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エピソード0 召喚されし全裸のおっさん
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目を開くと、森にいた。
緑の生い茂った、原始的な森。その中。
一人のおっさんが、そこに立っていた。
非常にだらしのない、全裸で。
「ここは……?」
おっさんは風俗店で服を脱ぎ、これから嬢と一緒に風呂に入る(無論、性的な意味で)ところだった——はずなのだが、気付けば森にいた。
「一体何が……」
首を傾げるおっさん。
「ほう。これは随分と立派なものをお持ちなのが来てくれたね」
「——!?」
突然かけられた声は正面から。
そこには誰もいなかったはずなのに、今はいた。
全身を黒いローブで覆い、黒いとんがり帽子を被った女性——そう。女性だ。それも豊満な肉体の持ち主であることをおっさんは一眼で見抜いた。
だぼっとしたローブを着ているので一見するだけではわかりづらいが、僅かなラインからでも多くの情報を読み取れる。
胸は非常に大きく、ケツもデカい。
このタイプの女はケツを突き出させたバックスタイルからの挿入で始め、おちんぽで体を支えつつ、フリーになった両手で胸を揉みしだくのが最もいいヤリ方であろう。
ほんの一秒。一秒で、おっさんは目の前の女を想像の中で犯し「ああああああ~~~!!!気持ち良すぎりゅのじゃああああああああ!!! ぬおおっほおおおおおおおおおおおお!!! ビンビンの乳首コリコリされるのぎもぢいいいいいいいいい!!!」と言わせるところまでを想像していた。
「くくく……やはり凄いね、お前さん。この状況に驚いているだろうに、まさかこの一瞬でワシをイカせまくる算段を建てるとはねぇ……」
「心を——っ!?」
思考を覗かれ驚くおっさんに、女はこともなげに言った。
「うむ。ワシは魔女だからねぇ。こんなのは得意なのさ」
「魔女……」
「そうさね。こんな黒づくめだから、街では黒魔女と呼ばれているよ」
「黒魔女……とすると、あなたが魔法で私をここに?」
「うむ。察しが早くて助かるよ」
おっさんはだらしなく見えるおっさんだが、頭の回転は非常に早かった。伊達に長い間社会の荒波に揉まれてきたわけではないし、女のおっぱいを揉みしだいたりおまんこをずっぽずっぽやってきたわけではない。豊富な人生とセックスの経験が、彼に並みの男を超える余裕を授けており、その余裕を活かして思考する。それがおっさんの強みである。
故に彼は即座に今の状況を受け入れた。
……まあ、そこは女——黒魔女から、ただならぬ雰囲気を感じ取っていたからというのもある。
これまでヤってきたどんな女とも異なる雰囲気を感じる……若作りとか化粧とか、そういうチャチなものでは断じてない。年蓮不詳のエロスから、もっと大きな力が働いているのを感じる……恐らくその源が魔力なのだろうと直感した。
「ここはお前さんのいた世界とは異なる世界。つまりは異世界。お前さんはワシの魔法でこっちに——異世界に召喚されたってわけさ」
「なるほど。……一つお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「一つと言わず、いくらでも尋ねるがいいさね」
「いえ、あれこれ尋ねる前にまずは一つ。……何の為に私はこちらに召喚されたのでしょうか?」
全てをあっさりと受け止めながらも、気にかかったのはそこであった。
自分がここに呼ばれた理由。召喚の目的とは何か? である。
異世界転移ものについて、軽い知識はある。以前援助交際を申し込んできたJKが「あたしは漫画読んでるからテキトーにヤッといて」と携帯を片手に大股を広げてそう言ったことがあった。
無論、おっさんは適当では申し訳ないし、お金を払う身としてもったいないので全力でセックスを行なった。結果、jkは「ひぎいいいいいいいいいいいっっっ!!! なにこのおちんぽおおおおおおおおおおおおおおおお!!! しらにゃいいいいいいいいいいい!!! こんなセックスしらにゃいいいいいいいいいいいいいっっっ!!! ああああああああああああああっっっ!!! おまんこバカになりゅううううううううううううう!!! おまんこガバガバになっちゃううううううううううううう!!! いひいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!」とイキまくりのアヘりまくりで意識を失い、おっさんはラブホの時間がまだ残っていたので暇潰しにJKの携帯を拝借してその漫画を読んだ。それが偶然異世界転移ものであり、それで異世界ものというジャンルについての知識を得たのである。
なので、もし魔王と戦えとかだったら困るな……と少し不安になっていたのだが、黒魔女の口から出たのは全く違う言葉だった。
「一言で言えば、女とヤって欲しいのさね」
「女とヤる……つまり、セックスですか?」
「うむ。お前さん、精力はかなり強い方じゃろう?」
「はい」
その身にぶらさげている大きなるちんぽ——おちんぽと同等の、堂々とした肯定であった。
「おう、素晴らしい自信じゃな。故に、よ」
「……?」
「儂は宿屋をやっておってな。まあ宿屋と言っても、ただ泊まらせるだけではない。客に人をあてがうやつよ。この意味がわかるな?」
「はい」
つまりは娼館というか、そういうものであると理解した。
「そこで働くに足る者を探しておるのじゃが、中々これといったやつがおらぬのでなぁ……。少々強引じゃが、禁じられた黒魔法を使って異世界への門を開き、精力の強そうな男を召喚したわけよ」
「それが自分だということですか?」
「そうじゃ」
「なるほど」
「衣食住は保証する。賃金も出す。この世界の相場にすると、かなり多めにな。……とはいえ、いきなりの召喚じゃ。もし困るというのならば元の世界に返すことも出来るが、どうする?」
「そうですね……一度働いてみてから決めても大丈夫でしょうか?」
わからないことは多々ある。この世界については何も知らない。
けれどおっさんは独身であり、養うべき両親ももはやなく、休日を共にする友もおらず、職場では殆ど仕事のない窓際族であり、趣味は風俗通いや援助交際であり、自分がいなくなって困る者は殆どいない身の上であった。
生活は安定しているが、特段帰る理由はない。
むしろセックスにはそれなりに自信があるので、それを活かせるのであればこの異世界とやらにいた方がいいのかもしれない——というところまで考えての発言であった。
この時、黒魔女がおっさんの思考を読んでいたのかどうかは定かではないが、彼女は不敵に笑いながら言った。
「そりゃあもちろんさ。こっちとしても、お前さんの実力を一度見ておきたいからね」
おっさんは思った。
とすると、これは試験も兼ねてるな、と。
インターンセックスということになりそうだな、と。
「ここから少し行ったところで、女の子がオナニーをしておる。その子にこう言ってやりな。『よかったら、自分が中出ししますよ』とな」
「え……?」
いきなりのセックス——それも、店ではなく、野外での。
働いてみると言った手前、いきなりヤってみろというのには驚かなかったが、外で、しかもそのようなセックスの誘いをするのは……流石に不味いのではないか?
そんなおっさんの疑念を感じ取り、黒魔女は笑った。
「いいからいいから。お前さんの世界では不味いのかもしれんが、こっちではこれでいいのさ。ほら、ちゃっちゃと行って中出しキメてきな」
「……わかりました」
それで、おっさんは歩き出したのである。
全裸のままで。
緑の生い茂った、原始的な森。その中。
一人のおっさんが、そこに立っていた。
非常にだらしのない、全裸で。
「ここは……?」
おっさんは風俗店で服を脱ぎ、これから嬢と一緒に風呂に入る(無論、性的な意味で)ところだった——はずなのだが、気付けば森にいた。
「一体何が……」
首を傾げるおっさん。
「ほう。これは随分と立派なものをお持ちなのが来てくれたね」
「——!?」
突然かけられた声は正面から。
そこには誰もいなかったはずなのに、今はいた。
全身を黒いローブで覆い、黒いとんがり帽子を被った女性——そう。女性だ。それも豊満な肉体の持ち主であることをおっさんは一眼で見抜いた。
だぼっとしたローブを着ているので一見するだけではわかりづらいが、僅かなラインからでも多くの情報を読み取れる。
胸は非常に大きく、ケツもデカい。
このタイプの女はケツを突き出させたバックスタイルからの挿入で始め、おちんぽで体を支えつつ、フリーになった両手で胸を揉みしだくのが最もいいヤリ方であろう。
ほんの一秒。一秒で、おっさんは目の前の女を想像の中で犯し「ああああああ~~~!!!気持ち良すぎりゅのじゃああああああああ!!! ぬおおっほおおおおおおおおおおおお!!! ビンビンの乳首コリコリされるのぎもぢいいいいいいいいい!!!」と言わせるところまでを想像していた。
「くくく……やはり凄いね、お前さん。この状況に驚いているだろうに、まさかこの一瞬でワシをイカせまくる算段を建てるとはねぇ……」
「心を——っ!?」
思考を覗かれ驚くおっさんに、女はこともなげに言った。
「うむ。ワシは魔女だからねぇ。こんなのは得意なのさ」
「魔女……」
「そうさね。こんな黒づくめだから、街では黒魔女と呼ばれているよ」
「黒魔女……とすると、あなたが魔法で私をここに?」
「うむ。察しが早くて助かるよ」
おっさんはだらしなく見えるおっさんだが、頭の回転は非常に早かった。伊達に長い間社会の荒波に揉まれてきたわけではないし、女のおっぱいを揉みしだいたりおまんこをずっぽずっぽやってきたわけではない。豊富な人生とセックスの経験が、彼に並みの男を超える余裕を授けており、その余裕を活かして思考する。それがおっさんの強みである。
故に彼は即座に今の状況を受け入れた。
……まあ、そこは女——黒魔女から、ただならぬ雰囲気を感じ取っていたからというのもある。
