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ハプニング喫茶でのハプニングフェラ
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「ハプニング喫茶へよ~こそ~!」
木製の扉を開けるや否や、元気な声が飛んできた。
声の主は、何かはわからないが獣っぽい耳を突き立て、ギャルっぽい溌剌とした雰囲気を発している獣人の女の子であった。
服装は裸エプロン。パンツは履いていない。エプロン越しに乳首の尖り具合がうかがえる。正々堂々たる薄手の裸エプロンであった。
おっさんが服装を観察した時間は僅か0.1秒。
その0.2秒後に、ギャル獣人は大声を上げた。
「何名様で——って、も、もしかておっさんっすかぁっ~~~!?」
「はい。おっさんですが……?」
どういう感情による驚き方なのか。
おっさんが考察するよりも早く、ギャル獣人はおっさんの手を取った。
「うっわぁー!!! あ、あの! わたし大ファンなんです!!! 握手してもらって——ってもう握手しちゃってるけどいいすか!?」
「ええ、構いませんよ」
「うっわぁーーーー!!! マジだ!!! マジだこれ!!! 本物のおっさんだ!!! 一目見ただけでおっさんってわかるくらいおっさんだ!!!」
「ははは」
おっさんは笑った。朗らかな笑みであった。
ギャル獣人は目を輝かせ、虎っぽい尻尾をぶんぶんと振っていた。好意の表れだろう。それを察したので、おっさんの緊張は一気にほぐれた。
「うっわぁーーー!!! すげぇー!!! ——って、あわわわわ!!! あわ——あっ! す、すみません……わたしったら興奮しちゃって……今からちゃんと接客しますね!」
「はい。よろしくお願いします」
「えーっと、ここはハプニング喫茶なんすけど、ハプニング喫茶についてはご存知っすか?」
「いえ、何も知りません」
「あぁ~~~そうですか。なるほど……じゃあどこから説明したらいいかなぁ~……まー簡単に言っちゃうと、ここハプニングが起こる喫茶店なんすよ~」
「ハプニング、ですか?」
「ハプニングっす。性的な」
「ほう。性的な」
「あぁ~~~! おっさん嬉しそうっすねぇ~~~!」
「それはもう。おっさんですから。ははは」
「ハハハ! 流石っすよおっさん~~~!!! それでこそおっさんって感じっす! ……っと、それじゃあお席にご案内しますね。料金は食事代とハプニング代を頂きます! うちはワンドリンク制なんで、飲み物を一杯頼んでくれたらオッケーなんすけど、食べ物も美味しいっすよ~~」
「ほう。美味しい食べ物ですか」
「そうっす! なんならわたしがおすすめ持って行きましょうかぁ?」
「そうですね……うん。それじゃあ、何かおすすめをよろしくお願いします」
黒魔女によれば魔法によってこちらの世界の字を読めるようになっている(ちなみに言葉も魔法で通じるようになっている。この魔法は召喚時にかけられたものだと黒魔女は言っていた)のでメニューを見て自分で吟味してもよかったのだが、初めての店で長考するのは性に合っていない。
それにこのギャル獣人は乳首のとがり具合から裏表のない信頼出来る人物だと思えた。ここは店の人に任せるのが吉だろうと判断した次第である。
「かしこまりましたぁ~~~!!! それではあちらのお席へど~ぞっ! そんで少々お待ちくださいませぇ~~~!!!」
「はい。あっ、支払いは」
「黒魔女の館にツケときますよ~! ご安心くださ~い!!!」
はきはきと答えて、ギャル獣人は尻尾をぶんぶんぶん回しながら厨房らしきところへと足早に消えていった。
おっさんはその背を見送り、二人がけのテーブル席に腰を落とした。
木製の椅子のひやりとした感触に、おちんぽが反射的にぴくりと動いた。
こういう時、全裸だと少し面倒だなと思いつつ、周囲を見回した。
店には男の客しかいない。
