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北欧系戦士兄弟編
23※
しおりを挟むグチャッ、グチャッ、グチャッ、グチュッ
「ひぃんッ、やぁ、あッ、あぁんッ!」
刺激が、刺激が多すぎる!仰向けの私の右胸にはビョルン、左胸にはロルフがいて、それぞれ好きなように口と舌で乳首をいじめてくる。それだけでもひどい快感なのに、膣にも二人の指が差し込まれていて、グチュグチュと水音を響かせて耳も犯す。陽根みたいに奥までは来ないけど、膣壁を二人の指がズリズリ擦るのもじわじわ快感が広がって気持ちいい。
今日だけで何回もイかされて、私の体は二人がくれる快感にすっかり従順になってしまっている。左乳首が時々カリっと噛まれるのも、右乳首がチュウっと強く吸われるのも。陰核を虐めながら中をかき回されるのも、全部全部気持ちいい!
ちゅぽっ!
「ひゃん!」
音を立てて乳首を離したロルフが、ぐっと耳元に唇を寄せる。低くて掠れた声が、吹き込まれる。
「自分ナカに、いま何本入ってっかわかるか…?」
「あぁッ、わかっ、わかんないッ…あんッ」
「俺のが3本、兄貴のが2本…うまそうに、しゃぶりついてきてるぜ?」
「やだ、もう…ッ、ばかぁッ、あぁッ!」
ロルフがご機嫌に笑いながら、耳に舌を突っ込んできてグチュグチュ耳を犯してくる。膣の中も指で抜き挿ししながら、膣壁を抉る。ビョルンは親指で陰核を押し潰しながら、じっくりと恥骨の裏辺りを探ってる。これアレだよね?Gスポットってヤツでは?!知識はあるんです耳年増だから!経験ないからわかんないけど、多分開発しようとしてるよねコレ?!ビョルンのムッツリめ!乳首もずっといじめられてるし、もう、もう耐えられない。
「もうやだッ!あッ、あんッ!止めて!イくッ!イッちゃうぅ!」
喘ぎながら懇願したけど、男二人は一層張り切って責め立ててきた。言うこと聞かねー!
「ひぃん、やぁ、やだッ、イくッ、あ、ああぁぁッ!」
背中が弓形に反る。お腹の中も外も、たくさんの刺激がより集まって突き抜けていく。
「あッ…あッ、はぁ…」
ビクビクと体を震わせながら絶頂して、長くて深い快感が通り過ぎるのを待っていたけれど。力の入らない足が開かされ、膣口にグリっと何かが押し当てられる。
「ビョルン…?」
いつの間にか私の上に覆い被さっていた、大きな体。ちゅ、とキスを落として、グチュグチュと膣口に硬いモノを押し付けている。
「かなり解したが…出来るだけ、力を抜いていてくれ」
低く優しい声に頷く。
「痛がっても、やめないで。ビョルンが欲しいの」
「嬉しいが…お前を傷つけたくはないんだ」
こんなに大きくしてるのに、私を気遣ってくれる彼の気持ちが嬉しい。
「じゃあがんばって我慢する。どうしても我慢できなかったらロルフの名前呼ぶから、ビョルンをブン殴って止めてね」
「おー。任せとけ」
「いや普通に言ってくれ」
私は笑ってビョルンの背中に手を回した。腕が回りきらない。何度もこの背に庇われてきたよね。逞しくて大きな背中が、どれだけ私を救ってくれたか。愛しい背中をぎゅっと抱きしめる。
「好き。大好きよ。…私の中を、あなたのでいっぱいにして?」
「ああ、シャーラ…!」
ズプンッ!
ビョルンのが今までにないくらい強く乱暴に、私の中に押し入ってきた。ミチリ、と入り口が広がる。多分先っぽは入った。でも先っぽだけでこの圧迫感…!はぁ、ふぅ、と深呼吸をして苦しさを逃がす。大丈夫、まだ耐えられる。ビョルンがそこで少しクプクプと動かして、慣らして、またググっと押し入ってくる。ちょっと動かして、慣らして、進んで…それを繰り返して少しずつ、奥に入ってくる。たくさん解してくれたからか、思っていたより痛みは少ないけれど。でも苦しい。苦しい、やっぱり痛い…!歯を食いしばって堪える。いっそロルフみたいに一気に来てくれた方がよくない?でも大きすぎて傷ついちゃうのかな。それは怖い。
「はぁ、シャーラ…大丈夫か?」
「だい、じょうぶ…!ど、どのくらい、入ったの…?」
「ああ…半分くらいは、入ったかな」
まだ半分?!こんなにお腹いっぱいなのに?!
「すごい…ビョルンの、おっきすぎる…」
「う、すまない…」
涙目で訴えると、動揺したのかビョルンの体がビクリと揺れる。その拍子にまたグッと奥に入ってきて、つい声を漏らしてしまう。
「んッ」
「ああ、すまん、辛いか?」
ふるふる、と首を振る。
「だいじょーぶ、だけど…」
スリ、と自分のお腹を撫でて。
「全部入ったら、ビョルンのでお腹いっぱいになっちゃうね…?」
「うぅ…ッ!」
ビョルンが低く唸る。両手をついて私に覆い被さっていたけれど、体を起こして顔を片手で覆ってしまった。もちろん途中まで入ったままですよ!
「?どうしたの?」
「煽らないでくれ…」
「煽るんじゃねぇよ」
同時に二人が同じことを言う。
煽ってませんけど?!事実を言っただけですけど?!
「あぁ、だめだ」とか「落ち着け」とかブツブツ言っていたけど、少し落ち着いたのか大きなため息をついて手を離した。
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