専務様。その名を千賀蓮也さんといいます。
実質の私の上司兼恋人兼婚約者……らしい。
いやぁ、こんな事言葉にしようものなら、どうなるか予測できるだけに言いませんよ。口は災いのもと。これ大事。
「あー、は、い、ゴホッ」
「大丈夫!? 真唯っ」
イケメン上司様、ご心配無用です。昨日、一昨日と散々喘がされたせいで、喉がかすれてるだけです。つまり原因はあなたです。
「み、みずを……」
「みみず?」
「お水を、いただけます、か?」
「あ、あぁ、水ね。ちょっと待ってて」
すぐさまきびすを返してどこかに向かわれた専務。
というか、普通の人間はミミズを求めませんからね。
時間にすれば一分もかからない内に、彼の手には飲みきりタイプのペットボトルが握られていた。
「はい。なんなら口移しで飲ませようか?」
「けほっ。いえ、けっこう」
朝から何をほざいているんだ、この上司様は。エロい事しすぎて、脳のどっかが壊れたんじゃなかろうか。病院に放り込んだ方がいいのかな。
千賀専務から受け取ったボトルの蓋をひねってひと口飲む。うぅ、冷たい水が喉にしみるーっ!
かなり喉を酷使したせいで熱を持っていたらしい。キンキンに冷えた水が喉を通るのがよく分かる。ただでさえ一昨日の時点で散々喉を痛めたのに、まさか昨日もご招待と思っていたら、あっという間に服を脱がされ、そのままベッドへGOとか想像もしてなかったし。
まさか二日間も家を空けるとは……って、そういえば!
「せ、専務! 私、家帰りたいです!」
「真唯……。また呼び方変わってる」
「そんなことはどうでもいいんです! すっかり忘れてたんですけど、アイツに家の鍵を渡したままなんです! 一応念の為に家に帰って確認したいんですけど!」
一昨日は私も怒りに我を忘れてたから、すっかり忘却の彼方にいってたんだけども、ラブホで専務が爆弾落とした元カレに、一人暮らししてるマンションの部屋の合鍵を渡してあったんだ。
まさかとは思うけど、逆恨みで勝手に部屋に入って荒らさないとは限らない。
「それなら、今から真唯の部屋に行って確かめようか」
「いえっ! 私ひとりで大丈夫ですので!」
「だめ」
私の訴えを一刀両断。お願いだから帰らせてよ!
「むしろひとりでなんて帰らせないよ。危険極まりない。もし、部屋の中で隠れてた男が急に襲ってきたらどうするつもり? 真唯の細腕では抵抗なんてできないでしょ」
「う……ぐ」
なんなの、急に常識人ぶって。でも、間違ってないからぐうの音も出ないじゃないの。
確かに女性の一人暮らしあるあるで、帰ったら別れたハズの元カレが部屋で寛いでたとか、ネットとかで見るけども。うーん、ここは背に腹はかえられないか。
「じゃ、じゃあ、専務も同行お願いしてもいいですか?」
「うん、いいよ。そのまま引越しの手続きも一緒にしちゃおうか」
にーっこりと、それはとてもいい笑顔で告げる専務に、私は同行相手の選択を間違えたと冷や汗を浮かべたのだった。
ま、結果としては、不安的中と言うべきか。
「……」
「あー、これは、警察案件かもですね」
ワンルームの我が城は、見事なまでにぐちゃぐちゃ。ベッドもクローゼットの中の服も全部細切れ、または切り裂かれ、ミニキッチンのお皿は粉々に割れて、棚の中の物は全部床に転がってる。
きっとパスワードが分からなかったからか、ノートパソコンはふたつに分かれ、液晶はヒビが入って使用不可能。
慌てて玄関で靴を脱いで、小型冷蔵庫の冷凍部分を開く。製氷用の棚の裏側に手を差し込んで、手探りで右に左にと動かすと……あった!
「全財産は無事です、専務!」
「それは良かった。でも、まずは警察に連絡しなくちゃいけないから、これ以上は現場を荒らさないようにね」
またも至極まっとうな事を言われ、私は「はい」とすごすごと玄関に戻る。
とりあえず通帳は無事。カードと印鑑はいつも持ち歩いてるから、口座関係は何事もなさそうだけど、これ、セキュリティ的に問題あるから、これ以上ここには住めないだろうなぁ。
さっきは専務が引越しの手続きうんぬん言ってたけど、ぶっちゃけ、あんな億ションに住む気にもならないし、緊張で胃を壊す。
コツコツ貯めたお金もあるし、家が見つかるまでは、友達の家を点々とするか、ウイクリーマンションを借りるしかないか……。あぁ、折角の貯金が……。
その後警察がやってきて、指紋採取やら事情聴取なんかもろもろされて、落ち着いたのは、夜もどっぷりと更けてからだった。もう、落ち込んでる時間なんかなくて、ひとまず最低限の着替えや貴重品を持って、ホテルなり予約しなくては。
さすがに専務のお家に行くのは遠慮したい。ぶっちゃけ嫌な予感しか感じない。
「あー……、専務?」
「専務なんて他人行儀な。昨日は散々『蓮也』って呼んでくれたのに」
語尾にハートマークをつけそうな甘い声で、千賀専務がおっしゃる。
確かに名前呼びしたけどさ。でも、あれだけトバされたら、誰だって言いなりになるんじゃなかろうか。
まあ、なし崩しだろうが、上司兼恋人兼婚約者になったようだし、昨夜からの状況を考えるに、この事実はどうにも覆る様子もないみたいだし、ここは素直に名前呼びをしたほうがいのかもしれない。
下手に逆上させたら、元恋人よりも酷いことになるのが目に浮かぶのだが……
「こほん……では、蓮也さん」
「なに、真唯?」
「私、さすがにここで寝るのも問題あると納得したので、そろそろホテルの予約を取って、そちらに移動を……」
「え?」
「へ?」
なぜそこで疑問の声を上げる。
婚姻届に必要な書類は、明日の午前中に待ち合わせれれば問題ないよね?
お互い二日間、体を酷使しちゃったし、ひと晩くらいゆっくり寝て、疲れ取りたいよね?
「せ……ではなくて、蓮也さん。お互い疲れてますし、書類を取りに行くのなら、明日区役所で待ち合わせればいいのでは?」
「いやいやいや。どうしてそこで別行動取ろうとするのかな。一緒に行動するんだから、別にうちのマンションに泊まればいい話でしょ?」
「それこそ、いやいやいや、ですが」
「えー」
良い年齢の大人の男が「えー」じゃないってば。
私気づいているんですよ、人畜無害そうな顔をして、実は計画的犯行の、性欲魔神だっていうのを。
そんな人の家に安心して泊まれる訳ないじゃないですか。
昨日だって帰る気まんまんだったのに、なし崩し的に泊まるどころか、アホみたいに喘がされた訳で。
今日は絶対ないと言い切れないし、わざわざ猛獣の檻に飛び込む気もございません。
ってことで。
「せん……蓮也さんの申し出は大変有り難く、嬉しく思いますが、お互い仕切り直しの意味もこめて、一度解散したほうがいいかと」
「ダメ」
おい。これだけ言っても拒否ですか。
「真唯の言いたいことも分かるけど、もし、俺の見てない所で元彼氏が真唯のあとをつけて、何か事件に発展する可能性だってあるんだよ? こんな細腕の真唯に何ができるの?」
ぐう正論すぎて、反論できない。
確かに、家を荒らすだけで済めばいいんだけど、あの人、無駄に粘着質だったわ。私が付き合うまで、頻繁にまとわりついてたし。
「今夜は何もしないって誓うから、俺の所においで、真唯」
ふわりと抱き締められ、体温と柔らかな香りが強くなる。
あー、もう、これが惚れた弱みってやつなんだろうか。
「分かりました。信じてますよ、蓮也さん」
この人何もしないって言ってるけど、本当に何事もありませんように、と内心で念を送りつつ、蓮也さんのマンションへと舞い戻る事になったのだった。
35
お気に入りに追加
1,875
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
お知らせ有り※※束縛上司!~溺愛体質の上司の深すぎる愛情~
ひなの琴莉
恋愛
イケメンで完璧な上司は自分にだけなぜかとても過保護でしつこい。そんな店長に秘密を握られた。秘密をすることに交換条件として色々求められてしまう。 溺愛体質のヒーロー☓地味子。ドタバタラブコメディ。
2021/3/10
しおりを挟んでくださっている皆様へ。
こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。
しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗)
楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。
申しわけありません。
新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。
修正していないのと、若かりし頃の作品のため、
甘めに見てくださいm(__)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる