異世界チートで世界を救った後、待っていたのは逆ハーレムでした。

中東系エルフ魔術師編

２１※

　ズルリ、大きなモノが抜けていって、またすごい質量のものが入ってくる。ゆっくりだけど、いつもよりは少し乱暴かも。限界だから？苦しさを逃して、ロルフから与えられる快感をできるだけ拾って。苦しいだけじゃなくて、気持ちのいいものだって体に言い聞かせる。
「シャーラ、痛くないか？」
「うん、はぁッ、痛く、ない…ッ」
　徐々にビョルンの律動が早くなる。やっぱり今日は余裕がない。たくさん煽ったから？いつもだったら早くされると苦しい。中に入ってるときに達したことはあるけど、動いてない状態でビョルンとロルフに他の所を愛撫されてだった。
　でも、今日は。
「ん、ふぅ、は、あぁ…ッ！」
　お腹に残っていたイスの魔力が、熱を持って疼き始める。さっきまでは微かに感じるくらいだったのに、急に存在を主張し始める。そこに突き込まれると、今までにない快感が広がっていく。少し苦しい。でも気持ちいい。魔力がお腹の中をかき乱す。快感が苦痛を凌駕していく。ウソ、ウソ、こんなの初めて…！
「すまん、少し、我慢してくれ…ッ！」
「ビョルン、あッ、ま…ッ」

　バチュンバチュンバチュンバチュン！

「ひやッ、あ、ああぁッ！」
　待って、と言い切る前にビョルンの動きが早くなる。いつもは私が我慢している間に、ビョルンが自分の快楽を追い求める。だからいつも謝ってくれる。でも今日は違う、なんだかおかしいの。お腹の中が、突かれるたび気持ち良すぎて、ぐちゃぐちゃになる…ッ！！
「ビョルン、ビョルン！あッ、やぁッ！ウソ、気持ち、いい…！」
「ほ、本当か？シャーラ、ウソでは…」
　ビックリしたビョルンの動きが止まる。ダメ、やめないで。ビョルンの腰に足を回して、ギュッと自分に押し付ける。このまま私を追い詰めて、快楽に突き落として！
「ビョルン、お願い、止めないで…ッ！私の中、ぐちゃぐちゃにして…？」
「シャーラ、もちろんだ！ロルフ、すまん、どいてくれ！」
「ん」
　私の体を愛撫してくれていたロルフが離れる。名残惜し気にカプ、と唇に噛みついていったけれど。
　ビョルンがグッと私にのしかかってくる。角度が変わって、グチュリと中で少し動くのすら気持ちいい。キスをして、体をピタリと寄せ合う。汗ばんで湿った肌が、密着して気持ちいい。またキスして舌を絡め合せて。
「動くぞ、シャーラ」
「うん、ビョルンの、いっぱいちょうだい…？」

　そこからは、すごかった。
「うあッ、あッ、あッ、あぁッ！」
　ビョルンの大きいのがグチュグチュとすごい音で中を擦る。今までもビョルンが射精する時は激しかったけど、あれはまだ手加減してくれてたんだなって思えるくらい。最初は私の様子を見ながら動いてたけど、気持ちよく喘いでいるのを見て安心したらしい。だんだん遠慮がなくなって、奥まで一気に突き込まれる。こんなに激しく突かれて、お腹のなか大丈夫かな？子宮が潰れちゃいそう。でも、でも、気持ちいい。
　ビョルンのが奥に到達するたびに、イスの魔力がじわっと広がる。苦痛を快感に塗り替えていく。変なの、ここにいないのに、二人に犯されてるみたい。

　グチュグチュグチュグチュッ！

「あぁ、はッ、ひぃん、ビョルン、ビョルンッ！」
　自分がどうにかなってしまいそうで、必死にビョルンにしがみつく。助けて、助けて、気持ち良すぎる！
「はぁ、はっ、シャーラ、大丈夫か？」
「大丈夫じゃ、ないッ！んッ、私、もうダメ、イく、イっちゃうぅ…ッ！」
「ぐっ、シャーラ…！」
　ドチュン！と奥に叩きこまれて、魔力が弾ける。快感がうねって突き抜ける。
「いやッ、あッ、あぁぁッ…！！」
　絶頂して、ギュウウって中を締めつける。それなのにビョルンが更に突き込んでくる。
「いやぁ！やめてッ！またッ、またイッちゃう…！」
「シャーラ！すまん、あと少しだから…！」
「ひどい…ッ、は、あぁッ、やぁぁッ！」
　絶頂の波が何回も来る。こんな、こんなの、どうかなる…！
「ひうッ、いやッ、また、またッぁああぁッ！」
「シャーラ、もう出るッ、出すぞ…！」

　バチュバチュバチュバチュッ！！

「もうばかッ！ばかぁぁ！イくッ！いやぁぁぁ！」
「ぐ、うぅッ…！！」

　グチュン！

　ビョルンが子宮を押し潰して、巨根を最奥まで突き込む。しがみついた大きな背中が、ビクビクッと震える。ああ、出てる。何度か腰を揺らして、私の中に放つ。もう、お腹いっぱいだってば。
　出し切ったのか、満足そうなため息を私の上で吐く。ビョルンが動かなくなって、やっと私も絶頂の波から抜け出す。だけどなんだかムカついて、お腹の中をキュウッと締め付けてやった。