197 / 198
混血系大公編:第一部
79※
しおりを挟む
「あぁッ、やぁ、ん、ひぁあッ!」
力が入らなくて、自分の体を支えられなくて、倒れそうになる。ロルフが背中を片腕で支えて、ガブリと喉元に噛みつくようなキスをしてくる。その間も乳首を摘ままれて、グリグリと捏ねられる。
イスの腕も腰から回って、陰核を探り当てる。グチュグチュと擦りながら、うなじや背筋にキスをしてくる。
刺激が、刺激が多すぎる。こんなの無理、無理だよ、おかしくなる…!!
「はぁッ、やだッ!やぁぁッ、ああぁ!」
「はぁ、っく、キツ…」
ビョルンの動きが早くなる。奥が熱い、全部熱い。熱い、熱い、気持ちいい…!
「ビョルン、ビョルン…!」
「ああ、シャーラ…!すまん、ふたりともどいてくれ!」
ビョルンが切羽詰まった声で言うと、私の体を支えていた手が離れていく。代わりにビョルンが上体を起こして、その逞しい腕で私を抱きしめてくれる。チュッチュッとたくさんキスをして、ゆっくりとベッドに押し倒される。
ロルフもそうだったけど、正常位とかバックみたいに自分が主体じゃないとイけないのかな。私が下手くそだから…もっと精進しなければ。
でもそんな考えはすぐに吹き飛んだ。ビョルンが自分の欲望のままに、私を蹂躙し始めたから。
「ハッ、ハッ、シャーラ…!」
「あッ、ひぃん、ひあぁぁ!」
ビョルンの大きいのが、容赦なく私を穿つ。ちょっと苦しいけれど、息を荒らげながら私に夢中になっている彼が愛おしくてたまらない。
大きな背中にしがみついて、大好きだよって気持ちを籠める。それに答えるようにビョルンがキスをしてきて、舌を絡め合う。口元に当たる髭の感触も、湿って熱い肌も、潰されちゃいそうなくらい大きな体も、何もかも愛おしい。
「ビョルン、はぁッ、ビョルン…!」
「シャーラ、シャーラ!出すぞ、受け止めてくれ…!」
「うん、うんッ、来て…!」
パンッ!と肌が当たって、ビョルンの背中がブルっと震える。低い声で獣のように唸って、私の中に精を放つ。
「あ、あぁ…ッ!」
魔法陣が熱を放って、その刺激とともにイく。愛おしい男が、私の中で果てたのがたまらなく幸せだ。ビョルンのキスを受けながら、幸福を噛み締めていると…。
「ヨッシャ交代だな」
ビョルンの背中に回していた私の手を取って、ロルフが手の平にキスをする。
「早いぞ」
「んなこたねェよ、こちとら2人分待ってんだよ」
「真っ先にやった奴がなに言ってるんだ…」
「いいから、早く退いてくれよ。兄貴は長ェんだよ」
「やれやれ…」
ビョルンが苦笑してから私にキスをして、体を起こす。ズルズルっと大きいモノが抜けていって、それがまた気持ちよくて体が震えた。
「ん、はぁ…」
「またイキまくってんな?雑魚だなァ」
「んもう、うるさい!」
ロルフと悪態を交わしていると、イスも寄って来て、私の横で足を投げ出して座る。
「あれ?ロルフの番じゃ…?」
「いや、私の番だ。上に乗って欲しい」
「…?」
イスは対面座位をお望みのようだ。ロルフを見ると、ニヤけながら顎をしゃくって促してくる。…なんだ?まぁいいけど、と思いながらイスの膝に乗った瞬間、ふと思い出す。
「待ってそれ、お尻に入れたやつ…」
「ああ、衛生面を気にしているのだな?心配ない。新しい避妊具を見せてやろう」
そう言ってイスがベッドサイドに置かれた袋から何かを取り出す。
そこには油紙に包まれた、硬めのジェルみたいなものが…えッ、何これ?
「スライム素材で作られた避妊具だ。これを膣口や尻につけると、挿入した際に伸びて陰茎を包み込む。直接触れないから衛生的だし、性病の予防もできるし、精液を直接中に出さずにすむから避妊効果が高い。ただ強度や伸縮率にまだ課題が残っているから、ビョルンのような陰茎の巨大なタイプには適用が難しいが…」
すげーな中世ファンタジー世界で、コンドームが開発されたぞ!
私は変なところで感動してしまったけれど、ベッドサイドで飲み物を飲んでいたビョルンは、ブフゥと水を吹き出す。ああ、うん。気持ちはわかる…いやわからんか。私、巨根なんて持ってねーわ。
イスはそんな反応にも構わず、話を続ける。
「さきほどお前の尻に挿入した時も、これを使用した。その後に念のため、陰茎も洗った。だから問題ない」
「ああ、はい、そうですか…」
真顔で理詰めで断言されては、断る言葉も出てこない。まぁ雰囲気は台無しですけどね…。ムードもへったくれもないけどね…。
私の了解を得たとみたイスが、チュッとキスをしてくる。うーん、こっからエロい空気に持っていくの厳しくない?
そう思っていたけれど…。
「あ、んあッ、あぁ…ッ!」
男3人がかりで愛撫され、あれよあれよと言う間に気持ちを高められてしまった。
はい雑魚です…雑魚と呼んでくれてよいです…。でもホラ1対3だし、勝ち目なくない?と心の中で勝手に開き直る。
イスに挿入され、下から突き上げられる。後ろから横から手が伸びてきて、敏感な部分を弄ばれる。ああ、気持ちいい。またイッちゃいそう…。
そうして快楽を堪能していると、イスにギュッと抱きしめられてそのまま倒れ込む。
「あんッ!」
イスを下にして、騎乗位になっている状態。グッと奥まで入って、気持ちよさに震えていると…。
「ぃやっ、ちょっと?!」
誰かにまた、お尻の穴をグッと押される。ギャー!お尻のセカンドバージンが早速奪われる?!
力が入らなくて、自分の体を支えられなくて、倒れそうになる。ロルフが背中を片腕で支えて、ガブリと喉元に噛みつくようなキスをしてくる。その間も乳首を摘ままれて、グリグリと捏ねられる。
イスの腕も腰から回って、陰核を探り当てる。グチュグチュと擦りながら、うなじや背筋にキスをしてくる。
刺激が、刺激が多すぎる。こんなの無理、無理だよ、おかしくなる…!!
「はぁッ、やだッ!やぁぁッ、ああぁ!」
「はぁ、っく、キツ…」
ビョルンの動きが早くなる。奥が熱い、全部熱い。熱い、熱い、気持ちいい…!
「ビョルン、ビョルン…!」
「ああ、シャーラ…!すまん、ふたりともどいてくれ!」
ビョルンが切羽詰まった声で言うと、私の体を支えていた手が離れていく。代わりにビョルンが上体を起こして、その逞しい腕で私を抱きしめてくれる。チュッチュッとたくさんキスをして、ゆっくりとベッドに押し倒される。
ロルフもそうだったけど、正常位とかバックみたいに自分が主体じゃないとイけないのかな。私が下手くそだから…もっと精進しなければ。
でもそんな考えはすぐに吹き飛んだ。ビョルンが自分の欲望のままに、私を蹂躙し始めたから。
「ハッ、ハッ、シャーラ…!」
「あッ、ひぃん、ひあぁぁ!」
ビョルンの大きいのが、容赦なく私を穿つ。ちょっと苦しいけれど、息を荒らげながら私に夢中になっている彼が愛おしくてたまらない。
大きな背中にしがみついて、大好きだよって気持ちを籠める。それに答えるようにビョルンがキスをしてきて、舌を絡め合う。口元に当たる髭の感触も、湿って熱い肌も、潰されちゃいそうなくらい大きな体も、何もかも愛おしい。
「ビョルン、はぁッ、ビョルン…!」
「シャーラ、シャーラ!出すぞ、受け止めてくれ…!」
「うん、うんッ、来て…!」
パンッ!と肌が当たって、ビョルンの背中がブルっと震える。低い声で獣のように唸って、私の中に精を放つ。
「あ、あぁ…ッ!」
魔法陣が熱を放って、その刺激とともにイく。愛おしい男が、私の中で果てたのがたまらなく幸せだ。ビョルンのキスを受けながら、幸福を噛み締めていると…。
「ヨッシャ交代だな」
ビョルンの背中に回していた私の手を取って、ロルフが手の平にキスをする。
「早いぞ」
「んなこたねェよ、こちとら2人分待ってんだよ」
「真っ先にやった奴がなに言ってるんだ…」
「いいから、早く退いてくれよ。兄貴は長ェんだよ」
「やれやれ…」
ビョルンが苦笑してから私にキスをして、体を起こす。ズルズルっと大きいモノが抜けていって、それがまた気持ちよくて体が震えた。
「ん、はぁ…」
「またイキまくってんな?雑魚だなァ」
「んもう、うるさい!」
ロルフと悪態を交わしていると、イスも寄って来て、私の横で足を投げ出して座る。
「あれ?ロルフの番じゃ…?」
「いや、私の番だ。上に乗って欲しい」
「…?」
イスは対面座位をお望みのようだ。ロルフを見ると、ニヤけながら顎をしゃくって促してくる。…なんだ?まぁいいけど、と思いながらイスの膝に乗った瞬間、ふと思い出す。
「待ってそれ、お尻に入れたやつ…」
「ああ、衛生面を気にしているのだな?心配ない。新しい避妊具を見せてやろう」
そう言ってイスがベッドサイドに置かれた袋から何かを取り出す。
そこには油紙に包まれた、硬めのジェルみたいなものが…えッ、何これ?
「スライム素材で作られた避妊具だ。これを膣口や尻につけると、挿入した際に伸びて陰茎を包み込む。直接触れないから衛生的だし、性病の予防もできるし、精液を直接中に出さずにすむから避妊効果が高い。ただ強度や伸縮率にまだ課題が残っているから、ビョルンのような陰茎の巨大なタイプには適用が難しいが…」
すげーな中世ファンタジー世界で、コンドームが開発されたぞ!
私は変なところで感動してしまったけれど、ベッドサイドで飲み物を飲んでいたビョルンは、ブフゥと水を吹き出す。ああ、うん。気持ちはわかる…いやわからんか。私、巨根なんて持ってねーわ。
イスはそんな反応にも構わず、話を続ける。
「さきほどお前の尻に挿入した時も、これを使用した。その後に念のため、陰茎も洗った。だから問題ない」
「ああ、はい、そうですか…」
真顔で理詰めで断言されては、断る言葉も出てこない。まぁ雰囲気は台無しですけどね…。ムードもへったくれもないけどね…。
私の了解を得たとみたイスが、チュッとキスをしてくる。うーん、こっからエロい空気に持っていくの厳しくない?
そう思っていたけれど…。
「あ、んあッ、あぁ…ッ!」
男3人がかりで愛撫され、あれよあれよと言う間に気持ちを高められてしまった。
はい雑魚です…雑魚と呼んでくれてよいです…。でもホラ1対3だし、勝ち目なくない?と心の中で勝手に開き直る。
イスに挿入され、下から突き上げられる。後ろから横から手が伸びてきて、敏感な部分を弄ばれる。ああ、気持ちいい。またイッちゃいそう…。
そうして快楽を堪能していると、イスにギュッと抱きしめられてそのまま倒れ込む。
「あんッ!」
イスを下にして、騎乗位になっている状態。グッと奥まで入って、気持ちよさに震えていると…。
「ぃやっ、ちょっと?!」
誰かにまた、お尻の穴をグッと押される。ギャー!お尻のセカンドバージンが早速奪われる?!
11
お気に入りに追加
1,040
あなたにおすすめの小説
最愛の番~300年後の未来は一妻多夫の逆ハーレム!!? イケメン旦那様たちに溺愛されまくる~
ちえり
恋愛
幼い頃から可愛い幼馴染と比較されてきて、自分に自信がない高坂 栞(コウサカシオリ)17歳。
ある日、学校帰りに事故に巻き込まれ目が覚めると300年後の時が経ち、女性だけ死に至る病の流行や、年々女子の出生率の低下で女は2割ほどしか存在しない世界になっていた。
一妻多夫が認められ、女性はフェロモンだして男性を虜にするのだが、栞のフェロモンは世の男性を虜にできるほどの力を持つ『α+』(アルファプラス)に認定されてイケメン達が栞に番を結んでもらおうと近寄ってくる。
目が覚めたばかりなのに、旦那候補が5人もいて初めて会うのに溺愛されまくる。さらに、自分と番になりたい男性がまだまだいっぱいいるの!!?
「恋愛経験0の私にはイケメンに愛されるなんてハードすぎるよ~」
転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
不埒な魔術師がわたしに執着する件について~後ろ向きなわたしが異世界でみんなから溺愛されるお話
めるの
恋愛
仕事に疲れたアラサー女子ですが、気付いたら超絶美少女であるアナスタシアのからだの中に!
魅了の魔力を持つせいか、わがまま勝手な天才魔術師や犬属性の宰相子息、Sっ気が強い王様に気に入られ愛される毎日。
幸せだけど、いつか醒めるかもしれない夢にどっぷり浸ることは難しい。幸せになりたいけれど何が幸せなのかわからなくなってしまった主人公が、人から愛され大切にされることを身をもって知るお話。
※主人公以外の視点が多いです。※他サイトからの転載です
地味女で喪女でもよく濡れる。~俺様海運王に開発されました~
あこや(亜胡夜カイ)
恋愛
新米学芸員の工藤貴奈(くどうあてな)は、自他ともに認める地味女で喪女だが、素敵な思い出がある。卒業旅行で訪れたギリシャで出会った美麗な男とのワンナイトラブだ。文字通り「ワンナイト」のつもりだったのに、なぜか貴奈に執着した男は日本へやってきた。貴奈が所属する博物館を含むグループ企業を丸ごと買収、CEOとして乗り込んできたのだ。「お前は俺が開発する」と宣言して、貴奈を学芸員兼秘書として側に置くという。彼氏いない歴=年齢、好きな相手は壁画の住人、「だったはず」の貴奈は、昼も夜も彼の執着に翻弄され、やがて体が応えるように……
明智さんちの旦那さんたちR
明智 颯茄
恋愛
あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。
奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。
ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。
*BL描写あり
毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。
【R18】人気AV嬢だった私は乙ゲーのヒロインに転生したので、攻略キャラを全員美味しくいただくことにしました♪
奏音 美都
恋愛
「レイラちゃん、おつかれさまぁ。今日もよかったよ」
「おつかれさまでーす。シャワー浴びますね」
AV女優の私は、仕事を終えてシャワーを浴びてたんだけど、石鹸に滑って転んで頭を打って失神し……なぜか、乙女ゲームの世界に転生してた。
そこで、可愛くて美味しそうなDKたちに出会うんだけど、この乙ゲーって全対象年齢なのよね。
でも、誘惑に抗えるわけないでしょっ!
全員美味しくいただいちゃいまーす。
4人の王子に囲まれて
*YUA*
恋愛
シングルマザーで育った貧乏で平凡な女子高生の結衣は、母の再婚がきっかけとなり4人の義兄ができる。
4人の兄たちは結衣が気に食わず意地悪ばかりし、追い出そうとするが、段々と結衣の魅力に惹かれていって……
4人のイケメン義兄と1人の妹の共同生活を描いたストーリー!
鈴木結衣(Yui Suzuki)
高1 156cm 39kg
シングルマザーで育った貧乏で平凡な女子高生。
母の再婚によって4人の義兄ができる。
矢神 琉生(Ryusei yagami)
26歳 178cm
結衣の義兄の長男。
面倒見がよく優しい。
近くのクリニックの先生をしている。
矢神 秀(Shu yagami)
24歳 172cm
結衣の義兄の次男。
優しくて結衣の1番の頼れるお義兄さん。
結衣と大雅が通うS高の数学教師。
矢神 瑛斗(Eito yagami)
22歳 177cm
結衣の義兄の三男。
優しいけどちょっぴりSな一面も!?
今大人気若手俳優のエイトの顔を持つ。
矢神 大雅(Taiga yagami)
高3 182cm
結衣の義兄の四男。
学校からも目をつけられているヤンキー。
結衣と同じ高校に通うモテモテの先輩でもある。
*注 医療の知識等はございません。
ご了承くださいませ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる