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第30話 泡沫の夢 前編
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脱出ゲームが開始されて7ヶ月後が過ぎた。
脱出するアイテム的な存在を仄めかされた、家から10キロ地点に到達したのは2ヶ月も前の話だ。
元の家の半分程度の広さの建築物を購入して居を移し、生活可能状態までの準備を終えてアイテム確保の拠点としたものの、肝心の帰還アイテムが何か不明の為に探索は遅々として進まず、一月もたたないうちに一華姉の身体的なリミットが訪れた。
「ふむ。さすがにこの腹では真二を守り切ることは難しいようだな」
黒シャツの僅かな膨らみを撫でた一華姉が肩を竦める。
凝視しても一華姉の見事なプロポーションに変わりは発見できないが最強の姉が言うことなのだから疑う余地はない。
一華姉は不本意な決断なのか形の良い赤い唇をへの字口にしていて、その無防備な表情が子供みたいで可愛い。
ゲンコツが落ちそうなので言わないけど。
「はあ、ようやく母親の自覚の芽生えって……一華先輩、遅すぎないですか?」
呆れ顔の芹香さんは、パンパンと小気味良い音を鳴らして洗濯物を干している。
拠点を移してからは室内が狭くなったために洗濯物は外に干そうと芹香さんは提案したが、安全地帯もなくなった関係で一華姉が首を縦に振ることはなく、随分と増えた淑女達の色とりどりのインナーが部屋に花を添えている。
あまり見ていると芹香さんが「一枚くらいなら気付かないよ?」と悪戯っぽい笑みを向けてくるから控えめにしないとな。
そうでなくとも新しい橋頭堡となったロッジに越してからは色々と溜まっているんだ。
芹花さんは6ヶ月目を迎えたお腹がぽっこりと膨らみマタニティファッションも板に付いた。
動き出しに「よいしょ」という言葉を使う機会が増えた義姉だが、輝かんばかりの清楚なオーラは健在だ。
「そんなの、弟がだらしないからに決まってるし?」
ベッドに横になった詩にジト目を向けられる。
日がな一日ゴロゴロしている奴に言われるのも心外だがやぶ蛇になりそうだから聞き流しておく。
結局詩は下着姿のままだ。
元々細身だった詩は膨らんだお腹がつっかえるらしくトレードマークだった伏せの姿勢が減り涅槃仏の如き格好だ。芹香さんに姿勢が悪くなるから止めなさいとよく叱られている。
姉が三人妊婦というのも色々と感じ入るものがあるな。
「種撒いた当事者なんだから当たり前だし」
見事な掛詞に感心するよ。こんちくしょう。
生活面では産休に入った芹香さんと一華姉の仕事を引き継いだので必然的に俺の負荷は増大した。
といってもすることは主にふたつ。
畑の維持と森に対するの警戒。
猪は開墾した芹香農園二号の恵みのおかげでおとなしいし、とーへんぼくは言うまでもなく、狼に至っては襲撃どころか見かけることすらも希になった。
猪が餌付けされた結果その数を安定させて増加した影響で食物連鎖の上位にいた狼の食料事情が潤い、わざわざ難易度の高い一華姉に挑む必要がなくなったためかもしれない。ただの希望的観測と推測だけどな。
今の俺の生活は、朝から一時間ほど畑仕事をこなして見回りをしやすくするために森を開き、残る時間で帰還アイテムの探索を行うローテーションだ。
予想通り10キロ地点は境界線があるわけでもない唯の森だった。
なにかこう柵みたいなものがあるわけでもない。
植生が変化して景色が変わるような分かりやすいものがあるわけでもない。
いったい帰還条件であるアイテムとは何だ?
チュートリアルで触れるという表現が用いられたからには触れるものに違いないんだろうけどあまりに漠然としすぎていて探す気も失せる。
しかも探す場所はぐるりと一周60キロという広さ。
一華姉が後方支援に回る間は遠出もままならないので探索範囲は広がらず進捗報告をするまでもない。
難易度をあげていた森の生物という邪魔物が排除されたのだから帰還は時間の問題だと言えるのに。
だというのに。
何故かテンションは上がらない。
帰還アイテム探索と言えば聞こえは良いが日がな半日ただブラブラと独りで森を歩くか座っているか、そんな毎日の連続なのだ。変化のない毎日に気も滅入っていた。
気が緩んでいたと言えば緩んでいたのかもしれない。
「今日も成果なしか。じゃあな」
木に話しかけると呼応するように枝がバサバサと揺れた。
見た目は立派な木だが正体はトレントだ。
穏健派らしく攻撃をしてこないので放置していたがその内愚痴を聞いて貰う相手になった。といっても俺が一方的に話すだけで相づちをうつようにバサバサと枝をならすだけなので会話が成り立っているのかも不明だが。
もう少ししたら種族を超えた友誼を結べるのかも知れない。
敬意を込めてとーへんぼくと呼んでいるがそれも失礼な話だな。
周囲が赤く染まり始めたので重い腰を上げる。自然と溜息が出た。
マタニティブルーというのは男子にも適用されるのだろうか?
