116 / 249
出遅れた国
アハントルト王立魔法学校卒業後は…
しおりを挟む
無事アハントルト王立魔法学校を卒業した花菜香と風雅。そこに待っていたのは政務と子守であった。
政務は二郎の領地であるアレストバートやクアレシスに関した書類を読み、可・不可に振り分けるところから始まった。
「おい、花菜香」
「はい」
「この”可”に入れた書類なんだがこれは”不可・差し戻し”だ。なぜだか分かるか?」
「いえ。分かりません」
二郎は「経験がないと分からないか」と、言いながら、
「これは水増しで予算が組まれているんだ。適正価格はもっと下がる」
「そうなんですね」
「次は風雅」
「はい」
こうして積まれた書類は減っていくのであった。
「アァーッ、アァーッ、アァーッ」
「風雅様、エミール様のオムツを変えてあげて下さい」
「分かった」
風雅が慣れない手つきでエミールのオムツを交換する。
「オムツは後で洗いますのでそちらに固めておいて下さい」
「あぁ。分かった」
そして、
「花菜香様、ミラダリーナ様が脱走します。引き戻して下さい」
「分かったわ」
小さい子の相手はそれはそれで難しく、忙しいのであった。
「これは何かな?」
「「「「1」」」」
「じゃぁ、これは何かな?」
「「「「2」」」」
今度は幼児組の相手。数字のお勉強中だ。
エルビン、コンスタンティン、アクレシス、エーベルハルトがいる。
「アクレシス様、ブリトニー様が脱走しました。捕まえて下さい」
お勉強はよく中断するのであった。
日が暮れてくるとお風呂の時間だ。
赤ちゃん組は、さすがに扱いに慣れていないと危険と判断されて、乳母たちがお風呂に入れてやるのだが、幼児組はお風呂に入れてやれる。今日は風雅の番だ。
「よく洗って、泡を落としてから湯船に入るんだぞ」
「そら4人とも、背中を流してやろう」
大人でもそうだが、背中は洗いづらい。エルビン、コンスタンティン、アクレシス、エーベルハルト、それぞれを捕まえて、背中を流してやる。
「アクレシス、それじゃぁ足は洗えてないぞ。エーベルハルトは左腕が洗えていない」
ついでに他も、洗い残しがないかチェックしてやる。
体の泡を流し、次に頭を洗う。
「指の腹でよく頭皮を洗うんだぞ」
最初は自分で洗わせ、最後に風雅が綺麗に洗ってやり、お湯で流した。
「それじゃぁ湯船に入るぞ。10数えるからそれまで肩まで入るように。1、2、3…」
湯船から上がったら乾いたタオルで拭いてやり、それぞれが新しく用意された部屋着に着替えるのであった。
着替えたらごはんだ。エルビン、コンスタンティン、アクレシス、エーベルハルトの幼児組は自分で食器を使って食べるが、食べこぼしやら、顔をベタベタにするやら、まだ慣れていない。
とりあえず、ちゃんと食べさせて、口周りを濡れたタオルで拭いてやる。食堂で食べられるのはまだ当分先かぁ。
幼児組を食べさせたあとは世話を乳母たちに任せて自分たちが食べる。
「花菜香、風雅。子供たちはどんな様子だ?」
「変わりなく、すくすくと育っていますよ」
「まだ小さい子の世話は任せてもらえませんわ」
二郎も、「まぁ、そうだろうな」と納得する。
「ところで、私の婚礼はいつ頃になりますの?」
「日取りが決まったぞ。2ヶ月後だ。お前たちは婚礼の準備に回るか?」
「えぇ。そういたしますわ」
「私も15才になったら式を挙げることになるでしょうから私も準備の方に当たらせてもらいたいと思います」
「分かった。そのように手配する」
そして2日ほどは今まで通りの生活を送り、3日後からはリーガンズ伯爵家の面々も交えて、式のことを話し合った。
「アソウ家の方々は式に手慣れているでしょう。何せ奥方も多いですし、式の演出も多く手がけているとか」
