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50. 鉄血の乙女
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「それでは、冒険者登録を行いますので、1階の受付に行って下さいませ!」
エーバル冒険者ギルドの職員に俺達は、指示される。
俺達は、そのまま1階受付に行き、俺とビー子は受付のお姉さんにA級冒険者の証である金色のブレスレットを受け取った。
ここは、冒険者ブレスレットを受け取り感動する所かもしれないが、俺とビー子は元々ダンジョンの中で、俺とビー子の前任者の悪魔が殺した冒険者のブレスレットを既に使用していたので、全く感動する事は無かった。
「羨ましいクモ」
どうやら、クモだけは羨ましいようだ。
女郎蜘蛛であるクモは、見た目は人型であるが、この世界では完全に魔物判定であるから冒険者にはなれないのだ。
「クモちゃんには、これね!」
アナ先生がクモに、アナ先生の使い魔だという事を示すブレスレットをクモに渡す。
登録使い魔だと示すアクセサリーには、色々なタイプの魔物に合わせて種類が沢山あるのだが、クモのアクセサリーは、人形用のブレスレットタイプのようだ。
ブレスレットは銅製の無料タイプの他に、お金を出せば銀製や金製、プラチナ製やらも売っている。
クモの登録使い魔のブレスレットは、俺達の冒険者ブレスレットに合わせて金製にした。
パッと見では、俺たちの冒険者ブレスレットと何ら変わらない。
近づいて、目を凝らせば分かる程度だ。
実際に、機能的には俺達冒険者が付けている冒険者ブレスレットと変わらないらしい。
ダンジョンの攻略済みの階段フロアーに張ってある上級結界は、冒険者ブレスレットがなければ入れないので、当たり前と言えば当たり前なのだが。
「嬉しいクモ! アナ好き!」
クモがいっそう、アナ先生の事が好きになったようだ。
俺達パーティーの百合要素が、益々強くなるな……
「それでは、エーサクさんとビー子さんの冒険者登録が終わりましたので、次にこの新規ギルド登録用紙の記入をお願い致します!」
エーバル冒険者の受付のお姉さんが、当初の俺達の目的だった、新たなギルドを作る用の登録用紙をアナ先生に渡した。
どうやら新たにギルドを作るには、団長と副団長を決めなくてはならないらしい。
アナ先生は、迷わず登録用紙の団長を記入する欄に、俺の名前を書こうとする。
俺は、慌ててアナ先生の腕を掴む。
そして、アナ先生の耳元でエーバル冒険者ギルドの冒険者達に聞かれないように小声で、
『アナ先生、団長はアナ先生じゃないとダメですよ!
悪魔である僕なんかが団長なんかになってしまっては、のちのち面倒になるかもしれませんよ!』
『しかし私の主は、エー君だ!
騎士である私が、主より上の地位に付くなどできぬ!』
アナ先生の騎士道精神が炸裂する。
アナ先生は、いつもはただのエロ伝道師なのだが、騎士道精神だけにはうるさいのだ。
『そしたら、これはプレイです!
恥辱を耐えるのが正しい、女騎士の在り方だと思うのですが。
自分より地位が低いものに仕えるのは、騎士としては有り得ない事かもしれませんが、女騎士の場合は有りです!
有り得ない恥ずかしめを受けるのが、女騎士の正しい在り方ですからね!』
『クッ!! 確かに、そうかもしれぬ!
分かった!
そしたら私は身をもって、主より身分が高くなってしまうという、普通の騎士では到底受け入れられない処遇を受け入れようぞ!』
アナ先生が、あちらの世界の間違った女騎士の在り方に毒されていて助かった。
この世界は、あちらの世界の『なろう系小説』に相当影響を受けているようだ。
アナ先生は、新規ギルド登録用紙の団長欄に自分の名前を、そして副団長の名前欄に俺の名前、エーサクと記入した。
「これで登録を頼む!」
アナ先生は、他の欄もスラスラと記入して、エーバル冒険者ギルドの受付お姉さんに登録用紙を渡した。
「えぇっと、団長はアナさんで、副団長がエーサクさんでよろしいですね!」
「間違いない!」
アナ先生が、たわわな胸を張り答える。
「ギルド名は『鉄血の乙女』で宜しかったですか?」
「勿論だ! 私は鉄の腕と足を与えてくれたエー君の騎士として、エー君の覇業を邪魔する奴らを全て血祭りにあげると誓ったのだ!
