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忍びの魔法少女クロハ①〜人々の目に晒される忍びの体!拘束ダークマターバイブ無限絶頂〜

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 忍びの魔法少女クロハは、その名の通り忍者で魔法少女である。

 古の時代から密かに、しかし連綿と続いてきた忍者の家系に生まれた彼女は、幼い頃からの修行により様々な忍術を体得しており、そこに魔法の力が加わったことで変装を超える姿の変化や、ステルス性の高い隠れ身で姿を消したり、あるいは魔法と忍術の合わせ技で奇襲したりと、魔法少女たちの中でも特異な能力を持つ。

 また特異なのはその能力だけでなはない。彼女の経歴も特異そのもの。

 クロハは二十四歳、OL。大卒で大手企業に勤めている——もちろん、これは世を忍ぶ仮の姿である。

 大学まで入ったのは、ヤリサーで房中術を極める為。大手企業に入社したのは、世の中の情報収集を行う為。忍びとして世の悪を成敗する為に、彼女は全てを捧げてきて——そして不可思議なる縁にて、魔法少女に選ばれたのである。

 二十歳を超えている年齢で魔法少女を名乗るには忍びの精神力を持ってしても少々気恥ずかしいところがあるが、切れ長の瞳に、艶やかにして長い黒髪、細身ながらも適度に肉の付いた肢体は若々しく、また水の魔法少女セイナのように非常に発育の良い魔法少女や、慈愛の魔法少女マリアという明らかに少女ではない年齢と肉体の者もいるので、まあ少女でもいいかという忍びにあるまじき適当さで魔法少女という称号を受け入れたのである。

 他の三人に比べて年上であり、現役の社会人であり、忍びの者であることから、仲間うちでは相談役や作戦立案を務めてきた。

 厳しくも仲間を導いていく、信頼の置けるお姉さん。

 それが、忍びの魔法少女クロハである。

 そんな彼女は、自らが務める会社の所有する大ホールのステージの上にて、豪奢な椅子に——両腕を背後に回され、脚はM字開脚の姿勢、更には目隠しをされ、口にはボールギャグを噛まされ、そして全裸で——ゴムのような光沢を放つ黒い紐状のもので、縛られていた。

「くっ……ふっ……う……」

 クロハは忍びである。故に気配でわかる。この大ホールには多くの——それこそ数えきれないほどの人間がおり、その視線が全て自分に、くぱぁ……と開かれているおまんこと、ツンと立った乳首が目立つ、形の良いおっぱいに注がれているということが。

(何て……嫌な気配なのだ……人々の悪意……ではない。強い、性の欲求を感じる……)

 忍びとしての鋭敏すぎる気配感知能力と、豊富なセックスの経験が、場に満ちる性の気配を感じ取る。

 クロハにとって、セックスとは手段である。男を骨抜きにし、情報や隙を作る為の手段。だからこそ、クロハの体は男を喜ばせることに特化している。頬は可愛らしく朱に染まり、乳首やクリは活き活きと勃起し、おまんこもすぐにびしょびしょに濡れる。気持ちのいいセックスをする為の肉体がすぐに出来上がる……今まさにそういう風になっており、観客からは「おい見ろ。何もしてないのにおまんこが涎を垂らしてるぞ」とか「いじってくださいと言わんばかりにクリを勃起させおって」とか「口元から溢れた唾液が肌を伝う様……なんと艶かしい……」とか「視姦で感じるとは変態だな」とか好き放題に言われている。

 忍びとしての身体が大衆の目に晒されているという屈辱……。

 だが、この程度でクロハは絶望したりしない。

 このような状況は想定していたし、故に勝機も見えている。

(肌を合わせれば……肉体を重ねれば……この程度、どうとでもなる……)