「確かに式には手慣れているかも知れません。では、演出について過去映像を交えてご説明させていただきます」
二郎は自分たちの式の過去映像を見せて、演出について説明し始めた。
「…とまぁ、これだけ一応使用実績があるのです」
「過去画像だけでいい気がしますわ」
と、そこに、花菜香が意見を言う。
「演出を派手にしてもその後税収が増えたり得をすることはありませんわ。それなら出費を抑えて他のことに使った方が有意義ですわ」
と、すかさず二郎は、
「いや、音響は入れようよ」
「音響は入れてもいいかも知れませんわ」
それから演出の話は進み、別の日には衣装選び、採寸などをした。
その話し合いの中、婚約者のジョージア・リーガンズは、
「もっと上質な物を選んでいいのだぞ。このために、父はちゃんと蓄えをしてきた」
「結婚式で見栄を張っても仕方がありませんわ。それよりも蓄えて、他のことに使った方が有意義ですわ」
「父にも見栄があるんだ。そのことを理解してほしい」
普通とは逆のケンカが始まってしまった。
「姉さん、衣装だけは相応の物を選ばないと」
「分かったわ。ちょっと趣味に合わないけれどお高い物を選ぶわ」
一応花菜香も折れてくれた。
「それではこちらのデザインで作らせていただきます」
衣装のデザインが決まったところで、略歴と、過去映像の打ち合わせに。
「隠し立てしていると、式の途中でヤジが飛びますわ。洗いざらい吐いてもらいますわよ」
「あ、うん。分かった」
波乱な式の打ち合わせであった。
政務は二郎の領地であるアレストバートやクアレシスに関した書類を読み、可・不可に振り分けるところから始まった。
「おい、花菜香」
「はい」
「この”可”に入れた書類なんだがこれは”不可・差し戻し”だ。なぜだか分かるか?」
「いえ。分かりません」
二郎は「経験がないと分からないか」と、言いながら、
「これは水増しで予算が組まれているんだ。適正価格はもっと下がる」
「そうなんですね」
「次は風雅」
「はい」
こうして積まれた書類は減っていくのであった。
「アァーッ、アァーッ、アァーッ」
「風雅様、エミール様のオムツを変えてあげて下さい」
「分かった」
風雅が慣れない手つきでエミールのオムツを交換する。
「オムツは後で洗いますのでそちらに固めておいて下さい」
「あぁ。分かった」
そして、
「花菜香様、ミラダリーナ様が脱走します。引き戻して下さい」
「分かったわ」
小さい子の相手はそれはそれで難しく、忙しいのであった。
「これは何かな?」
「「「「1」」」」
「じゃぁ、これは何かな?」
「「「「2」」」」
今度は幼児組の相手。数字のお勉強中だ。
エルビン、コンスタンティン、アクレシス、エーベルハルトがいる。
「アクレシス様、ブリトニー様が脱走しました。捕まえて下さい」
お勉強はよく中断するのであった。
日が暮れてくるとお風呂の時間だ。
赤ちゃん組は、さすがに扱いに慣れていないと危険と判断されて、乳母たちがお風呂に入れてやるのだが、幼児組はお風呂に入れてやれる。今日は風雅の番だ。
「よく洗って、泡を落としてから湯船に入るんだぞ」
「そら4人とも、背中を流してやろう」
大人でもそうだが、背中は洗いづらい。エルビン、コンスタンティン、アクレシス、エーベルハルト、それぞれを捕まえて、背中を流してやる。
「アクレシス、それじゃぁ足は洗えてないぞ。エーベルハルトは左腕が洗えていない」
ついでに他も、洗い残しがないかチェックしてやる。
体の泡を流し、次に頭を洗う。
「指の腹でよく頭皮を洗うんだぞ」
最初は自分で洗わせ、最後に風雅が綺麗に洗ってやり、お湯で流した。
「それじゃぁ湯船に入るぞ。10数えるからそれまで肩まで入るように。1、2、3…」
湯船から上がったら乾いたタオルで拭いてやり、それぞれが新しく用意された部屋着に着替えるのであった。
