可不可 §ボーダーライン・シンドローム§ サイコサスペンス
先生、ぼくたちは幸福だったのに、異常だったのですか?
周りの身勝手な人たちは、不幸そうなのに正常だったのですか?
世の人々から、可ではなく、不可というレッテルを貼られ、まるで鴉(カフカ)を見るように厭な顔をされる精神病患者たち。
USA帰りの青年精神科医と、その秘書が、総合病院の一角たる精神科病棟で、或いは行く先々で、ボーダーラインの向こう側にいる人々と出会う。
可ではなく、不可をつけられた人たちとどう向き合い、接するのか。
何か事情がありそうな少年秘書と、青年精神科医の一話読みきりシリーズ。
大雑把な春名と、小舅のような仁の前に現れる、今日の患者は……。
※以前、他サイトで掲載していたものです。
※一部、性描写(必要描写です)があります。苦手な方はお気を付けください。
※表紙画:フリーイラストの加工です。
周りの身勝手な人たちは、不幸そうなのに正常だったのですか?
世の人々から、可ではなく、不可というレッテルを貼られ、まるで鴉(カフカ)を見るように厭な顔をされる精神病患者たち。
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性同一性障害の可不可 まで読了!
春名先生の患者である梨花ちゃんの問題だけでなく、圭吾さんの病気まで絡む話になるとは…!
性転換手術って生半可な覚悟では挑めないですよね、普通の手術だってこわいのに生殖器に関わる部分だもの
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今回は笙子先生の人脈がものすごく役に立ちましたね〜!日々マダムたちのお相手を頑張って信頼を得ていたからこそ快く協力していただけたんですもんね
また続きを読ませていただきます(^O^)/
みやこ嬢さん、今回もありがとうございます!
手術よりも耐えられないものが、心の性とは違う自分の体とは言え、その先のことを考えると確かに怖いですよねぇ。思った通りの体になるとは限らなかったりしますから……。
誰もが思い通りの人生を生きている訳ではない――それは判っていても誰もが夢を見るのが現実。
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( ˘ω˘ )
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スマホで感想の通知を受け取ってから、今日PCを開いて「あれ? 感想ページって何処から入るんだっけ?」と解らなくなるくらいサイトを離れていた今日この頃ですが……。
いつもありがとうございます(o^―^o)ニコ
春名の頼りなさをズバッと斬っていただいたことも(爆)、それがガチだったことも言い逃れのしようがない事実です(遠い目)。
やっと仁くんの母親の『行先』を書くことが出来て、この結末が最終話――のつもりだったのですが、また次を書いてしまったという……。
ですが、そのお陰で、みやこ嬢さんに『また続きを読ませていただきます!』という嬉しいお言葉をいただけたので、それは良しとして――。
今回も優しい洞察、ありがとうございました!
民俗学の可不可 読了!
うーん…この集落は倫理観はないけれど、ちゃんとみんな責任を負う覚悟があるからあながち間違いではないような気もする…
ただ、現代日本では駄目ですよね
通信も移動もままならない時代なら全然有りな風習だな、と
サラサちゃんのご両親も、不特定多数の相手をさせるよりは資産家に嫁がせた方が…と、集落のしきたりの中で最上の選択をしたと思います
肝心の資産家の息子がクズでしたが泣
仁くんが同じ年頃の女の子に関心を持った矢先の苦い経験でしたね( ̄▽ ̄;)
みやこ嬢さん、可不可に翻弄されてあの田舎町を肯定してしまわれるのかと思いました^ ^
確かに昔なら間男は子供の数を増やすために貢献したでしょうが、この現代では…。
あ、資産家の息子は間男でなくてもクズです(爆)!
仁くんの淡い初恋を見習って欲しい!
この章もありがとうございました!
青い鳥の可不可ー迷走ーまで読了
ウォーレンの名前を見てもしや、と思ったらやはりあの件のお話だった〜!