これまでヤってきたどんな女とも異なる雰囲気を感じる……若作りとか化粧とか、そういうチャチなものでは断じてない。年蓮不詳のエロスから、もっと大きな力が働いているのを感じる……恐らくその源が魔力なのだろうと直感した。
「ここはお前さんのいた世界とは異なる世界。つまりは異世界。お前さんはワシの魔法でこっちに——異世界に召喚されたってわけさ」
「なるほど。……一つお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「一つと言わず、いくらでも尋ねるがいいさね」
「いえ、あれこれ尋ねる前にまずは一つ。……何の為に私はこちらに召喚されたのでしょうか?」
全てをあっさりと受け止めながらも、気にかかったのはそこであった。
自分がここに呼ばれた理由。召喚の目的とは何か? である。
異世界転移ものについて、軽い知識はある。以前援助交際を申し込んできたJKが「あたしは漫画読んでるからテキトーにヤッといて」と携帯を片手に大股を広げてそう言ったことがあった。
無論、おっさんは適当では申し訳ないし、お金を払う身としてもったいないので全力でセックスを行なった。結果、jkは「ひぎいいいいいいいいいいいっっっ!!! なにこのおちんぽおおおおおおおおおおおおおおおお!!! しらにゃいいいいいいいいいいい!!! こんなセックスしらにゃいいいいいいいいいいいいいっっっ!!! ああああああああああああああっっっ!!! おまんこバカになりゅううううううううううううう!!! おまんこガバガバになっちゃううううううううううううう!!! いひいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!」とイキまくりのアヘりまくりで意識を失い、おっさんはラブホの時間がまだ残っていたので暇潰しにJKの携帯を拝借してその漫画を読んだ。それが偶然異世界転移ものであり、それで異世界ものというジャンルについての知識を得たのである。
なので、もし魔王と戦えとかだったら困るな……と少し不安になっていたのだが、黒魔女の口から出たのは全く違う言葉だった。
「一言で言えば、女とヤって欲しいのさね」
「女とヤる……つまり、セックスですか?」
「うむ。お前さん、精力はかなり強い方じゃろう?」
「はい」
その身にぶらさげている大きなるちんぽ——おちんぽと同等の、堂々とした肯定であった。
「おう、素晴らしい自信じゃな。故に、よ」
「……?」
「儂は宿屋をやっておってな。まあ宿屋と言っても、ただ泊まらせるだけではない。客に人をあてがうやつよ。この意味がわかるな?」
「はい」
つまりは娼館というか、そういうものであると理解した。
「そこで働くに足る者を探しておるのじゃが、中々これといったやつがおらぬのでなぁ……。少々強引じゃが、禁じられた黒魔法を使って異世界への門を開き、精力の強そうな男を召喚したわけよ」
「それが自分だということですか?」
「そうじゃ」
「なるほど」
「衣食住は保証する。賃金も出す。この世界の相場にすると、かなり多めにな。……とはいえ、いきなりの召喚じゃ。もし困るというのならば元の世界に返すことも出来るが、どうする?」
「そうですね……一度働いてみてから決めても大丈夫でしょうか?」
わからないことは多々ある。この世界については何も知らない。
けれどおっさんは独身であり、養うべき両親ももはやなく、休日を共にする友もおらず、職場では殆ど仕事のない窓際族であり、趣味は風俗通いや援助交際であり、自分がいなくなって困る者は殆どいない身の上であった。
生活は安定しているが、特段帰る理由はない。
むしろセックスにはそれなりに自信があるので、それを活かせるのであればこの異世界とやらにいた方がいいのかもしれない——というところまで考えての発言であった。
この時、黒魔女がおっさんの思考を読んでいたのかどうかは定かではないが、彼女は不敵に笑いながら言った。
「そりゃあもちろんさ。こっちとしても、お前さんの実力を一度見ておきたいからね」
おっさんは思った。
とすると、これは試験も兼ねてるな、と。
インターンセックスということになりそうだな、と。
「ここから少し行ったところで、女の子がオナニーをしておる。その子にこう言ってやりな。『よかったら、自分が中出ししますよ』とな」
「え……?」
いきなりのセックス——それも、店ではなく、野外での。
働いてみると言った手前、いきなりヤってみろというのには驚かなかったが、外で、しかもそのようなセックスの誘いをするのは……流石に不味いのではないか?
そんなおっさんの疑念を感じ取り、黒魔女は笑った。
「いいからいいから。お前さんの世界では不味いのかもしれんが、こっちではこれでいいのさ。ほら、ちゃっちゃと行って中出しキメてきな」
「……わかりました」
それで、おっさんは歩き出したのである。
全裸のままで。
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