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淫紋オナニーでイケなかった魔法使い、ノータイム挿入される

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 おっさんに露出の趣味はない。

 しかし、全裸で森を歩くことに抵抗感はなく、むしろ爽快な開放感があった。

 ここが異世界という知らない土地だから不思議な開放感を感じているのか、それとも単に露出の性癖に目覚めたのか……どちらかはわからない。

 わからないが、進んだ先に広がっていた原っぱの一角に座り込み、オナニーふける女は確かにいた。

 白を基調とした清楚な服装。傍には杖。体の線は細い。

 たぶんこういう人は魔法使いと言うのだろう。と、おっさんはなんとなく思った。

「あっ……うぅ……んっ……ん……くぅ……」

 右手の指、人差し指と中指の二本を、深々と自らのおまんこの中に突っ込み、ぐちゅぐちゅとはしたない音をたてながらまさぐっているが、表情は切な気である。

 イキたいのに、イケない。

 そんな悲しい状況であることを瞬時に看破したが故に、おっさんの躊躇は消え去った。

「あの、良かったら自分が中出ししましょうか?」

「ひぇっ!?」

 余程オナニーに集中していたのだろう。おっさんの接近にまるで気づいていなかったらしく、その驚き様はとても大きかったが、しゃがんだ姿勢だったことで、まず目に入ったのはおっさんのおちんぽであり、魔法使いの視線はそこで釘付けになった。

「え、あ、あ……」

 指が止まる。

「もしよかったら……ですが……」

 おっさんも身を硬くする。

 通報されたら——いやここは異世界だから、叫ばれたら——いや、攻撃魔法的なのをぶつけられたらどうしよう……などと全裸故の防御力の低さに対する懸念が頭を過った——が、それは杞憂であった。

「あっ……んっ……じゃ、じゃあ……その……よ、よろしくお願いします……」

 魔法使いは、指を抜くと大股を開き、びしょびしょになっているおまんこをおっさんに向けた。

 おっさんは(本当にこれでセックス出来るだなんて、異世界って凄いところだなぁ)と感嘆の念を抱き、そこで気付いた。

「ん? これは……タトゥー?」

「あ、それ淫紋です」

「淫紋?」

 ハートを模した何やら魔術的っぽい意匠の紋章。その中には数字の10が刻まれている。

「あの、わたし……さっき淫紋ダンジョンから出てきて……これ、レベル1の紋章で、レベル1は中出し10回しないと消えなくて……でも、お店に行くのも気が引けて……それで、こんなところで……一人で……その……お、お……オナニーを……」

「なるほど」

 弁解めいた説明を受けて、おっさんは大凡のところを理解した。

 なるほど。それで宿屋での働き手を探していたのか、と。

 入るとエッチなペナルティ?(罰なのか祝福なのかはわからないが)を課せられるダンジョンがあり、そこに行く女が多いから宿屋(性的な意味で)が必要とされている。故に、ここでは中出ししましょうか? などと卑猥な言葉をかけても怒られることはない。

 エロいことに関しては凄まじく頭が切れるのがおっさんである。

 そして、ここまでわかれば、ヤるべきことは一つである。

「わかりました。中出し10回ですね。任せてください」 

 おっさんはずぶりとノータイムで、魔法使いのびしょびしょ淫紋おまんこに自らの極太おちんぽを突っ込んだ。
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