100 / 286
100. ミッション
しおりを挟む「それでは、今日からの作戦を言うぞ!」
大食堂で食後のコーヒーを飲みながら、皆に今日からの作戦を伝達する。
「この朝食が終わったら、バハオウには『シルバーウルフ』に戻ってもらい、スパイ活動をしてもらう!」
「サイト君、僕はバハオウさんが『シルバーウルフ』に戻ってスパイ活動をするのは、もう無理のような気がするのだけど。
男から女になったのもそうだけど、なにより、バハオウさんの格好がいかにも、スパイしてますよ。て、いう格好になってるもん」
アンちゃんが、もっともな事を言う。
「それでも『シルバーウルフ』に行ってもらう。
男から女になったのは、うちのサディスティック·サイコ·ニャン娘に返り討ちにあい、チンコを笑いながらスライスされたと言えば、同情されるだろう。
このくノ一衣装にしても、男から女にされた後、意外に可愛く仕上がったから、アジトに連れて行かれ、一晩中慰み者にされたと言えば、なんとかなるんじゃないのか?
アジトで犯されまくって、皆が疲れて寝てしまった瞬間を見計らって、命カラガラ逃げて来たと言えば、何も問題無いだろ!
殆ど、間違ってないし」
「何でだろう……
サイト君に、改めて私達のやらかした所業を聞くと、私達は人として最低な鬼畜な人間に思えてくるな……」
アンちゃんが溜息をつきながら、落胆する。
「という訳だ! 頼むぞバハオウ!」
「ハッ! 御館様!」
いい! やはりくノ一衣装は正解だった!
セリフによく合う。
尚且つ、片膝付いて返事をしているので、俺の位置からバハオウを見ると、胸の谷間が強調されて、とてもエロいのだ。
鎖帷子をタンクトップ型にしてくれたのは、ガン爺さんのファインプレーだな。
流石に、世界一の防具職人なだけの事はある。
防御力だけでなく、美しさ、エロさまで追求するとは、本当に尊敬に値する。
短刀はドン爺さんの作品らしい。
俺の注文通り、切先のある片刃にしてくれた。
一応、日本刀のように中を柔らかく、外を硬くして欲しいと注文し、魔法じゃなくて炭で火を興し、鉄の表面に十分に炭素を浸透させながら鍛錬していき、急激に冷やせば、表面だけ硬くなるかも?
と、メモに書いておいたのだが、このよう完成しているという事は、ドン爺さんの納得した物ができているのだろう。
「おぉ……やっとるな!
どうじゃ! ワシの作った短刀は!
お前さんの言う通り、炭で火を興し、鉄を真っ赤になるまで熱して、急激に冷やしたら、本当に表面だけ硬くなったわい!
それから更に改良し、芯材を焼きの入らない鉄にし、周りに鋼をくっ付けてから、炭で浸炭焼入れしたら、更に丈夫になったわい!
下手をすれば、オリハルコンの硬いだけの剣より、折れにくく、斬れ味も上なのではないかと思う位の会心のデキなのじゃ!」
朝食を食べに大食堂に来たドン爺さんが、したり顔で、付き人のセクシーデーモン、ルルちゃんの胸を揉みしだきながら話しかけてきた。
「ウム、完璧そうだな。見た目も日本刀そのものだ!
この短刀の2倍程の長さで、もう少しだけ反りを入れたモノを、俺用に注文したいのだが」
「今日中は、流石に無理じゃな!
夜からその短刀を造り続け、完成した後も、ルルちゃんとヤリ続けていたので、とても眠いのじゃ!
今日は飯を食った後、すぐに眠る予定なので明日以降じゃな!」
ドン爺さんは、精も根も尽き果てたような表情をして答えた。
確かに、徹夜明けのオナニーやSEXは格別だからな……
「そんなに急いでないので、暇な時にでも作ってくれ!」
「了解じゃ!」
「それじゃあ、バハオウのステイタスを上げるとするか!