厳つい如何にも戦士っぽい風体の者もいれば、おっさんと近しい太った者もいる。商人的な職業の者だろう。
もちろん、皆服を着ている。むしろ身なりはいい方のように見える。
職業は多種多様だが、どちらかといえば商人風の男がやや多いか。
淫紋ダンジョンに入った女が持って帰ったアイテムを買い取り、それを別の街で売り捌くのがこの街のメジャーな商売の一つだということだが、そういう商いをしている者らしい。
そういう者が多いとなると、そこそこ金の掛かる店であるように感じる。
実際、店の空気は良い。
やはりどこの国でも安い店だとスレた空気を纏った者が多いが、ここにそんな感じはない。客層は良さそうだ。
とすると、必然的に店のサービスもレベルが高いと予想されるが……。
おっさんがあれこれぼんやりと考えていると、一人の男のところに獣人がやって来て飲み物を置いた。
「おまちど~さまですぅ~」
「はい! ありがとうございます!」
「ミルク追加しますかぁ?」
「もちろんです! お願いしまぁすっ!」
「それじゃあ……っと」
獣人は裸エプロンからボロンと爆乳を出すと、そこで乳搾りを始めた。
びゅびゅうううう!!! びゅびゅうううう!!! と中々猛烈な勢いで母乳が出ている。
爆乳からどんどん出てくる母乳。どうやら牛の獣人のようである。
コップに何が入っているのかはわからないが、あっという間にミルクでいっぱいになり中身が溢れ——それどころではなく、ミルク自体が男にどばどばとかかっている。が、男はそれをにこやかに受け止めている。
ひとしきりミルクを出しまくった後、爆乳牛獣人はしゃがみこんだ。
「あ~ん。ミルク溢れちゃったぁ~。ふきふきしますね~」
「はいっ! お願いしまぁすっ!」
「ふきふき」
ズボンを拭いている——と思ったが、よく見ればそうではなかった。
爆乳牛獣人は男のズボンをおろすと、ボロンとこんにちはしたちんぽを掴み、しゅっしゅとしごき始めたではないか。
「ふきふきしますね~」
「あっ! あっ! はっ、はぁぃっ!」
手慣れた手コキであった。
男の上擦った声からするに、すぐにイキそうである。
おっさんはその光景を見て瞬時に理解した。
「なるほど。これがハプニングというわけですか」
何かしらのハプニングが起こり、それを切っ掛けに性的な奉仕をするという仕組みのようである。
そういえばギャル獣人も「性的なハプニング」と言っていた。
確かに他の客も「あ~ん! 足が滑っちゃったぁ~!」と言いながらケツのデカい獣人が椅子に座る男の勃起ちんぽにケツを激しく打ち付けていたり「チョコが服の中に落ちちゃったんで取ってくれます?」と言いながらこれもまた豊満なおっぱいを持つ巨乳獣人が男に裸エプロンの中にあるおっぱいをまさぐらせ、人間よりも大き目の乳首をコリコリと弄ばせているようであった。
中々にダイレクトな性的ハプニングである。通常のハプニングよりも一歩二歩と進んだ感じである。
しかしこういうのは初めてなので、おっさんは内心少年の如くウキウキしていた。
(これぞ異世界って感じだなぁ~)と思ったりもしたくらいである。
と、そんなところにギャル獣人がやってきた。
「お待たせしました~こちらドリンクになりますぅ~。爆乳搾りたてミルクですぅ~」
「ほう。爆乳搾りたてミルクですか。大したものですね」
手にはお盆。その上にグラスが一つ。グラスの中には搾りたてミルク。恐らくそこで手コキをしている爆乳牛獣人のものか、彼女と同じ種族の者が絞ったものなのだろう。
一体どんな味なのか。牛乳に近いのか。それとも人間の母乳に近いのか。濾過していない牛乳はクリーミーで甘く、濃厚で美味い。一方で人間のそれは素朴な旨味がある。米が主体の生活を送っていればノンアルコールの甘酒を薄くしたような、ほんのりと甘めで人間のも意外といけるじゃないか。というような風味になるのだが、こちらの世界はパン食のようなので、欧米のそれに近い感じなのだろうか?