 セックスは自らを喜ばせるものではなく、相手を快楽に溺れさせる為に必要なもの。故にセックスは道具と言い換えてもいい。

 これまでのセックスでも、感度のいい肉体を自らでコントールし、相手を完璧にリードし、何百人という数多の男をイカせてきた。

 肉体は自分にとって最強の女の武器。

 それを活かす機会が訪れれば……。

(恐らくこれから私は性欲処理の道具として扱われる……だが、そこにこそ勝機がある……)

 今はチャンスを待つ……。

「んっ……っ……」

 おまんこをひくひくと物欲しそうに動かす。皆の視線が更に集中するのを感じる。それは肉体を火照らせるが、これだけ期待感が高まっていれば、いざ本番が始まった時に相手をコントロールしやすいというもの。

 そんなことを考えていたところ、不意にホールに静寂が降りた。

「本日は遠いところ、我が社とダーク・レイド様との友好の証のパーティに足を運んでくださりまして、誠にありがとうございます」

 よく通る声がホールに響き渡った。

 クロハの勤めている企業の、会長の声である。

(ダーク・レイドとの友好の証のパーティーだと……? よくも、そんな事を……)

 この世に真の悪というものが存在するのなら、それはこの会長であろうとクロハ思う。

 魔法少女たちの敗北を知った会長は老体でありながらも、すぐさま行動を起こした。

 それはあろうことか「クロハはうちの社員なので、孕み奴隷などというものにされては困る。しかし、もしするというのなら、何らかの見返りを頂きたい」というダーク・レイドへの交渉の申し込みであった。

 魔法少女は魔法によって正体がバレないように——変身前と同一人物であると認識出来ないように——なっている。だが会長はクロハが何か闇の仕事をしていると勘付いており、怪人の出現日にクロハが会社を休んでいたことなどから、概ね正体を予想していた。それが、敗北により明らかになった。

 正体を知り、それをネタにして脅す——というような、低俗な思惑があったわけではない。けれど金儲けの為に利用出来るものは全て利用するというのが会長の理念であり、今回はその利用出来るものがクロハとダーク・レイドであったというだけのことである。

 この会長の申し出を、ダーク・マーラは非常に面白がった。

「我らと交渉だと? ククク……人間の中にここまで強かで恐れ知らずな者がいるとは……。面白いではないか」

 それで、ダーク・マーラはダーク・ミラージュと会長を引き合わせ、二人でクロハの処遇と、ビジネスについて語り合い……その結果、会社でダーク・レイドの用いている道具を取り扱うことが出来るようになったのである。

 ダーク・マーラの政治手腕とダーク・ミラージュの技術提供により大きく飛躍しつつある人類。

 そこに与えられる道具。独占禁止法など人類の定めた法律は関係なく、これで大企業は更なる発展が約束された——が、これだけでは面白くない。と言ったのはダーク・ミラージュだ。

 影の怪人は提案した。

「様々な企業に商品を与え、販路を拡大させるべきでしょう。こちらは商品を卸し続けるので、売るところが増えるほど大元の得る利益は大きくなります。そしてその際に……この国には接待という文化があるのでしょう? その接待とやらをクロハにさせるのです。我々ダーク・レイドはこれまでの魔法少女たちとの戦いのせいで、悪の軍勢などと恐れられていますが、それは一方からの視点で見た場合そのように見えただけであり、実は違います。我々はより良い世界を目指しているだけなのです。なので、日常の中に我々の商品が入り始めれば人々の意識も変わるはずです。我々の商品を人々に扱って貰う為に、取引先の相手をクロハで接待し、商品を売り込むのです」

 この経営戦略に、会長は頷いた。

 それで、クロハは接待を行うことになったのである。

 拘束性奴隷としての接待を。

「こちらに拘束しておりますのが、我が社の社員であった黒羽くろは……あの忍びの魔法少女クロハです。お恥ずかしいことながら、社員の姿であった時は目立たない女性だったので、正体に気付きませんでした……が、しかし、それが彼女の忍びとしての優秀さの証明でしょう。とはいえ、こうして裸にしてみると……思いの外、肉体の主張が激しいことに驚きを隠せません。見てください、彼女のおまんこを。皆様の視線を受けて興奮し、メス汁を垂らし、淫らにひくついているのがわかることでしょう」

