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007化け物
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「何かあったのか!?」
俺は素早くフィールの様子を確認したが、嬉しそうに笑っていて寝着だということ以外、特に変化も無いように見えた。
「あっ、悪いことじゃないんです。氷です、氷!!」
「氷がどうかしたのか?」
「氷が作れる魔法使いは少ないんです、だから私は酒屋さんに就職しました。氷を沢山作って、冷たいお酒を皆さんに楽しんでもらいました」
「それは良かったなぁ、フィール」
「はい、これもリードさんのおかげです」
「俺は少し話をしただけだ、あとはフィールの努力の結果だよ」
そうやって二人で廊下で少し立ち話をした、フィールは本当に嬉しそうでやる気に満ち溢れていた。酒場だったら給仕の仕事もあるだろうから、フィールの夢は叶ったのだ。俺もそのことが嬉しくて笑った、そうしたらフィールが驚いていた。そして俺はこう言うのを忘れなかった。
「努力するフィールのことが大好きだ、俺と結婚しよう」
「リードさんも諦めませんね、残念ながらお断りします」
「また、明日も言う。それじゃ、おやすみ」
「明日も言ってくれるんですか、おやすみなさい」
俺は公衆浴場まで行くのが面倒で、盥にお湯を出して体を綺麗に拭いた。しかしあの森で会ったダークウルフの群れ、咄嗟のことで攻撃して殺す以外のことは考えられなかったが、あんなに強い魔物がうろついているとは森はやっぱり物騒な場所だった。他にも何かの気配を感じたし、また行ってみて稼いでおくのは良いことだと思った。俺はそんなことを考えながら、寝衣に着替えて眠りについた。
「うーん、何かいると思ったんだが移動したのか?」
翌日俺はフィールと一緒に朝飯を食べると、また森の奥深くへ来ていた。でも昨日と違って魔物の気配は感じられなかった、だが確かに何かの気配があるのだ。俺は樹に登ってしばらく隠れていた、そうしたら現れたのは人間だった。汚い格好をしているのに武器だけは立派な物を持っていた、数えてみると八人のその集団は小さな声で話していた。だから風の精霊の力でその会話を聞き取ってみることにした。
「ダークウルフがいなくなったのはいいが、あんな冒険者が現れるとはな」
「成人したてのガキのくせに、おっそろしい魔法を使いやがる」
「さぁ、仕事だ。森の中の街道に行こう」
「獲物がかかるのを待たないとな」
「良い女の旅人とかいたら、犯していいか?」
「そんなら森のアジトまで連れていけばいいさ」
「それじゃあ、行こうぜ」
「ああ、稼いでおこう」
俺が話を聞いてみたところコイツらは盗賊のようだった、でも証拠がなかったからどうしようかと考えながら、俺は奴らの跡をつけてみた。今日の街道は人が全然通らなかった、だから盗賊の奴らは苛立っていた。俺は賞金首でも探してみようと思って、一旦は街の冒険者ギルドに帰ることにした。
「あっ、こいつはいたな。こいつも、ああっこっちにも」
冒険者ギルドに帰ると見覚えがある賞金首が三人ほどいた、これで次にあいつらとあったら堂々と首を狩って、それを持って帰ることができるとよく見て手配書の顔を覚えた。今日はそいつらにもう出会えそうもなかったので、俺は冒険者ギルドの鍛練場に行ってみた。シュティックというおっさんが新人冒険者相手に訓練をしていた、受付のお姉さんによく話を聞いてみると、シュティックというおっさんは新人たちの指導係だった。だから、俺も新人冒険者に混じって剣の訓練を受けてみた。
「この前の化け物の坊主か、良い剣筋だがまだ基本から応用ができてねぇな」
「…………どうして俺が化け物なんだ、俺は白金の冒険者じゃないぞ」
「坊主なら飛び級で白金までいけそうだと俺は思う、雷を使える魔法使いは少ないんだぜ」
「化け物と呼ばれるんじゃ、白金の冒険者になりたくない」
「そりゃ、白金じゃなくてももう手遅れだ。昨日の試験から坊主は化け物と呼ばれてるぜ」
「嘘だろう、俺はただの人間で新人冒険者だ」
このシュティックというおっさんとの訓練はとても役に立った、自分の剣の悪いところが分かったし、それを補うやり方を考えることができた。ただ他の冒険者と目が合うと相手は真っ青な顔になるか、面白そうにこっちを見ながらニヤニヤしていた。別に仲間を探すつもりは無かったが、自分が化け物と呼ばれているのはショックだった。
「はぁ~、汗をかいたし。公衆浴場に行っておくか」
そうして俺は公衆浴場に立ち寄って、泥と埃や汗を落としておいた。さて、今日もフィールにプロポーズをしに行かなくてはならない、俺は花でも買っていくべきか迷った。俺からすると花束とは貰った瞬間は嬉しいが、後始末に困るしろものだった。フィールの部屋に花瓶があるかも怪しかったし、結局花は買わずに代わりに店で味見をして美味しかった、ホカホカの焼き菓子を買っていくことにした。
「フィール、いるか?」
「リードなの、いるよ。どうぞ、開いてるよ」
俺は深夜にフィールの部屋に入ることができた、俺はフィールの親じゃないがちょっと心配になった。フィールは薄い寝衣姿で全くの無防備だった、まぁそんなところも可愛いのだがやっぱり心配になった。
「フィール、お前が好きだ。俺と結婚して欲しい、それとお土産の焼き菓子だ」
「うぅ!? これって結婚を断ると焼き菓子が貰えないとか」
「焼き菓子は土産だ、結婚を断っても食べていいぞ」
「それなら結婚はお断りします、リード。焼き菓子を一緒に食べよう!!」
「それは構わんが深夜に男を部屋に入れると襲われるぞ、フィールは凄く可愛いんだから気をつけた方がいい」
「はむっ、大丈夫。リード以外の男の人は部屋に入れないから」
俺はフィールのその言葉に自分がフィールにとって、『安全な男』として扱われているのが分かった。その信頼は嬉しくもあり、ちょっと悲しくもあった。
「それならいいが、女の一人暮らしなんだから気をつけろ」
「はーい!!」
「この焼き菓子は美味いな」
「うん、中身のこの黒いものが甘くて美味しい」
「それはあんこだ、こんなところで食べれるとは思わなかった」
「リード、また買って食べようね」
そう言って笑いあって俺たちは幸せだった、たとえフィールが俺と結婚してくれなくても、それでも今はまだ傍にいられるだけで俺は幸せだった。しっかり歯磨きしてから寝るようにフィールに言って、俺も歯磨きをしてから眠りについた。明日は盗賊退治をするつもりだった、だが真夜中に俺は目が覚めた。何故目が覚めたのか不思議に思う俺に風の精霊が大急ぎで、フィールの部屋の彼女の言葉を俺に伝えていた。
「やだ、お客さんでしょう。どうして私の部屋を知ってるの、そのナイフは何!?」
「このナイフはフィールちゃんには邪魔な服を斬り裂くためさ、決してフィールちゃんは傷つけない」
「何!? どうして!! 大声を出すわ、私の隣の部屋には凄く強い人がいるんだから!!」
「それじゃあ、声も出せないようにフィールちゃんを縛ってしまおう」
「やぁー!! うーう、うううう!! うーう!?」
「それじゃ、まずその可愛い胸を見せて貰っちゃおうかな。しぃー、静かにね」
俺はすぐに剣だけを持って、闇を渡ってフィールの部屋に忍び込んだ。そこにはフィールと見たことのない男がいた、その男はフィールの服を切り裂こうとしていた。俺はフィールを襲われた怒りから、その男の服を掴んで乱暴に床に引きずり倒した。
「だっ、誰だ!!」
「フィールの隣の部屋に住んでる凄く強い人だよ!! おらぁ!!」
そうして俺は男の腹に全力で蹴りを入れた、その時に男がナイフを落としたので男の手の届かない場所に蹴りとばした。五回ほど全力で蹴りを入れた男は血を吐きながら何も言わなくなった、まぁ生きているから大丈夫だろうと思い、俺は縛られていたフィールの縄を解いた。
「大丈夫だったか?」
「ひっく、大丈夫じゃない、ひっく、凄く怖かった、ひっく、リードぉ、ひっく」
「だから女の一人暮らしは注意しろと言ったんだ」
「うん、分かった。凄くよく分かったよぉ」
「こいつは街の警備隊に突き出す」
「リード、後ろ!?」
いつの間にか男が立ち上がって俺に向かって殴りかかってきた、俺はまともに相手にしてやる気にもなれなくて魔法を使った。
「”しびれる稲妻”」
俺は素早くフィールの様子を確認したが、嬉しそうに笑っていて寝着だということ以外、特に変化も無いように見えた。
「あっ、悪いことじゃないんです。氷です、氷!!」
「氷がどうかしたのか?」
「氷が作れる魔法使いは少ないんです、だから私は酒屋さんに就職しました。氷を沢山作って、冷たいお酒を皆さんに楽しんでもらいました」
「それは良かったなぁ、フィール」
「はい、これもリードさんのおかげです」
「俺は少し話をしただけだ、あとはフィールの努力の結果だよ」
そうやって二人で廊下で少し立ち話をした、フィールは本当に嬉しそうでやる気に満ち溢れていた。酒場だったら給仕の仕事もあるだろうから、フィールの夢は叶ったのだ。俺もそのことが嬉しくて笑った、そうしたらフィールが驚いていた。そして俺はこう言うのを忘れなかった。
「努力するフィールのことが大好きだ、俺と結婚しよう」
「リードさんも諦めませんね、残念ながらお断りします」
「また、明日も言う。それじゃ、おやすみ」
「明日も言ってくれるんですか、おやすみなさい」
俺は公衆浴場まで行くのが面倒で、盥にお湯を出して体を綺麗に拭いた。しかしあの森で会ったダークウルフの群れ、咄嗟のことで攻撃して殺す以外のことは考えられなかったが、あんなに強い魔物がうろついているとは森はやっぱり物騒な場所だった。他にも何かの気配を感じたし、また行ってみて稼いでおくのは良いことだと思った。俺はそんなことを考えながら、寝衣に着替えて眠りについた。
「うーん、何かいると思ったんだが移動したのか?」
翌日俺はフィールと一緒に朝飯を食べると、また森の奥深くへ来ていた。でも昨日と違って魔物の気配は感じられなかった、だが確かに何かの気配があるのだ。俺は樹に登ってしばらく隠れていた、そうしたら現れたのは人間だった。汚い格好をしているのに武器だけは立派な物を持っていた、数えてみると八人のその集団は小さな声で話していた。だから風の精霊の力でその会話を聞き取ってみることにした。
「ダークウルフがいなくなったのはいいが、あんな冒険者が現れるとはな」
「成人したてのガキのくせに、おっそろしい魔法を使いやがる」
「さぁ、仕事だ。森の中の街道に行こう」
「獲物がかかるのを待たないとな」
「良い女の旅人とかいたら、犯していいか?」
「そんなら森のアジトまで連れていけばいいさ」
「それじゃあ、行こうぜ」
「ああ、稼いでおこう」
俺が話を聞いてみたところコイツらは盗賊のようだった、でも証拠がなかったからどうしようかと考えながら、俺は奴らの跡をつけてみた。今日の街道は人が全然通らなかった、だから盗賊の奴らは苛立っていた。俺は賞金首でも探してみようと思って、一旦は街の冒険者ギルドに帰ることにした。
「あっ、こいつはいたな。こいつも、ああっこっちにも」
冒険者ギルドに帰ると見覚えがある賞金首が三人ほどいた、これで次にあいつらとあったら堂々と首を狩って、それを持って帰ることができるとよく見て手配書の顔を覚えた。今日はそいつらにもう出会えそうもなかったので、俺は冒険者ギルドの鍛練場に行ってみた。シュティックというおっさんが新人冒険者相手に訓練をしていた、受付のお姉さんによく話を聞いてみると、シュティックというおっさんは新人たちの指導係だった。だから、俺も新人冒険者に混じって剣の訓練を受けてみた。
「この前の化け物の坊主か、良い剣筋だがまだ基本から応用ができてねぇな」
「…………どうして俺が化け物なんだ、俺は白金の冒険者じゃないぞ」
「坊主なら飛び級で白金までいけそうだと俺は思う、雷を使える魔法使いは少ないんだぜ」
「化け物と呼ばれるんじゃ、白金の冒険者になりたくない」
「そりゃ、白金じゃなくてももう手遅れだ。昨日の試験から坊主は化け物と呼ばれてるぜ」
「嘘だろう、俺はただの人間で新人冒険者だ」
このシュティックというおっさんとの訓練はとても役に立った、自分の剣の悪いところが分かったし、それを補うやり方を考えることができた。ただ他の冒険者と目が合うと相手は真っ青な顔になるか、面白そうにこっちを見ながらニヤニヤしていた。別に仲間を探すつもりは無かったが、自分が化け物と呼ばれているのはショックだった。
「はぁ~、汗をかいたし。公衆浴場に行っておくか」
そうして俺は公衆浴場に立ち寄って、泥と埃や汗を落としておいた。さて、今日もフィールにプロポーズをしに行かなくてはならない、俺は花でも買っていくべきか迷った。俺からすると花束とは貰った瞬間は嬉しいが、後始末に困るしろものだった。フィールの部屋に花瓶があるかも怪しかったし、結局花は買わずに代わりに店で味見をして美味しかった、ホカホカの焼き菓子を買っていくことにした。
「フィール、いるか?」
「リードなの、いるよ。どうぞ、開いてるよ」
俺は深夜にフィールの部屋に入ることができた、俺はフィールの親じゃないがちょっと心配になった。フィールは薄い寝衣姿で全くの無防備だった、まぁそんなところも可愛いのだがやっぱり心配になった。
「フィール、お前が好きだ。俺と結婚して欲しい、それとお土産の焼き菓子だ」
「うぅ!? これって結婚を断ると焼き菓子が貰えないとか」
「焼き菓子は土産だ、結婚を断っても食べていいぞ」
「それなら結婚はお断りします、リード。焼き菓子を一緒に食べよう!!」
「それは構わんが深夜に男を部屋に入れると襲われるぞ、フィールは凄く可愛いんだから気をつけた方がいい」
「はむっ、大丈夫。リード以外の男の人は部屋に入れないから」
俺はフィールのその言葉に自分がフィールにとって、『安全な男』として扱われているのが分かった。その信頼は嬉しくもあり、ちょっと悲しくもあった。
「それならいいが、女の一人暮らしなんだから気をつけろ」
「はーい!!」
「この焼き菓子は美味いな」
「うん、中身のこの黒いものが甘くて美味しい」
「それはあんこだ、こんなところで食べれるとは思わなかった」
「リード、また買って食べようね」
そう言って笑いあって俺たちは幸せだった、たとえフィールが俺と結婚してくれなくても、それでも今はまだ傍にいられるだけで俺は幸せだった。しっかり歯磨きしてから寝るようにフィールに言って、俺も歯磨きをしてから眠りについた。明日は盗賊退治をするつもりだった、だが真夜中に俺は目が覚めた。何故目が覚めたのか不思議に思う俺に風の精霊が大急ぎで、フィールの部屋の彼女の言葉を俺に伝えていた。
「やだ、お客さんでしょう。どうして私の部屋を知ってるの、そのナイフは何!?」
「このナイフはフィールちゃんには邪魔な服を斬り裂くためさ、決してフィールちゃんは傷つけない」
「何!? どうして!! 大声を出すわ、私の隣の部屋には凄く強い人がいるんだから!!」
「それじゃあ、声も出せないようにフィールちゃんを縛ってしまおう」
「やぁー!! うーう、うううう!! うーう!?」
「それじゃ、まずその可愛い胸を見せて貰っちゃおうかな。しぃー、静かにね」
俺はすぐに剣だけを持って、闇を渡ってフィールの部屋に忍び込んだ。そこにはフィールと見たことのない男がいた、その男はフィールの服を切り裂こうとしていた。俺はフィールを襲われた怒りから、その男の服を掴んで乱暴に床に引きずり倒した。
「だっ、誰だ!!」
「フィールの隣の部屋に住んでる凄く強い人だよ!! おらぁ!!」
そうして俺は男の腹に全力で蹴りを入れた、その時に男がナイフを落としたので男の手の届かない場所に蹴りとばした。五回ほど全力で蹴りを入れた男は血を吐きながら何も言わなくなった、まぁ生きているから大丈夫だろうと思い、俺は縛られていたフィールの縄を解いた。
「大丈夫だったか?」
「ひっく、大丈夫じゃない、ひっく、凄く怖かった、ひっく、リードぉ、ひっく」
「だから女の一人暮らしは注意しろと言ったんだ」
「うん、分かった。凄くよく分かったよぉ」
「こいつは街の警備隊に突き出す」
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