8月の神隠し
「神社にいる黒猫に願い事を書いた紙を渡すと願いが叶うらしいよ」
いつしか聞いたそんな噂を思い出した小学6年生の結衣は、紙に願い事を書き黒猫に渡したのだが…
いつしか聞いたそんな噂を思い出した小学6年生の結衣は、紙に願い事を書き黒猫に渡したのだが…
あなたにおすすめの小説
ちょっとエッチな執事の体調管理
mm
ファンタジー
私は小川優。大学生になり上京して来て1ヶ月。今はバイトをしながら一人暮らしをしている。
住んでいるのはそこらへんのマンション。
変わりばえない生活に飽き飽きしている今日この頃である。
「はぁ…疲れた」
連勤のバイトを終え、独り言を呟きながらいつものようにマンションへ向かった。
(エレベーターのあるマンションに引っ越したい)
そう思いながらやっとの思いで階段を上りきり、自分の部屋の方へ目を向けると、そこには見知らぬ男がいた。
「優様、おかえりなさいませ。本日付けで雇われた、優様の執事でございます。」
「はい?どちら様で…?」
「私、優様の執事の佐川と申します。この度はお嬢様体験プランご当選おめでとうございます」
(あぁ…!)
今の今まで忘れていたが、2ヶ月ほど前に「お嬢様体験プラン」というのに応募していた。それは無料で自分だけの執事がつき、身の回りの世話をしてくれるという画期的なプランだった。執事を雇用する会社はまだ新米の執事に実際にお嬢様をつけ、3ヶ月無料でご奉仕しながら執事業を学ばせるのが目的のようだった。
「え、私当たったの?この私が?」
「さようでございます。本日から3ヶ月間よろしくお願い致します。」
尿・便表現あり
アダルトな表現あり
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
自宅で寝てても経験値ゲット! ~転生商人が世界最強になってムカつく勇者をぶっ飛ばしたら世界の深淵に触れてしまった件~
月城 友麻
ファンタジー
転生者の主人公はひょんなことから異世界のバグを発見! ついに自宅で寝ててもレベルアップしてしまうようになった。
あっという間にレベルアップを繰り返し、世界最強になってしまった俺。
剣を抜いたら出てきた魔人を奴隷にしたり、パーティーに荷物持ちでついて行った先のダンジョンでひそかに大活躍。異世界の楽しい無双ライフを満喫だ。
そんな俺に立ちふさがるのは街の英雄『勇者』。人気者だがその実態は女の子を喰いものにするほとんどヤクザな犯罪者。ヒロインをさらわれた主人公は勇者を懲らしめるために立ち上がる。俺は最高の晴れ舞台、武闘会にてついに勇者をコテンパンにすることに成功した。しかし、それは物語のほんの始まりに過ぎなかった……。
そもそも異世界って何? 魔法って何? それは転生前の地球とどう違うの? そんな素朴な疑問が主人公をとんでもない真実へと導いていく。
壮大な本格ファンタジーが今、始まる。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
救済ルートは一体どこにあるのだろうか?
十本スイ
ファンタジー
あるRPGに夢中になっていた主人公――和村月弥。
人生最高のゲームだと評するも、月弥にはどうしても納得できないことがあった。
それは、ゲーム内の登場人物であり、主人公のライバルでもある悪役キャラについて。
この悪役キャラだが、どのルートにおいても最終的には悲劇的な結末で終わってしまうのだ。
しかし月弥は、この悪役キャラに込められた魅力に惹かれ、どうにか救済ルートがないか様々な攻略法を試すが、結局見つからなかった。
だがある日、すべてのエンディングルートを辿った月弥に、それまで見たことのないゲーム画面が出現する。
そこには、新たな物語を作るか否かという選択肢が刻まれていた。
月弥は、それこそ悪役キャラを救うストーリーに違いないと、迷うことなく再度ゲームを始めようとする――が、次に気づいた時には、何故か牢獄みたいな無機質な小部屋の中にいた。
そこでふと鏡を見つけて覗き込んでみると、そこにはありえない姿をした自分が立っていた。
「まさか……冗談だろ。俺が…………俺が――――ワッツになってるなんて……!?」
そう、どういうわけか、月弥はついさっきまでやっていたゲームの悪役キャラ――ワッツとして転生していたのだ。
この先、いかなるルートにおいても悲劇に見舞われるワッツを知っている月弥は、何とかそのバッドエンドを回避すべく、ゲーム知識を活かして、努力を積み重ね、救済ルートを模索していくのである。
―連載中―
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
追い出された万能職に新しい人生が始まりました
東堂大稀(旧:To-do)
ファンタジー
「お前、クビな」
その一言で『万能職』の青年ロアは勇者パーティーから追い出された。
『万能職』は冒険者の最底辺職だ。
冒険者ギルドの区分では『万能職』と耳触りのいい呼び方をされているが、めったにそんな呼び方をしてもらえない職業だった。
『雑用係』『運び屋』『なんでも屋』『小間使い』『見習い』。
口汚い者たちなど『寄生虫」と呼んだり、あえて『万能様』と皮肉を効かせて呼んでいた。
要するにパーティーの戦闘以外の仕事をなんでもこなす、雑用専門の最下級職だった。
その底辺職を7年も勤めた彼は、追い出されたことによって新しい人生を始める……。