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第5話 両足に胸 後編
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「さぁて」
一足先に身体を洗い終わったあとジロジロとこちらを眺めていた受付嬢が、僕たちが洗い終わるとタオルを豊満な身体に当てて立ち上がった。
お湯で温まった火照るピンク色の肌に水滴が流れて艶めかしい。どうしても目を奪われてしまい、察した受付嬢が目を細めて唇を沈みかけの三日月みたいな形にしていてなんか悔しい。
湯気まで受付嬢の味方をしているみたいで忌々しい。
「湯船にしばらく浸かるんですよね、ケイスくん」
「……そうだよ」
知ってるでしょ? という言葉を寸前で飲みこむ。受付嬢のペースに嵌ってペースを乱されている。
身体を温めることで手に入る効果は膨大だ。血行は良くなり新陳代謝は上がり、疲労の回復、リラックスまでできる優れもの。
この旅には、是非なくてはならないものだと思う。
受付嬢は僕の視線を気にする素振りで、それはまるでミニスカートで下着が見えないように身体の角度を調整するみたいに、ゆっくりと屈み込むと手で湯加減を確かめた。
あけっぴろげの後の清楚な仕草にドキドキする。
例えそれが受付嬢の見え透いた罠だと分かっていてもギャップに萌えてしまう。
どこまでも僕をからかい倒す意地悪な性悪女だ。その理由もディアナに出会ったことでおぼろげに理解できた。
丁度いい加減だったのか、受付嬢はそっと足から湯船に身体を沈めていく。そんな仕草もセクシーだった。
「ふぅ……気持ちいいですねぇ」
浅めの湯船なので座っても胸元当りまでしか浸からないから、ゆらゆらと揺れるお湯にぷかりと大きなおっぱいが浮き沈みして、波打ち際のようだ。
この世のすべてはおっぱいの演出のためにあるのかと感慨深い。
伸ばした足の付根には予想通り焦げ茶色の陰毛がゆらゆらと揺れている。
対してディアナの方は、チラっと見た限りでは全身の体毛が薄い体質なのか隠されずにツルツルしていた。真正面から見たらきっと割れ目が見えるのかも。
想像してしまうと、またドキドキと胸が鳴る。
「胸の立派な女はアソコの毛も立派で羨ましい限りだな」
ディアナは忌々しげを通り越して達観した様子で呟いた。
厳密に言うと体型と毛深さは関係ないけれど、指摘するほどでもないから流しておこう。
ディアナも受付嬢の動きを真似て湯船にはいる。だけどタオルで前を隠したままだ。
「ディアナ、タオルはお湯につけちゃだめだよ」
「む……どうして少年は私を虐めるのだ」
見られまいとタオルで隠しながら、眉を八の字にして恨めしそうな顔で抗議された。
「それも作法ですよぉ、ディアナさん」
「2人で結託して私に意地悪をしているのではないのだな?」
「しませんよぉそんなこと。デイアナさんは冒険者らしく疑り深い性格ですねぇ」
言っている受付嬢本人が何も隠さず湯船に入っているのだから説得力は抜群だった。
渋々とディアナはタオルを置いて素早く湯船に身体を沈める。下半身はお湯で隠し胸は両手でガードしていた。
堂々と胸を晒すかと思えば、見られることを戸惑う態度に萌えてしまう。
「んー、このままただ浸かるだけじゃ退屈ですねぇ」
湯船には入らず、必死に前を隠して心を落ち着かせていたら受付嬢がそう言った。
「ケイスくん、ちょっとここに座ってください」
今は事情があって、出来ればこの場を動きたくないんだけど。
「何をしているんですかぁ、そんなへっぴり腰で……ふふ」
絶対に分かってて言ってるよね!
「……さぁ、ここに座ってせめて足だけでも温めて下さい。そんな格好でいつまでも立っていたら風邪を引いてしまいますよぉ?」
足を浸けるだけならタオルを外す必要がない。
受付嬢にしては男の事情を機敏に察して気を使ってくれたらしい。
僕は受付嬢のことをただの意地悪な女だと誤解していたのかも知れない。
浴場は洗い場より低い埋め込みタイプなので、受付嬢の言うとおりに縁に座ると足湯状態になる。ああ、足を浸けると温かいお湯が気持ちいい。
「……邪魔なタオルはどけちゃいますねぇ」
「ちょっ、おい……」
タオルでギリギリ隠していた、直立状態のペニスが晒される。少しでも見直した僕のバカバカ!
「む。先程よりも大きくなっているではないか、少年」
「ふふ、やっぱり……こんなに固くしているのを隠していたんですねぇ、まったくいやらしいですね、童貞は」
童貞でも非童貞でもこの場面に出くわしたら同じ状態になると思うけど!
手で隠すのも格好悪いので、顔が熱くなってしまうけど興味津々のディアナの瞳と、弟の成長した性器を眺めるようにうっすらと微笑む受付嬢の視線に頑張って耐え忍ぶ。
2人の美女のあられもない姿の連続に、若い雄の部分は治まる様子もない。
ドクドクと腰全体が脈動しているような興奮だった。
昨晩ディアナの匂いに包まれて胸に頬ずりをしながら眠ったことも影響しているのか、欲求不満がマシマシでどうしようもなくペニスは勃起状態。
苦しいくらいだった。
「ふふ、少し失礼しますねぇ、ケイスくん」
受付嬢はお湯の中を移動して、僕のふとももに身体を預けるようにしなだれかかる。
乗せられた生乳は低反発な得も言われぬ感触だった。
「うわ……ちょ」
どこの名匠にも真似ができないシルクのような肌触りで良く滑る。程良く押し返してくる張りと弾力。まさに至宝。マシュマロタイプのおっぱいが押し付けられる幸福に足湯だけでのぼせそうだった。
だけど、それだけで終わらないのが受付嬢だ。
「さぁ、ディアナさんも反対側に来てください」
「む? それも作法なのか?」
「ええ、そうです。ケイスくんにもたれていると楽ですよぉ」
浴場に受付嬢の笑いを含んだ声が甘く響く。
躊躇なく虚言を吐きやがりましたよ、この女は。
もちろん幸せの絶頂が目の前に舞い降りてきている空気をしっかり読んで否定はしない。
「そうか……入浴などする機会もなかったから色々と作法があるのだな」
ディアナは受付嬢の視線をきにしつつ、仕方なく僕の足に覆い被さる。
平坦だけどけっしてゴツゴツとした固さがない、不思議にフニャっとしたディアナの胸部と、平らだからこそ当たっているのがよく分かる若い果実みたいな乳首がくすぐってくる。
これも、いいものです。
身体を洗ったばかりの清々しい香りに汗の匂いが混じり、香水のミドルノートのような芳醇な空気に包まれる。両足に胸。大小の生の乳房が当てられている奇跡のコラボレーション。
密着した身体から甘美な熱が伝わり、心音まで接触した部分から聞こえてくる。
息が詰まりそうな噎せ返る女の匂いに童貞の僕が自制なんてできるわけがなく、むくむくと曝け出されていたペニスに血液が溜まって最高潮まで膨張した。
ふとももにもたれた二人の美女が突き合わせたお顔の真ん中でフル勃起!
「む……また大きくなったようだな」
「あらあら仕方がない、やんちゃなおちん○んですねぇ」
勃って悔いなし!
「夜のお相手をお願いされたディアナさんは、どんな風にケイスくんのおちん○んを気持ちよくして欲望を受け止めるつもりなんですかぁ? それとももう、受け止めたのでしょうか?」
なにそれ、素行調査!?
伸ばした指でペニスをつつきながら、受付嬢が身も蓋もないことを口にした。
何気に女子に初めて触れられた。僕の初めての女が受付嬢だなんて!
「いや、未だ少年の欲望の処理はしていない。夜伽を承諾しておいて恥ずかしい話だが、この身体なので男を悦ばす作法など知らないのだ」
そうですかぁと、受付嬢は何故か嬉しそうに微笑んだ。先達として男の扱いを教えたくてウズウズしている顔だった。
「では、よろしければ、私が今から作法をお教えしますぅ。ケイスくん、すぐに楽にしてあげますねぇ」
男のプライドの首を締め上げるような言葉だった。
指がフェザータッチでペニスの幹をくすぐってくる。もどかしい刺激に翻弄される。
「願ってもいない申し出だ。少年、作法を習得するためにしばし身体を預けて欲しい」
返事も待たずに受付嬢は手を伸ばして僕のペニスを優しく掴む。少し冷たくてやわらかい受付嬢の指が一本一本絡みつき、ペニスの熱さを際立たせる。
それだけでびっくりして身体を跳ね上げるみたいに震えてしまう。
女性に触れられているという夢みたいな興奮で腰が砕けそうだった。
「ほら、ディアナさん、ケイスくんのおちん○んが顔を出しますよ」
「何? 受付嬢、それはどういう……」
包皮が後退して、敏感で浅ましい先端部分が恥知らずに顔を出す。
女の手で初めて触れられて、女の手で皮を剥かれてしまう。
それだけの刺激で先からは透明な先走りが溢れ出した。
セックスにさえ至っていないというのにこの痺れるような気持ちよさだ。ディアナに夜のお相手だなんて軽々しくお願いしたけれど、想像以上に慣れていないこの敏感な身体だと、あっという間に骨抜きにされて快楽に溺れてしまいそう。
「うふふ、綺麗なピンク色をしています。女を知らない真新しいおちん○ん、可愛い」
「おお……全貌はこうなっていたのか、なるほどこの段差が噂話で聞いた雁首という部分なのだな」
ディアナまで、指を伸ばして敏感な裏筋を撫でてくる。なんていう愉悦。
「うふふ、気持ちよさそうでだらしない顔ですねぇ」
受付嬢は、手をリズミカルに上下させる。
扱かれて、触れる肌が雁首と敏感な先っぽを刺激される度に背筋に電気が走る。
最初は少し強すぎた刺激だったけど、受付嬢の手の動きは気持ちよくなるように早さが調節され、緩急をつけられて快楽はワンステップずつ高みへと昇っていった。
「……熱い、それにとっても固いですねぇ」
「う、受付嬢、そんなに激しくして大丈夫なのか?」
「でもディアナさん、見て下さい、ケイスくんのアヘ顔可愛いですよぉ」
そ、そんな顔はしてないし! 少し気持ちよくて顎が上がっただけだし!
受付嬢の手でしゃぶられるみたいな歓喜の極みに先走りは溢れだし、潤滑液となってにちゃにちゃと粘ついた音を立てる。
受付嬢の白い手を汚いもので汚しているという背徳的な興奮もほんのちょっぴり混ざっている。
ああ……あの胸にペニスを当てたらどんな背徳感なんだろう。なんて、異教徒みたいな誘惑に誘われる。
2人の顔はペニスの目の前だから、受付嬢の解説と質問を繰り返すディアナの息遣いでくすぐられる。
「こんなにおつゆを垂らして……お湯を汚したら依頼失敗になってしまいますねぇ、斡旋した立場上それは困りますのでぇ」
受付嬢は僕を悪戯っぽい小悪魔な表情で見上げたあとに、唇を開いて赤い舌を伸ばしてきた。
え? まさか……!
赤い魅惑的なテラテラと光る舌がペニスを下から舐めあげらる。
「くぅぅっ」
指を汚して垂れていた先走りが何度も往復する舌で舐め取られる。
ぞくぞくする! 舌ってこんなに気持ちいいんだ!
「んっ、私の舌でおちん○んを舐められて、気持ちいいですかぁ、ケイスくん」
首を伸ばして唇を押し当ててくる受付嬢の顔は恍惚としていた。
垂れたものが綺麗に舐め取られると、手コキが再開されて、また垂れだしたら舐められる。
いつまでも続く快楽地獄!
受付嬢の掌の上で転がされる悔しさなんて、足に感じる2人のおっぱいと初めての女の舌の愛撫で霧散した。
「どうだ少年、舌というのはすごいだろう? 身体がどこかに飛んで行ってしまうほど気持ちよくなってしまうのだ。少年も身を以て思い知るがいい」
「あら、ディアナさん何やら気になるお言葉ですねぇ、ケイスくんの舌で悪戯でもされたのでしょうか?」
「うむ、昨日のことだが――」
赤裸々に語らないで!
あと、痛い痛い、痛いです受付嬢! ペニスを握る手に力がはいってます!
しっかり契約した上での関係なんだから、無垢なディアナを騙して事に及んだとかじゃないから、怒られる謂われはないって。
ディアナが蕩蕩と昨晩の乳首攻めを語り始めると、また受付嬢の手の動きが再開した。
身体がビクビクと跳ねる。
いい加減我慢なんて限界だった。
「あ、もしかして、もう出ちゃうのですか?」
童貞は出すのが早いんですね。失笑混じりで受付嬢がペニスの刺激を過激にする。
屈辱過ぎる。でも、気持ちよさは最高潮。
雁首あたりを執拗に輪っかにした指で刺激をされて情けなくも断末魔のような声を上げてしまう。
「出るっ……出るぅぅっ」
びゅっと白い塊が弾丸のように飛び散って目を閉じて語り続けていたディアナの顔に直撃した。
「な、なんだ……これは」
ディアナが頬にこびりついた精液を指で拭う。美女のお顔に精液をぶっかけてしまった。
「あらあら、凄く飛びました。これだとお湯が汚れちゃいます。仕方ないから口で受け止めてあげますねぇ」
「く、口で? ど、どういうことなのだ、受付嬢」
次の塊が出る寸前に受付嬢は口をまるく開けて次の一撃を器用に受け止める。
赤い舌の上に白い粘液がこびりつく。そのエロさに理性が崩壊するような気持ちよさに襲われた。
「くぅぅっ、すごいぃぃ」
びゅるりと尿道を押し広げるように精液が続けて噴出する。
次の一撃は躊躇なくペニスの先端を咥え込んだ受付嬢の唾液がねっとりと絡む熱い口内で受け止められた。
「んっ……んっ……しゅ、しゅごい出てますぅ、口に入りきらない……」
激しい精液の飛沫を口で受ける受付嬢は、唇の端から溢れそうになった白濁液をしっかりと唇を絞って封じ込める。
口の中がきゅっと締まって粘膜も舌もペニスに密着すると、さらに追い打ちで腰が震えるような放出に見舞われた。
飛び跳ねる子種を落ち着き払って処理をしている顔は笑みが滲む大人の女のものだ。
隣で息を呑んで見守っているディアナの方が目を白黒させているくらい。
ガン見されながら女の口に射精。初めてのフェラでこれってどうなの!?
躍動が終わったペニスからゆっくりと唇を離した受付嬢は口から精液が垂れないように上を向き、それからこくんと、喉を鳴らす。嚥下した。
うわ……出したものを飲むなんてエロマンガだけの妄想だと思ってた。
「ふぅ……沢山出てさすがにびっくりしてしまいましたぁ。ふふ……青臭い童貞の味です」
そんなテイスティングが、あってたまるか!
「受付嬢、子種を飲んだりして大丈夫なのか?」
「ディアナさん知ってますか? ……童貞の精液っておっぱいを大きくする成分が入っているらしいですよ?」
カッと目を見開くと、ディアナは僕を睨みつけてくる。
「……なん……だと」
わなわなと震えだすけど、落ち着いて!
「今日にでも少年は童貞ではなくなってしまうかも知れないのというのに……そのような重要な情報をどうして教えてくれなかったのだ……」
いや、それ、揉まれたら大きくなるというのと同じくらい、男の願望が混じった都市伝説だから。
「受付嬢にはもう必要ないものだろう、事前に教えてくれればいいものを……」
すごい落ち込み方だった。
「この天然……コホン、だったらディアナさん、ケイスくんが、ずぅっと童貞のままだったら飲み放題ですよぉ?」
居酒屋のお得メニューなことを言い出した。
「な、なるほど! その手があったか!」
下品な間違った知識を植え付けないでほしい。それでなくともディアナはどこか世間知らずのポンコツなのだから。
今更効果の否定をしても納得しない。御伽噺の豊胸の森なんて真剣に目指しているくらいなのだから。
「あら、まだお元気ですね、お手伝いしますから、次はディアナさんが飲んであげてはいかがですか?」
「なに!? 少年、まだ出せるのか!?」
この後、受付嬢に白い目で見られながら、2回ディアナのお口に射精しました。
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