そう言えば女主人の母乳は結構甘め、それも砂糖っぽい人工的な甘さだったのが思い返された。たぶんあれは淫紋の力だろう。きっと魔王は甘党だったのだろう。
さて、そうなるとこの爆乳搾りたてミルクはどのような味なのか?
おっさんはわくわくしながらグラスが置かれるのを待っていたが——
「あ~ん! 手が滑っちゃいましたぁ~!」
「え?」
じょばじょば~。
力ない音と共に、哀れそれはおっさんの下半身にぶっかけられた。
「あ、あ……」
「ごめんなさぁ~い! お掃除しますねぇ~!」
ショックを受けたおっさんの股の間に座り込み、ギャル獣人はおっさんのおちんぽを手で持ち上げると、そこに舌を這わせた。
「ん……んちゅぅ……んっ……きれいにぃ、しますねぇ……んっ……」
ぺろぺろ。べろり、じゅちゅ。ん。
メスを曝け出して来た女に反応し、すぐさま臨戦態勢に入るおちんぽ。
その大きさはギャル獣人の顔に影を落とすほどであったのだが、その威容に気圧されず、ギャル獣人はおちんぽを喉奥までしっかりと咥え込んだ。
「ほう……」
これにはやや呆然としていたおっさんも少し驚いた。
おっさんのでかいおちんぽはそう簡単に咥え込めるものではない。
初見の女は驚き、フェラを始めても「あ、顎が外れそう……」とおちんぽの半ばで断念する。きっちりとおっさんを気持ちよくするフェラが出来るのは、おっさんと何回もセックスを重ねておちんぽに慣れた者か、経験の豊富な者、こちらでは淫紋レベルの高い者しかいなかった。
とすると、恐らくこのギャル獣人は経験豊富な部類に入るのだろう。
まだ若く見えるが、相当手慣れている。おちんぽ慣れしている。
ふと思ったが、周りの獣人たちも余裕のあるセックスをしているので、やはり慣れている空気を感じる。
そうやって周りを見ていて、今更ながら気づいたが、ここにいる女は皆獣人だ。
経験豊富な獣人のハプニング喫茶……。
これが意味するものとは……。
「んじゅ! んじゅぅ! じゅりゅるううううううう~~~~~!!!」
「うっ!」
よそ見するなぁ~~~っ! と言外に言っているのがわかった。
意識を向けさせる強烈なバキュームフェラ。
巧みであった。
(淫紋ダンジョンの力を借りずにここまで出来る者がいるとは……流石は異世界……面白い……)
おっさんにヤる気が漲ってきた。
その心意気に応え、おちんぽの力強さが増した。
わざわざ言うまでもないが、おっさんとおちんぽは一心同体である。
故に——
「あっ、手が滑りました」
おっさんは、がっ! とギャル獣人の頭を両手で挟み込み、おちんぽが更に奥に入るように彼女の頭を前後させた!
「んっ!? んぐぅ~~!!! んんんん~~~~~~っっっ!!!!」
(い、いきなり——深く——っっっ!!!)
ぐっぽぐっぽぐっぽぉお!!!
およそフェラとは思えない音が周囲に響いた。
事実、おっさんが行うそれはもうイラマチオであった。
店の女たちの熱い視線がおちんぽに集まるのを感じる。
「な、なんてハプニングだ……」と驚いている男の呟きも聞こえた。
ぐぽぉっ! ごぽぉっ! ごじゅぅっ!
「んむぅううううううううううう~~~~~~~~~~っっっっ!!!!!!!!!」
苦しみか、快感か。ギャル獣人の喉が窄まるのを感じ取ったところで——
「ふんっ!」
どびゅどびゅどぼびゅるううううううううううううう!!!
おっさんの激烈な射精が喉奥に叩き込まれた。
しかもおっさんは手を離さず、それを全て飲ませている。
ごきゅごきゅ……。
喉が精液を嚥下する様子を眺めながら、おっさんは言った。
「食べ物を粗末にしてはいけませんよ」
そう。おっさんは食べ物を粗末に扱うのが嫌いだったのだ。
例えば女がゴーヤでオナニーをしたとして、そのゴーヤを捨てるのを許さなかった。おっさんはきちんと料理して食べた。もちろん女も性的な意味で食べた。
故に、おっさんは例えハプニングの一環といえど、どばどばとミルクを無駄にされたのが許せなかったのだ(ついでに言うと、飲んでみたかったというのもある)。
おっさんはたっぷり、胃の中に直接大量の精液を流し込んで、おちんぽを引き抜き——ぐぼぉぉぉ……という音に続いて浅い呼吸を繰り返すギャル獣人の顔に、残っていた精液をぶっかけた。
「ん……ぼぇぇ……ひゃぁ……あっ……うぐぅ……」
ギャル獣人はイっていた。
激しいイラマチオと多過ぎるごっくんの凄まじい性の暴力に頭の中も真っ白に染め上げられてしまっていた。
「おやおや、少しハプニングが強すぎましたか」
そんなどうでもいい決め台詞的な変な台詞を口にして、さてこれからどうすればいいのかと手持ち無沙汰になっていたところ、別の獣人がやって来た。
「とんだハプニングでしたわね。お手数をおかけして申し訳ないのですが、この子を部屋まで運ぶのを手伝ってくださいませんか?」
そう言ったのは、清楚系黒髪巨乳獣人であった。
「喜んで」
部屋に行くとはつまりセックスの誘い。
それを断る男がいようか? いや、いない。
そういうわけで、おっさんはイってびくびくと痙攣しているギャル獣人を抱き抱え清楚系獣人の後に続いたのだった。
木製の扉を開けるや否や、元気な声が飛んできた。
声の主は、何かはわからないが獣っぽい耳を突き立て、ギャルっぽい溌剌とした雰囲気を発している獣人の女の子であった。
服装は裸エプロン。パンツは履いていない。エプロン越しに乳首の尖り具合がうかがえる。正々堂々たる薄手の裸エプロンであった。
おっさんが服装を観察した時間は僅か0.1秒。
その0.2秒後に、ギャル獣人は大声を上げた。
「何名様で——って、も、もしかておっさんっすかぁっ~~~!?」
「はい。おっさんですが……?」
どういう感情による驚き方なのか。
おっさんが考察するよりも早く、ギャル獣人はおっさんの手を取った。
「うっわぁー!!! あ、あの! わたし大ファンなんです!!! 握手してもらって——ってもう握手しちゃってるけどいいすか!?」
「ええ、構いませんよ」
「うっわぁーーーー!!! マジだ!!! マジだこれ!!! 本物のおっさんだ!!! 一目見ただけでおっさんってわかるくらいおっさんだ!!!」
「ははは」
おっさんは笑った。朗らかな笑みであった。
ギャル獣人は目を輝かせ、虎っぽい尻尾をぶんぶんと振っていた。好意の表れだろう。それを察したので、おっさんの緊張は一気にほぐれた。
「うっわぁーーー!!! すげぇー!!! ——って、あわわわわ!!! あわ——あっ! す、すみません……わたしったら興奮しちゃって……今からちゃんと接客しますね!」
「はい。よろしくお願いします」
「えーっと、ここはハプニング喫茶なんすけど、ハプニング喫茶についてはご存知っすか?」
「いえ、何も知りません」
「あぁ~~~そうですか。なるほど……じゃあどこから説明したらいいかなぁ~……まー簡単に言っちゃうと、ここハプニングが起こる喫茶店なんすよ~」
「ハプニング、ですか?」
「ハプニングっす。性的な」
「ほう。性的な」
「あぁ~~~! おっさん嬉しそうっすねぇ~~~!」
「それはもう。おっさんですから。ははは」
「ハハハ! 流石っすよおっさん~~~!!! それでこそおっさんって感じっす! ……っと、それじゃあお席にご案内しますね。料金は食事代とハプニング代を頂きます! うちはワンドリンク制なんで、飲み物を一杯頼んでくれたらオッケーなんすけど、食べ物も美味しいっすよ~~」
「ほう。美味しい食べ物ですか」
「そうっす! なんならわたしがおすすめ持って行きましょうかぁ?」
「そうですね……うん。それじゃあ、何かおすすめをよろしくお願いします」
黒魔女によれば魔法によってこちらの世界の字を読めるようになっている(ちなみに言葉も魔法で通じるようになっている。この魔法は召喚時にかけられたものだと黒魔女は言っていた)のでメニューを見て自分で吟味してもよかったのだが、初めての店で長考するのは性に合っていない。
それにこのギャル獣人は乳首のとがり具合から裏表のない信頼出来る人物だと思えた。ここは店の人に任せるのが吉だろうと判断した次第である。
「かしこまりましたぁ~~~!!! それではあちらのお席へど~ぞっ! そんで少々お待ちくださいませぇ~~~!!!」
「はい。あっ、支払いは」
「黒魔女の館にツケときますよ~! ご安心くださ~い!!!」
はきはきと答えて、ギャル獣人は尻尾をぶんぶんぶん回しながら厨房らしきところへと足早に消えていった。
おっさんはその背を見送り、二人がけのテーブル席に腰を落とした。
木製の椅子のひやりとした感触に、おちんぽが反射的にぴくりと動いた。
こういう時、全裸だと少し面倒だなと思いつつ、周囲を見回した。
店には男の客しかいない。
厳つい如何にも戦士っぽい風体の者もいれば、おっさんと近しい太った者もいる。商人的な職業の者だろう。
もちろん、皆服を着ている。むしろ身なりはいい方のように見える。
職業は多種多様だが、どちらかといえば商人風の男がやや多いか。
淫紋ダンジョンに入った女が持って帰ったアイテムを買い取り、それを別の街で売り捌くのがこの街のメジャーな商売の一つだということだが、そういう商いをしている者らしい。
そういう者が多いとなると、そこそこ金の掛かる店であるように感じる。
実際、店の空気は良い。
やはりどこの国でも安い店だとスレた空気を纏った者が多いが、ここにそんな感じはない。客層は良さそうだ。
とすると、必然的に店のサービスもレベルが高いと予想されるが……。
おっさんがあれこれぼんやりと考えていると、一人の男のところに獣人がやって来て飲み物を置いた。
「おまちど~さまですぅ~」
「はい! ありがとうございます!」
「ミルク追加しますかぁ?」
「もちろんです! お願いしまぁすっ!」
「それじゃあ……っと」
獣人は裸エプロンからボロンと爆乳を出すと、そこで乳搾りを始めた。
びゅびゅうううう!!! びゅびゅうううう!!! と中々猛烈な勢いで母乳が出ている。
爆乳からどんどん出てくる母乳。どうやら牛の獣人のようである。
コップに何が入っているのかはわからないが、あっという間にミルクでいっぱいになり中身が溢れ——それどころではなく、ミルク自体が男にどばどばとかかっている。が、男はそれをにこやかに受け止めている。
ひとしきりミルクを出しまくった後、爆乳牛獣人はしゃがみこんだ。
「あ~ん。ミルク溢れちゃったぁ~。ふきふきしますね~」
「はいっ! お願いしまぁすっ!」
「ふきふき」
ズボンを拭いている——と思ったが、よく見ればそうではなかった。
爆乳牛獣人は男のズボンをおろすと、ボロンとこんにちはしたちんぽを掴み、しゅっしゅとしごき始めたではないか。
「ふきふきしますね~」
「あっ! あっ! はっ、はぁぃっ!」
手慣れた手コキであった。
男の上擦った声からするに、すぐにイキそうである。
おっさんはその光景を見て瞬時に理解した。
「なるほど。これがハプニングというわけですか」
何かしらのハプニングが起こり、それを切っ掛けに性的な奉仕をするという仕組みのようである。
そういえばギャル獣人も「性的なハプニング」と言っていた。
確かに他の客も「あ~ん! 足が滑っちゃったぁ~!」と言いながらケツのデカい獣人が椅子に座る男の勃起ちんぽにケツを激しく打ち付けていたり「チョコが服の中に落ちちゃったんで取ってくれます?」と言いながらこれもまた豊満なおっぱいを持つ巨乳獣人が男に裸エプロンの中にあるおっぱいをまさぐらせ、人間よりも大き目の乳首をコリコリと弄ばせているようであった。
中々にダイレクトな性的ハプニングである。通常のハプニングよりも一歩二歩と進んだ感じである。
しかしこういうのは初めてなので、おっさんは内心少年の如くウキウキしていた。
(これぞ異世界って感じだなぁ~)と思ったりもしたくらいである。
と、そんなところにギャル獣人がやってきた。
「お待たせしました~こちらドリンクになりますぅ~。爆乳搾りたてミルクですぅ~」
「ほう。爆乳搾りたてミルクですか。大したものですね」
手にはお盆。その上にグラスが一つ。グラスの中には搾りたてミルク。恐らくそこで手コキをしている爆乳牛獣人のものか、彼女と同じ種族の者が絞ったものなのだろう。
一体どんな味なのか。牛乳に近いのか。それとも人間の母乳に近いのか。濾過していない牛乳はクリーミーで甘く、濃厚で美味い。一方で人間のそれは素朴な旨味がある。米が主体の生活を送っていればノンアルコールの甘酒を薄くしたような、ほんのりと甘めで人間のも意外といけるじゃないか。というような風味になるのだが、こちらの世界はパン食のようなので、欧米のそれに近い感じなのだろうか?
そう言えば女主人の母乳は結構甘め、それも砂糖っぽい人工的な甘さだったのが思い返された。たぶんあれは淫紋の力だろう。きっと魔王は甘党だったのだろう。
さて、そうなるとこの爆乳搾りたてミルクはどのような味なのか?
おっさんはわくわくしながらグラスが置かれるのを待っていたが——
「あ~ん! 手が滑っちゃいましたぁ~!」
「え?」
じょばじょば~。
力ない音と共に、哀れそれはおっさんの下半身にぶっかけられた。
「あ、あ……」
「ごめんなさぁ~い! お掃除しますねぇ~!」
ショックを受けたおっさんの股の間に座り込み、ギャル獣人はおっさんのおちんぽを手で持ち上げると、そこに舌を這わせた。
「ん……んちゅぅ……んっ……きれいにぃ、しますねぇ……んっ……」
ぺろぺろ。べろり、じゅちゅ。ん。
メスを曝け出して来た女に反応し、すぐさま臨戦態勢に入るおちんぽ。
その大きさはギャル獣人の顔に影を落とすほどであったのだが、その威容に気圧されず、ギャル獣人はおちんぽを喉奥までしっかりと咥え込んだ。
「ほう……」
これにはやや呆然としていたおっさんも少し驚いた。
おっさんのでかいおちんぽはそう簡単に咥え込めるものではない。
初見の女は驚き、フェラを始めても「あ、顎が外れそう……」とおちんぽの半ばで断念する。きっちりとおっさんを気持ちよくするフェラが出来るのは、おっさんと何回もセックスを重ねておちんぽに慣れた者か、経験の豊富な者、こちらでは淫紋レベルの高い者しかいなかった。
とすると、恐らくこのギャル獣人は経験豊富な部類に入るのだろう。
まだ若く見えるが、相当手慣れている。おちんぽ慣れしている。
ふと思ったが、周りの獣人たちも余裕のあるセックスをしているので、やはり慣れている空気を感じる。
そうやって周りを見ていて、今更ながら気づいたが、ここにいる女は皆獣人だ。
経験豊富な獣人のハプニング喫茶……。
これが意味するものとは……。
「んじゅ! んじゅぅ! じゅりゅるううううううう~~~~~!!!」
「うっ!」
よそ見するなぁ~~~っ! と言外に言っているのがわかった。
意識を向けさせる強烈なバキュームフェラ。
巧みであった。
(淫紋ダンジョンの力を借りずにここまで出来る者がいるとは……流石は異世界……面白い……)
おっさんにヤる気が漲ってきた。
その心意気に応え、おちんぽの力強さが増した。
わざわざ言うまでもないが、おっさんとおちんぽは一心同体である。
故に——
「あっ、手が滑りました」
おっさんは、がっ! とギャル獣人の頭を両手で挟み込み、おちんぽが更に奥に入るように彼女の頭を前後させた!
「んっ!? んぐぅ~~!!! んんんん~~~~~~っっっ!!!!」
(い、いきなり——深く——っっっ!!!)
ぐっぽぐっぽぐっぽぉお!!!
およそフェラとは思えない音が周囲に響いた。
事実、おっさんが行うそれはもうイラマチオであった。
店の女たちの熱い視線がおちんぽに集まるのを感じる。
「な、なんてハプニングだ……」と驚いている男の呟きも聞こえた。
ぐぽぉっ! ごぽぉっ! ごじゅぅっ!
「んむぅううううううううううう~~~~~~~~~~っっっっ!!!!!!!!!」
苦しみか、快感か。ギャル獣人の喉が窄まるのを感じ取ったところで——
「ふんっ!」
どびゅどびゅどぼびゅるううううううううううううう!!!
おっさんの激烈な射精が喉奥に叩き込まれた。
しかもおっさんは手を離さず、それを全て飲ませている。
ごきゅごきゅ……。
喉が精液を嚥下する様子を眺めながら、おっさんは言った。
「食べ物を粗末にしてはいけませんよ」
そう。おっさんは食べ物を粗末に扱うのが嫌いだったのだ。
例えば女がゴーヤでオナニーをしたとして、そのゴーヤを捨てるのを許さなかった。おっさんはきちんと料理して食べた。もちろん女も性的な意味で食べた。
故に、おっさんは例えハプニングの一環といえど、どばどばとミルクを無駄にされたのが許せなかったのだ(ついでに言うと、飲んでみたかったというのもある)。
おっさんはたっぷり、胃の中に直接大量の精液を流し込んで、おちんぽを引き抜き——ぐぼぉぉぉ……という音に続いて浅い呼吸を繰り返すギャル獣人の顔に、残っていた精液をぶっかけた。
「ん……ぼぇぇ……ひゃぁ……あっ……うぐぅ……」
ギャル獣人はイっていた。
激しいイラマチオと多過ぎるごっくんの凄まじい性の暴力に頭の中も真っ白に染め上げられてしまっていた。
「おやおや、少しハプニングが強すぎましたか」
そんなどうでもいい決め台詞的な変な台詞を口にして、さてこれからどうすればいいのかと手持ち無沙汰になっていたところ、別の獣人がやって来た。
「とんだハプニングでしたわね。お手数をおかけして申し訳ないのですが、この子を部屋まで運ぶのを手伝ってくださいませんか?」
そう言ったのは、清楚系黒髪巨乳獣人であった。
「喜んで」
部屋に行くとはつまりセックスの誘い。
それを断る男がいようか? いや、いない。
そういうわけで、おっさんはイってびくびくと痙攣しているギャル獣人を抱き抱え清楚系獣人の後に続いたのだった。
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