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080話 -六道ダンジョン 2-
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「思い出しました。思い出しましたとも!!」
通路での戦闘中、俺は何を忘れていたのかを思い出した。その事を思い出した俺はすぐさまジョブを変え、邪魔をしてくる魔物をなぎ倒していく。
忘れていた事と言うのは、このダンジョンでは剣が装備できないというものだ。前衛にいた俺が魔物を発見し蹴散らそうと意気込んで突っ込んだのだが、その時に気付いた。俺が特攻し、アタフタしているのを見たチカ達が支援をしてくれたのだが、正直恥ずかしかった。
『野郎!ぶっ殺してやる!!』とか思ってたけど、実際は剣が装備出来なくてアタフタするっていう、MMOだったらボロクソ叩かれる行為をしたからだった。
「敵が多いねー。でも弱っちい!」
「この様子だと陣形は必要無い」
「まだ入り口周辺よ?その考えは尚早ね」
扉を抜けると大きく開けた場所に出た。そこには大量に魔物がおり、丸腰で出て行った俺を殺すべく襲いかかってきていた。しかし、ただ剣が装備出来ないだけであって、防具は最強だ。傷一つ付かないと理解しているが、やはり慌てると無様な醜態を晒してしまう。そんな時にチカ達が俺の周辺を削ってくれたので非常に助かった。
「それにしても多いわね……。これって狩場かしら?」
「どーでも良いけど、弱いと狩っても意味無いよね!」
「ならボクがこの部屋全体に魔法を放つ」
「アルス様にダメージが入るわよ?」
「大丈夫。ただの弱い魔法だから。それにマスターにボク達の攻撃が通用するはずない」
「……え?ちょっ、まっ----
突如暴風が吹き起こり俺はその風に煽られ転倒する。ダメージこそ入らなかったが、凄く焦ったのは否定しない。……だってナナの装備には魔法攻撃力+600%されてるんだぜ?カンストしてるから弱くても俺にダメージが入る可能性はあるんだぞ!
「……やはりマスターには効いてない」
「…ご主人様は転けてるけど?」
ナナの魔法によりこのフロアの魔物は殲滅できた。
「アルス様、お怪我は?」
「大丈夫……!大丈夫だよ……」
「ご主人様ぁー。なんで剣を装備してないの??」
「ボクも気になった。マスターが何故か肉弾戦をしていたから」
「そ、それはだな………実は前に潜った時に知ったんだけど、このダンジョンでは剣が装備出来ない……つーか、むしろ戦士系統のジョブも出来なかったんだよね」
「……それは本当ですか?」
「あぁ。つーてもさっき気付いたんだけどさ……。良かったよ、思い出して」
「マスターは意外とおバカさん」
「ご主人様はドジっ子属性なんだね!」
「ち、ちがわい!!」
殲滅した後、ドロップ品が無いかを確認した後、俺達は歩き始める。あれだけ倒してドロップ品は全く無かったので、多分ドロップはしないんだろうな。
「マスター。階段がある」
「んじゃ降りるか」
「隊列はこのままでも?」
「んー……組む必要は当分なさそうだな」
「やっぱり弱っちい?」
「俺達ほどの強さだったら余裕過ぎるぐらいだよ」
「でもマスターは傷だらけだった」
「あぁ、アレはアスラっていうボスと戦ったからだよ。流石に一人ではキツ過ぎる」
「一人?ソニアがいたのでは?」
階段を降りながらチカ達と喋る。
「居たけど、ソニアの実力だと瞬殺されるだろ。守りながらの戦いだったからマジでキツかった」
「「「守りながら???」」」
何故かチカ達がハモり俺をジッと見つめる。
「いや、だってソニアは王女だし死なせたらヤベーだろ?課金アイテムもふんだんに使ったんだけどさぁ……」
「……だけど、とは?」
「アイツに『ここから絶対に出るな』って言ったんだけど出てきちゃってさ。お陰で滅茶苦茶焦ったよ。……まぁアスラには勝てたから良かったんだけど……どうやら俺は死にかけたらしいぞ?」
「「「??!!!!!」」」
「記憶にはねぇんだけど……剣がぶっ刺さってたみたいだぜ?」
チカ達に話しながら前を見て階段を降りて行く。場所が場所なだけに、次から次へと思い出せる。
「しっかし……ソロでアスラはマジキツかったよ…。あんな体験は2度とゴメンだね」
「ア、アルス様?今のお話はご冗談ですよね??」
「そ、そうだよ!ご主人様が死にかけるだなんてあり得ないもんねー!…………ハハハ…」
「マ、マスターは冗談のセンスが無い……」
「冗談だったら良いだろうけど、実際記憶失ってたからなぁ。…今の話はソニアから聞いたんだよ。……おっと。ここで終わりだな」
地味に長い階段を降り終えると、壁に燭台が2つ掛かっていた。そこに白色の扉がありゆっくりと開ける。
「通路か……。しかも一本道」
扉を開けると長い長い通路が延びていた。最初の通路よりかは壁がしっかりと舗装?されており、苔などは生えてなかった。
「うわっ?!」
通路に足を踏み入れようとしたとき、後ろに強く引かれる。たたらを踏み、何事かと振り返るとジト目のチカ達が居た。
「? どうした?」
「……アルス様。先の話なのですが……アルス様が死んだと言うのは本当ですか?」
「死んだらしい……が正確かな?使用済みのアイテムが転がってたし」
「どうしてそうなったのか聞いてもいーい?」
「アスラとソロで戦ったからだけど?」
「マスターはさっき『ソニアから聞いた』と言っていた。話を察するに、ソニアはマスターの言いつけを守らなかった様に聞こえたが?」
「あー……まぁそうだけど……」
「……ということはソニアの所為でアルス様は死んでしまったと?」
「………………ッ?!ち、違うぞ!?ソニアの所為じゃねーぞ!ソニアを守ろうとしただけだ!」
チカ達が何を言いたいのか察した俺はすぐさまソニアの所為では無いとチカ達に説明する。………いやまぁぶっちゃけるとソニアが勝手に出たのが悪いんだけど、それを守ろうと判断したのは俺だからね!死ぬ筈ないと思ってたしね。
「…なるほど。だからマスターは傷を負ってたのか」
「ソニアには後でじーーーーっくり話を聞かないとねぇ……」
「…それはこのダンジョンを出た後に話しましょう。ソニアへの罰も含めてね…」
「お、落ち着け!!ソニアだって悪気があったんじゃねーぞ!それに、俺が死にかけた理由は全能神を召喚したからだ!」
「それ程までに追い込まれている状況だったのに、ソニアは身の丈を弁えずオメオメと出てきた………という事か?」
「ちげぇよ!!もー!なんでそんなに怒るんだ!ソニアは悪気が無かったし、ソロで戦うのもギリギリだったんだって!だから、誰も悪くない!……はい!この話は終わり!!」
「………チカちゃん。後でソニアに聞こうね」
「ええ。『何があったのか』はちゃーんと知っておかないとね」
「ボクもそう思う」
「………絶対に喧嘩とか怒ったりするなよ!?」
静かに怒っている様子に慌てながら無理矢理話を変え、隊列を1列にして俺達は通路を進むのであった。
通路での戦闘中、俺は何を忘れていたのかを思い出した。その事を思い出した俺はすぐさまジョブを変え、邪魔をしてくる魔物をなぎ倒していく。
忘れていた事と言うのは、このダンジョンでは剣が装備できないというものだ。前衛にいた俺が魔物を発見し蹴散らそうと意気込んで突っ込んだのだが、その時に気付いた。俺が特攻し、アタフタしているのを見たチカ達が支援をしてくれたのだが、正直恥ずかしかった。
『野郎!ぶっ殺してやる!!』とか思ってたけど、実際は剣が装備出来なくてアタフタするっていう、MMOだったらボロクソ叩かれる行為をしたからだった。
「敵が多いねー。でも弱っちい!」
「この様子だと陣形は必要無い」
「まだ入り口周辺よ?その考えは尚早ね」
扉を抜けると大きく開けた場所に出た。そこには大量に魔物がおり、丸腰で出て行った俺を殺すべく襲いかかってきていた。しかし、ただ剣が装備出来ないだけであって、防具は最強だ。傷一つ付かないと理解しているが、やはり慌てると無様な醜態を晒してしまう。そんな時にチカ達が俺の周辺を削ってくれたので非常に助かった。
「それにしても多いわね……。これって狩場かしら?」
「どーでも良いけど、弱いと狩っても意味無いよね!」
「ならボクがこの部屋全体に魔法を放つ」
「アルス様にダメージが入るわよ?」
「大丈夫。ただの弱い魔法だから。それにマスターにボク達の攻撃が通用するはずない」
「……え?ちょっ、まっ----
突如暴風が吹き起こり俺はその風に煽られ転倒する。ダメージこそ入らなかったが、凄く焦ったのは否定しない。……だってナナの装備には魔法攻撃力+600%されてるんだぜ?カンストしてるから弱くても俺にダメージが入る可能性はあるんだぞ!
