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455. 神童爆誕

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「ハイ! これ、テンガのコントローラーです!
 ご主人様がイキ失神してる間に、元々ご主人様が装着していたビキニアーマーを、オリ姫に完全トレースさせたので、コントローラーが使えるようになりました!」

 シロが、イキ失神から目覚めた俺に、テンガのコントローラーを渡してきた。

「俺に、テンガコントローラーを与えちゃうのか……」

「ハイ! 僕、ご主人様と一緒に、学校に行けませんので!」

「こんなの与えられたら、毎日、オ〇ニーしちゃうじゃないかよ!」

「そこは、自分で考えて自制して下さい!」

「俺、9歳の幼女なんだぞ! 9歳の幼女に自制なんて出来る筈ないだろ!」

「まあ、そのうち飽きますよ!」

「そんなの嘘だ! オ〇ニー覚えたての男子中学生は、暇さえあればオ〇ニーしまくるって決まってるんだよ!」

 俺は、過去の経験から断言する。

「ご主人様は、女の子で、9歳だから大丈夫ですって!」

「9歳なら、なお悪い! 子供っていうのは、夢中になると眠くなるまでヤリ続けるんだぞ!」

「子供って、そんなに集中力ありますかね?」

「俺は有る! 何せ俺は、精神と時の部屋での1000年間の修行に耐えた男だぞ!」

「確かに、ご主人様は、やる時はやる男じゃなくて、幼女だから、毎日オ〇ニーをし続けるかもしれません!」

「だろ!」

 俺は、エッヘンと、まな板の胸を張る。

「だけど、それって、自信満々に言う事ですか?」

「エッ? 男子中学生は、『昨日、オ〇ニー3回しちゃったよ! テヘヘヘヘヘヘ』とか、普通に自慢するぞ!」

「それは、ご主人様が通ってた中学校だけじゃないですか?
 まあ、それはどうでも良いですけど、普通、女の子は、昨日、3回もオ〇ニーしたとか言いませんから!」

「そうなのか?」

「そうですよ! ご主人様は、ちょっとは、女性を学んで下さい!
 ご主人様みたいに、口が悪い幼女なんか、普通いませんからね!」

「今更、喋り方なんか、変えられるかよ!
 俺は、今世も、前世も、前前世も男だったんだよ!」

「なら、前前世は、ロシア帝国の王子だったんですから、もうちょっと王子らしい丁寧な言葉遣いも出来るんじゃないですか?」

「馬鹿野郎! 前前世の記憶なんて、殆ど、全く覚えてないんだよーー!
 それに思い出しても、悲しい記憶しか無いだろうが!」

「そうでした……ご主人様の前前世は、悲し過ぎる過去だったんですよね……。
 すみません、今回は、僕が悪かっです」

「分かればいい!」

 俺は、ここぞとばかりに、度量が大きいご主人様をアピールしてやる。

「取り敢えずは、今より少しだけ、言葉遣いをなんとかして下さい。
 一応、王族代表として、サセックス帝国学校に入学するんですからね!」

 シロが、お母さんのように小言を言ってきた。

「そんな事、分かってるわい!
 そんな事より、俺って入学試験しなくていいのか?」

 俺は、とても気になってた事を聞いてみる。

「王族なので、免除です!」

「だけど、裏口入学のような不正は駄目だろ?」

 小心者の俺は、不安になってくる。
 王族特権を振りかざす王族なんて、ろくなもんじゃないのだ。
 最終的に革命が起こり、待っているのは、ギロチン。

「ご主人様なら、100点満点とれますよ!」

「何だって! 子供になって、大人の時よりアホになってしまった俺でも、100点とれるなんて、どんだけレベルが低い試験なんだよ!」

「まあ、この世界の学力は、地球の中世レベルですからね!
 因みに、試験は3種類あって、歴史と小学生レベルの算数の筆記試験か、魔法実技試験、それから、筆記試験と魔法実技試験との半々で行う試験ですね!」

 シロが、端折って教えてくれた。

「確かに、小学生レベルの算数と、得意な歴史なら100点とれちゃうな!」

「そうです! ご主人様は、案外、この世界では何もしなくても神童だったんですよ!
 まあ、言動と行動がアホ過ぎるから、馬鹿に見えちゃいますけどね!」

 シロが、久しぶりに、必殺の褒めディスりを炸裂させた。

 ーーー

 てな訳で、今回9歳になった、セドリック改め、セイコ改め、神童リコちゃんのステータスです。

 種族: パーフェクト・バンパイア lv.1
 職業: 勇者
 称号: 不死者、俺っ娘、神童?、オ〇ニー大好き幼女
 スキル: 超隠蔽、不死、鑑定、浮遊
 魔法: 第3階位光属性魔法。第3階位火属性魔法。第3階位闇属性魔法。第3階位風属性魔法。
 力 55
 運 50
 HP 120
 MP 120

 セイコさんの時は、レッサーバンパイアだったけど、今回は、神童を目指すという事で、パーフェクト・バンパイアに格上げになりました。

 神童に?が付いてるのが、気になる所です。
 女の子なのに、オ〇ニー大好き幼女というのは、頂けませんね!
 何故か、浮遊スキルは使えるようです。
 超隠蔽スキルも残ってますね。

 という訳で、恥ずかしいオ〇ニー大好き幼女と、神童の?の部分を、超隠蔽スキルで修正します!

 で、修正済みのステータスはこんな感じ。

 種族: パーフェクト・バンパイア lv.1
 職業: 勇者
 称号: 不死者、俺っ娘、神童
 スキル: 超隠蔽、不死、鑑定、浮遊
 魔法: 第3階位光属性魔法。第3階位火属性魔法。第3階位闇属性魔法。第3階位風属性魔法。
 力 55
 運 50
 HP 120
 MP 120

 王族らしい、完璧なステータスになりました!

 てな訳で、明日から、

『骨から始まる異世界転生~オ〇ニー好きな神童幼女、エロい知識で世界を救う!』が、スタートします!

 ……嘘です。

 ーーー

 ここまで読んで下さりありがとうございます。
 面白かったら、お気に入りにいれてね!
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