 本当はクロハの正体に気付いており、それで素早く行動を起こしたにも関わらずこの言い様……客へのユーモアと、クロハへの皮肉を込めた語りに、客から嘲りの小さな笑いが漏れる。

「……っ!」

 ギャグを噛まされていなければ、悔しさで舌を噛み切っていたかもしれない。

 それほどの屈辱——だが、本当に舌を噛むわけにはいかない。あれで自死出来る確率は極めて低いし、クロハには彼女を待つ仲間がいるのだ。

(今は、耐える時間だ……刃の下に心と書いて忍び……心の臓に刃を突きつけられても動じない心。それを持つのが、私、忍びの魔法少女クロハなのだ……)

 危機的状況であっても心を乱さない。

 忍びの心得を思い出し、自身と周囲の人間たちに抱いていた怒りを沈めていく。

「クロハを拘束している、こちらの黒い紐状の物体についてですが……これについては、ダーク・レイドのダーク・ミラージュ様が説明してくださるということです。……それでは、どうぞ、ダーク・ミラージュ様」

 ダーク・ミラージュ様……。

 敵である怪人に様を付けて呼ぶ、へりくだった姿勢……。

 負けた自分がそれにとやかく言う資格はない。生きる為に強者にこびへつらうことは仕方のないこと……忍びとしてそれはわかっているが、人として、魔法少女としては許せない思いが強い。

(こいつらに、人としての誇りはないのか……)

 人が全てこのような精神であるとは思わない。だが、このような精神を持つ者だけが、今クロハの目の前にいる。

(体が動けば、成敗するところだが……くっ……!)

 拘束された肢体は、どれだけ力を入れてもこの黒い物質を破ることが出来ない。僅かに震える体は怒りではなく、肉と肉との接触を期待し、待ち遠しく思っているような淫らな印象を人々に与えてしまう。

「……っ……ん、ふっ……」

 クロハの怒気を察してはいるだろうが、ダーク・ミラージュは軽やかな声で説明を始めた。

「みなさん、初めまして。ご紹介いただきました、ダーク・ミラージュです。こちらの世界の社会的な挨拶の文化に関してはあまり詳しくはないので、このような短い挨拶でご容赦ください。……さて、早速ですが、こちらのクロハを縛っているこれが、我らがダーク・レイドが人類の皆さんに提供する商品、ダークマターです」

 会場にざわめきが奔る。

 ダーク・マター。未だ人類にとっては未解明物質であるそれが、一人の女を縛り上げるのに使われている……人々は口に出来ないような不思議なアンバランスさを感じた。

「動画を見た方もおられると思いますが、これは他方では思念によって人を操る道具として使っています……ですが、あれはこの物質の持つ機能の一つにすぎません。今回は形状の変化などを楽しんでいただきたいと思います。……ダークマターは非常に強靭かつ柔軟性に富み、あらゆる形状を取ることが出来ます。また熱や冷気にも非常に強く、如何なる環境下でも最高のパフォーマンスを発揮する至高の暗黒物質です。恐らく……いえ、間違いなく、この物質はこの世界に存在するどのような兵器でも破壊はおろか、傷を付けることすら出来ないと断言出来ます」

 再びさわめく人々。

 それがどういう意味を持つのか、人々が考え始める前に、ダーク・ミラージュは言った。

「兵器と比較したことで不安を感じた方もおられるかもしれまんせが、あくまで一つの例として述べただけです。とにかく頑丈で、人が使っても壊れないと伝えたかっただけですので、ご安心を。……私が真に皆さんにお伝えしたいのは、ダークマターがどのような形状にも姿を変えることが出来る。ということです」