『鉄血の乙女』というギルド名は、登録用紙を書いていると、勝手に頭に浮かんだ名前だ!
私の思いを体現している良いギルド名だと思う!」
アナ先生は、自信満々に言い放つ。
どうやらアナ先生は、勝手にギルド名を決めてしまったようだ。
正直、俺はギルド名などどうでも良いのだが、アナ先生が俺の騎士であるという秘密を皆にバラしてしまうのは頂けない……
「アナ! カッコイイぞぉ~」
「素敵な名前クモ!」
ビー子とクモは、『鉄血の乙女』というギルド名を気に入っているようだ。
「アナさんらしいギルド名ですね!」
冒険者ギルドの受付のお姉さんも呼応する。
「アナ、良い名前じゃないかい!」
「アナの嬢ちゃんが、自分のギルドを作るようになるなんて、ヒック」
センコーさんも祝福してくれている。
バルトさんも号泣しながら鼻水を垂らしている。
よっぽど、アナ先生の事を気にかけてたようだ。
バルトさん的には、アナ先生の父親の気分なのだろう。
「 アナ、頑張れよ!」
「エーサク、アナさんを頼むぞ!」
「冒険者試験を見た限り、アナが連れて来た悪魔達は相当な実力なようなので、安心だな!」
「女郎蜘蛛の美人さんも、ただならぬ存在感を発してるので、やっぱり強いんだろうな!」
どうやらエーバルの冒険者達は、アナ先生が俺の騎士だという事は、全く気にしてないようだ。
というか、完全スルーである。
そもそもこのエーバルの冒険者達は、アナ先生がれっきとしたフレシア王国の騎士の家柄のお嬢様とは知らないし、全く騎士とかに興味が無いのかもしれない。
まあ取り敢えず、俺とビー子が冒険者に、クモがアナ先生の使い魔に登録された事により、ダンジョンから出ても冒険者に殺される心配が無くなったので良しとしよう。
これからは、ダンジョンに来る冒険者にビクビクしないで良いのだ!
そう、俺は、遂に自由を手に入れたのだ。
エーバル冒険者ギルドの職員に俺達は、指示される。
俺達は、そのまま1階受付に行き、俺とビー子は受付のお姉さんにA級冒険者の証である金色のブレスレットを受け取った。
ここは、冒険者ブレスレットを受け取り感動する所かもしれないが、俺とビー子は元々ダンジョンの中で、俺とビー子の前任者の悪魔が殺した冒険者のブレスレットを既に使用していたので、全く感動する事は無かった。
「羨ましいクモ」
どうやら、クモだけは羨ましいようだ。
女郎蜘蛛であるクモは、見た目は人型であるが、この世界では完全に魔物判定であるから冒険者にはなれないのだ。
「クモちゃんには、これね!」
アナ先生がクモに、アナ先生の使い魔だという事を示すブレスレットをクモに渡す。
登録使い魔だと示すアクセサリーには、色々なタイプの魔物に合わせて種類が沢山あるのだが、クモのアクセサリーは、人形用のブレスレットタイプのようだ。
ブレスレットは銅製の無料タイプの他に、お金を出せば銀製や金製、プラチナ製やらも売っている。
クモの登録使い魔のブレスレットは、俺達の冒険者ブレスレットに合わせて金製にした。
パッと見では、俺たちの冒険者ブレスレットと何ら変わらない。
近づいて、目を凝らせば分かる程度だ。
実際に、機能的には俺達冒険者が付けている冒険者ブレスレットと変わらないらしい。
ダンジョンの攻略済みの階段フロアーに張ってある上級結界は、冒険者ブレスレットがなければ入れないので、当たり前と言えば当たり前なのだが。
「嬉しいクモ! アナ好き!」
クモがいっそう、アナ先生の事が好きになったようだ。
俺達パーティーの百合要素が、益々強くなるな……
「それでは、エーサクさんとビー子さんの冒険者登録が終わりましたので、次にこの新規ギルド登録用紙の記入をお願い致します!」
エーバル冒険者の受付のお姉さんが、当初の俺達の目的だった、新たなギルドを作る用の登録用紙をアナ先生に渡した。
どうやら新たにギルドを作るには、団長と副団長を決めなくてはならないらしい。
アナ先生は、迷わず登録用紙の団長を記入する欄に、俺の名前を書こうとする。
俺は、慌ててアナ先生の腕を掴む。
そして、アナ先生の耳元でエーバル冒険者ギルドの冒険者達に聞かれないように小声で、
『アナ先生、団長はアナ先生じゃないとダメですよ!
