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中東系エルフ魔術師編

35※

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 ぐりんとロルフがこちらを向く。え、そんなに驚くこと?
「お前、前にデカすぎて咥えられるか!ってキレてたじゃねぇか…」
 え、そうだっけ?覚えがないけど、でもロルフがデカいのは事実だし、言ったかもしれない。こう、快楽漬けで前後不覚になってる時とかに。
「そりゃできる範囲でだけど。経験ないから下手だと思うし…。でもロルフのために頑張りたいよ。ダメ?」
 ロルフが戻って来て、私の頬を両手でギュッと挟む。
「ダメなわけあるか…!」
 またゴチっとおでこを合わせてきて、痛い痛い!ちゅ、ちゅっとキスを落としてくる。そんなに嬉しいもん?私は口でされるの、ちょっと抵抗あるんだけどな。恥ずかしいし衛生的にちょっとって思ってしまう。快感で羞恥心が飛んでる時はいいんだけどねぇ。
 そんなことを考えていると、スルリと下着を剥ぎ取られた。それからぐいっと腰を持ち上げられて体勢を変えられる。膝をついてお尻を持ち上げられた、後背位の姿勢だ。ギュッと太ももを閉じさせられ、いつの間にか前を寛げていたビョルンが、お尻にピトっと巨根を当てて来て…そのまま止まる。
「…えっと、どしたの?」
「この体制なら、同時にできると思ったんだが…難しいな…」
 ビョルンが同時にやらせようとしている!でも私たち身長差がエグいから、バックって難しいのよね。しかも素股なんて、私の足の長さじゃ難易度が高すぎる!
「まぁ、ホラ別々にすればいいでしょ?私も上手にできないし、同時にしなくてもいいじゃない」
 そもそも、同時にするのなんて大変だし!(本音)
 しかし男二人は無視して真剣に悩んでいる。前から思ってたけど、こいつらエロいことになると、言うこと聞かねーのよね。
 呆れて黙っていると、ロルフがパチンと指を鳴らした。
「兄貴、ベッドの高さはどうだ?」
「ああ!成程、やってみよう」
 何かいいことを思いついたようで、声が弾んでいる。楽しそーだね、君たち。
 すっかり他人事でいると、ぐいっとまた腰を持ち上げられた。扱い雑!
「なんなのよ、もー!」
「まぁまぁ。…ほら、シャーラ!ピッタリだ!」
 無邪気に喜んでますけどもね、何がピッタリかって説明せてもらいますとね。ベッドサイドに立ったビョルンに、私がベッドの上で四つん這いになってお尻を向けた状態でですね。…この高さなら、素股するのにピッタリと仰ってるんですよねぇ…。なんかもう、アホすぎてなにも言いたくねぇわ…。
 私が無抵抗なのをいいことに、男どもはいいポジションをセッティングしている。そうこうする間に、私が二人にご奉仕する体制が整ってしまった。太ももとお口で。二人、同時に。
「シャーラ、良いところに当たるようにするからな…?」
「ン…ッ!」
 ビョルンが、陰核にしっかり当たるように、陽根を押し付けてくる。
「ホラ、こっちもな。…歯ァ立てんなよ?」
 ロルフがピトっと陽根を唇に押し付けてくる。うう、目の前にするとやっぱり大きい。こんなの、咥えられるかな?うーん、経験豊富なお姉さま方に聞いとくべきだったか。なんとか、手も使って頑張ってみよう。
 舌を出して、ロルフの陽根の先っぽをちょろりと舐めた。



「ん…ッ、はぁ、は…」
 ビョルンはゆっくり、私の股の間を抜き差しする。時々すりすりとお尻を撫でたり、重点的に陰核に擦りつけたり、私の感度を少しずつ高めていく。私はビョルンの送ってくる刺激からなんとか気を逸らしながら、ロルフのをペロペロ舐める。やっぱいきなり咥えるのは無理で、とりあえず先っぽにキスして、竿部分を舐めている。裏筋を責めるとイイって聞いたことはあるんだけど、裏筋ってどこ?そもそもどっちが表なの?でも目の前のロルフさんは元気に勃ちあがっているので、とりあえず自分に向いている方を舐めている。ロルフが前に言ってたっけ、自分にやらせたいようにやってるって。ロルフはどんな風にしてたかな。根元の周囲を舐めて、舌から上に舐め上げて。
「……ッ!」
 ロルフが小さく息を漏らした。あ、裏筋わかった!ちょっとコリッとしてて、根元から先っぽのくびれの所まで筋が通ってるわ。ロルフの反応に楽しくなってきて、裏筋を中心にペロペロ舐めてると、するりと長い指で髪を梳かれた。
「なぁ、そこばっかじゃなくて、カリんとこも舐めてくれよ」
 カリって、先っぽの括れのとこよね、多分。名称の知識(エロ小説とかで)はあるんだけど、映像で照らし合わせたりはしたことないから、実際の部位と結びつかない!
「んちゅ、ん…このへん?」
「そのへん、全部」
 括れのとこ、ぐるっと一周ってことよね。がんばってみる。顔の角度を変えながら、カリのところを重点的に舐める。ビョルンが時々グリっと強い刺激を送ってくるから、その度に喘いで止まってしまうけれど。
 しばらく舐めて、手でも緩く扱いて。ロルフの興奮した、荒い息が聞こえる。ちらっと舐め上げながら、上目遣いでロルフの様子を伺う。眉を潜めて、ギラついた目でこっちを見ていて、その目元が赤く染まっていてすごくエロい。
「その目、ヤベェな…」
「んふ…」
 掠れたロルフの声に、お腹の奥がキュンとする。
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