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中東系エルフ魔術師編

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 グッチュグッチュグッチュグッチュ

「ああっ、シャーラ…!なんて、なんて素晴らしい眺めなんだ!」
「喜ばないでよッ!んッ、んッ、お仕置き、なんだからぁ…!」
 私はいま、ビョルンをベッドに押し倒して、彼の服を上も下も寛げて、自分は裸になって、彼の上で腰を振っている。挿入はしてませんよ?流石に自力でビッグビョルンさんの攻略は無理だった。陽根をペタリと彼のお腹につけ、自分の陰部で押さえつけて、擦り上げている。安定の素股…じゃない何か、デスヨ。
 …えっ、これがお仕置き?って思われた方、みなまで言うな!一応ホラ、ベッドボードの柵に腕バンザイした状態で拘束してあるから!もうイスが散々ヒトのお腹の中掻き乱して、イく寸前で放置しやがったもんだから、欲求不満でしょうがないのよ…!
「ああ、すまない…ッ、確かに、もどかしくて、あー、お仕置きの、ような…?」
「はぁ、はッ、ようなって、なによぉ…ッ」
 ビョルンが頑張ってノってくれようとしている。でも私も、これじゃあ刺激が足りない…!イくには物足りない快楽を貪る、ビョルンと私。それを白けた目で見つめる、ロルフ。
 彼は両肘を上げた状態で後頭部で手首をひとまとめにして拘束し、ドアの前で正座させている。どこかに括りつけようかと思ったけど、ドアノブなり家具なりが壊れると嫌なので、自分の首に輪っかを作って括り付けてやった。
「おい、いつまでこの茶番に付き合わなきゃなんねぇんだ」
「私が、んッ、満足するまでに、決まってんでしょ…ッ!」
「ったく、しょうもねぇ…」
 呆れた声を出すと、ロルフは腕を拘束されたままひょいと立ち上がって、ベッドサイドに寄ってきた。
「ちょっと、アンタは放置プレイ中なの!こっち来ないでよ!」
「知るかよ。嫁を満足させてやろうと思って来てやったんじゃねぇか」
「はぁ?なに言って…ッ?!」
 ロルフはニヤッと笑うと、腕の拘束をブチィッ!と引きちぎってみせた。引っかけでもしたのか、まとめてあった髪が解けて肩に落ちる。
「はぁッ?!」
 ちょっと待って、ビョルンと違ってロルフの拘束はかなり強くしといたはずなんだけど?!
「忘れたのかよ、ナイフぐれぇそこらに仕込んでるよ。服の裏にも、リストバンドの内側にも、髪の中にもな」
 そう言ってペーパーナイフみたいな小ぶりのナイフをチラつかせる。あー、だから髪がほどけたのか!
「兄貴、使うか?」
「いや、いい。もう少しこのままでいるよ」
「妻の我儘に付き合うのも、夫の役目ってか?」
「そうだな。自分も楽しければなお良しだ」
「ヘッ、言ってろ」
 ロルフはサイドテーブルにポイっとナイフを投げると、ズボンの前を寛げてベッドに乗り上げて来た。
 私のお尻をするりと撫で、私と同じようにビョルンの足を跨ぎ、私の背後を取る。
「やだちょっと、なにする気…?!」
「言ったろ?満足させてやるってよ」
 耳に唇をつけて、掠れた声でささやく。私の後ろ髪を軽く掴んで、上体を倒されビョルンの胸に押し付けられる。
「おら、もっと腰上げろって」
「やだ、ばか…ッ!」
 欲情して力の入らない体は、文句は言えるけど抵抗はできない。ロルフのいいように、腰を掴まれて上げられる。
「ハハ、蕩けきってんなぁ。ヨシヨシ、いま可愛がってやるからな?」
「さいっあく…!」
 ロルフがちゅぽちゅぽって先っぽで慣らして、ズプっ!と遠慮なく突き込んでくる。
「んんッ、ふ、ああぁッ」
 ああ、待ち望んだ刺激。与えられるままイってしまう。
「おいおい、もうイったのかよ?雑魚いなぁ」
「うるっさ…、ぃやッ、あッ、ちょっと!あッ、まって、イったばっかでしょ…?!」
「俺はイってねぇよ」
 私がだよ!そう言いたいけど、ロルフがリズミカルに腰を押し付けて来て、喘ぎ声が出てしまう。

 ジュプッジュプッジュプッジュプッ

「あッ、んッ、はぁッ、はッ、あぁッ」
 悔しいけど、ロルフと私って、体の相性はホント最高なんだと思う。こんなに雑に出し入れされてるのに、気持ちいいんだもの。
「おら、兄貴はほっといていいのか?お仕置き中なんだろ?」
「そう思う、ならッ、あんッ、止まんな、さいよッ」
「シャーラ、俺のことは気にしないでくれ。お前の胸が俺の腹に押し付けられて、これはこれで楽し…ああ、いや、焦らされて辛いかな」
「ほらァァ!んぅッ、あッ、楽しんじゃってる、じゃぁん!」
「もともと楽しんでるよ、ったく…」
 呆れた声で言ったロルフは、突き入れていたモノの角度をグリっと変え、私の腰を押し潰してきた。
「あふッ、あッ、なにぃ…?」
「手伝ってやろうってんだよ。お前の小せぇちんこで、兄貴のしっかりしごいてやれよ?」
 ホント言うことサイテーだな!ビックリするわ!
 でももう、どうしようもなかった。陰核をビョルンの大きいモノで潰されて、ロルフが後ろから激しく突いてくるから、中も陰核もグチュグチュ擦られて。おっぱいだって、硬く勃った乳首がビョルンの逞しい腹筋で擦られてる。
「あッ、もうダメッ、また、イっちゃう…!」
「ああ、俺もボチボチ、出そうだ…ッ」
「んッ、ね、ロルフ?一緒に、一緒にイこ…?」
「ハッ、いいねぇ」
 ロルフがグプッと奥まで突き込んでから、ちょっと乱暴に私の顎に手を回して、後ろを向けさせる。深いところでグリグリ動かしながら、キスをしてくる。
「ん、む、んッ、んちゅ…」
 口の中も、お腹の中も、たくさんかき回されて。もう、わけがわからないくらい気持ちいい。
 ロルフが私の下唇をチュウっと吸いながら、唇を離して。
「行くぞ。…しっかり喰らいつけよ?」
 そう掠れた声で囁いて、返事を待たずに動き出した。
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