 ダーク・ミラージュがスッと影の腕を前に出すと、そこに黒い立方体が出現した。

 ゴム素材のような鈍い光沢を放つそれ。

「これがダークマターの、皆さんに提供する際の基本の形です。そしてこれは、このように、望み通りの形にすることが可能です」

 そう言い終わるや否や、それはグネグネと液体のように姿を変えていく。

 ねじれ、伸び、尖り、球になり、輪を作り、いくつも枝分かれし、木と枝の如きシルエットになり、かと思えば、隣にいる会長の姿にもなる……全ての変化がダーク・ミラージュの掌の上で行われ、人々はある種の手品を見せられた時と同じく、賞賛と驚きの拍手を送った。

「わかりやすい変形をお見せしましたが、サイズを大きくすることも可能ですし、逆に小さくすることも可能です」

 立方体がダーク・ミラージュの姿を覆い隠すほどに大きくなったかと思うと、それから徐々に縮んでいき、視認出来ないほどの小さくなった。

「質量保存の法則とは無縁です。我々からすればこれはあって当然の物質ですが、あなた方人類にとっては夢の物質なのでしょうね」

 立方体の大きさはもう最初と同じサイズになっている。

 人々の胸は躍った。

 確かにそれは夢の物質であった。

 だが——この興奮の中で思う。

 それと、拘束されているクロハと、一体どういう関係があるのか? と。

 クロハ自身も、このパフォーマンスと自分との関連性について、いくら考えてもわからないでいた。魔法少女でも解けない拘束。それを可能にしている物質。そう宣伝するならば、裸にする必要はない。裸にし、おまんこを晒しているということは、当然それを使う予定があるということだ。

(一体、何をするつもりなのだ……?)

 ダーク・ミラージュとクロハに交互に注がれる視線。

 観客のテンションがピークに達しているのを見て取り、ダーク・ミラージュはダークマターを宙に浮かせた。

「それではこれより、皆さんお待ちかねのショーを始めるとしましょう。フフフ……さあ、そこのあなた……それをクロハのおまんこに入れなさい」

 生唾を飲み込みクロハの姿を見ていた小太りの男の下に、ダーク・ミラージュはダークマターを送った。男が戸惑い、本当に自分でいいのか? というような視線をダーク・ミラージュに向けると、肯定の頷きがそれに返された。

 男はダークマターを恭しく受け取ると、クロハの下へ行き、それを、愛液をだらだらと流し、潤っているおまんこに充てがった。

 途端、ダークマターはドロドロと解けるように形を変え、クロハのおまんこに侵入した。

「ふっ、ぐっ!?」

(くうっ!? こ、これがダークマター!? 私の、中に……入って……お、おまんこの、中が、いっぱいに……っ!)

「んっ……ぐ、うっ……!」

 ビクビクと小刻みに震えるクロハの体……。

 ギャグを噛まされているが故にくぐもった声しか出ないが、それが逆に人々の想像力を働かせる。

 ダークマターは、セックスに於いてどのような風に機能するのか?

 おまんこから出ているダークマターの一部は円柱のような形を取っており、さながら持ち手である。ならば当然、あれはおまんこを責める道具……。

 これから起こる出来事を期待し、人々の視線に自然と熱が籠る。そんな中でダーク・ミラージュは静かに言った。

「そろそろ良いでしょう。それを抜いてみてください」

 指示を受け、男は頷き、ダークマターを掴み、ズッと僅かに引いた。

 瞬間——

「んぶぅっっ!?♡」

 ビクンッ♡ と拘束を引きちぎらんばかりに、クロハの体が跳ねた。

「うおっ!?」

 驚きの声を上げる男。

 しかしそれ以上に驚いているのはクロハだった。

(な、なんだ!? 今の、感覚は!? セックスに慣れてるのに——こんな玩具での責め、どうということ、ない——はずなのに——!)

「フフフ……」

 ダーク・ミラージュが愉快そうに小さな笑い声を漏らした。

 その間も、少しずつ、少しずつダークマターがクロハのおまんこから引き抜かれており、中に入っていた部分が外に姿を見せる度に、

「んぐん゛ん゛っ♡ んん゛んん゛んっ♡♡♡」

 クロハの体——特に下腹部が大きく上下し、明らかに快感を感じていることを表している。

(こ、こんなっ! う、嘘だっ!!! こんな、ちょっと、黒いのが動いただけで——んぎぃい゛い゛い゛♡♡♡イ、イクなんてえええええ♡♡♡)

 観客はこれに沸いた。

「あのクールなクロハが、まさかこんな声を上げるなんて……」

「見ろ、ものすごい量のマン汁が盛れてるぞ。まるでおもらしをしているかのようだ」

「大学では房中術の修行で百人斬りをしたと聞いていたが……それがあそこまで乱れるとは……」

 目の前で繰り広げられる淫らなるショーに、息を呑む人々。

 恐らくあれはダークマターがバイブに変形したものだろうということは想像がつくが、しかしそれで何故あれほどまでにクロハは感じているのか?

 その疑問が人々の心に浮かんだまさにその時、ダーク・ミラージュは答えを示した。

「ダークマターはどのような形にもなります。その性質を利用し、おまんこの型取りをしたのです。これがどういう意味かわかりますね? ……そうです。あのダークマターはクロハに——クロハのおまんこに、完璧にフィットする形となったのです」

「んぐん゛ん゛っ♡♡♡ん゛ーーーーっ♡♡♡ん゛ん゛ん゛~~~ッ♡♡♡」

(こ、これは♡だめだっ♡だめ♡だめえええええッ♡♡♡おまんこ♡おまんこが♡裏返ってしまうううう♡♡♡おまんこのひだひだ♡一個一個に♡黒いのが♡あっ♡当たって♡♡♡ぴったり♡張り付いて♡引っ張られて——んぎいいいいいい♡♡♡イク♡♡♡イカされてるううううううう♡♡♡こんな♡玩具みたいなのにッ♡♡♡簡単にイカされてしまってるううううううッ♡♡♡)

 拘束されていなければ、クロハはあまりの快感に手足をばたつかせていただろう。

 強烈すぎる快感を逃す為に、暴れ、暴れ、疲れ、脚がピンと伸び、ベッドであれば手はシーツを引き裂かんばかりに掴み、体のありとあらゆるところを使って、快楽の衝撃を逃そうとしたに違いない。

 だが、現実は動けない。

 快感はおまんこという一点に集中している。

 意識は他のどこへも向けられない。

 快楽を逃す場所がない。

「う゛ぅ~~~っ♡♡♡んぐぐぐん゛ん゛~~~ッ♡♡♡」

(だめっ♡だめっ♡♡だめぇえええ♡♡♡これだめぇえええええ♡♡♡た、耐えられないっ♡一秒もイクの我慢出来ないいいいいい♡♡♡わ、私は、セックス得意なのにいいいいい♡♡♡おまんこ気持ちよしゅぎりゅううううう♡♡♡おまんこイキまくってりゅのおおおおおお♡♡♡)

 元より快感を感じやすい体。それが衆人環境に晒されていたことで敏感になっていた。そこに入れられた、ダークマターの完璧なバイブ……。

「ふーーーーっ♡♡♡ふーーーーーーっ♡♡♡」

 イキ声が荒くなる。

 だがまだダークマターは半分以上残っている。

 その様子に、ダーク・ミラージュは口添えをした。

「先程説明した通り、ダークマターはどのような形にもなります。あなたが望むなら、それを伸ばすことも出来ますし、振動させることも出来ます。更に形を変化させるのもいいでしょう」

「お、俺の、望み通りに……?」

「はい。それは、あなたが思い描く形となります」

 ダーク・ミラージュの言葉を受けて、男はごくりと生唾を飲み込んだ。

 もしこの時、クロハが目隠しをされていなかったら、彼女の強い怒りが籠る視線に怖気づかされたかもしれない。あるいは、口にギャグが噛まされておらず「もうだめぇ……」とか「やめてぇ……」などと言われたら、これまで普通の生活を送っていた男の良心が痛み、心が萎えたかもしれない。

 けれど男の前にいるのは拘、束され「ふーーーーっ♡♡♡ふーーーーっ♡♡♡」とくぐもった呼気を唾液と共に吐き出しているクロハである。

 言うなれば今のクロハは男にとってモノであった。

 与えた快感に応じて一定の反応を示すモノ。

 人として扱う必要のないモノ。

 敗北し自由を奪われ、抵抗も出来ない魔法少女——というモノ。

 だから、どこまでもやりたいことが出来る。

「んむう゛ぅっ!?♡♡♡」

(なっ、あっ!?♡バイブが、中に、入ってきてるっ!?♡く、ひぃっ!?♡ひっぱられてたおまんこがっ♡押し戻されてりゅうっ!?♡)

「ん゛ーーーっ♡ん゛ーーーっ♡♡♡」

 並みの拘束であれば引き千切っていただろうが、クロハを縛っているのはダークマターである。どれだけ暴れても今のクロハではどうしようもない。

 ギチギチと肢体を締め上げるそれは柔軟かつ強靭。柔らかな肉に食い込み、クロハの込めた力を無意味にする。

「おぉ……すごい暴れようだ……それだけ感じているということだね……」

 男の下卑た笑いがクロハの顔にかかる。

 クロハそれに「むーーーっ♡♡♡ん゛ん゛ん゛ん゛ーーーーーッ♡♡♡」と絶頂を返すことしかできない。

 ぶっしゃっ♡ぶしゃぁっ♡と愛液が迸り、それがスーツにかかるが、男は気にしない。むしろ喜びを感じている。

 あのクロハが自分の入れたダークマターバイブで感じて、絶頂し、潮を吹いている……。こんなにも得難い経験があるだろうか? いや、ない。

 人生を何度繰り返しても、こんなことが出来るのはこの一度きりだ。そうに違いない。そう思うからこそ、男は責める手を緩めない。

 ずちゅ、ずずず、ずちゅ……。

 ゆっくりと進むバイブ。

 芋虫の如き歩みでクロハは何度も絶頂し、体を退け反らせようとして、それも叶わず、顎を僅かに上下させるのみ。

 それでも涎は飛び散り、体から吹き出した汗と混じり合い、メス臭い匂いを醸している。

 と、そんな時——

 ごちゅぅ♡

「ふぐぅっ!?♡」

「ん? 止まった……? ……ああ、そうか。これが防御結界というやつか。出来れば子宮の中まで入れてみたかったが……」

 ごちゅぅ♡ごずちゅぅ♡

「んんぐぐっ♡♡♡んんん゛ん゛~~~♡♡♡

(あ、当たっているっ♡子宮口に♡硬いのが♡当たって♡ん♡ひぎぃっ♡♡♡)

「うーむ……これ以上進めそうにないな……だったら……」

 ずちゅ……ず……ゔゔゔ……ゔゔ……。

「んぐう゛う゛う゛う゛う゛っ♡♡♡」

(っ♡あぁんっ♡♡♡バイブが♡ふ、震えて——いひいいいいいいい~~~っ♡♡♡こ、これだめっ♡だめなやつっ♡おっ、おまんこの♡お゛っ♡お、奥ぅっ♡♡♡気持ちいい♡♡♡とこぉっ♡ぜ、全部♡全部震えてりゅうううう♡♡♡んおおおおおおおっ♡♡♡イグ♡♡♡イっちゃううううう♡♡♡気持ちよしゅぎりゅうううう~~~ッ♡♡♡)

