異世界チートで世界を救った後、待っていたのは逆ハーレムでした。

中東系エルフ魔術師編

３６※

「シャーラ、すごく濡れているぞ。ロルフのを舐めて興奮しているな？」
「ん、言わないでぇ…」
　ビョルンは言葉攻めも好きだよね。恥ずかしがって答えると喜んでくれる気が…いや、積極的に答えても喜んでたわ。だいたい何でも、反応すれば喜ぶわ。
　ビョルンが吐息だけで笑って、グチュグチュっと強めに擦って来た。
「やぁ…ッ！」
　急に強くなった刺激に、ロルフから口を離してしまう。
「コラ、ちゃんとやれって」
　すかさずロルフが私の後頭部に手を添えて、自分の陽根を掴んで先っぽを唇に押し付けてくる。
「そろそろ咥えてくれよ、な…？」
「ん…」
　覚悟を決めて、私はできるだけ大きく口を開けた。パク、と先端を咥える。そして悟る。これは、なんという無理ゲー！ワクワクしてるロルフには悪いけど、これ以上奥に入れたら間違いなくえづく。場合によっては吐く。このままなんとかしなければ…！手で握り込んで、上下にゆっくり擦る。親指の腹で、裏筋を意識して擦る。あとは反応のよかったカリのところを唇で引っかけるみたいに首を上下させれば…！
「あ…ッ」
　ロルフの喘ぎがエロい！でもこれでイケそうじゃない？！やだ私、フェラの才能あるかも…！
　…と、思っていた時間が私にもありました。（お約束の展開）
　だってさ、だってやっぱデカすぎるの！口がいっぱいいっぱいだし、すぐ疲れちゃって咥えてられなくなっちゃうし。そういえば歯医者さんで歯の掃除してもらう時とかも、口開けるのめっちゃ辛かったのよね…。いっそ器具で強制的に開けといてくれってよく思ったもん。
　そんな風に現実逃避して、何度目かで諦めてロルフのを口から出した瞬間。耐えきれなかったのかグチュグチュっとビョルンがまた動いた。ちなみに咥えている間は動くの我慢してくれていますよ！噛んだら困るもんね！
「ん、ん、んふぅ…ビョルン、待って、まだ、ロルフを、イかせてないぃ…！」
「だがシャーラ、これじゃ生殺しが長すぎる…！」
　ホントだねごめんなさい！でも私が先にイッちゃうと、力抜けちゃってもうフェラなんて無理だし！
「つ、次こそは…！」
「イヤもう無理だろ、イケねーもん」
　ぐぅ、当の本人にダメ出し喰らった！
「いつもはもっと早いクセに…！」
「テメェまじで覚えとけよ。オラ、もう咥えなくていいから、お前このへん舐めろ」
　ロルフがちょいちょい、と指で示したのは裏筋の先っぽ辺り。
「んで、竿を握れ」
　言われるままに、右手で握る。その上から、ロルフの左手でしっかり握り込まれる。
「しょうがねぇから手伝ってやるよ。しっかり旦那様の好みを覚えろよ？」
　ニヤニヤと笑うロルフにイラっとしつつも、私は従うしかなかった。



「ん、ちゅ、んぷ…ッ」
　ロルフのをペロペロ舐めながら、ロルフの思うように手を動かされる。握る強さは思ってたよりもちょっと強め。大丈夫？と思って上目遣いでみると、「お前ん中、こんぐれぇ強め」と答えられた。そ、そうだったのか。
　手はロルフが動かしてくれるし、舐めるのだけに集中すればいいから、さっきよりだいぶ楽。代わりにビョルンが参戦して、また陰核からの刺激が邪魔してくるけど、なんとか耐えられる。
　しばらくそうしていると、ロルフの息が上がってきた。手の動きも、少し早くなってるかも。限界が近いかな？
「なぁ、お前、飲むのと顔にぶっかけられるの、どっちがいいよ」
　ぶっかけはちょっと…！
　そう思って、とっさにパクリと先っぽを咥えこむ。
「っハハ、いいねぇ。しっかり、飲み込めよ…！」
　ロルフと私の手が、グチュっと陽根を擦り上げた瞬間。
「く…ッ」
　短い喘ぎと共に、ビュウッと口の中に射精される。何これ苦ッ！しかも勢いがすごくて喉奥に届いてしまって、咥えていられずに陽根を吐き出してしまう。
「ゴホッ、ゴホッ！…んッ！」
　口から出た瞬間、またビュッと至近距離で射精されて、顔に思いっきりかかる。ぎゃー！
「ハッ、両方かよ、サービスいいじゃねぇか…」
　違うわ、バカッ！
　文句を言いたいけど、咽せて何も言えない！
　ビョルンに背中をサスサスされて、なんとか咳が治って。よーし文句言ってやるぞ！と息巻いたところで。
「ちょっとロルフ、あんたね…うにゃあぁ？！」
　グチュッと乱暴に、ビョルンが腰を突き込んできた。陰核が強い刺激を受けて、変な声が出てしまう。
「ビョルンッ、もうちょっと、優しく…！」
「すまんっ、だがもう、限界だ…！」
　ああ、ずっとモダモダしてた私に合わせて、我慢してたんだもんね。申し訳ないとは思っている！
「でも、あッ、熱ッ、ああッ！！」

　グチュグチュグチュグチュッ！

　すごい音を立てながら、ビョルンの巨根が往復する。ビョルンの大きいから、陰核にもしっかり当たってきて刺激がすごい。抗議の声を上げようにも、口からは喘ぎ声しか出てこない。
　熱い、熱い！擦られてるとこ、やけどしちゃいそう…！
「シャーラ、シャーラ！もうすぐ、出そうだ！体に、かけてもいいか…？」
　ビョルンが何か言ってるけど、聞こえない。もうダメ、イく、イッちゃう！
「好きに、（していいから、早く）出してッ！もう、やぁあッ、あ、あああぁッ！」
「シャーラ！ああ、ぐ…ッ！」
　ビョルンが勢いよく巨根を引き抜いて、お尻に熱い飛沫を受ける。
「はぁ、…ッ」
　吐息混じりの声を漏らして、もう１回、２回。ピシャっ、ピシャっとかけられる。お尻から背中にかけて、あったかくてヌルヌルしたのが伝っていって、背中がゾクゾクする。「エッロ」ってロルフが掠れた声を出すけど、聞こえませんもう休憩です！四つん這いの姿勢を崩して、うつ伏せに倒れた。