基本、剣豪職のスキルは持ってるようだから取り敢えず、影渡り、経験値2倍、咆哮、お掃除、必ずイカせる、入門魔法全書、恫喝、調教、影渡り、敵対心、防御力30%up、上級結界、移転装置、咆哮act2、捨て身、鉄拳を与えよう!」
「お……御館様……
スキルを与える事などできるのですか?
それもレアなスキルばかりです!」
バハオウが目を白黒させて驚いている。
「普通に可能だろ!
【族長】スキルを持っていたら訳ないと思うぞ!
ああ、そうだ。【族長】スキルをゴキ男爵にも与えておこう。
『シルバーウルフ』と事を構えるに当たって、『犬の尻尾秘密基地』の防御力を上げておきたいからな、ついでに、姫にも与えておくか!
姫は、ゴトウ族の長女として、【族長】スキル位は持っておかないといけないからな!」
「マスター! ありがとうございますです!
【族長】スキルで弟、妹達を益々強くして、マスターのお役にたつのです!」
姫が嬉しそうに御礼を言う。
「グランドマスター! 有り難き幸せです!
益々精進致します!」
どこからともなく現れたゴキ男爵が跪いて礼をし、足にキスをしてきた。
バハオウのステイタスを確認して見るか。
ゴトウ·バハオウ
剣王lv.12 くノ一lv.1
スキル;闘気、一撃、斬撃波、影渡り、経験値2倍、咆哮、お掃除、必ずイカせる、入門魔法全書、恫喝、調教、影渡り、敵対心、防御力30%up、上級結界、移転装置、咆哮act2、捨て身、鉄拳
殆ど、ブリトニーと同じスキルになってしまったが、良しとするか、何せ今から『シルバーウルフ』で隠密活動をしてもらわないといけないからな。
魔法も使えるようにしたし、上級結界まで与えたので、よっぽどの事がない限り簡単にはやられないだろう。
「よし、バハオウ!
これより、『シルバーウルフ』でのスパイ活動を宜しく頼むぞ!
危なくなったらすぐに、【影渡り】で逃げてくるんだぞ!
それから、ここの情報も幾らでも漏らしてよいからな!
作戦としては、『シルバーウルフ』にここを攻めさせて、返り討ちにする作戦だ!
バハオウの任務は、いつ何処に『シルバーウルフ』が仕掛けてくるかを探る事、ただそれだけだ!
それ以外の任務は無いので、軽い気持ちで事に当たれば良いからな!」
「ハッ! お任せ下さい御館様!
必ずや、御館様のお役に立ち、御館様の3番目の性奴隷になってみせます!」
バハオウは片膝を付き、軽くオッパイの谷間を強調しつつ、礼をして、忍者の様に、サッ!! と、消えた。
やはり異世界モノには、くノ一は必須だな。
何より、カッコイイし、エロい。
くノ一とSEX。考えただけで興奮する。
バハオウには必ず、俺の性奴隷になってもらわなければ!
なので、バハオウのミッションは失敗しないように、どこまでも簡単にしたのであった。
23
お気に入りに追加
2,685
あなたにおすすめの小説
【R18】転生?した先は、リアルよりもHな世界でした。
N.M.V
ファンタジー
注)本小説は、1話毎にエロシーンが御座います。嫌悪感を抱かれる方、苦手な方は閲覧をお控えください。
……そこはダンジョン奥深く、戦闘の狭間で休憩していたワタシは、パーティーメンバーの1人、後衛の魔法士にいきなり弱の麻痺魔法をかけられ、押し倒された。
「なに考えれんろのよ!!、やめれぇ!!」
麻痺のせいでろれつが回らない。
「テメェが、素直にヤラせてくれねーからだろ?」
他のメンバーに助けを求め視線を向けた。だけど、全員が下卑た笑いをしてる。コイツら全員最初からワタシを犯す気なんだ。
最悪だわ。
魔法士は、ワタシの装備を剥がし、その下の服を引き裂いて、下半身の下着を引きちぎった。
「ペナルティ食らうわよ……」
「そんなもん怖くねーよ、気持ち良けりゃイイんだよ」
魔法士はそう言ってズボンを下ろした。ギンギンに張ったサオを握りしめ、ワタシの股を割って腰を入れて来る。
「や、やめてぇ、いやぁん」
「好き者のくせに、カマトトぶるんじゃねーよ、最初に誘ったのはオメエじゃねーか」
強引なのは嫌なのよ!