「……やはりマスターには効いてない」
「…ご主人様は転けてるけど?」
ナナの魔法によりこのフロアの魔物は殲滅できた。
「アルス様、お怪我は?」
「大丈夫……!大丈夫だよ……」
「ご主人様ぁー。なんで剣を装備してないの??」
「ボクも気になった。マスターが何故か肉弾戦をしていたから」
「そ、それはだな………実は前に潜った時に知ったんだけど、このダンジョンでは剣が装備出来ない……つーか、むしろ戦士系統のジョブも出来なかったんだよね」
「……それは本当ですか?」
「あぁ。つーてもさっき気付いたんだけどさ……。良かったよ、思い出して」
「マスターは意外とおバカさん」
「ご主人様はドジっ子属性なんだね!」
「ち、ちがわい!!」
殲滅した後、ドロップ品が無いかを確認した後、俺達は歩き始める。あれだけ倒してドロップ品は全く無かったので、多分ドロップはしないんだろうな。
「マスター。階段がある」
「んじゃ降りるか」
「隊列はこのままでも?」
「んー……組む必要は当分なさそうだな」
「やっぱり弱っちい?」
「俺達ほどの強さだったら余裕過ぎるぐらいだよ」
「でもマスターは傷だらけだった」
「あぁ、アレはアスラっていうボスと戦ったからだよ。流石に一人ではキツ過ぎる」
「一人?ソニアがいたのでは?」
階段を降りながらチカ達と喋る。
「居たけど、ソニアの実力だと瞬殺されるだろ。守りながらの戦いだったからマジでキツかった」
「「「守りながら???」」」
何故かチカ達がハモり俺をジッと見つめる。
「いや、だってソニアは王女だし死なせたらヤベーだろ?課金アイテムもふんだんに使ったんだけどさぁ……」
「……だけど、とは?」
「アイツに『ここから絶対に出るな』って言ったんだけど出てきちゃってさ。お陰で滅茶苦茶焦ったよ。……まぁアスラには勝てたから良かったんだけど……どうやら俺は死にかけたらしいぞ?」
「「「??!!!!!」」」
「記憶にはねぇんだけど……剣がぶっ刺さってたみたいだぜ?」
チカ達に話しながら前を見て階段を降りて行く。場所が場所なだけに、次から次へと思い出せる。
「しっかし……ソロでアスラはマジキツかったよ…。あんな体験は2度とゴメンだね」
「ア、アルス様?今のお話はご冗談ですよね??」
「そ、そうだよ!ご主人様が死にかけるだなんてあり得ないもんねー!…………ハハハ…」
「マ、マスターは冗談のセンスが無い……」
「冗談だったら良いだろうけど、実際記憶失ってたからなぁ。…今の話はソニアから聞いたんだよ。……おっと。ここで終わりだな」
地味に長い階段を降り終えると、壁に燭台が2つ掛かっていた。そこに白色の扉がありゆっくりと開ける。
「通路か……。しかも一本道」
扉を開けると長い長い通路が延びていた。最初の通路よりかは壁がしっかりと舗装?されており、苔などは生えてなかった。
「うわっ?!」
通路に足を踏み入れようとしたとき、後ろに強く引かれる。たたらを踏み、何事かと振り返るとジト目のチカ達が居た。
「? どうした?」
「……アルス様。先の話なのですが……アルス様が死んだと言うのは本当ですか?」
「死んだらしい……が正確かな?使用済みのアイテムが転がってたし」
「どうしてそうなったのか聞いてもいーい?」
「アスラとソロで戦ったからだけど?」
「マスターはさっき『ソニアから聞いた』と言っていた。話を察するに、ソニアはマスターの言いつけを守らなかった様に聞こえたが?」
「あー……まぁそうだけど……」
「……ということはソニアの所為でアルス様は死んでしまったと?」
「………………ッ?!ち、違うぞ!?ソニアの所為じゃねーぞ!ソニアを守ろうとしただけだ!」
チカ達が何を言いたいのか察した俺はすぐさまソニアの所為では無いとチカ達に説明する。………いやまぁぶっちゃけるとソニアが勝手に出たのが悪いんだけど、それを守ろうと判断したのは俺だからね!死ぬ筈ないと思ってたしね。
「…なるほど。だからマスターは傷を負ってたのか」
「ソニアには後でじーーーーっくり話を聞かないとねぇ……」
「…それはこのダンジョンを出た後に話しましょう。ソニアへの罰も含めてね…」
「お、落ち着け!!ソニアだって悪気があったんじゃねーぞ!それに、俺が死にかけた理由は全能神を召喚したからだ!」
「それ程までに追い込まれている状況だったのに、ソニアは身の丈を弁えずオメオメと出てきた………という事か?」
「ちげぇよ!!もー!なんでそんなに怒るんだ!ソニアは悪気が無かったし、ソロで戦うのもギリギリだったんだって!だから、誰も悪くない!……はい!この話は終わり!!」
「………チカちゃん。後でソニアに聞こうね」
「ええ。『何があったのか』はちゃーんと知っておかないとね」
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