着替えたらごはんだ。エルビン、コンスタンティン、アクレシス、エーベルハルトの幼児組は自分で食器を使って食べるが、食べこぼしやら、顔をベタベタにするやら、まだ慣れていない。
とりあえず、ちゃんと食べさせて、口周りを濡れたタオルで拭いてやる。食堂で食べられるのはまだ当分先かぁ。
幼児組を食べさせたあとは世話を乳母たちに任せて自分たちが食べる。
「花菜香、風雅。子供たちはどんな様子だ?」
「変わりなく、すくすくと育っていますよ」
「まだ小さい子の世話は任せてもらえませんわ」
二郎も、「まぁ、そうだろうな」と納得する。
「ところで、私の婚礼はいつ頃になりますの?」
「日取りが決まったぞ。2ヶ月後だ。お前たちは婚礼の準備に回るか?」
「えぇ。そういたしますわ」
「私も15才になったら式を挙げることになるでしょうから私も準備の方に当たらせてもらいたいと思います」
「分かった。そのように手配する」
そして2日ほどは今まで通りの生活を送り、3日後からはリーガンズ伯爵家の面々も交えて、式のことを話し合った。
「アソウ家の方々は式に手慣れているでしょう。何せ奥方も多いですし、式の演出も多く手がけているとか」
「確かに式には手慣れているかも知れません。では、演出について過去映像を交えてご説明させていただきます」
二郎は自分たちの式の過去映像を見せて、演出について説明し始めた。
「…とまぁ、これだけ一応使用実績があるのです」
「過去画像だけでいい気がしますわ」
と、そこに、花菜香が意見を言う。
「演出を派手にしてもその後税収が増えたり得をすることはありませんわ。それなら出費を抑えて他のことに使った方が有意義ですわ」
と、すかさず二郎は、
「いや、音響は入れようよ」
「音響は入れてもいいかも知れませんわ」
それから演出の話は進み、別の日には衣装選び、採寸などをした。
その話し合いの中、婚約者のジョージア・リーガンズは、
「もっと上質な物を選んでいいのだぞ。このために、父はちゃんと蓄えをしてきた」
「結婚式で見栄を張っても仕方がありませんわ。それよりも蓄えて、他のことに使った方が有意義ですわ」
「父にも見栄があるんだ。そのことを理解してほしい」
普通とは逆のケンカが始まってしまった。
「姉さん、衣装だけは相応の物を選ばないと」
「分かったわ。ちょっと趣味に合わないけれどお高い物を選ぶわ」
一応花菜香も折れてくれた。
「それではこちらのデザインで作らせていただきます」
衣装のデザインが決まったところで、略歴と、過去映像の打ち合わせに。
「隠し立てしていると、式の途中でヤジが飛びますわ。洗いざらい吐いてもらいますわよ」
「あ、うん。分かった」
波乱な式の打ち合わせであった。
0
お気に入りに追加
155
あなたにおすすめの小説
無尽蔵の魔力で世界を救います~現実世界からやって来た俺は神より魔力が多いらしい~
甲賀流
ファンタジー
なんの特徴もない高校生の高橋 春陽はある時、異世界への繋がるダンジョンに迷い込んだ。なんだ……空気中に星屑みたいなのがキラキラしてるけど?これが全て魔力だって?
そしてダンジョンを突破した先には広大な異世界があり、この世界全ての魔力を行使して神や魔族に挑んでいく。
家族全員異世界へ転移したが、その世界で父(魔王)母(勇者)だった…らしい~妹は聖女クラスの魔力持ち!?俺はどうなんですかね?遠い目~
厘/りん
ファンタジー
ある休日、家族でお昼ご飯を食べていたらいきなり異世界へ転移した。俺(長男)カケルは日本と全く違う異世界に動揺していたが、父と母の様子がおかしかった。なぜか、やけに落ち着いている。問い詰めると、もともと父は異世界人だった(らしい)。信じられない!