機会があったらタブレットで調べてみよう。
夜に体調の良い芹香さんのセックスの指導があった。
妊娠中の女性は体の急激な変化に不調をきたすらしい。
三ヶ月くらいまでは普通にポイントチャージを行えていたが、あの一華姉でさえ体調不良を自覚して感動していたくらいだ。滅多にないことだそうだ。
詩なんて一時期つわりが酷くて匂いに過剰に敏感になったらしく「男臭いから近寄るなし!」と俺を遠ざけていたくらいだ。
芹香さん曰く、いつもより真くんの匂いに欲情しちゃう姿を見せたくないからだから気にしなくて良いんだよと妹の羞恥心を爆発させるような慰めをくれた。
お腹が大きくなり母へと変化していく姉達に対して遠慮が勝りポイントチャージの機会はかなり減った。
だからといってプライベートな空間もないこの場所では性欲処理もままならない。
いやいや、オナニーなんて無駄撃ちが見付かれば説教ものだ。
「真二、生理現象を恥ずかしがる必要は無い。お前の出すものは我々の糧なのだぞ?」
「そうだよ真くん、いつでもお姉ちゃんの体を使って良いんだよ? 口でしてあげようか? それとも出した後に掃除して欲しいのかな? エッチだね」
「キモ。あ、でも見たいから続けて」
そんな顔が蒸発してしまうくらいの羞恥地獄しか想像できない。
「どうしたのかな、真くん?」
「どうせくだらない妄想でもしてるだけだし」
芹香さんの問いかけと詩の匂いで我に返る。
「うふふー。もうカチカチ」
芹花さんの手で擦られていたペニスが柔らかい肌に当たってで刺激される。
「はい、いらっしゃい」
たっぷりと潤った穴がにゅるりと広がって鬼頭部分を飲み込むと、熱をもった肉壁がひくひくと帰りを待ちわびていたかのようにまとわりついた。
ベッドに横向きに寝転がった体勢で後ろから怖々と芹香さんを抱きしめると、臆病者の弟を勇気づけるようにぎゅっと上から手を握られる。
「んふー」
嬉しそうだけど切なそうな鼻にかかる甘い息づかいがして、呼応するように柔らかな粘膜が収縮してペニスの形を確認するように食い締める。
奥までペニスを埋めると「ふー」と力を抜くように息を吐いた。
「うふふー真くんの形にぴったりだよー」
ペニスに張り付いたヒダが隙間無く包み込むのを感じたのか芹香さんが短く息を切りながら照れたように感想を口にした。
噛み締めるように気持ちよさを感じているのが伝わってくる。実に清楚な義姉らしい態度だ。
女性の内部は男が気持ちよくなる形に自然と変わっていくというのが芹香さんの持論で、どこか得意げな口調が可愛らしかった。
芹香さんの神聖な場所を兄貴の形から弟の形に変えてしまったことが心苦しいが誇らしい。
なるほど、これが寝取りというやつの醍醐味なのか。
でもどちらかというと兄貴に対する申し訳なさの方が大きいから性癖というわけでもなさそうで何よりだ。
逆説的だけど姉である芹香さんに仄かな慕情を抱いているから兄貴の奥さんであって欲しいと思う。期間限定で姉の恋人役をやらせてもらえるだけで十分だと戒めておかないとな。
優しくて弟思いの芹香さんのことだから、帰還後も懇願すれば相手はしてくれるかも知れない。だが、ずるずると関係を続けて何もかもを裏切る先に光りなんて無い。
「どうしたの? 久しぶりだけど、とっても気持ちいいよ、真くん」
お風呂上がりのトリートメントの匂いがする髪に顔を埋めて、手に埋まってしまう程柔らかいおっぱいの感触を堪能している手の動きから逡巡を見抜いたのか、励ますような口調で説明された。
妊娠初期以降の芹香さんは、出来るだけ清潔な環境でセックスすることをルールとしているので、ポイントチャージはお風呂上がりが多い。
妊娠中は膣内の浄化作用が落ちるから雑菌の侵入を防ぐ対処らしい。
指を中に入れたりするのも厳禁で、理由は膣内を傷つけるリスクを減らすためだそうだ。
だからだろうか、一華姉は毎日俺の爪の手入れをしている。毎日はやりすぎじゃないと問うとゲンコツが落とされた。それくらいデリケートになれという心意気が大事だそうだ。
どくんどくんと鼓動に合わせてペニスをきゅうきゅうと心地よく締め付ける動きを楽しんでいると、「真くん、動いて良いんだよ? それとも意地悪してるのかな?」と可愛らしく少しだけ頬を膨らませて諭されたので、ゆっくりと腰を動かし始める。別に焦らしているわけではないんです。
そう、あれだ。
芹香さんは妊娠6ヶ月目を迎えてお腹もぽっこりと膨らんだ。
この中に赤ちゃんがいると思うと自然と動きは鈍る。
正直に言って怖い。
セックスが原因で早産や流産が起こることはないと説明されても、お腹には赤ちゃんが鎮座ましまし、その入り口を乱暴に掻き回すなんて出来るはずがない。