春名先生にとって初めての挫折というか失敗(患者に対しては何も落ち度はないけれど)で、まさか夢遊病になるほどショックを受けていたとは
仁くんが気付かなければあの夜に死んでいた可能性もあったんですよね
一緒に住んでてよかったね…!
ジョージも厄介な人だったけれど、自分さえ納得していればどんな場所でも能力を発揮して活躍できそうな気がします
何より、一度喧嘩してからは仁くんと仲良さそうで微笑ましかった
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みやこ嬢さん、もしや……のこの件にご感想ありがとうございます!
春名の初めての挫折とプロポーズ(?)笑。
仁くんと同じ天才児(というより秀才?)のジョージの苦悩と我儘。
そんな彼らが内に持つ大人の部分と子供の部分の話でしたが、彼らの青い鳥は遠くだったり、近くだったりにいて、少しそれに近づけたのではないかと思います。
追記
ウォーレンの名前まで憶えていていただき、ありがとうございました!
寒い日が続きますが、お体にはご自愛を。
多重人格の可不可ー交代ー まで読了しました
今回のきっかけ、完全に逆恨みというか一方的な妬みや羨望みたいなものは春名先生なのに、矛先が仁くんに向かってしまった〜あああん泣
ブライアンの件からそっち系の被害が続いて仁くんかわいそう…狙われやすいんですかね…かわいいから…ウッ…
正也自身、不憫な境遇ではあったと思います
長年抑圧されてきたものがもう一つの人格を生んでしまったのも仕方ない
でも、仁くんに危害を加えた以上は春名先生が穏便に済ますはずがないのだ…
春名先生、精神攻撃が非常に得意なようですね
いつもは治す側だけど、犯罪者には容赦なし!
みやこ嬢さん、すみません……。
昔に書いたものは完全に覇王別姫の影響を受けていて、男×男は無理やり、という図式が出来上がっていたのだと思います(ぺこぺこ)。
青い鳥の可不可からは比較的新しいものになりますので、少しマシな内容と文章になっている(いればいいな)と思います(ぺこぺこ)。
ですが、何があっても春名が側にいる限り、仁くんは大丈夫――なはず……ですが、異国の地で、もしも春名が……いえ、これは聞かなかったことにしてください(←一番嫌な奴)笑。
この章もありがとうございました!
児童精神医学の可不可、読了しました
実はだいぶ前に読み終えていたんですが、なかなか自分の中で消化できず…
仁くんが可哀想な目に遭い、その後の春名先生の取り乱しっぷりが不憫で…
本来ならば、周りから春名先生の恋人と思われている笙子先生が被害に遭ってもおかしくなかったかも?
でも、ブライアンに因縁があるのは仁くんですもんね
やはり彼の被害は避けられなかったか…
国も違うし、何年も経っているから警戒して回避することは難しかったと思います
そして、春名先生の報復措置も納得
警察に任せて収監しても、釈放後に同じことの繰り返しになっちゃうから…
しかし、つらい…!。゚(゚´Д`゚)゚。
みやこ嬢さん、酷な回ですみません! 春名が取り乱す回を書きたかったのと、そんな春名がそばにいることで仁くんが強くいられる今を書きたかったのもありますが…大部分は書き手の鬼畜展開好きのせいかも知れません…。
悪人やライバルの登場しない物語ほどつまらないものはない、が信条です^ ^
こんな回を最後まで読んでくださり、思い感じたことまで伝えてくださったこと、感謝です。
ありがとうございました!
沈黙の可不可 声 まで読了しました!
