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二部【学園編】
作戦
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俺たちが『噂』を耳にしたその日の放課後、早速のお誘いがあった。メンツはジャイルズの取り巻きで、彼らのヤリ部屋へのご招待を、あろうことか教室前の廊下でいただいた。おつむは大丈夫なんだろうか。
「お断りします」
にこりと微笑んで返すと、「そんなこと言うなよ」「満足できてないんだろ」などと言いながら俺の腕を掴もうと手を伸ばしてくる。本当にロクなこと吹き込まれてないな。他人から聞いたことを確認もせず訳知り顔で迫ってくるあたり、もうどうしようもなく君ら本人の過失だけどね。
俺は彼らに触れられる瞬間にタイミングを合わせ、強めに防御結界を発動した。バチン!とブレーカーが落ちた時のような音がして、「いてぇっ」と大げさな声を上げた取り巻きたちが後ずさる。よし、いい感じの静電気が出たぞ。
「初日に、魔術師団長と副団長の庇護を受けている、と説明がありましたよね。魔術師団最強の二人が、自分たちの所有物を他人に触れさせるとでも思っているのですか?」
噛んでしまいそうなセリフを言いながら、俺はさらりと右サイドの髪をかき上げた。右耳にあるのは、夜色の宝石をあしらった金のイヤーカフ。名付けて、この紋どこ…じゃなくて『この耳飾りが目に入らぬか』作戦だ。
「まっ、まさかそれは…!殿下の…!」
まるで仕込みのような取り巻きAくんの反応に笑ってしまいそうだ。もうちょっとがんばれ、俺の気位の高い猫かぶり。
「俺は二人の魔力に守護されています。誰にも触れられないし、触れさせない。触れようとすることも許されません。先ほど発動した団長の結界で、ご理解いただけましたか?」
ホントは俺の結界だけどね。取り巻きA&Bくんは「おい、なんか話が違うぞ」「でもジャイルズ様が…」と慌てだした。この騒ぎにギャラリーも増えてきて、目立つのは恥ずかしいけど思惑通り。あとはお引き取り願うだけだ。
「まあソーヤさん!素晴らしいイヤーカフですわ!まるで殿下がご覧になっていらっしゃるような、美しい宝石ですわね。左はもしやセス様のお色ですの?差し支えなければぜひ拝見したいですわ!」
頬を染めながら前に出てきたのはニコールだ。あれ?これ仕込み?俺アドリブ苦手なんだけど。
「いいですよ。セスの守護の方が危険度が高いそうなので、申し訳ないですがその場から動かないでください」
左サイドの髪を耳にかけると、ニコールの後ろに女子生徒がわらわらと湧いて出た。名前が長くて忘れちゃったけど、グリーンがかったキャッツアイを見たニコールは「すてき…初めて見る宝石ですが、まさにセス様の瞳ですわね」とうっとりと呟く。やめて。うれしいけど照れる。照れると俺の猫いなくなるから。
「人多くなってきたしヤバイって」「でもよぉ…」なんて言い合いながらまごまごしているジャイルズの取り巻きたちに一瞬だけ冷たい目を向けた後、ニコールはとってもいい笑顔で言い放った。
「ソーヤさんは本当に、魔術師団長と副団長に愛されていらっしゃるのね」
きゃー、と上がった女子生徒たちの歓声の中、取り巻きA&Bくんはいなくなり、ついでに俺がかぶっていた猫もいなくなった。
やだもう、また耳まで熱いよ。
「と、いうことがありました」
「そうでしたか…がんばりましたね、ソーヤ」
くす、と笑ったセスが耳の裏側に口づける。
浅く湯を張った湯船の中でセスに背後から抱きしめられて、蒸れた吐息を漏らした俺はもう溶けてしまいそうだ。セスのセスは俺の中に納まっているが、お湯の浮力のせいか苦しいほど深くもなく、じっとしていてくれるのでひたすら心地よい。
「ただ噂自体を絶つのは難しいですから、第二、第三の動きもありそうですね。ソーヤの返り討ちにあうだけでしょうが、十分気を付けてください」
「ん…ン、は、ぁ…」
セスの手が優しく腕や太腿を揉むような手つきで撫でて行く。「剣術で慣れない筋肉を使ったでしょう?」と囁かれ、マッサージの気持ち良さより性的な快楽がじわりと広がった。
「もし集団に囲まれるような事があれば、左のイヤーカフに魔力を注いでください。麻痺の魔法が発動します。注ぎすぎれば範囲が広くなってしまいますが、麻痺なので死ぬことはありません。ソーヤの安全第一ですからね?」
「ふふ、はぁい」
死なないならいいかな、と思ってしまう俺は相当毒されてきている。セスは俺を内側から蕩けさせる甘い毒だ。甘えるように凭れかかって、俺はセスの頰に口づけた。
「私たちの頃の学園はまだ個人評価制ではなく、順位競争制でした。その分足の引っ張り合いも多かったのですよ」
「え、そうなん、アッ、あ…ん、ん、セス…っ」
セスが学園に通っていた10年前は、教科ももっと細かい上、定期テストで順位を競っていた。そうなると上を蹴落とせば自分の順位が上がると考える者が出てきたり、身分制度の弊害で、下位貴族や平民の子がいい成績を取ると、生意気だといじめられたりしたそうな。そんな暇あったら努力しろよって話だね。
「あっ、あん、セス…は、っん、だいじょぶ、だ…っあ!あぁっ」
湯船の中で俺を揺さぶりながら、「だから競争制をやめて個人評価制になったのですよ」と語るセスは、3年間ずっと首席だったとクラークが言っていた。侯爵家というバックボーンがあるとはいえ、首席の美少年が狙われないはずがない。
「かわいいソーヤ…私の心配をしてくれるのはあなただけですよ。よく呼び出されては囲まれたものです」
セスは懐かしむように呟いて、俺の首筋に吸い付いた。そこもセスが開発した性感帯だし、浮力のせいでランダムに突かれて、どうしようもなく気持ちいい。
「あん…いい…っ…あっ、ぅん、セスは…どう…あっ、あっ!」
セスはどう対処してたのか。尋ねたいのに、後ろから俺をぎゅっと抱きしめて、結合部を固定し奥をぐりぐりされて声にならない。いや、喘ぎ声なら出てるけど。
「ああ…私を囲んできた輩はもちろん…」
耳元で色っぽい溜め息を吐きながら、セスの声が続く。でも腰を回されながら乳首と股間を同時に弄られると、言葉の意味がすっぽ抜けてしまいそうだ。お願い待ってセス。手加減して。
「みなさま、メスにして差し上げましたよ…く、ソーヤ、そんなに締めては、は…っ…」
「あぁんっ、セス、やぁ…っ、メスって…!あっ、あっ、イっちゃうっ、ああっ!」
メスにした?!メスにしたってなにそれどういうこと!
俺の疑問はセスが放った熱い飛沫に溶かされ、「のぼせてはいけないので続きはベッドに行きましょうね」と囁く声にただこくこくと頷いた。いやでもこれきっと聞かない方が幸せな話だと思うし。うん、絶対そう。
俺がセスの首に両腕を回すと当然のように抱き上げられ、乾燥の魔法をかけられながらベッドへ運ばれていった。
「お断りします」
にこりと微笑んで返すと、「そんなこと言うなよ」「満足できてないんだろ」などと言いながら俺の腕を掴もうと手を伸ばしてくる。本当にロクなこと吹き込まれてないな。他人から聞いたことを確認もせず訳知り顔で迫ってくるあたり、もうどうしようもなく君ら本人の過失だけどね。
俺は彼らに触れられる瞬間にタイミングを合わせ、強めに防御結界を発動した。バチン!とブレーカーが落ちた時のような音がして、「いてぇっ」と大げさな声を上げた取り巻きたちが後ずさる。よし、いい感じの静電気が出たぞ。
「初日に、魔術師団長と副団長の庇護を受けている、と説明がありましたよね。魔術師団最強の二人が、自分たちの所有物を他人に触れさせるとでも思っているのですか?」
噛んでしまいそうなセリフを言いながら、俺はさらりと右サイドの髪をかき上げた。右耳にあるのは、夜色の宝石をあしらった金のイヤーカフ。名付けて、この紋どこ…じゃなくて『この耳飾りが目に入らぬか』作戦だ。
「まっ、まさかそれは…!殿下の…!」
まるで仕込みのような取り巻きAくんの反応に笑ってしまいそうだ。もうちょっとがんばれ、俺の気位の高い猫かぶり。
「俺は二人の魔力に守護されています。誰にも触れられないし、触れさせない。触れようとすることも許されません。先ほど発動した団長の結界で、ご理解いただけましたか?」
ホントは俺の結界だけどね。取り巻きA&Bくんは「おい、なんか話が違うぞ」「でもジャイルズ様が…」と慌てだした。この騒ぎにギャラリーも増えてきて、目立つのは恥ずかしいけど思惑通り。あとはお引き取り願うだけだ。
「まあソーヤさん!素晴らしいイヤーカフですわ!まるで殿下がご覧になっていらっしゃるような、美しい宝石ですわね。左はもしやセス様のお色ですの?差し支えなければぜひ拝見したいですわ!」
頬を染めながら前に出てきたのはニコールだ。あれ?これ仕込み?俺アドリブ苦手なんだけど。
「いいですよ。セスの守護の方が危険度が高いそうなので、申し訳ないですがその場から動かないでください」
左サイドの髪を耳にかけると、ニコールの後ろに女子生徒がわらわらと湧いて出た。名前が長くて忘れちゃったけど、グリーンがかったキャッツアイを見たニコールは「すてき…初めて見る宝石ですが、まさにセス様の瞳ですわね」とうっとりと呟く。やめて。うれしいけど照れる。照れると俺の猫いなくなるから。
「人多くなってきたしヤバイって」「でもよぉ…」なんて言い合いながらまごまごしているジャイルズの取り巻きたちに一瞬だけ冷たい目を向けた後、ニコールはとってもいい笑顔で言い放った。
「ソーヤさんは本当に、魔術師団長と副団長に愛されていらっしゃるのね」
きゃー、と上がった女子生徒たちの歓声の中、取り巻きA&Bくんはいなくなり、ついでに俺がかぶっていた猫もいなくなった。
やだもう、また耳まで熱いよ。
「と、いうことがありました」
「そうでしたか…がんばりましたね、ソーヤ」
くす、と笑ったセスが耳の裏側に口づける。
浅く湯を張った湯船の中でセスに背後から抱きしめられて、蒸れた吐息を漏らした俺はもう溶けてしまいそうだ。セスのセスは俺の中に納まっているが、お湯の浮力のせいか苦しいほど深くもなく、じっとしていてくれるのでひたすら心地よい。
「ただ噂自体を絶つのは難しいですから、第二、第三の動きもありそうですね。ソーヤの返り討ちにあうだけでしょうが、十分気を付けてください」
「ん…ン、は、ぁ…」
セスの手が優しく腕や太腿を揉むような手つきで撫でて行く。「剣術で慣れない筋肉を使ったでしょう?」と囁かれ、マッサージの気持ち良さより性的な快楽がじわりと広がった。
「もし集団に囲まれるような事があれば、左のイヤーカフに魔力を注いでください。麻痺の魔法が発動します。注ぎすぎれば範囲が広くなってしまいますが、麻痺なので死ぬことはありません。ソーヤの安全第一ですからね?」
「ふふ、はぁい」
死なないならいいかな、と思ってしまう俺は相当毒されてきている。セスは俺を内側から蕩けさせる甘い毒だ。甘えるように凭れかかって、俺はセスの頰に口づけた。
「私たちの頃の学園はまだ個人評価制ではなく、順位競争制でした。その分足の引っ張り合いも多かったのですよ」
「え、そうなん、アッ、あ…ん、ん、セス…っ」
セスが学園に通っていた10年前は、教科ももっと細かい上、定期テストで順位を競っていた。そうなると上を蹴落とせば自分の順位が上がると考える者が出てきたり、身分制度の弊害で、下位貴族や平民の子がいい成績を取ると、生意気だといじめられたりしたそうな。そんな暇あったら努力しろよって話だね。
「あっ、あん、セス…は、っん、だいじょぶ、だ…っあ!あぁっ」
湯船の中で俺を揺さぶりながら、「だから競争制をやめて個人評価制になったのですよ」と語るセスは、3年間ずっと首席だったとクラークが言っていた。侯爵家というバックボーンがあるとはいえ、首席の美少年が狙われないはずがない。
「かわいいソーヤ…私の心配をしてくれるのはあなただけですよ。よく呼び出されては囲まれたものです」
セスは懐かしむように呟いて、俺の首筋に吸い付いた。そこもセスが開発した性感帯だし、浮力のせいでランダムに突かれて、どうしようもなく気持ちいい。
「あん…いい…っ…あっ、ぅん、セスは…どう…あっ、あっ!」
セスはどう対処してたのか。尋ねたいのに、後ろから俺をぎゅっと抱きしめて、結合部を固定し奥をぐりぐりされて声にならない。いや、喘ぎ声なら出てるけど。
「ああ…私を囲んできた輩はもちろん…」
耳元で色っぽい溜め息を吐きながら、セスの声が続く。でも腰を回されながら乳首と股間を同時に弄られると、言葉の意味がすっぽ抜けてしまいそうだ。お願い待ってセス。手加減して。
「みなさま、メスにして差し上げましたよ…く、ソーヤ、そんなに締めては、は…っ…」
「あぁんっ、セス、やぁ…っ、メスって…!あっ、あっ、イっちゃうっ、ああっ!」
メスにした?!メスにしたってなにそれどういうこと!
俺の疑問はセスが放った熱い飛沫に溶かされ、「のぼせてはいけないので続きはベッドに行きましょうね」と囁く声にただこくこくと頷いた。いやでもこれきっと聞かない方が幸せな話だと思うし。うん、絶対そう。
俺がセスの首に両腕を回すと当然のように抱き上げられ、乾燥の魔法をかけられながらベッドへ運ばれていった。
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