僕のこと好きすぎません？

はじめまして

第０話

えーっと
ちょっと待て、僕はいつも通り家に帰って寝てたはずなんだけど…
目の前にいるこのお兄さんは誰だろ？
この白い空間にこたつカゴに入ったみかん
  (うん、全然落ち着かない)

「ごめんねー！」 

「?!」

急に喋ったーなんだこのお兄さん不審者ですか、ていうかなんで謝ったんでしょう意味わかりませんまじで怖いです

「まず訂正させて不審者ではないかな僕は君たちで言う神にあたる者かな」

「は？」

「あはは、戸惑ってるねまぁ僕のことはソルって呼んで」

「…分かりました…分かりましたがここはどこです？さっき謝ってましたが」

「そうそう！ごめんねー！間違えて寝てる君を殺しちゃった！」

「……はーー?!」

僕は生まれて23年で死んだらしいです
もう少し生きたかったです

「本当は君じゃなかったんだけどねーごめんねーその代わりと言ってはなんだけど、君を転生させてあげるよ」

「ほんとですか?!」

「今までいた世界には無理でも他の世界にならできるよ」

「異世界ってことですか？転生できるならどこでもいいです転生させてください！」

「そうだよ、その世界は君がいた世界と違って魔法や剣が普通の世界だから楽しいよー」

「おー！楽しそうですね！」

「僕のせいで死んじゃったから君にはチートだっけ？そういうのをつけてあげるよ」

「ありがとうございます」
「ソル…出来ればなんですが…」

「ん？何？」

「その…顔やスタイルも変えてくれると嬉しいんですが…」

(そのままでも全然いいと思うけどなー)
「その代わり僕が決めてもいい？」

「はい、構いませんよ？」

「OK」
(ﾎﾞｿｯ)「珍しい色にしよ」

「ん？何か言いましたか？」

「ううん何も言ってないよー新しい顔は向こうに行ってからのお楽しみってことで」

「分かりました、ありがとうございます」

「どういたしまして、あとチートも向こうで確認してね、僕とは神殿に来てくれたらいつでも話せるからねー待ってるよー」
 
「はい、必ず行きますね！お願いを聞いてもらってありがとうございました」

「どういたしまして、頑張ってね」
(感謝されることじゃないのに元はと言えば僕のせいで死んじゃったのにさいい人すぎるよね)
(あ、あの世界のことなんにも言ってない…忘れてたー！ま、いっかどうにかなるでしょあの人なら)