魔法士のサオがワタシのアソコに当てがわれ、先っちょが入って来る。太くて硬い、リアルとは異なるモノが……
「や、いやっ、あっ、ああっ」
………
ワタシの名前は、「エム」
人類は平和だろうが戦争中だろうが、心に余裕があろうがなかろうが、生きるも死ぬも関係なしに、とにかく欲望のままにHをしたがる。
ワタシがプレイしていたゲームは、そんな人類の中で、人より頭がちょっと賢くてオカシなゲームマスターが
「とにかくHがしたい」
なーんて感じで娯楽を創造したんだと思う。
類い稀なるフルダイブ型エロゲー。世界設定は、剣と魔法のファンタジー、エロゲーだけあり、Hもできちゃう。
でも内容は本格的、一切の妥協はなし。
生と死の間、命のやりとり、バトルオブサスペンス!、世界も広い!、未踏の大地、拡張されるストーリー!、無限に広がるナントやら。
因みに、H出来るのは倫理上、人同士のみ。
ゴブリンに攫われてヤラレちゃうとかナンセンス。そんなのは他所でヤレ、です。
…そんなゲーム世界から、いきなり異世界に飛ばされてしまった不幸なワタシの物語です。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
序盤でボコられるクズ悪役貴族に転生した俺、死にたくなくて強くなったら主人公にキレられました。 え? お前も転生者だったの? そんなの知らんし
水間ノボル🐳
ファンタジー
↑「お気に入りに追加」を押してくださいっ!↑
★2024/2/25〜3/3 男性向けホットランキング1位!
★2024/2/25 ファンタジージャンル1位!(24hポイント)
「主人公が俺を殺そうとしてくるがもう遅い。なぜか最強キャラにされていた~」
『醜い豚』
『最低のゴミクズ』
『無能の恥晒し』
18禁ゲーム「ドミナント・タクティクス」のクズ悪役貴族、アルフォンス・フォン・ヴァリエに転生した俺。
優れた魔術師の血統でありながら、アルフォンスは豚のようにデブっており、性格は傲慢かつ怠惰。しかも女の子を痛ぶるのが性癖のゴミクズ。
魔術の鍛錬はまったくしてないから、戦闘でもクソ雑魚であった。
ゲーム序盤で主人公にボコられて、悪事を暴かれて断罪される、ざまぁ対象であった。
プレイヤーをスカッとさせるためだけの存在。
そんな破滅の運命を回避するため、俺はレベルを上げまくって強くなる。
ついでに痩せて、女の子にも優しくなったら……なぜか主人公がキレ始めて。
「主人公は俺なのに……」
「うん。キミが主人公だ」
「お前のせいで原作が壊れた。絶対に許さない。お前を殺す」
「理不尽すぎません?」
原作原理主義の主人公が、俺を殺そうとしてきたのだが。
※ カクヨム様にて、異世界ファンタジージャンル表紙入り。5000スター、10000フォロワーを達成!
【R18】抑圧された真面目男が異世界でハメを外してハメまくる話
黒丸
ファンタジー
※大変アダルトな内容です。
※最初の方は、女の子が不潔な意味で汚いです。苦手な方はご注意ください。
矢島九郎は真面目に生きてきた。
文武の両道に勤め、人の模範となるべく身を慎んで行いを正しくし生きてきた。
友人達と遊んでも節度を保ち、女子に告白されても断った。
そしてある日、気づいてしまう。
人生がぜんっぜん楽しくない!
