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月と太陽は交わらない(中編)
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「俺と結婚してくれ、葉月」
「嫌だ!! 僕はいつか可愛いΩと結婚するんだ!!」
「可愛いΩの愛人なら用意してやる、だから俺と結婚してくれ。葉月」
「お断りだ!! だれが犯罪者となんか!?」
「十二年も我慢していて、我慢しきれなくなった。二週間前に葉月をおか……」
「わー!! わー!! わー!! 黙れ!! こっちへ来い!?」
僕は慌てて陽司を入れたくなかったが、自分の部屋に入れて他の使用人などに話を聞かれなくした。陽司は珍しそうに僕の部屋を見てまわった、僕の好きな本や絵それに漫画のフィギュアなどを眺めていた。特にベッドの周りのチェックは熱心でや僕が隠していた、可愛いΩのエロ本まで引っ張り出した。人の物を勝手に触るな見るなと僕は怒ったが、陽司は僕の言っていることを聞かずにそのエロ本を読みだした。結婚を申し込みにきて勝手にその相手のエロ本を読みだすなんて、僕には陽司が何を考えているのか分からなかった、僕は陽司からエロ本を取り上げて何を企んでいると聞いた。
「だから俺は十二年葉月に手を出すのを我慢した、二週間目に葉月が生徒会長を辞めて生徒会室にもこなくなる、そう思って我慢しきれなくって無理やり抱いた」
「そうだ、お前は強姦犯だ!! 犯罪者だ!!」
「葉月がしたいなら俺を警察に突き出すと良い、二週間前に葉月を抱いたが凄く気持ち良かった。それから葉月の写真でずっと我慢していたが、もう我慢できなくなった。俺は葉月が好きだ、葉月が抱きたい」
「あの時の写真なんて消せ!! 抱きたいなんて言われても僕は嫌だ!!」
「分かった、写真は消す。代わりに葉月を持って帰る、古島家は似鳥家に三十億の借金がある、その借金のかたに葉月を持って帰る」
「三十億!? 借金があるとは知っていたがそんなに大金だったのか!? いや、だからといって人間を借金のかたにするなんて、現代日本であってたまるか!? 離せ!! 僕を持ち上げるな!!」
「葉月が俺と結婚してくれるなら、三十億の借金は無かったことにする、そうだ。そうして、俺と結婚しよう!!」
「だから僕を持ち上げるな!! 結婚なんてするもんか!?」
陽司は僕を軽々と抱き上げて運びだした、僕がそれでも納得がいかなくて暴れたら、陽司が着ていたスーツのネクタイで僕のことを縛った。そうして陽司は僕の部屋を出て行った、僕の父は運が悪いことに不在だった。だから誰も陽司のことを止められなかった、うちの執事が一旦陽司の前に立ちはだかってくれたが、三十億の借金のかただと言われて陽司から突き飛ばされていた。そうして僕は陽司の家の車に乗せられて、陽司の家に連れていかれた。うちよりもずっと広くて中庭で何か工事をしていた、そうして僕は陽司の部屋に連れていかれて、ダブルベッドの上に放り出された。
「陽司、これは誘拐だぞ!!」
「借金のかたを持ってきただけだ、それとも俺と結婚してくれるか?」
「強姦犯と結婚なんかするわけがない!!」
「俺があの時、葉月を抱かなかったら結婚してくれたのか?」
「するわけないだろ!!」
「やっぱりそうか、それじゃ。葉月、選びに行こう」
「選びに行く? 何をだ?」
「葉月の愛人にするΩを選んで貰う」
そうして陽司は僕の拘束を解き、僕をつれて似鳥家の一室に入った。そこには綺麗に着飾ったΩたちがそろっていた、どの子も可愛い子だったが僕が見ていると、陽司は選べと言ってきた。僕は愛人なんかいらないと言ったが、それなら俺一人で抱くがいいのかと言われた。僕は迷いに迷ってそこにいた可愛いΩたちから一人を選んだ、選ばれなかったΩたちは悲鳴をあげて逃げようとしたが、全員に足枷がはめてあって碌に動けないようにされていた。陽司はあいつらは借金を返させるために風俗で働かせると言った、それで選ばれなかったΩは悲鳴を上げたのだ。それから陽司は自分の部屋に戻って、僕をベッドに押し倒した。そして陽司は目をギラギラさせながらこう言った。
「葉月、結婚してくれ。それか、抱かせてくれ」
「どちらも断る!!」
「葉月も一緒だ、風俗で働くようなものだ。ただし、客は俺だけだ」
「そんなことをしなくても、父さんが解決してくれる!!」
「そうか、それじゃ今日の夜まで待ってやる。でも俺は早く葉月が抱きたい、好きだから抱きたい、滅茶苦茶に犯したい、俺のことしか考えれられなくしてやりたい!!」
「きっ、今日の夜までは待ってくれるんだろう。僕からも父さんに連絡したい、電話を貸してくれ」
僕がそう言うと陽司は嫌そうな顔をした、そうして電話をしぶしぶ貸してくれた。僕は父さんの携帯に電話をしたが出て貰えなかった、それで会社にかけたが父さんはいなかった。それならと思って母さんに電話をしたらすぐ繋がった、僕は三十億の借金の話をしたが母さんではどうしようもなかった。僕は父さんと連絡がつかずに焦った、何度かけても携帯には出て貰えなかった。そんな僕を陽司はにこにこと笑顔で見ていた、焦っている僕が面白いのか珍しく陽司は笑っていた。そうして、父さんと連絡がつかないまま夜がきてしまった。その間に僕には豪華な夕食が出たが、ほとんど喉を通らなかった。そして、陽司は僕を自分のベッドに押し倒して言った。
「それじゃ、葉月を抱かせてくれ。好きなんだ、葉月。ああっ、また葉月が抱けるなんて気が狂いそうに嬉しい」
「こっちは嬉しくもなんともない!! ああ、分かった。また僕を強姦するといいさ、強姦犯!!」
「強姦じゃない、葉月も了承した。ああ、葉月の良い匂いだ。俺と同じαなのに良い匂いだ、すぐに犯したくなる」
「借金のかたに抱かれろなんて、了承したうちに入るか!? 陽司、お前は強姦犯だよ!!」
「もういい、強姦犯でもいい。葉月を抱きたい、滅茶苦茶に犯したい」
「痛っ!! そんなに強く腕をつかむな、セックスのやり方も知らないのか!?」
「それじゃ、葉月教えて。セックスのやり方、そのとおりに俺はする」
「そんなことを言われて、教える奴がどこにいるんだ!?」
僕が陽司の言うことを断ると、陽司は勝手に僕にキスしてきた。凄くエロくて上手いディープキスだった、僕はそれが嫌なはずなのに体がうずくのを感じた。人間は叩かれれば痛いし、くすぐられれば笑う、僕はただの体の反射だと思って陽司とのキスをやり過ごした。そして今度は僕は服を脱がされて胸を舐められたり、うなじを噛まれたり、僕のものをフェラしたりした。とにかく僕を気持ちよくさせようと陽司は必死だった、僕も性感帯を愛撫されて気持ちが良くなってきた。そうしてまたお尻の穴も丁寧にほぐされた、またフェラをされながらほぐされたので、僕は気持ちが良くて仕方がなかった。
「葉月入れるよ、俺のものを入れる。ああ、葉月の中は温かくて気持ち良い、そこらのΩなんて葉月に比べればただのゴミのようなものだ」
「あああああっ!! うぅ!! はぁ!! はぁ!! いちいち煩い、さっさとヤッて早く終わらせろ!!」
「それは嫌だ俺はじっくりと葉月を抱きたい、この前はそんな時間がなかった。だから今日は時間をかけてゆっくりと葉月を抱きたい、優しくしたい、気持ちよくさせたい。俺だけが良いと言わせたい」
「やぁん!! ああっ!! ああっ!! わざとゆっくり動かして!! うぅ、畜生。お前なんて大嫌いだ。ううぅ、 ああっ!! ああっ!! やん!! 激しくなって!!」
「大嫌いなんて言うな、俺は幼稚園で葉月が初めて一緒に遊んでくれてから好きだ。その後も俺なんかに対等に話しかけてくれるのは葉月だけだった。俺は葉月が好き、大好きで、愛してる」
「はっ、激しっ!! やぁん!! ああっ!! あああっ!! 僕は普通に話していただけだ、何も特別なことはしていない!! やあぁ!?」
「それが特別なんだよ、葉月。俺は皆が知ってる通り似鳥家の愛人の子だ。だから長男でも皆が俺をことを馬鹿にした、普通に話してくれるのは葉月だけだった。ああっ!! 気持ちが良い、いく!!」
「やあぁぁ、中にだすなぁ!? 中に出されると大変なんだぞ、後から後から溢れてきて止まらなくて、いやあぁぁ!! なんで大きくなって、ああっ!! ああっ!! ひっ!?」
「葉月いっちゃ駄目だ。ちゃんと葉月の愛人を用意してある。入ってこい、ただし葉月のこんなに可愛いところを見たら殺す!! 後ろはほぐしてきたか、それじゃそこに横になれ」
「さっきのΩの子じゃないか、全裸に首輪それに目隠しなんてどういう趣味してるんだ。えっ!? まさか!!」
「葉月は可愛いΩが好きだろう、だから俺が見ている時だけは、愛人として使ってもいい。それじゃ、もう一回いくぞ!! 葉月の中が締めつけるから勃起が止まらない、ああっ!!」
「やっ、止めろ!! そんな後ろと前と同時になんて、ああっ!! やあぁ!! まっ、前も後ろも気持ちが良くて、嫌だぁ!? ああっ!! ああっ!! あああああっ!?」
陽司は俺を抱きながら俺にそのΩの子を抱かせた、そのΩの可愛い子は僕のものを咥え込む度に可愛く喘いだ。僕は前も後ろも気持ちが良くて、三人でこんな背徳的なセックスをしていることに興奮して何度もいった、Ωの子は何回くらい僕を受け止めたのだろうか、そんなことを数えている余裕なんてなかった。後ろから陽司がパンパンと音を立てて僕のお尻を犯していたからだ、陽司は何度も、何度も僕を抱いた。時にはΩの子をどかして、僕だけを激しく抱いた。じゅっぽじゅっぽと音がするくらい、僕の中は陽司の精液でいっぱいになった。そんな日々がしばらく続いた。
「いつまでこんなことを続けるつもりだ、陽司?」
「少なくとも葉月の親が三十億を用意するまでだ、それまでに俺は葉月と結婚したい」
「こんなことをして結婚できると思っているのか!?」
「でも葉月、前よりずっとエロくなった。もう後ろの刺激がないといけないだろ、ずっと俺が葉月の相手をするから結婚して欲しい」
「お前なんかよりアダルトグッズのバイブの方がマシだ、バイブは結婚しろなんて言わないからな」
「そうか、それじゃそんな玩具を用意する。俺のとどっちが良いか比べてみよう」
「おっ、お前は狂ってる、陽司」
「俺は言ったとおりに葉月が好きなだけだ、だから葉月が玩具が良いというなら用意する」
陽司は確かに愛人の子だと幼稚園の頃から噂がたっていた、それに陽司は大人しい子だった。僕はいろんな子と遊びたくて陽司にも声をかけただけだった、それだけでこれほど執着されるとは知らなかった。そんなの分かるわけがなかった、そんな陽司は言ったとおりに大人の玩具を買ってきた。極太のバイブをローションでとろとろにされて僕の後ろに入れられた、そうしてΩの子ともセックスさせられた。陽司は初めは面白がっていたが、僕がバイブでいってしまうのを見ると、買って来た玩具を全部壊した。そして、また僕を抱くようになった。
「バイブの方が大人しい分、お前のものより良かった。やあぁ!! ああっ!! ああっ!! 激しくするなぁ!! そんなに良いところをこすられたら、ああっ!! いってしまう!?」
「葉月、葉月、大好きだ。俺よりバイブが良いなんて言わないで、俺の相手をして気持ち良くなって!! お前は葉月に触れるな!! お前は愛人だが葉月専用のオナホと変わらない!!」
「可哀そうだ、この子に怒鳴るな!! 無理やり僕たちのセックスに参加させられてるんだぞ!! ああっ!! やあぁ!! はぁ、はぁ、ああっ!! ああっ!!、嫌だぁ!!」
「葉月、愛人のことなんか気にかけるな。あんまり気にかけるならその子は風俗に行かせて、別の可愛いΩを連れてきてやる。でも大切にするな、俺を嫉妬させるだけだぞ」
「やぁん!! ああっ!! ああっ!! ああっ!! まだ終わらないのか!? もう嫌だ!! もうセックスなんてしたくない!! うぅ、おぇぇぇ!?」
「おい愛人、葉月の口をティッシュで綺麗に拭け!! 決して葉月の姿は見るなよ、見たら必ず殺す!! 葉月、葉月、ちょっと無理し過ぎたな。今日はもう終わりにしような」
それから僕はセックスをすると吐くようになった、吐くなと言われても無理で一度吐しゃ物を飲み込んで窒息しそうになった。そうしたら陽司が僕を抱かなくなった、僕はホッとしてゆっくりと眠れるようになった。でもセックスが出来ないのなら愛人も始末するかと陽司が言いだした、僕は愛人でオナホ扱いされていたあの子が可哀そうで、何も食べずに吐くものがない状態で陽司をセックスに誘った。僕から誘いに陽司は無邪気に喜んだ、そして恐ろしいことを言うのだった。
「葉月、俺とセックスしてくれるなんて嬉しい!! 早く早く俺と結婚もしような、今は葉月の父親を説得しているところだ」
「嫌だ!! 僕はいつか可愛いΩと結婚するんだ!!」
「可愛いΩの愛人なら用意してやる、だから俺と結婚してくれ。葉月」
「お断りだ!! だれが犯罪者となんか!?」
「十二年も我慢していて、我慢しきれなくなった。二週間前に葉月をおか……」
「わー!! わー!! わー!! 黙れ!! こっちへ来い!?」
僕は慌てて陽司を入れたくなかったが、自分の部屋に入れて他の使用人などに話を聞かれなくした。陽司は珍しそうに僕の部屋を見てまわった、僕の好きな本や絵それに漫画のフィギュアなどを眺めていた。特にベッドの周りのチェックは熱心でや僕が隠していた、可愛いΩのエロ本まで引っ張り出した。人の物を勝手に触るな見るなと僕は怒ったが、陽司は僕の言っていることを聞かずにそのエロ本を読みだした。結婚を申し込みにきて勝手にその相手のエロ本を読みだすなんて、僕には陽司が何を考えているのか分からなかった、僕は陽司からエロ本を取り上げて何を企んでいると聞いた。
「だから俺は十二年葉月に手を出すのを我慢した、二週間目に葉月が生徒会長を辞めて生徒会室にもこなくなる、そう思って我慢しきれなくって無理やり抱いた」
「そうだ、お前は強姦犯だ!! 犯罪者だ!!」
「葉月がしたいなら俺を警察に突き出すと良い、二週間前に葉月を抱いたが凄く気持ち良かった。それから葉月の写真でずっと我慢していたが、もう我慢できなくなった。俺は葉月が好きだ、葉月が抱きたい」
「あの時の写真なんて消せ!! 抱きたいなんて言われても僕は嫌だ!!」
「分かった、写真は消す。代わりに葉月を持って帰る、古島家は似鳥家に三十億の借金がある、その借金のかたに葉月を持って帰る」
「三十億!? 借金があるとは知っていたがそんなに大金だったのか!? いや、だからといって人間を借金のかたにするなんて、現代日本であってたまるか!? 離せ!! 僕を持ち上げるな!!」
「葉月が俺と結婚してくれるなら、三十億の借金は無かったことにする、そうだ。そうして、俺と結婚しよう!!」
「だから僕を持ち上げるな!! 結婚なんてするもんか!?」
陽司は僕を軽々と抱き上げて運びだした、僕がそれでも納得がいかなくて暴れたら、陽司が着ていたスーツのネクタイで僕のことを縛った。そうして陽司は僕の部屋を出て行った、僕の父は運が悪いことに不在だった。だから誰も陽司のことを止められなかった、うちの執事が一旦陽司の前に立ちはだかってくれたが、三十億の借金のかただと言われて陽司から突き飛ばされていた。そうして僕は陽司の家の車に乗せられて、陽司の家に連れていかれた。うちよりもずっと広くて中庭で何か工事をしていた、そうして僕は陽司の部屋に連れていかれて、ダブルベッドの上に放り出された。
「陽司、これは誘拐だぞ!!」
「借金のかたを持ってきただけだ、それとも俺と結婚してくれるか?」
「強姦犯と結婚なんかするわけがない!!」
「俺があの時、葉月を抱かなかったら結婚してくれたのか?」
「するわけないだろ!!」
「やっぱりそうか、それじゃ。葉月、選びに行こう」
「選びに行く? 何をだ?」
「葉月の愛人にするΩを選んで貰う」
そうして陽司は僕の拘束を解き、僕をつれて似鳥家の一室に入った。そこには綺麗に着飾ったΩたちがそろっていた、どの子も可愛い子だったが僕が見ていると、陽司は選べと言ってきた。僕は愛人なんかいらないと言ったが、それなら俺一人で抱くがいいのかと言われた。僕は迷いに迷ってそこにいた可愛いΩたちから一人を選んだ、選ばれなかったΩたちは悲鳴をあげて逃げようとしたが、全員に足枷がはめてあって碌に動けないようにされていた。陽司はあいつらは借金を返させるために風俗で働かせると言った、それで選ばれなかったΩは悲鳴を上げたのだ。それから陽司は自分の部屋に戻って、僕をベッドに押し倒した。そして陽司は目をギラギラさせながらこう言った。
「葉月、結婚してくれ。それか、抱かせてくれ」
「どちらも断る!!」
「葉月も一緒だ、風俗で働くようなものだ。ただし、客は俺だけだ」
「そんなことをしなくても、父さんが解決してくれる!!」
「そうか、それじゃ今日の夜まで待ってやる。でも俺は早く葉月が抱きたい、好きだから抱きたい、滅茶苦茶に犯したい、俺のことしか考えれられなくしてやりたい!!」
「きっ、今日の夜までは待ってくれるんだろう。僕からも父さんに連絡したい、電話を貸してくれ」
僕がそう言うと陽司は嫌そうな顔をした、そうして電話をしぶしぶ貸してくれた。僕は父さんの携帯に電話をしたが出て貰えなかった、それで会社にかけたが父さんはいなかった。それならと思って母さんに電話をしたらすぐ繋がった、僕は三十億の借金の話をしたが母さんではどうしようもなかった。僕は父さんと連絡がつかずに焦った、何度かけても携帯には出て貰えなかった。そんな僕を陽司はにこにこと笑顔で見ていた、焦っている僕が面白いのか珍しく陽司は笑っていた。そうして、父さんと連絡がつかないまま夜がきてしまった。その間に僕には豪華な夕食が出たが、ほとんど喉を通らなかった。そして、陽司は僕を自分のベッドに押し倒して言った。
「それじゃ、葉月を抱かせてくれ。好きなんだ、葉月。ああっ、また葉月が抱けるなんて気が狂いそうに嬉しい」
「こっちは嬉しくもなんともない!! ああ、分かった。また僕を強姦するといいさ、強姦犯!!」
「強姦じゃない、葉月も了承した。ああ、葉月の良い匂いだ。俺と同じαなのに良い匂いだ、すぐに犯したくなる」
「借金のかたに抱かれろなんて、了承したうちに入るか!? 陽司、お前は強姦犯だよ!!」
「もういい、強姦犯でもいい。葉月を抱きたい、滅茶苦茶に犯したい」
「痛っ!! そんなに強く腕をつかむな、セックスのやり方も知らないのか!?」
「それじゃ、葉月教えて。セックスのやり方、そのとおりに俺はする」
「そんなことを言われて、教える奴がどこにいるんだ!?」
僕が陽司の言うことを断ると、陽司は勝手に僕にキスしてきた。凄くエロくて上手いディープキスだった、僕はそれが嫌なはずなのに体がうずくのを感じた。人間は叩かれれば痛いし、くすぐられれば笑う、僕はただの体の反射だと思って陽司とのキスをやり過ごした。そして今度は僕は服を脱がされて胸を舐められたり、うなじを噛まれたり、僕のものをフェラしたりした。とにかく僕を気持ちよくさせようと陽司は必死だった、僕も性感帯を愛撫されて気持ちが良くなってきた。そうしてまたお尻の穴も丁寧にほぐされた、またフェラをされながらほぐされたので、僕は気持ちが良くて仕方がなかった。
「葉月入れるよ、俺のものを入れる。ああ、葉月の中は温かくて気持ち良い、そこらのΩなんて葉月に比べればただのゴミのようなものだ」
「あああああっ!! うぅ!! はぁ!! はぁ!! いちいち煩い、さっさとヤッて早く終わらせろ!!」
「それは嫌だ俺はじっくりと葉月を抱きたい、この前はそんな時間がなかった。だから今日は時間をかけてゆっくりと葉月を抱きたい、優しくしたい、気持ちよくさせたい。俺だけが良いと言わせたい」
「やぁん!! ああっ!! ああっ!! わざとゆっくり動かして!! うぅ、畜生。お前なんて大嫌いだ。ううぅ、 ああっ!! ああっ!! やん!! 激しくなって!!」
「大嫌いなんて言うな、俺は幼稚園で葉月が初めて一緒に遊んでくれてから好きだ。その後も俺なんかに対等に話しかけてくれるのは葉月だけだった。俺は葉月が好き、大好きで、愛してる」
「はっ、激しっ!! やぁん!! ああっ!! あああっ!! 僕は普通に話していただけだ、何も特別なことはしていない!! やあぁ!?」
「それが特別なんだよ、葉月。俺は皆が知ってる通り似鳥家の愛人の子だ。だから長男でも皆が俺をことを馬鹿にした、普通に話してくれるのは葉月だけだった。ああっ!! 気持ちが良い、いく!!」
「やあぁぁ、中にだすなぁ!? 中に出されると大変なんだぞ、後から後から溢れてきて止まらなくて、いやあぁぁ!! なんで大きくなって、ああっ!! ああっ!! ひっ!?」
「葉月いっちゃ駄目だ。ちゃんと葉月の愛人を用意してある。入ってこい、ただし葉月のこんなに可愛いところを見たら殺す!! 後ろはほぐしてきたか、それじゃそこに横になれ」
「さっきのΩの子じゃないか、全裸に首輪それに目隠しなんてどういう趣味してるんだ。えっ!? まさか!!」
「葉月は可愛いΩが好きだろう、だから俺が見ている時だけは、愛人として使ってもいい。それじゃ、もう一回いくぞ!! 葉月の中が締めつけるから勃起が止まらない、ああっ!!」
「やっ、止めろ!! そんな後ろと前と同時になんて、ああっ!! やあぁ!! まっ、前も後ろも気持ちが良くて、嫌だぁ!? ああっ!! ああっ!! あああああっ!?」
陽司は俺を抱きながら俺にそのΩの子を抱かせた、そのΩの可愛い子は僕のものを咥え込む度に可愛く喘いだ。僕は前も後ろも気持ちが良くて、三人でこんな背徳的なセックスをしていることに興奮して何度もいった、Ωの子は何回くらい僕を受け止めたのだろうか、そんなことを数えている余裕なんてなかった。後ろから陽司がパンパンと音を立てて僕のお尻を犯していたからだ、陽司は何度も、何度も僕を抱いた。時にはΩの子をどかして、僕だけを激しく抱いた。じゅっぽじゅっぽと音がするくらい、僕の中は陽司の精液でいっぱいになった。そんな日々がしばらく続いた。
「いつまでこんなことを続けるつもりだ、陽司?」
「少なくとも葉月の親が三十億を用意するまでだ、それまでに俺は葉月と結婚したい」
「こんなことをして結婚できると思っているのか!?」
「でも葉月、前よりずっとエロくなった。もう後ろの刺激がないといけないだろ、ずっと俺が葉月の相手をするから結婚して欲しい」
「お前なんかよりアダルトグッズのバイブの方がマシだ、バイブは結婚しろなんて言わないからな」
「そうか、それじゃそんな玩具を用意する。俺のとどっちが良いか比べてみよう」
「おっ、お前は狂ってる、陽司」
「俺は言ったとおりに葉月が好きなだけだ、だから葉月が玩具が良いというなら用意する」
陽司は確かに愛人の子だと幼稚園の頃から噂がたっていた、それに陽司は大人しい子だった。僕はいろんな子と遊びたくて陽司にも声をかけただけだった、それだけでこれほど執着されるとは知らなかった。そんなの分かるわけがなかった、そんな陽司は言ったとおりに大人の玩具を買ってきた。極太のバイブをローションでとろとろにされて僕の後ろに入れられた、そうしてΩの子ともセックスさせられた。陽司は初めは面白がっていたが、僕がバイブでいってしまうのを見ると、買って来た玩具を全部壊した。そして、また僕を抱くようになった。
「バイブの方が大人しい分、お前のものより良かった。やあぁ!! ああっ!! ああっ!! 激しくするなぁ!! そんなに良いところをこすられたら、ああっ!! いってしまう!?」
「葉月、葉月、大好きだ。俺よりバイブが良いなんて言わないで、俺の相手をして気持ち良くなって!! お前は葉月に触れるな!! お前は愛人だが葉月専用のオナホと変わらない!!」
「可哀そうだ、この子に怒鳴るな!! 無理やり僕たちのセックスに参加させられてるんだぞ!! ああっ!! やあぁ!! はぁ、はぁ、ああっ!! ああっ!!、嫌だぁ!!」
「葉月、愛人のことなんか気にかけるな。あんまり気にかけるならその子は風俗に行かせて、別の可愛いΩを連れてきてやる。でも大切にするな、俺を嫉妬させるだけだぞ」
「やぁん!! ああっ!! ああっ!! ああっ!! まだ終わらないのか!? もう嫌だ!! もうセックスなんてしたくない!! うぅ、おぇぇぇ!?」
「おい愛人、葉月の口をティッシュで綺麗に拭け!! 決して葉月の姿は見るなよ、見たら必ず殺す!! 葉月、葉月、ちょっと無理し過ぎたな。今日はもう終わりにしような」
それから僕はセックスをすると吐くようになった、吐くなと言われても無理で一度吐しゃ物を飲み込んで窒息しそうになった。そうしたら陽司が僕を抱かなくなった、僕はホッとしてゆっくりと眠れるようになった。でもセックスが出来ないのなら愛人も始末するかと陽司が言いだした、僕は愛人でオナホ扱いされていたあの子が可哀そうで、何も食べずに吐くものがない状態で陽司をセックスに誘った。僕から誘いに陽司は無邪気に喜んだ、そして恐ろしいことを言うのだった。
「葉月、俺とセックスしてくれるなんて嬉しい!! 早く早く俺と結婚もしような、今は葉月の父親を説得しているところだ」
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