悪魔である僕なんかが団長なんかになってしまっては、のちのち面倒になるかもしれませんよ!』
『しかし私の主は、エー君だ!
騎士である私が、主より上の地位に付くなどできぬ!』
アナ先生の騎士道精神が炸裂する。
アナ先生は、いつもはただのエロ伝道師なのだが、騎士道精神だけにはうるさいのだ。
『そしたら、これはプレイです!
恥辱を耐えるのが正しい、女騎士の在り方だと思うのですが。
自分より地位が低いものに仕えるのは、騎士としては有り得ない事かもしれませんが、女騎士の場合は有りです!
有り得ない恥ずかしめを受けるのが、女騎士の正しい在り方ですからね!』
『クッ!! 確かに、そうかもしれぬ!
分かった!
そしたら私は身をもって、主より身分が高くなってしまうという、普通の騎士では到底受け入れられない処遇を受け入れようぞ!』
アナ先生が、あちらの世界の間違った女騎士の在り方に毒されていて助かった。
この世界は、あちらの世界の『なろう系小説』に相当影響を受けているようだ。
アナ先生は、新規ギルド登録用紙の団長欄に自分の名前を、そして副団長の名前欄に俺の名前、エーサクと記入した。
「これで登録を頼む!」
アナ先生は、他の欄もスラスラと記入して、エーバル冒険者ギルドの受付お姉さんに登録用紙を渡した。
「えぇっと、団長はアナさんで、副団長がエーサクさんでよろしいですね!」
「間違いない!」
アナ先生が、たわわな胸を張り答える。
「ギルド名は『鉄血の乙女』で宜しかったですか?」
「勿論だ! 私は鉄の腕と足を与えてくれたエー君の騎士として、エー君の覇業を邪魔する奴らを全て血祭りにあげると誓ったのだ!
『鉄血の乙女』というギルド名は、登録用紙を書いていると、勝手に頭に浮かんだ名前だ!
私の思いを体現している良いギルド名だと思う!」
アナ先生は、自信満々に言い放つ。
どうやらアナ先生は、勝手にギルド名を決めてしまったようだ。
正直、俺はギルド名などどうでも良いのだが、アナ先生が俺の騎士であるという秘密を皆にバラしてしまうのは頂けない……
「アナ! カッコイイぞぉ~」
「素敵な名前クモ!」
ビー子とクモは、『鉄血の乙女』というギルド名を気に入っているようだ。
「アナさんらしいギルド名ですね!」
冒険者ギルドの受付のお姉さんも呼応する。
「アナ、良い名前じゃないかい!」
「アナの嬢ちゃんが、自分のギルドを作るようになるなんて、ヒック」
センコーさんも祝福してくれている。
バルトさんも号泣しながら鼻水を垂らしている。
よっぽど、アナ先生の事を気にかけてたようだ。
バルトさん的には、アナ先生の父親の気分なのだろう。
「 アナ、頑張れよ!」
「エーサク、アナさんを頼むぞ!」
「冒険者試験を見た限り、アナが連れて来た悪魔達は相当な実力なようなので、安心だな!」
「女郎蜘蛛の美人さんも、ただならぬ存在感を発してるので、やっぱり強いんだろうな!」
どうやらエーバルの冒険者達は、アナ先生が俺の騎士だという事は、全く気にしてないようだ。
というか、完全スルーである。
そもそもこのエーバルの冒険者達は、アナ先生がれっきとしたフレシア王国の騎士の家柄のお嬢様とは知らないし、全く騎士とかに興味が無いのかもしれない。
まあ取り敢えず、俺とビー子が冒険者に、クモがアナ先生の使い魔に登録された事により、ダンジョンから出ても冒険者に殺される心配が無くなったので良しとしよう。
これからは、ダンジョンに来る冒険者にビクビクしないで良いのだ!
そう、俺は、遂に自由を手に入れたのだ。
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