そんな俺に対して、芹香さんがポイントチャージとしての営みに提案したのがスローセックスだ。
射精することが目的の男性本位の交わりとは対をなすゆっくりと肌を重ねる時間を楽しむ睦み事らしい。
芹香さんの中をペニスでくすぐるようなスローペースでも絡みついてくるヒダの引っかかりは気持ちが良い。たっぷりとした蜜で密閉された吸い付いてくるような締め付けが加わると確かに時間はかかるがじわじわと気持ちよさは溜まっていく。
逆に激しく動かないことで余計な体力を消耗しないためか純粋に気持ちよくなれるような気もする。
「もどかしいけど……気持ちいいね」
怖いから激しく動かしたり出来ない事を逆手に取ったセックスだ。
「なんかおねえちゃんだけズルくない?」
「それは詩の体質が問題なのよ、もう少しだけ我慢しなさい」
妊娠中はあまり激しく絶頂を繰り返したりすると胎児が酸欠になったりするのであまりよろしくないらしい。
「人を淫乱みたいに言うなし」
「真くんとセックスしても気持ちいいのが我慢できるならいいんだけど?」
義姉にいれたまま会話が続くのも新鮮だ。
時折「うふー」と気持ちよさそうに芹香さんが息を吐く以外はセックスをしているというより入浴をしている感覚に近い。
だが性的に痺れるような気持ち良さが腰の奥の方にしっかりと溜まっていく。
肩越しに向けた不出来な妹を慮った姉の視線に詩は憤慨している。
お前の怒りはわかったから俺の背中を抓る八つ当たりは止めてくれ。
敏感な芽に触れただけでひくひくと体を震わせて軽くいってしまう詩には酷な提案なんだろう。
真っ赤な顔をして詩は俺の背中越しに芹香さんを睨んでいる。
ぴとりと俺の背中に体をはりつけた詩は肌を擦り合わせてくる。
すぐ隣で男女が交わっているのだから興奮を止められないんだろう。
もしかすると自分の手でこっそりと慰めているのかも知れない。汗に混じる女の匂いがそれを教えてくれる。
半裸な姉妹に挟まれて心地良いけど俺越しに姉妹喧嘩は如何なものなんだ?
「ふむ。姉妹揃って性技に長けているのは血筋なのか?」
「違います! わざとですか一華先輩!」
「こんな男の精を吸い尽くす妖怪と一緒にしないで下さい!」
ベッド脇に用意したソファーに深く腰掛けて大胆に足を組んでいる一華姉はオーバーサイズのシャツ一枚という艶姿なので剥き出しの足が眩しい。
真面目くさった顔の一華姉が感心した様子で手を綺麗な顎に当てている姿に芹香さんと詩は噛みついていた。
「うわっ」
「うふふーいいよーたっぷり出してね」
ペニスの変化に気付いたように芹花さんが腰をくいくいと催促するように動かした。
一週間ぶりの射精はすぐに訪れる。
目の前で姉とイチャイチャしている事に腹を立てた詩が甘噛みしてきた刺激でドバドバと芹香さんの中に放出してしまう。
腰が痺れるような心地よさだ。
「ん、出したの? 真二くん」
「うん、いっぱい出てるよ。うふふー凄いよ、あったかい。まだ出てる」
「お姉ちゃんに聞いてないし!」
姉妹喧嘩の声を聞きながら多幸感が襲いかかる。
だが、すぐになんとも言えない空虚感が襲ってくる。
ただの賢者タイムだろ?
「うふふー萎んで外に出ちゃうのも可愛いね」
芹花さんの体をぎゅっと抱きしめて詩に後ろから抱き付かれると、少しだけ心は落ち着いた。
翌日のことだ。
いつものように機械的に畑仕事をしていたところに芹香さんの悲鳴が上がる。
一瞬身構えたが、芹香さんの横には一華姉がいるから襲撃を受けたわけではなさそうだった。
「真二!」
一華姉が険しい顔で叫ぶ。
一華姉が抜刀した刀を投げるような姿勢になって、ようやく気付く事が出来た。
気が緩んでいたのだろうな。
振り返ると、目の前には俺の存在に気付いてもいないような狂乱状態の猪が迫っていた。
所々に血が滲んでいるところを見ると縄張り争いでもあったのか、狼に襲われて逃走してきたのか、いずれにしてもスローモーションのように見えるが俺の体は反応できず、動くこともできずにモロに体当たりを受けてしまう。
牙のない雌だったことが不幸中の幸いだろう。
体に感じる衝撃の後、俺は吹っ飛ばされて宙を舞った。
ぐるぐると回転する視界が気持ち悪い。
必死に受け身を取ろうと体が自然に動いたのは一華姉の指導のたまものだろう。
猪に撥ねられた。
こんなことで異世界転生だとか現実世界に帰還だとかいうオチは勘弁してくれよ。
そんな馬鹿馬鹿しいことが頭をよぎったのも一瞬で、地面に叩き付けられて意識は飛んだ。
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