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カミカゼ2
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なにあのえっろいキス……
思い出して、今さらめちゃくちゃ恥ずかしくなる。
てゆうか、キスってあんな長いもんだっけ?
あんな気持ちいいもんだっけ……
うわあ~、感覚が甦って仕事にならないっ。
集中集中!
え、チュウ?
うわあまた!
もう誰かこの煩悩を吹き飛ばして~。
「粋~、カミカゼ3杯よろしく」
「はーい、って3杯っ?」
こんな強いカクテルにそんな同時に需要がっ?
「そっ、アタシの好きなカクテルだって話したら、みんな飲んでみたいんだって」
おお、姐さんのカリスマ性っ。
でも……
「アルコール大丈夫そう?
軽めに作った方がいっ?」
「んーん、強くていんだって」
カミカゼは、神風特攻隊にちなんで名付けられたウォッカベースのカクテルで。
一直線に向かってくその戦闘機みたいに、鋭い切れ味が名前の由来だとも言われてる。
でもそれとは別に……
激しい風という意味を持つ神風に、この煩悩を吹き飛ばしてもらいたいよ。
あぁ悠世くんに会いたいな……
でも明日で仕事納めだから頑張るぞ!
そして想定通り……
悠世くんとの事をカミングアウト出来ないまま、年末年始休みに入り。
混雑を避けた2日に、K市で初詣&デートをする予定になってるあたし達は……
年末は食材を買い込んで、悠世くんちでまったり過ごしてた。
「粋」
「んっ……」
そうなると当然、頻繁にイチャイチャタイムが訪れて……
何かにつけて甘いキスに襲われては、もう何回溶かされたかわからない。
このキス魔め~。
って嬉しんだけど……
ただ付き合って間もないからか、キスより先には進まない。
でも今日はお泊りだから……
今年にさよならするとともに、とうとう処女にもさよならする時がやって来たかも。
一応覚悟はしてきたけど……
想像しただけで今から恥ずかしすぎる!
「待って悠っ、」
「ん?」
「ふっ、ん……」
いや聞き返すなら舌入れないで~。
なにも考えられなくなる……
そのせいで。
「もうっ、作業がぜんぜん進まないじゃん」
「ごめん、エプロン姿が可愛いすぎて」
いや別に可愛くないからね!?
そー言えばいいと思ってるでしょっ。
でも嬉しいとゆう。
そんな調子で仕上げたのは、鴨鍋と洋風オードブル。
悠世くんが用意してくれたお酒で乾杯して、さっそく箸をつけると。
「海老マヨうまっ!
しかもめちゃくちゃ手際よかったし。
粋、料理得意なんだ?」
「まぁ仕事がら洋風のものはね~。
あ、後で鍋におそば入れて鴨そばも食べようねっ?」
来年も悠世くんのそばにいられますよーにってね。
「うん……
ヤバい俺、世界一幸せもんかも」
「いやいやいやいやっ、どんだけ低いの世界基準!」
悠世くんは、くはっと吹き出すと。
あたしをグイと引き寄せて。
「低くないよ、すげぇ幸せ。
粋、すげぇ好き、めちゃくちゃ好き」
一言ごとに、ほっぺやらおでこやら鼻の頭なんかにキスを降らせる。
ぎゃああ~あっまい!
甘すぎるよおにーさんっ。
「あ、そうだ」
すると悠世くんは、思い出したように席を立つ。
そして戻ってくるなり。
「これ渡しとく」
差し出されたのは、黄色いブラッドハウンドの革製キーケース。
「うわ可愛い!
けどなんでっ?」
「合鍵。
いつ来てもいーから。
むしろ、入り浸ってくれると嬉しんだけど」
「うそ、ほんとだっ」
中にはちゃんと悠世くんちの鍵が収まってて……
なんて気の利いた演出!
しかもあたしが好きなキャラクターに気付いてくれてるし。
なにより、合鍵を渡されるなんて!
「ありがとう……」
どうしよう嬉しすぎて、あたしが世界一幸せもんだよ。
よーし頑張ろ。
たとえ処女って事に引かれても、変な反応して幻滅されても……
拒んで悠世くんを傷付けるよりよっぽどマシだ。
悠世くんのためなら、恥ずかしいのも痛いのも我慢して……
この身を捧げる!
そこでふと、主君のために自らの命を捧げた神風特攻隊が思い浮かぶ。
そーだあたしも神風みたいに、自爆覚悟でぶつかるぞ!
そのためにカミカゼは飲めないけど……
「つかペース早いけど、大丈夫か?」
「だいじょぶだいじょぶっ」
そう、アルコールの力を借りて恥ずかしさを吹き飛ばすのだ~。
その夜。
「粋酔ってるだろ?
なんか、エロくてヤバい……」
長い長いキスのあと、そう零した唇が……
初めて首に触れて。
「ぁっ……」
身体がビクッと強張る。
それはいっそう興奮を煽ったようで……
チュッと音を立てながら、唇がゆっくりと鎖骨の方へ下ってく。
うっ、わ恥ずかしいっ……
けど頑張る、頑張らなきゃ!
でも次の瞬間、スッと服の中に悠世くんの手が入ってきて。
「やっ……」
思わず、肌に触れたその手を掴んで阻止してしまう。
「あ、ごめんっ」
当然謝る悠世くん。
うわやってしまったどーしよう!
それはもはや条件反射で……
頑張ろうとしてどうにかなるなら、始めからこんな苦労はしてないワケで。
だからってもう、ここで終われない!
「違うのっ!
ぜんぜん、嫌とかじゃなくて……
ただその、はっ……」
恥ずかしくて、ってゆうのが恥ずかしくて思わず詰まる。
「……は?
え、歯?歯が痛いのかっ?」
「ちっがーう!」
おかげで一気に緊張がゆるむ。
「だからっ……
恥ずかしくてつい抵抗しちゃっただけなの!」
「え……
なんだよそれ、可愛いすぎだろっ」
「いや可愛いくないから!
悠世くんの事また傷付けちゃうとこだったんだよっ?」
「また傷付ける?
いやこんな状況初めてだけど、誰と間違ってんだよ」
「そうじゃなくてっ……
10年前も、恥ずかしくて傷付けちゃったからっ」
「あぁ……
まぁみんなの前でからかわれたら恥ずかしくて当然だって」
「だから、そうなんだけどそうじゃなくてっ……」
頑張れあたし!
ちゃんと言わなきゃ、またムダに傷付けちゃう。
してきた覚悟と、アルコールの力を借りて……
「あたし、ね?
その、自分の恋愛絡みが、めちゃくちゃ恥ずかしくて。
だから、こーゆー行為はもちろん、気持ちを口にするのも苦手で。
相手を不安にさせたり、テンパって傷付けちゃったり……
10年前も、みんなの前だし初恋だったから、余計テンパっちゃって」
「は?
今なん……初恋っ?」
「えっ……まぁ……」
いや恥ずかしいから聞き返さないでー!
「え、俺にっ?」
「う、ん……」
だから恥ずかしいってば!
「マジかよ……
俺ら両思いだったんだっ?
うっわなにやってんだ俺!」
片手で額を覆う悠世くん。
「つか、ごめん……
だったら粋もめちゃくちゃ辛かったよな?」
「いやあたしは自業自得だからっ」
てゆうかそこ!?
「や、そんな理由なら粋は尚更悪くないし。
俺が粋の事信じてればこうはならなかった訳だし……
それにごめん。
知らなかったとはいえ、俺も平岡さんの事詮索したりガンガン攻めたり。
恥ずかしい思いさせたよな?」
この人はほんとに!
自分が傷付いた事より、あたしの気持ちばっかり……
「もうっ、優しすぎだよ悠世くん」
「いや優しくないだろっ。
キスだって、最初から強引にしまくってるし」
「いいよぜんぜんっ。
むしろ、今日は最後までのつもりで来てるし……
また抵抗しちゃっても、続けていーから」
「やっ……
別に俺、最後までするつもりはなかったんだけど……
でも。
そんな事言われたら我慢出来ないだろっ」
そう言って悠世くんは、ぎゅうとあたしを抱きしめた。
「ごめん、粋に触れたい……
もっともっと触れたい」
「んっ……
悠世くんなら、いいよ?」
とは言っても。
肌を撫でられるたび、身体がビクビクと震える。
うわ恥ずかしいっ、悠世くんどう思ってるだろ……
てゆうか処女カミングアウトしとかなきゃ!
「粋、可愛い。
俺もう止められそうにないんだけど、大丈夫か?」
「うん大丈夫なんだけどっ……
ごめん、はっ……」
ぎゃあーくっそ恥ずかしい!
けど、カミカゼみたいに死ぬ気で頑張る!
「初めてだからっ、シーツ汚しちゃうかもっ」
途端、自分の発言に反して動きが止まる悠世くん。
「……は?
え、初めてって……
あいつとはっ?」
あいつって京太くんの事だよね?
「だからその、恥ずかしくて拒み続けちゃって……」
「嘘だろ……
いやそれ、ほんとにっ?」
うわ~ドン引きしてる!
さすがに重すぎたっ?
思い出して、今さらめちゃくちゃ恥ずかしくなる。
てゆうか、キスってあんな長いもんだっけ?
あんな気持ちいいもんだっけ……
うわあ~、感覚が甦って仕事にならないっ。
集中集中!
え、チュウ?
うわあまた!
もう誰かこの煩悩を吹き飛ばして~。
「粋~、カミカゼ3杯よろしく」
「はーい、って3杯っ?」
こんな強いカクテルにそんな同時に需要がっ?
「そっ、アタシの好きなカクテルだって話したら、みんな飲んでみたいんだって」
おお、姐さんのカリスマ性っ。
でも……
「アルコール大丈夫そう?
軽めに作った方がいっ?」
「んーん、強くていんだって」
カミカゼは、神風特攻隊にちなんで名付けられたウォッカベースのカクテルで。
一直線に向かってくその戦闘機みたいに、鋭い切れ味が名前の由来だとも言われてる。
でもそれとは別に……
激しい風という意味を持つ神風に、この煩悩を吹き飛ばしてもらいたいよ。
あぁ悠世くんに会いたいな……
でも明日で仕事納めだから頑張るぞ!
そして想定通り……
悠世くんとの事をカミングアウト出来ないまま、年末年始休みに入り。
混雑を避けた2日に、K市で初詣&デートをする予定になってるあたし達は……
年末は食材を買い込んで、悠世くんちでまったり過ごしてた。
「粋」
「んっ……」
そうなると当然、頻繁にイチャイチャタイムが訪れて……
何かにつけて甘いキスに襲われては、もう何回溶かされたかわからない。
このキス魔め~。
って嬉しんだけど……
ただ付き合って間もないからか、キスより先には進まない。
でも今日はお泊りだから……
今年にさよならするとともに、とうとう処女にもさよならする時がやって来たかも。
一応覚悟はしてきたけど……
想像しただけで今から恥ずかしすぎる!
「待って悠っ、」
「ん?」
「ふっ、ん……」
いや聞き返すなら舌入れないで~。
なにも考えられなくなる……
そのせいで。
「もうっ、作業がぜんぜん進まないじゃん」
「ごめん、エプロン姿が可愛いすぎて」
いや別に可愛くないからね!?
そー言えばいいと思ってるでしょっ。
でも嬉しいとゆう。
そんな調子で仕上げたのは、鴨鍋と洋風オードブル。
悠世くんが用意してくれたお酒で乾杯して、さっそく箸をつけると。
「海老マヨうまっ!
しかもめちゃくちゃ手際よかったし。
粋、料理得意なんだ?」
「まぁ仕事がら洋風のものはね~。
あ、後で鍋におそば入れて鴨そばも食べようねっ?」
来年も悠世くんのそばにいられますよーにってね。
「うん……
ヤバい俺、世界一幸せもんかも」
「いやいやいやいやっ、どんだけ低いの世界基準!」
悠世くんは、くはっと吹き出すと。
あたしをグイと引き寄せて。
「低くないよ、すげぇ幸せ。
粋、すげぇ好き、めちゃくちゃ好き」
一言ごとに、ほっぺやらおでこやら鼻の頭なんかにキスを降らせる。
ぎゃああ~あっまい!
甘すぎるよおにーさんっ。
「あ、そうだ」
すると悠世くんは、思い出したように席を立つ。
そして戻ってくるなり。
「これ渡しとく」
差し出されたのは、黄色いブラッドハウンドの革製キーケース。
「うわ可愛い!
けどなんでっ?」
「合鍵。
いつ来てもいーから。
むしろ、入り浸ってくれると嬉しんだけど」
「うそ、ほんとだっ」
中にはちゃんと悠世くんちの鍵が収まってて……
なんて気の利いた演出!
しかもあたしが好きなキャラクターに気付いてくれてるし。
なにより、合鍵を渡されるなんて!
「ありがとう……」
どうしよう嬉しすぎて、あたしが世界一幸せもんだよ。
よーし頑張ろ。
たとえ処女って事に引かれても、変な反応して幻滅されても……
拒んで悠世くんを傷付けるよりよっぽどマシだ。
悠世くんのためなら、恥ずかしいのも痛いのも我慢して……
この身を捧げる!
そこでふと、主君のために自らの命を捧げた神風特攻隊が思い浮かぶ。
そーだあたしも神風みたいに、自爆覚悟でぶつかるぞ!
そのためにカミカゼは飲めないけど……
「つかペース早いけど、大丈夫か?」
「だいじょぶだいじょぶっ」
そう、アルコールの力を借りて恥ずかしさを吹き飛ばすのだ~。
その夜。
「粋酔ってるだろ?
なんか、エロくてヤバい……」
長い長いキスのあと、そう零した唇が……
初めて首に触れて。
「ぁっ……」
身体がビクッと強張る。
それはいっそう興奮を煽ったようで……
チュッと音を立てながら、唇がゆっくりと鎖骨の方へ下ってく。
うっ、わ恥ずかしいっ……
けど頑張る、頑張らなきゃ!
でも次の瞬間、スッと服の中に悠世くんの手が入ってきて。
「やっ……」
思わず、肌に触れたその手を掴んで阻止してしまう。
「あ、ごめんっ」
当然謝る悠世くん。
うわやってしまったどーしよう!
それはもはや条件反射で……
頑張ろうとしてどうにかなるなら、始めからこんな苦労はしてないワケで。
だからってもう、ここで終われない!
「違うのっ!
ぜんぜん、嫌とかじゃなくて……
ただその、はっ……」
恥ずかしくて、ってゆうのが恥ずかしくて思わず詰まる。
「……は?
え、歯?歯が痛いのかっ?」
「ちっがーう!」
おかげで一気に緊張がゆるむ。
「だからっ……
恥ずかしくてつい抵抗しちゃっただけなの!」
「え……
なんだよそれ、可愛いすぎだろっ」
「いや可愛いくないから!
悠世くんの事また傷付けちゃうとこだったんだよっ?」
「また傷付ける?
いやこんな状況初めてだけど、誰と間違ってんだよ」
「そうじゃなくてっ……
10年前も、恥ずかしくて傷付けちゃったからっ」
「あぁ……
まぁみんなの前でからかわれたら恥ずかしくて当然だって」
「だから、そうなんだけどそうじゃなくてっ……」
頑張れあたし!
ちゃんと言わなきゃ、またムダに傷付けちゃう。
してきた覚悟と、アルコールの力を借りて……
「あたし、ね?
その、自分の恋愛絡みが、めちゃくちゃ恥ずかしくて。
だから、こーゆー行為はもちろん、気持ちを口にするのも苦手で。
相手を不安にさせたり、テンパって傷付けちゃったり……
10年前も、みんなの前だし初恋だったから、余計テンパっちゃって」
「は?
今なん……初恋っ?」
「えっ……まぁ……」
いや恥ずかしいから聞き返さないでー!
「え、俺にっ?」
「う、ん……」
だから恥ずかしいってば!
「マジかよ……
俺ら両思いだったんだっ?
うっわなにやってんだ俺!」
片手で額を覆う悠世くん。
「つか、ごめん……
だったら粋もめちゃくちゃ辛かったよな?」
「いやあたしは自業自得だからっ」
てゆうかそこ!?
「や、そんな理由なら粋は尚更悪くないし。
俺が粋の事信じてればこうはならなかった訳だし……
それにごめん。
知らなかったとはいえ、俺も平岡さんの事詮索したりガンガン攻めたり。
恥ずかしい思いさせたよな?」
この人はほんとに!
自分が傷付いた事より、あたしの気持ちばっかり……
「もうっ、優しすぎだよ悠世くん」
「いや優しくないだろっ。
キスだって、最初から強引にしまくってるし」
「いいよぜんぜんっ。
むしろ、今日は最後までのつもりで来てるし……
また抵抗しちゃっても、続けていーから」
「やっ……
別に俺、最後までするつもりはなかったんだけど……
でも。
そんな事言われたら我慢出来ないだろっ」
そう言って悠世くんは、ぎゅうとあたしを抱きしめた。
「ごめん、粋に触れたい……
もっともっと触れたい」
「んっ……
悠世くんなら、いいよ?」
とは言っても。
肌を撫でられるたび、身体がビクビクと震える。
うわ恥ずかしいっ、悠世くんどう思ってるだろ……
てゆうか処女カミングアウトしとかなきゃ!
「粋、可愛い。
俺もう止められそうにないんだけど、大丈夫か?」
「うん大丈夫なんだけどっ……
ごめん、はっ……」
ぎゃあーくっそ恥ずかしい!
けど、カミカゼみたいに死ぬ気で頑張る!
「初めてだからっ、シーツ汚しちゃうかもっ」
途端、自分の発言に反して動きが止まる悠世くん。
「……は?
え、初めてって……
あいつとはっ?」
あいつって京太くんの事だよね?
「だからその、恥ずかしくて拒み続けちゃって……」
「嘘だろ……
いやそれ、ほんとにっ?」
うわ~ドン引きしてる!
さすがに重すぎたっ?
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