「ふーーーーっ♡♡♡ふーーーーっ♡♡♡んむーーーーっ♡♡♡」

「おおっ! わかる! わかるよ! クロハちゃんがすごく感じてるのが! 俺の握るこの黒いバイブを通して伝わってくる! おまんこがイって震えてるのがわかるよ~!」

「ん゛ん゛ん゛ーーーっ♡♡♡」

(やめてっ♡やめてえええええ♡♡♡これ以上気持ちよくしないでえええええ♡♡♡これ止めてええええ♡♡♡イってる♡♡♡イってるからあぁっ♡♡♡クロハの雑魚まんこ♡もうイキまくってるからああああっ♡♡♡セックスが得意とか言ってごめんなさいいいっ♡♡♡クロハのおまんこ弱々だったのぉっ♡おまんこすぐ気持ちよくなっちゃうのおおおおっ♡♡♡だから♡だからもう——♡♡♡)

「ふーーーっ♡♡♡う゛ーーーーっ♡♡♡ふぅーーーっ♡♡♡」

 声にならない声で、必死になって男に懇願するクロハ。

 だがそれは男にはおねだりにしか見えなかった。

「気持ちいい? うんうん。気持ちいいよね? 大丈夫。もっと気持ちよくしてあげるからね。まだちょっと勝手がわからなくて、弱い振動しか与えられなかったけど、何となく使い方がわかってきたから……うん。そろそろフルパワーでイカせてあげるよ」

「んむぅっ!?♡」

 だめぇっ! と叫んだのだろう。

 だが無論、その叫びは届かず、男は無慈悲に宣言した。

「よし、イケ! イケ、クロハ!」

 ぐじゅちゅぅっ! ぐぐぐ! ゔゔゔ! ぐぐずじゅちゅう~~~っ!!!

「んごおおおおお゛お゛お゛お゛お゛っっっ!?!?!?♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 言うなればそれは、おまんこに完全にフィットする、相性最高の極太おちんぽが、通常の形状を無視して蛇の如くおまんこの中でのたうち回っている状態であり——つまりは人智を超えた異常なる快楽であった。

(んごおおおおおおおっ♡♡♡バ、バイブが♡♡♡おまんこの中で♡うねって♡ごりゅごりゅ♡♡♡気持ちいいところ♡全部♡抉ってりゅううう~~~♡♡♡これ♡これぇっ♡もう無理もう無理もう無理いいいいいい♡♡♡おまんこ広がっちゃううううう♡♡♡おまんこおかしくなっちゃうううううう♡♡♡んああああああああああ♡♡♡イグの止まらないいいいいいい♡♡♡おかしくなりゅうううう♡♡♡おまんこおかしくなっちゃうううううう♡♡♡くひいいいいいいいい~~~♡♡♡)

 ぶしゃぶしゃぁっ♡♡♡ と吹き散らかされる愛液。それで更に滑りが良くなり、おまんこの中で暴れ回るダークマターバイブ。

 与えられる快感は簡単にクロハの許容出来る範囲を超えて、快楽神経を焼き切り、猛烈な絶頂を体に刻み込む。

「んぐおおおおおおお♡♡♡んむうううううう♡♡♡ううううううう~~~ッ♡♡♡」

「はっはっはっ! これはすごいな! あのクロハちゃんがこんなにイキまくるなんて!もうこっちの服がびしょびしょだよ! このままずっとこれを入れてたら、おまんこがふやけてしまうんじゃあないか?」

 男が冗談めかして言うと、会場に笑いが満ちた。

 それはそのくらい、ある種、シュールな光景であった。

 たった一本のバイブで無限にイカされる魔法少女の姿……。

「やめて」という声を上げられないせいで、快感を享受し、イキ狂っているようにしか見えない。

「むぐううううう♡♡♡ふおおおおおお♡♡♡」

(もうだめええええ♡♡♡もうだめなのおおおお♡♡♡抜いて♡♡♡これ抜いてえええええ♡♡♡もう許してえええええ♡♡♡やめてええええええ♡♡♡)

 どれだけ必死に許しを求めても、それが人々に届くことはない。

 ダーク・ミラージュはそんな様子を愉快げに眺めている。

「フフフ……わかりますよ、クロハ。あなたがもうやめてと言っているのが。ですから、そうですね……こちらの条件を飲めばやめてあげましょう」

「むぐうぅっ!?」

(な、なにっ!? なんなのっ!?)

「簡単なことです。防御結界を解くのです」

「——っ!」

(そんな、こと——!)

「おや、躊躇していますね。出来るわけがない。絶対にしない。……わかりますよ。他の魔法少女と同じく、あなたもまたそう言っているのが」

「ふーーーっ♡♡♡ふーーーっ♡♡♡」

 例えどれだけイカされて、心が折れそうになっていても、超えてはならない一線というものがある。

 それが防御結界であった。

 これは絶対に解除しない。どれだけの責め苦を受けようと、解除したりはしない。他の仲間も決して解くことはない。

 仲間への信頼、約束——それがクロハの精神をぎりぎりのところで守っている。

 けれどダーク・ミラージュは、その想いすらも嘲笑うかのように言った。

「フフフ……美しい友情です。美しい絆です。それが既に裏切られているとも知らずに、信じる様は……フフフ……本当に美しい……」

「んんぅっ!?」

 クロハは耳を疑った。

 既に裏切られている——それはつまり、もう誰か屈してしまった魔法少女がいるということなのか——いや、あるいは、これも心を揺さぶる作戦なのではないか——。

 動揺する心を鎮めようとする。

 だが、一度生まれた疑念は消えてくれない。

(ふっ♡あ♡本当に、誰かが、堕ちてしまったとでもいうのか!? 嘘……だと思いたい……けど、けど……おっほおおおおおっ♡♡♡)

「んぐうううううーーーーーーっ♡♡♡」

 思考の最中に襲ってくる絶頂。

 それから逃れる術はなく、あっさりとイってしまうも、それで終わりではなく、絶頂の波は止まることなく次から次へと押し寄せてくる。

「フフフ……そのままイキ続けなさい、クロハ。もし次に会う時、あなたの心がまだ壊れていなかったら……その時は、もっと楽しいことをするとしましょう」

 ダーク・ミラージュはそう言い残し、深々と一礼すると姿を消した。

 主賓の退場によりパーティーは終わり——ではなかった。それは始まりの合図であった。

「ご来場の皆様、大変長らくお待たせいたしました。デモンストレーションはここまで。皆様がクロハの痴態に気を取られている間に、お手元にダークマターを配布させていただきました。ここからは、それをお使いになり、どうか存分にその性能をお試しください。クロハの体を使って」

 会長の宣言が終わると共に、人々はクロハに殺到した。

 最初の男のバイブがずりゅりゅぅっ! と抜かれ「んんぐううううーーーーっ♡♡♡うううううーーーーっ♡♡♡」とクロハは盛大にイキ、大量の潮と愛液をばら撒いたが、それを浴びることを嫌う者はこの場にはいなかった。

 じょばじょばじゃあああ!!! と小便の如く大量に漏らされた潮を浴びつつ、別の男がダーク・マターをクロハのおまんこにぶちこんだ。

「んぐううううううーーー♡♡♡」

 絶頂。だがそれで終わりではない。

「形が自由なんだから、何本入れてもいいだろう?」

「変形させてケツ穴に入れてやろう」

「乳首吸引でもやってみるか」

「乳首だけでは可哀想では? クリトリスも吸引しないと不公平ですよ」

「なあ、みんなでおまんこにいくつこれが入るか試してみないか?」

 口々にクロハの前でこれから行うことを口にする人々。

 やはりクロハはモノであり、彼らかすればいないのと同じなのだ。

 ここにいるクロハは人ではない。

 快楽を与えると、良い反応を示してくれるモノ。

 だから彼らは止まらない。

 大きく大きく膨れ上がった欲望を、ひたすらにクロハに注ぎ込む。

「ん゛ん゛ん゛———♡♡♡んふおおおおお゛お゛お゛ーーーッ♡♡♡」

 ホールにはクロハのイキ声と、人々の笑い声が響き渡り続けた……。
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