ランディくん可愛いですね。春名先生の身体をはった甲斐あって短期間で声が出るようになって良かった。仁くんや春名先生と過ごした1日がすごく楽しかったからこそ予期せぬ荒療治が効いたのだと思います。
序盤、笙子からの逆プロポーズ?をアッサリ拒否するあたりがヒヤヒヤしました。彼女からも仁くんとの仲を勘繰られてますが、単なる恋人よりも深い間柄…と春名先生本人が言っててちょっと嬉しかったです。替えがきかない大事な存在なんですね…!そういうの大好きです。
続きも読ませていただきます。(^O^)/
みやこ嬢さん、この章も読んでいただき、ありがとうございます。
実は、感想を開くのがヒヤヒヤで怖いくらい昔に書いたモノなので(青い鳥の可不可からは少し新しいです)、自分で読み返すのも恥ずかしい章なのですが……汗。
春名がダメな男過ぎて、笙子先生に申し訳ないです。
やることはやるくせに結婚はしない、とか……訴えられるレベル(笑)。
仁くんに関してはまだそれほど情報が出て来ていませんが、共依存にある二人の過去もその内に……
そういうの大好き、と言っていただき、ホッと胸を撫で下ろしました。
今回も優しいお心遣い、ありがとうございました!
超心理学の可不可 まで読了しました。
最後まで読むと菜摘ちゃんが可哀想に思えてしまうんだけど、そこに至るまでがあまりにも厄介過ぎて…可愛さで許される範囲をはるかに超えてましたよね。リアルにいそうな感じがまた読んでいてハラハラしました。
仁くん渾身の煽りで上手くいって何よりです♡
続きも読ませていただきます!(^O^)/
は、早っ! みやこ嬢さん、連休とはいえ目を酷使しないようにゆっくりとしてください。とはいえ、嬉しくて早速、返信を!
菜摘の厄介さにイライラ、ハラハラしていただけたのなら、もうそれだけで満足です(笑)。
仁くんや菜摘のような特別な力、自分も欲しかったですが、残念ながらギフトは届きませんでした。無念!
そして、嫌だったと言いながら、結構はまり役だった仁くんにもコメントいただき、ありがとうございました!
ブロマンス小説を探し求めてこの作品に行きつきました。
自己愛の可不可まで読了。
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続きも読ませていただきます。
みやこ嬢さん、読んでいただいただけでなく、感想までいただきありがとうございます。7章まではずいぶん昔に書いたものなのでお恥ずかしい限りです。――ぼくたちは幸福だったのに、異常だったのですか? の通り、彼らは幸せでした。ですが、違う幸せもあったはず……。時々、裁判と治療を終えた彼らの人生を想像してみますが、まだ朧です(笑)。ありがとうございました!
とうとう終わってしまいました。毎日の楽しみが無くなって寂しい限りです。
種々の症例がドラマ仕立てで展開され、最後まで飽きることなく、ぐいぐいと引き込まれていました。一話一話考えさせられるテーマで、とても興味深かったです。まだ、今後も続くのかな、という終わり方でもあったので、続きを書かれるのなら是非拝見したいと思います。明日から、寂しいので、長編を一日に更新されていたくらいのペースで読ませて頂こうかな。毎日、まだかなまだかな、とドキドキしながら更新チェックをするのも、楽しかったです。
魅力的なサスペンスをありがとうございます!
頻回な更新にも関わらず、ここまで追っていただき、ありがとうございます。
それぞれの可不可のボーダーラインを考えたり、思いついたりするのは楽しい作業でした。
かなり昔に書いていたものを、何年か経ってまた『青い鳥』から書き足し、今後もまたいつか書こうと思っているシリーズですが、取り敢えずここで一旦お休みということで。
あ、それから、恋愛長編は恥ずかし過ぎるので、お気遣いなくスルーしておいてください(笑)!
こちらはさらに古く、若かりし頃の妄想仕立てになっているので、緻密に下調べをして書き物をされる萩尾さんにはおススメ出来ない代物です(赤面)。
それではまた、素晴らしい級友たちに会いに伺います。
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こちらにもありがとうございます。
正常か異常かの振り分けでは、いつも少数者が異常というレッテルを貼られてしまうわけですが、精神科医がすることと言えば、聞くことと訊くことばかり。
精神科医が賢明であるとは限らない――春名には、それを肝に銘じて、患者や家族と向き合っていって欲しい、と思いながらも……。
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