☆第4回次世代ファンタジーカップ
142位でした。ありがとう御座いました。
★Nolaノベルさん•なろうさんに編集して掲載中。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
目立ちたくない召喚勇者の、スローライフな(こっそり)恩返し
gari
ファンタジー
突然、異世界の村に転移したカズキは、村長父娘に保護された。
知らない間に脳内に寄生していた自称大魔法使いから、自分が召喚勇者であることを知るが、庶民の彼は勇者として生きるつもりはない。
正体がバレないようギルドには登録せず一般人としてひっそり生活を始めたら、固有スキル『蚊奪取』で得た規格外の能力と(この世界の)常識に疎い行動で逆に目立ったり、村長の娘と徐々に親しくなったり。
過疎化に悩む村の窮状を知り、恩返しのために温泉を開発すると見事大当たり! でも、その弊害で恩人父娘が窮地に陥ってしまう。
一方、とある国では、召喚した勇者(カズキ)の捜索が密かに行われていた。
父娘と村を守るため、武闘大会に出場しよう!
地域限定土産の開発や冒険者ギルドの誘致等々、召喚勇者の村おこしは、従魔や息子(?)や役人や騎士や冒険者も加わり順調に進んでいたが……
ついに、居場所が特定されて大ピンチ!!
どうする? どうなる? 召喚勇者。
※ 基本は主人公視点。時折、第三者視点が入ります。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
兎人ちゃんと異世界スローライフを送りたいだけなんだが
アイリスラーメン
ファンタジー
黒髪黒瞳の青年は人間不信が原因で仕事を退職。ヒキニート生活が半年以上続いたある日のこと、自宅で寝ていたはずの青年が目を覚ますと、異世界の森に転移していた。
右も左もわからない青年を助けたのは、垂れたウサ耳が愛くるしい白銀色の髪をした兎人族の美少女。
青年と兎人族の美少女は、すぐに意気投合し共同生活を始めることとなる。その後、青年の突飛な発想から無人販売所を経営することに。
そんな二人に夢ができる。それは『三食昼寝付きのスローライフ』を送ることだ。
青年と兎人ちゃんたちは苦難を乗り越えて、夢の『三食昼寝付きのスローライフ』を実現するために日々奮闘するのである。
三百六十五日目に大戦争が待ち受けていることも知らずに。
【登場人物紹介】
マサキ:本作の主人公。人間不信な性格。
ネージュ:白銀の髪と垂れたウサ耳が特徴的な兎人族の美少女。恥ずかしがり屋。
クレール:薄桃色の髪と左右非対称なウサ耳が特徴的な兎人族の美少女。人見知り。
ダール:オレンジ色の髪と短いウサ耳が特徴的な兎人族の美少女。お腹が空くと動けない。
デール:双子の兎人族の幼女。ダールの妹。しっかり者。
ドール:双子の兎人族の幼女。ダールの妹。しっかり者。
ルナ:イングリッシュロップイヤー。大きなウサ耳で空を飛ぶ。実は幻獣と呼ばれる存在。
ビエルネス:子ウサギサイズの妖精族の美少女。マサキのことが大好きな変態妖精。
ブランシュ:外伝主人公。白髪が特徴的な兎人族の女性。世界を守るために戦う。
【お知らせ】
◆2021/12/09:第10回ネット小説大賞の読者ピックアップに掲載。
◆2022/05/12:第10回ネット小説大賞の一次選考通過。
◆2022/08/02:ガトラジで作品が紹介されました。
◆2022/08/10:第2回一二三書房WEB小説大賞の一次選考通過。
◆2023/04/15:ノベルアッププラス総合ランキング年間1位獲得。
◆2023/11/23:アルファポリスHOTランキング5位獲得。
◆自費出版しました。メルカリとヤフオクで販売してます。
※アイリスラーメンの作品です。小説の内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる