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2-21助けられるとは限らない
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「これが針と鋏それに肉です、値段は銀貨三枚です」
「えっとお金がなくて、私の家で作った蜂蜜酒でもいいかしら」
「これですか、なかなか良いお酒ですね。はい、これと交換でいいですよ」
「ああ、良かったわ」
銀貨や銅貨などを持っていないエルフも多くて、そんなエルフたちは主に蜂蜜酒を代金の代わりに持ってきた。酒精が強く良くできている蜂蜜酒が多かった、だからその酒と物を交換しても十分な代金になった。アクアやレンもできるだけ店を手伝ってくれた、最初人間であるアクアは多少怖がられていた。だがなんといってもアクアは年が十歳でとても可愛いかったから、最後のあたりではエルフのお姉さんたちにとても可愛がられていた。
「ああ、売った、売った。久しぶりに商人らしいことをした、アクアもレンもお疲れ様」
「アクアもいっぱい計算した、だからもうフラフラなの」
「俺様にも手伝い賃をよこせよ、あの貰った蜂蜜酒でいいからな」
「ああ、俺とレンはあとで蜂蜜酒を飲もう。それと、今日は空いている家を貸してくれるってさ」
「野宿じゃないって嬉しいの、アクアはおみそ汁がご褒美に欲しい」
「あ? おみそしるって一体何だ? それって美味いもんなのか?」
「分かったレンには蜂蜜酒で、アクアにはおみそ汁だね」
「それじゃ、おみそ汁はとっても美味しいの、だからさっさとお片付けするの」
「おう、お前の『魔法の箱』に入れとくぞ」
俺たちはエルフの族長の好意で空いている家を貸して貰った、空き家なのに綺麗に掃除がしてあってなんと大きなベットまであった。俺たちはエルフの族長に簡単な挨拶をすると、空き家で料理してご飯を食べながら酒を飲んだ。俺とレンは焼き肉をつまみにしながら蜂蜜酒をたっぷりと飲み込んだ、アクアはおみそ汁とご飯と焼き肉を美味しそうに食べていた。そして、夜はアクアを真ん中にしてベッドで三人で眠った。
「お世話になりました、どうもありがとうございました」
「ああ、蜂蜜酒がすげぇ美味かったぜ!!」
「ベッドがふかふかだった、ありがとうなの」
翌日は全員がすっきりと目を覚ました、そしておみそ汁と米と焼き肉がまだ残っていたので皆で食べた。レンも意外とこの組み合わせを気に入っていた、それから俺たちはエルフの族長であるルーフェンに、彼に挨拶をしてこの村を出ることになった。ルーフェンは村では手に入りにくい物を持ってきた、そんな俺たちにとても感謝してくれた、そして俺たちを心配して大切な忠告をしてくれた。
「近くで奴隷狩りを人間がしています、どうか十分にお気をつけください。太古からの隣人に、大いなる力の加護があらんことを」
「はい、分かりました。緑の祝福を受けた民よ古き良き隣人に、大いなる力の加護があらんことを」
「あの酒美味かったぜ、緑の祝福を受けた民よ古き良き隣人に、大いなる力の加護があらんことを」
「ふかふかでよく眠れたの、えっと緑の祝福を受けた民よ古き良き隣人に、大いなる力の加護があらんことを」
そうして俺たちはエルフの村を出ようとした、するとまだいくらも行かないうちにディア、そう呼ばれていた族長の娘が待っていた。彼女はとても苦しそうな顔をしていた、そしてしばらく黙って何か迷っていたが、やがて俺たちに向かって頼み事をしてきた。それはとても難しい頼み事だった、何故ならこんな話だったからだ。
「お願い、私のきょうだいがこの先のカラモスの街の人間に攫われた。お父さんは放っておけって言うけど、私のきょうだいをどうか助けて、名前はリッシュって言うの。これっ!! 私がもっている宝石の原石を全部あげるわ!!」
そんな話をいきなり聞かされて俺たちは素早くその場で話し合った、引き受けてあげたい話だったが街で運よくだ、そのリッシュというエルフを見つけられるか分からなかった。それにディアがいっぱい渡してくれたのは、それはあくまで宝石の原石でいくらになるのか分からなかった。また奴隷狩りをしているのならドラゴンである俺とレンも、そしてまだ十歳の子どもであるアクアも捕まる危険があった。俺たちは色々と話し合って、最終的に俺がディアに向かってこう答えた。
「その宝石の原石は貰えない」
「うっ、それじゃ……」
「でも君のきょうだいは探してみるよ」
「え?」
「できるだけ君のきょうだいは探してみる、でも助けられるとは限らないから、その宝石の原石は受け取れないんだ」
「…………分かったわ、ありがとう」
「リッシュに助けにきたと分かって貰えるように、分かりやすく手紙か何か書いてくれる?」
「それならええっと、紙とペンはあるのね。待って、すぐに書くわ」
俺はディアからリッシュへの手紙を受け取った、そしてエルフの族長であるルーフェンと同じように、村から離れないようにディアに言った。ディアは素直にすぐに頷いてくれた、そうして俺たちのことを心配そうに見送ってくれた。森を進んでいくうちにやがて白い霧は晴れていって、俺たちは街道へと出た。それからは俺がアクアを背負って、街道をレンと一緒に走っていった。奴隷狩りにあったエルフだったら、早くみつけないと売られてしまう可能性が高かった。
やがて街が見えたので俺たちは走る速度をゆるめた、カラモスの街であることを街に入る列に並んでいる商人の一人に確認して、そうしてから油断をせずにそのカラモスの街に入っていった。随分と退廃的な雰囲気の街だった、大通りを少し離れたら娼婦たちの店や、賭けごとをする店が何件も並んでいた。この街は娼婦たちの稼ぎや賭け事で儲けているのだと、そう俺と話をしてくれた人間の商人が言っていた。
「随分と大人な街だな、俺たちのような少年は目立つな」
「酒の匂いはいいが、別の甘ったるい匂いが嫌な感じだぜ」
「薄い服を着た、女の人がいっぱいなの」
とりあえず俺たちは宿屋に部屋を借りた、そうして奴隷商人を次々当たってみるつもりでいた。だがいくつか問題があった、俺たちは大金をもってそうには見えなかったし、奴隷を買うには外見が若すぎた。だからこういう設定を作った、俺とアクアは貴族の子どもに見えるようなかなり高い服を買った、レンにもいつもより上等な冒険者の服を着せて、なるべく喋らずお忍びの貴族の護衛に見えるようにした。そして今度は街で一番に高い宿屋、そこに改めて部屋をとっておいた。
「これはお坊ちゃまにお嬢様、どんな奴隷をお探しですか?」
「俺の妹が玩具にするはずだった奴隷を探している」
「さようでございますか、それはどのような奴隷で」
「エルフの男だ、この店にはエルフの男はいるのか?」
そうしてから俺たちは奴隷商人たちを探して歩いた、裏通りで一つそんな店が見つかれば、あとは商人同士の繋がりで何軒も見つかった。そして俺たちは数日で沢山の奴隷をみることになった、泣き喚いている者やもう全て諦めて静かにしている者、いろんな奴隷を見ることになった。俺は全く人間は趣味が悪いと思っていた、こんなふうに金で相手を隷属させて何が面白いのか、俺にはその気持ちが全く分からなかった。
「お願い、私を買って」
「買わないで!! 触らないで!!」
「…………うぅ」
「どうか俺を放っておいてくれ!!」
「買って貰えないと鉱山行きなの、……助けて」
いろんな奴隷を見てエルフの男を探したが見つからなかった、これはもう売られてしまっているのかもしれなかった。レンがイライラとしてこんな汚い街、俺様のブレスで焼き払うと言うから大変だった。俺は人間の街にいる以上は向こうが攻撃してこない限り、俺たちも人間の決まりごとに従うべきだと話してレンを納得させた。ディアの兄妹はなかなか見つからなかった、俺は記憶力がいいから一度行った店の全ての奴隷を覚えてしまった、探している以外のエルフの奴隷も何人か見た。
アクアは奴隷たちを見る度に一生懸命、悲しそうな顔をしないように我慢していた。俺は奴隷商人の店から宿屋に帰ったら、そんな優しいアクアをぎゅと抱きしめて安心させた。レンも同じだったアクアのことをずっと心配してくれた、そうして十件目の奴隷商人と会った時だった。商品の中にリッシュという男のエルフがいると言った。だがその奴隷には問題があると言われた、そして奴隷商人は更に奥の部屋に俺たちを案内してこう叫んだ。
「おい、このくそエルフ。こっちに来て、顔をみせやがれ!!」
「えっとお金がなくて、私の家で作った蜂蜜酒でもいいかしら」
「これですか、なかなか良いお酒ですね。はい、これと交換でいいですよ」
「ああ、良かったわ」
銀貨や銅貨などを持っていないエルフも多くて、そんなエルフたちは主に蜂蜜酒を代金の代わりに持ってきた。酒精が強く良くできている蜂蜜酒が多かった、だからその酒と物を交換しても十分な代金になった。アクアやレンもできるだけ店を手伝ってくれた、最初人間であるアクアは多少怖がられていた。だがなんといってもアクアは年が十歳でとても可愛いかったから、最後のあたりではエルフのお姉さんたちにとても可愛がられていた。
「ああ、売った、売った。久しぶりに商人らしいことをした、アクアもレンもお疲れ様」
「アクアもいっぱい計算した、だからもうフラフラなの」
「俺様にも手伝い賃をよこせよ、あの貰った蜂蜜酒でいいからな」
「ああ、俺とレンはあとで蜂蜜酒を飲もう。それと、今日は空いている家を貸してくれるってさ」
「野宿じゃないって嬉しいの、アクアはおみそ汁がご褒美に欲しい」
「あ? おみそしるって一体何だ? それって美味いもんなのか?」
「分かったレンには蜂蜜酒で、アクアにはおみそ汁だね」
「それじゃ、おみそ汁はとっても美味しいの、だからさっさとお片付けするの」
「おう、お前の『魔法の箱』に入れとくぞ」
俺たちはエルフの族長の好意で空いている家を貸して貰った、空き家なのに綺麗に掃除がしてあってなんと大きなベットまであった。俺たちはエルフの族長に簡単な挨拶をすると、空き家で料理してご飯を食べながら酒を飲んだ。俺とレンは焼き肉をつまみにしながら蜂蜜酒をたっぷりと飲み込んだ、アクアはおみそ汁とご飯と焼き肉を美味しそうに食べていた。そして、夜はアクアを真ん中にしてベッドで三人で眠った。
「お世話になりました、どうもありがとうございました」
「ああ、蜂蜜酒がすげぇ美味かったぜ!!」
「ベッドがふかふかだった、ありがとうなの」
翌日は全員がすっきりと目を覚ました、そしておみそ汁と米と焼き肉がまだ残っていたので皆で食べた。レンも意外とこの組み合わせを気に入っていた、それから俺たちはエルフの族長であるルーフェンに、彼に挨拶をしてこの村を出ることになった。ルーフェンは村では手に入りにくい物を持ってきた、そんな俺たちにとても感謝してくれた、そして俺たちを心配して大切な忠告をしてくれた。
「近くで奴隷狩りを人間がしています、どうか十分にお気をつけください。太古からの隣人に、大いなる力の加護があらんことを」
「はい、分かりました。緑の祝福を受けた民よ古き良き隣人に、大いなる力の加護があらんことを」
「あの酒美味かったぜ、緑の祝福を受けた民よ古き良き隣人に、大いなる力の加護があらんことを」
「ふかふかでよく眠れたの、えっと緑の祝福を受けた民よ古き良き隣人に、大いなる力の加護があらんことを」
そうして俺たちはエルフの村を出ようとした、するとまだいくらも行かないうちにディア、そう呼ばれていた族長の娘が待っていた。彼女はとても苦しそうな顔をしていた、そしてしばらく黙って何か迷っていたが、やがて俺たちに向かって頼み事をしてきた。それはとても難しい頼み事だった、何故ならこんな話だったからだ。
「お願い、私のきょうだいがこの先のカラモスの街の人間に攫われた。お父さんは放っておけって言うけど、私のきょうだいをどうか助けて、名前はリッシュって言うの。これっ!! 私がもっている宝石の原石を全部あげるわ!!」
そんな話をいきなり聞かされて俺たちは素早くその場で話し合った、引き受けてあげたい話だったが街で運よくだ、そのリッシュというエルフを見つけられるか分からなかった。それにディアがいっぱい渡してくれたのは、それはあくまで宝石の原石でいくらになるのか分からなかった。また奴隷狩りをしているのならドラゴンである俺とレンも、そしてまだ十歳の子どもであるアクアも捕まる危険があった。俺たちは色々と話し合って、最終的に俺がディアに向かってこう答えた。
「その宝石の原石は貰えない」
「うっ、それじゃ……」
「でも君のきょうだいは探してみるよ」
「え?」
「できるだけ君のきょうだいは探してみる、でも助けられるとは限らないから、その宝石の原石は受け取れないんだ」
「…………分かったわ、ありがとう」
「リッシュに助けにきたと分かって貰えるように、分かりやすく手紙か何か書いてくれる?」
「それならええっと、紙とペンはあるのね。待って、すぐに書くわ」
俺はディアからリッシュへの手紙を受け取った、そしてエルフの族長であるルーフェンと同じように、村から離れないようにディアに言った。ディアは素直にすぐに頷いてくれた、そうして俺たちのことを心配そうに見送ってくれた。森を進んでいくうちにやがて白い霧は晴れていって、俺たちは街道へと出た。それからは俺がアクアを背負って、街道をレンと一緒に走っていった。奴隷狩りにあったエルフだったら、早くみつけないと売られてしまう可能性が高かった。
やがて街が見えたので俺たちは走る速度をゆるめた、カラモスの街であることを街に入る列に並んでいる商人の一人に確認して、そうしてから油断をせずにそのカラモスの街に入っていった。随分と退廃的な雰囲気の街だった、大通りを少し離れたら娼婦たちの店や、賭けごとをする店が何件も並んでいた。この街は娼婦たちの稼ぎや賭け事で儲けているのだと、そう俺と話をしてくれた人間の商人が言っていた。
「随分と大人な街だな、俺たちのような少年は目立つな」
「酒の匂いはいいが、別の甘ったるい匂いが嫌な感じだぜ」
「薄い服を着た、女の人がいっぱいなの」
とりあえず俺たちは宿屋に部屋を借りた、そうして奴隷商人を次々当たってみるつもりでいた。だがいくつか問題があった、俺たちは大金をもってそうには見えなかったし、奴隷を買うには外見が若すぎた。だからこういう設定を作った、俺とアクアは貴族の子どもに見えるようなかなり高い服を買った、レンにもいつもより上等な冒険者の服を着せて、なるべく喋らずお忍びの貴族の護衛に見えるようにした。そして今度は街で一番に高い宿屋、そこに改めて部屋をとっておいた。
「これはお坊ちゃまにお嬢様、どんな奴隷をお探しですか?」
「俺の妹が玩具にするはずだった奴隷を探している」
「さようでございますか、それはどのような奴隷で」
「エルフの男だ、この店にはエルフの男はいるのか?」
そうしてから俺たちは奴隷商人たちを探して歩いた、裏通りで一つそんな店が見つかれば、あとは商人同士の繋がりで何軒も見つかった。そして俺たちは数日で沢山の奴隷をみることになった、泣き喚いている者やもう全て諦めて静かにしている者、いろんな奴隷を見ることになった。俺は全く人間は趣味が悪いと思っていた、こんなふうに金で相手を隷属させて何が面白いのか、俺にはその気持ちが全く分からなかった。
「お願い、私を買って」
「買わないで!! 触らないで!!」
「…………うぅ」
「どうか俺を放っておいてくれ!!」
「買って貰えないと鉱山行きなの、……助けて」
いろんな奴隷を見てエルフの男を探したが見つからなかった、これはもう売られてしまっているのかもしれなかった。レンがイライラとしてこんな汚い街、俺様のブレスで焼き払うと言うから大変だった。俺は人間の街にいる以上は向こうが攻撃してこない限り、俺たちも人間の決まりごとに従うべきだと話してレンを納得させた。ディアの兄妹はなかなか見つからなかった、俺は記憶力がいいから一度行った店の全ての奴隷を覚えてしまった、探している以外のエルフの奴隷も何人か見た。
アクアは奴隷たちを見る度に一生懸命、悲しそうな顔をしないように我慢していた。俺は奴隷商人の店から宿屋に帰ったら、そんな優しいアクアをぎゅと抱きしめて安心させた。レンも同じだったアクアのことをずっと心配してくれた、そうして十件目の奴隷商人と会った時だった。商品の中にリッシュという男のエルフがいると言った。だがその奴隷には問題があると言われた、そして奴隷商人は更に奥の部屋に俺たちを案内してこう叫んだ。
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