本当はもっと好きに生きたい。
仲間と遊んではしゃぎ回り、自由気ままに暴力をふるい、かわいい娘がいれば後腐れなくエッチしたい。
エッチしたい!
もうネットでエグめの動画を見るだけでは耐えられない。
意を決し、進学を期に大学デビューを決意するも失敗!
新歓でどうはしゃいだらいいかわからない。
女の子とどう話したらいいかわからない。
当たり前だ。女の子と手をつないだのすら小学校が最後だぞ!
そして行き着くところは神頼み。
自分を変える切欠が欲しいと、ものすごく控えめなお願いをしたら、男が存在しないどころか男の概念すらない異世界に飛ばされました。
そんな彼が、欲望の赴くままにハメを外しまくる話。
【R18】童貞のまま転生し悪魔になったけど、エロ女騎士を救ったら筆下ろしを手伝ってくれる契約をしてくれた。
飼猫タマ
ファンタジー
訳あって、冒険者をしている没落騎士の娘、アナ·アナシア。
ダンジョン探索中、フロアーボスの付き人悪魔Bに捕まり、恥辱を受けていた。
そんな折、そのダンジョンのフロアーボスである、残虐で鬼畜だと巷で噂の悪魔Aが復活してしまい、アナ·アナシアは死を覚悟する。
しかし、その悪魔は違う意味で悪魔らしくなかった。
自分の前世は人間だったと言い張り、自分は童貞で、SEXさせてくれたらアナ·アナシアを殺さないと言う。
アナ·アナシアは殺さない為に、童貞チェリーボーイの悪魔Aの筆下ろしをする契約をしたのだった!
18禁NTR鬱ゲーの裏ボス最強悪役貴族に転生したのでスローライフを楽しんでいたら、ヒロイン達が奴隷としてやって来たので幸せにすることにした
田中又雄
ファンタジー
『異世界少女を歪ませたい』はエロゲー+MMORPGの要素も入った神ゲーであった。
しかし、NTR鬱ゲーであるためENDはいつも目を覆いたくなるものばかりであった。
そんなある日、裏ボスの悪役貴族として転生したわけだが...俺は悪役貴族として動く気はない。
そう思っていたのに、そこに奴隷として現れたのは今作のヒロイン達。
なので、酷い目にあってきた彼女達を精一杯愛し、幸せなトゥルーエンドに導くことに決めた。
あらすじを読んでいただきありがとうございます。
併せて、本作品についてはYouTubeで動画を投稿しております。
より、作品に没入できるようつくっているものですので、よければ見ていただければ幸いです!
死んだら男女比1:99の異世界に来ていた。SSスキル持ちの僕を冒険者や王女、騎士が奪い合おうとして困っているんですけど!?
わんた
ファンタジー
DVの父から母を守って死ぬと、異世界の住民であるイオディプスの体に乗り移って目覚めた。
ここは、男女比率が1対99に偏っている世界だ。
しかもスキルという特殊能力も存在し、イオディプスは最高ランクSSのスキルブースターをもっている。
他人が持っているスキルの効果を上昇させる効果があり、ブースト対象との仲が良ければ上昇率は高まるうえに、スキルが別物に進化することもある。
本来であれば上位貴族の夫(種馬)として過ごせるほどの能力を持っているのだが、当の本人は自らの価値に気づいていない。
贅沢な暮らしなんてどうでもよく、近くにいる女性を幸せにしたいと願っているのだ。
そんな隙だらけの男を、知り合った女性は見逃さない。
家で監禁しようとする危険な女性や子作りにしか興味のない女性などと、表面上は穏やかな生活をしつつ、一緒に冒険者として活躍する日々が始まった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる